JPS6334236A - 4輪駆動装置 - Google Patents
4輪駆動装置Info
- Publication number
- JPS6334236A JPS6334236A JP17921986A JP17921986A JPS6334236A JP S6334236 A JPS6334236 A JP S6334236A JP 17921986 A JP17921986 A JP 17921986A JP 17921986 A JP17921986 A JP 17921986A JP S6334236 A JPS6334236 A JP S6334236A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel drive
- torque
- wheel
- condition
- planetary gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims abstract description 15
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- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 2
- 101000998146 Homo sapiens Interleukin-17A Proteins 0.000 description 1
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- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、横置型エンジン等を搭載し、レンターデフ
を備えるフルタイム式4輪駆i1i++車において、前
、後輪の駆動トルク配分を任意に制御して、操縦性・安
定性および走行性能を、目的または好みに応じて変化さ
せることが可能ぺ4輪駆動装置に関する。
を備えるフルタイム式4輪駆i1i++車において、前
、後輪の駆動トルク配分を任意に制御して、操縦性・安
定性および走行性能を、目的または好みに応じて変化さ
せることが可能ぺ4輪駆動装置に関する。
従来、センターデフ付の4輪駆動車に関しては、例えば
特開昭55−72420号公報に示されるように、ゼン
ターデフ装買にディファレンシャルギX2を用い、その
作動制限用としてiンターデ7装置をロック覆るドッグ
クラッチを設けたものがある。
特開昭55−72420号公報に示されるように、ゼン
ターデフ装買にディファレンシャルギX2を用い、その
作動制限用としてiンターデ7装置をロック覆るドッグ
クラッチを設けたものがある。
ところで、上記先行技術の構成のものにあって番よ、レ
ンターデフとしての)′イフンン1ノンシャルギャ装置
は、機構上2つのサイドギヤの径が同一になっているた
め、前、後輪の駆#J1ヘルク配分は常に略等分になる
。従って、その駆動トルク配分を積極的に変化さ1する
ことはできなかった。またドッグクラッチは、前、後輪
の一方が空転した場合の緊急脱出用どして、ディファレ
ンシャルギヤ装置を一体的にロックするデフロック機能
を有りるにすぎなかった。 ここで4輪駆動車では、前輪側トルク−「Fおよび後輪
側トルクTRのトルク配分を各種走行条件に基づいて変
化させると、走り性能ニス外に旋回+1゜安定性などの
操縦性・安定性も向上させ得ることが知られている。そ
こで、レンターデフ付のフルタイム式4輪駆動車におい
ても、トルク配分を積極的に制御jノで、操縦性・安定
性および走行性能の向上を図ることが望まれていたが、
従来は簡単な4輪駆動装置のみで、前輪側トルクTFと
後輪側トルクTRとが、TF >TRおよびTF <T
Rの両方を実現できる4輪駆動装置はないのが現状であ
る。 この発明は、このようh点に鑑みてなされたもので、積
極的に前、後輪のトルク配分を変えて、操縦性・安定性
および走行性能を、目的または好みに応じて変化させる
ことができる4輪駆動装置を提供することを目的と(る
、。
ンターデフとしての)′イフンン1ノンシャルギャ装置
は、機構上2つのサイドギヤの径が同一になっているた
め、前、後輪の駆#J1ヘルク配分は常に略等分になる
。従って、その駆動トルク配分を積極的に変化さ1する
ことはできなかった。またドッグクラッチは、前、後輪
の一方が空転した場合の緊急脱出用どして、ディファレ
ンシャルギヤ装置を一体的にロックするデフロック機能
を有りるにすぎなかった。 ここで4輪駆動車では、前輪側トルク−「Fおよび後輪
側トルクTRのトルク配分を各種走行条件に基づいて変
化させると、走り性能ニス外に旋回+1゜安定性などの
操縦性・安定性も向上させ得ることが知られている。そ
こで、レンターデフ付のフルタイム式4輪駆動車におい
ても、トルク配分を積極的に制御jノで、操縦性・安定
性および走行性能の向上を図ることが望まれていたが、
従来は簡単な4輪駆動装置のみで、前輪側トルクTFと
後輪側トルクTRとが、TF >TRおよびTF <T
Rの両方を実現できる4輪駆動装置はないのが現状であ
る。 この発明は、このようh点に鑑みてなされたもので、積
極的に前、後輪のトルク配分を変えて、操縦性・安定性
および走行性能を、目的または好みに応じて変化させる
ことができる4輪駆動装置を提供することを目的と(る
、。
【問題点を解決するための手段]
一ト記jノだ目的を達成qるため、この発明は、センタ
ーデフをトルクスプリット用の第1および第2のプラネ
タリギヤ機構で構成し、上記第1のプラネタリギヤ機構
とフ[]ントデフとの間に第1の切換クラッチを、上記
第2のプラネタリギヤ機構と後輪側駆動軸との間に第2
の切換クラッチおよび空転防止用のビスカスカップリン
グをそれぞれ配設jノ、1−記第1および第2の切換ク
ラッチを1本の切換レバーにより連動して3段階に切換
えることにより、前輪寄り4輪駆動、直結4輪駆動およ
び後輪寄り4輪駆動の3つの責なる駆動状態を選択でき
るようにしたものである。 【作 用】 ヒ記構成に−基づき、切換レバーによって第1および第
2の切換クラッチを3段階に切換えると、ボジシ:」ン
■では、第1および第2のプラネタリギヤ機構はそのそ
のトルク伝達経路がフロントトルク増大側に切換ねり、
前輪寄り4輪駆動状態となる。ま1.−、ボジシ1ン■
では、第2の切換クラッチによってヒスノコスカップリ
ングは不作動状態となり、第1および第2のプラネタリ
ギヤ機構もIJ運動を阻止されて、フロントデフと後輪
側駆動軸とは直結され、直結4輪駆動状態と4cる3、
さらk、ポジション■では、第1おJ、ひ第2のプラネ
タリギヤ機構はそのトルク伝達経路がり曳7トルク増大
側に切換わり、後輪寄りの4輪駆動状態となる。そして
ポジシ」ンI、IIIにおいては、ビスカスカップリン
グは作動状態となり、一方の車輪側がスリップすると、
それによって生じる前、後輪側駆動軸の回転差によって
他方の車輪側の駆動トルクを増大させ、スリップ状態か
らの脱出を図る。 こうlノで本発明によれば、各種路面および走行目的あ
るいは好みに応じて、最適の駆動状態を選択することが
可能となる。
ーデフをトルクスプリット用の第1および第2のプラネ
タリギヤ機構で構成し、上記第1のプラネタリギヤ機構
とフ[]ントデフとの間に第1の切換クラッチを、上記
第2のプラネタリギヤ機構と後輪側駆動軸との間に第2
の切換クラッチおよび空転防止用のビスカスカップリン
グをそれぞれ配設jノ、1−記第1および第2の切換ク
ラッチを1本の切換レバーにより連動して3段階に切換
えることにより、前輪寄り4輪駆動、直結4輪駆動およ
び後輪寄り4輪駆動の3つの責なる駆動状態を選択でき
るようにしたものである。 【作 用】 ヒ記構成に−基づき、切換レバーによって第1および第
2の切換クラッチを3段階に切換えると、ボジシ:」ン
■では、第1および第2のプラネタリギヤ機構はそのそ
のトルク伝達経路がフロントトルク増大側に切換ねり、
前輪寄り4輪駆動状態となる。ま1.−、ボジシ1ン■
では、第2の切換クラッチによってヒスノコスカップリ
ングは不作動状態となり、第1および第2のプラネタリ
ギヤ機構もIJ運動を阻止されて、フロントデフと後輪
側駆動軸とは直結され、直結4輪駆動状態と4cる3、
さらk、ポジション■では、第1おJ、ひ第2のプラネ
タリギヤ機構はそのトルク伝達経路がり曳7トルク増大
側に切換わり、後輪寄りの4輪駆動状態となる。そして
ポジシ」ンI、IIIにおいては、ビスカスカップリン
グは作動状態となり、一方の車輪側がスリップすると、
それによって生じる前、後輪側駆動軸の回転差によって
他方の車輪側の駆動トルクを増大させ、スリップ状態か
らの脱出を図る。 こうlノで本発明によれば、各種路面および走行目的あ
るいは好みに応じて、最適の駆動状態を選択することが
可能となる。
【実 施 例)
以下、この発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づ
いて説明する。第1図において、符号1は入力軸で、ト
ランスミツシー1ンがらの駆動トルク下を入力する。2
a、 2bは左右の萌輪駆v1軸、3は後輪側駆動軸、
4はトランスミッシ=+ンクースに軸承されたトランス
ファシャフト・、5は入力軸1に固設されIζl!1車
、6は前輪駆動軸2a上に回転可能に々承され7.y歯
車、7はトランスファシャフト4に固設され1=歯車で
、入力軸1からの駆動トルクTを歯車5,6を介してト
ランスファシャフト4へ伝達する。8はフロントデフ、
9は第1のブラネ々リギAア機構で、複数の遊望ビニオ
ン9a。 サンギヤ9bおよびリングギヤ9Cから構成されている
。10は第2のプラネタリギヤ機構で、複数の遊甲ビニ
Δン10a、サンギヤ10b、リングギヤ10cから構
成さねている。11はトランスファシャフト4に固設さ
れl、−キャリヤで、両遊星ビニオン9a。 10aを公転させる。12は両すングギ%t9c、 1
ocと一体のプラネタリギヤハウジング、13は第1の
切換クラッチで、内vA13a1.13a2.13a3
を有する1−レクタスリーブ13aと、トランスファシ
ャフト4のトに回転可能に支承された3位置係合可能な
ギヤ13b1と、サンギr9bと一体に結合された2荀
置係含可能なギF 13b2と、ハウジング12と一体
に係合された1位置係合のギヤ13b3とから構成され
ている。14は第2の切換クラッチて・、内歯14a1
,14a2.14a3を右ψるし1ノクタスリーブ14
aと、ハ・クジング15aから延びる中空軸]−8に固
設された2位置係合可能なギ\’ 14b1ど、ハブ1
51)から延びる中空軸上に固設された2位置係合可能
なギヤ14b、と、中空軸上に固設された3位置係合可
能なギヤ14b3 とから構成されている1、15はヒ
スフコスカップリングて・、−側を”プラネタリギャハ
ウジング12に、他側からギ’I 14btを固設する
中空軸を突設したハウジング15aど、トランス−ノア
シャフト4上に回転可能に支承されたハブ15bとから
なり、ハウジング15aとハブ1511とは複数のプレ
ートが互いに入り込むように立設され、内部に高粘度流
体が封入されており、両者間に回転差が生じるとそれに
応じたカップリンク[−ルクが発生する。16はギ−7
13b1と一体に結合された歯車、17はフロントデフ
8と一体の歯車で、歯車1Gに噛合う。19はレレクク
レバーで、その)A−り19a 、 19bがセレクタ
スリーブ13a 、 14a ニそれぞれ係合する。2
0は切換レバーで、ポジシコン■からボジシ→ン■まで
の位向を選択することがぐきる。 次に、L 1iliのように構成さt【た4輪駆動装置
の動作について、第2図に示1第1.第2の切換クラッ
プ13.14の係合状態と、第3図に示す駆動トルク配
分表を参照1ノながら説明する。 先ず、切換レバー20をポジション■に設定すると、第
2図に)に示1ように、第1の切換クラッチ13は、南
13a1.13a3がギS’ 13bt 、131)3
にそれぞれ係合し、歯13a2とギ\7131)2との
係合が外れるので、フロントデフ8は、歯IL17.
IL トランスファシャフト・4.セレクタスリーブ1
3a、ハウジング12を介して第1および第2のプラネ
タリギヤ機構9,10のリングギヤ9c、 10cに連
結される。また、第2の切換クラッチ14は、歯14a
1とギ\フ 14b1との係合が外れるので、ビスカス
カップリング15は、そのハウジング15aとハブ15
hとが相対回転可能となって動作状態となる。一方、#
114a、 、14a、がギヤ14b2.14b3にそ
れぞれ係合するので、後輪側駆動軸3は、傘歯車18b
、 18a、セレクタスリーブ14a、ハブ15bを
介]、ノて第2のプラネタリギヤ機構10のサンギヤ1
01)に連結される。そして入力軸1からの駆動トルク
Tは、トランスファシャフト4.キャリ1211を介し
て両遊星ビニAン9a、 10aを公転駆動し、遊星ビ
ニオン9a、リングギF9C介してフロントトルク−[
Fと1−)てフロントデフ8へ伝達され、一方、遊星ビ
ニオン10a、サンギ〜7101)を介してリヤトルク
TRとlノで後輪側駆動軸3へ伝達されるが、リングギ
曳79Cとサンギヤ10bとのギ17比によりTF −
TRの前輪寄り4輪駆動状態となる。この駆動状態にお
いては、高速走行時の安定性が向上覆る。ここで、ビス
カスカップリング15は、通常の前輪寄り4輪駆動では
ハウジング15aとハブ151)との間に(ま回転差は
ないのでトルクは生じないが、例えば駆動トルク配分が
大きい前輪がスリップすると、ハウジング15aが高速
回転しようとするので、ハブ15 bとの回転差によっ
てカップリングトルり丁Cが発生し、このトルクTCは
低速側のりャトルクTRに加惇され、後輪側駆#J@3
の駆動トルクが増加するので、スリップ状態から容易に
!);;出することができる。 次に、切換1ツバ−20をポジシコン■に切換えると、
第1おにび第2の切換クラッチ+3.14は第2図(ロ
)に示1Jようへ係合状態となり、第2の切換クラッチ
14のl1fJ14a1.14a2.14a3がギヤ1
4b1 。 14b2,14bsにそれぞt)係合するのl・、ビス
カスカップリング15は、そのハウジング15aとハブ
15bとが相対回転不能に係合されて不動作となり、第
2のプラネタリギヤ機構10も、リングギヤ10cとザ
ンギA/101)とが一体に結合されて遊星運動を阻止
され、フロントデフ8と後輪側駆動軸3とは直結され、
直結4輪駆動状態となる。このような直結4輪駆動状態
においては、恕路における走破性および低μ路にJ34
Jる安定性が向1−する。 さらに、切換レバー20をポジション■に切換えると、
第1および第2の切換クラッチ13.14は第2図<a
>に示すJ、うな係合状態となり、ビスカスカップリン
グ1りは作動状態になると共に、第1および第2のプラ
ネタリギヤ機構9,10におけるトルり伝達経路はポジ
ション■(前輪寄り4輪駆動)とは逆となり、キャリヤ
11を介する入力トルク−「は、遊星ビニオン9a、サ
ンギヤ9bを介してフロントデフ8へ、一方、遊甲ビニ
Aン10a、リングギヤ10Cを介して後輪側駆動軸3
へそれぞれ伝達され、TF <TRの後輪寄り4輪駆動
状態となる。 この駆動状態においては、旋回性や発進性が向上する。 また、ビスカスカップリング15は、作動状態にあるの
で駆動トルク配分が大きい後輪がスリップ4ると、同様
にして前輪側の駆動トルクTFを一時的に増加させ、ス
リップ状態からの脱出を促進する。 なお1.ヒ記実施例においては、第1および第2の切換
クラッチ13.14を、切換レバー20のマニュアル操
作で切換えるJ、うにしたが、電動あるいは空気圧など
によって操作するようにしてもよい。 【発明の効果】 以上の説明から明らかなように、この発明の4輪駆動装
置によれば、センターデフを2組のプラネタリギヤ機構
とビスカスカップリングとで構成し、前、後輪駆動トル
ク配分を切換える第1および第2の切換クラッチを切換
レバーにより連動して3fQ階に切換え、3つの異なる
駆動状態を選択できるようにしたので、走行条件または
好みに応じて、前輪寄り4輪駆動、直結4輪駆動、後輪
寄り4輪駆動を(■意に選択することができ、操縦性・
安定性や走行性および悪路における走破性などの向上を
図ることができるという効甲がある。
いて説明する。第1図において、符号1は入力軸で、ト
ランスミツシー1ンがらの駆動トルク下を入力する。2
a、 2bは左右の萌輪駆v1軸、3は後輪側駆動軸、
4はトランスミッシ=+ンクースに軸承されたトランス
ファシャフト・、5は入力軸1に固設されIζl!1車
、6は前輪駆動軸2a上に回転可能に々承され7.y歯
車、7はトランスファシャフト4に固設され1=歯車で
、入力軸1からの駆動トルクTを歯車5,6を介してト
ランスファシャフト4へ伝達する。8はフロントデフ、
9は第1のブラネ々リギAア機構で、複数の遊望ビニオ
ン9a。 サンギヤ9bおよびリングギヤ9Cから構成されている
。10は第2のプラネタリギヤ機構で、複数の遊甲ビニ
Δン10a、サンギヤ10b、リングギヤ10cから構
成さねている。11はトランスファシャフト4に固設さ
れl、−キャリヤで、両遊星ビニオン9a。 10aを公転させる。12は両すングギ%t9c、 1
ocと一体のプラネタリギヤハウジング、13は第1の
切換クラッチで、内vA13a1.13a2.13a3
を有する1−レクタスリーブ13aと、トランスファシ
ャフト4のトに回転可能に支承された3位置係合可能な
ギヤ13b1と、サンギr9bと一体に結合された2荀
置係含可能なギF 13b2と、ハウジング12と一体
に係合された1位置係合のギヤ13b3とから構成され
ている。14は第2の切換クラッチて・、内歯14a1
,14a2.14a3を右ψるし1ノクタスリーブ14
aと、ハ・クジング15aから延びる中空軸]−8に固
設された2位置係合可能なギ\’ 14b1ど、ハブ1
51)から延びる中空軸上に固設された2位置係合可能
なギヤ14b、と、中空軸上に固設された3位置係合可
能なギヤ14b3 とから構成されている1、15はヒ
スフコスカップリングて・、−側を”プラネタリギャハ
ウジング12に、他側からギ’I 14btを固設する
中空軸を突設したハウジング15aど、トランス−ノア
シャフト4上に回転可能に支承されたハブ15bとから
なり、ハウジング15aとハブ1511とは複数のプレ
ートが互いに入り込むように立設され、内部に高粘度流
体が封入されており、両者間に回転差が生じるとそれに
応じたカップリンク[−ルクが発生する。16はギ−7
13b1と一体に結合された歯車、17はフロントデフ
8と一体の歯車で、歯車1Gに噛合う。19はレレクク
レバーで、その)A−り19a 、 19bがセレクタ
スリーブ13a 、 14a ニそれぞれ係合する。2
0は切換レバーで、ポジシコン■からボジシ→ン■まで
の位向を選択することがぐきる。 次に、L 1iliのように構成さt【た4輪駆動装置
の動作について、第2図に示1第1.第2の切換クラッ
プ13.14の係合状態と、第3図に示す駆動トルク配
分表を参照1ノながら説明する。 先ず、切換レバー20をポジション■に設定すると、第
2図に)に示1ように、第1の切換クラッチ13は、南
13a1.13a3がギS’ 13bt 、131)3
にそれぞれ係合し、歯13a2とギ\7131)2との
係合が外れるので、フロントデフ8は、歯IL17.
IL トランスファシャフト・4.セレクタスリーブ1
3a、ハウジング12を介して第1および第2のプラネ
タリギヤ機構9,10のリングギヤ9c、 10cに連
結される。また、第2の切換クラッチ14は、歯14a
1とギ\フ 14b1との係合が外れるので、ビスカス
カップリング15は、そのハウジング15aとハブ15
hとが相対回転可能となって動作状態となる。一方、#
114a、 、14a、がギヤ14b2.14b3にそ
れぞれ係合するので、後輪側駆動軸3は、傘歯車18b
、 18a、セレクタスリーブ14a、ハブ15bを
介]、ノて第2のプラネタリギヤ機構10のサンギヤ1
01)に連結される。そして入力軸1からの駆動トルク
Tは、トランスファシャフト4.キャリ1211を介し
て両遊星ビニAン9a、 10aを公転駆動し、遊星ビ
ニオン9a、リングギF9C介してフロントトルク−[
Fと1−)てフロントデフ8へ伝達され、一方、遊星ビ
ニオン10a、サンギ〜7101)を介してリヤトルク
TRとlノで後輪側駆動軸3へ伝達されるが、リングギ
曳79Cとサンギヤ10bとのギ17比によりTF −
TRの前輪寄り4輪駆動状態となる。この駆動状態にお
いては、高速走行時の安定性が向上覆る。ここで、ビス
カスカップリング15は、通常の前輪寄り4輪駆動では
ハウジング15aとハブ151)との間に(ま回転差は
ないのでトルクは生じないが、例えば駆動トルク配分が
大きい前輪がスリップすると、ハウジング15aが高速
回転しようとするので、ハブ15 bとの回転差によっ
てカップリングトルり丁Cが発生し、このトルクTCは
低速側のりャトルクTRに加惇され、後輪側駆#J@3
の駆動トルクが増加するので、スリップ状態から容易に
!);;出することができる。 次に、切換1ツバ−20をポジシコン■に切換えると、
第1おにび第2の切換クラッチ+3.14は第2図(ロ
)に示1Jようへ係合状態となり、第2の切換クラッチ
14のl1fJ14a1.14a2.14a3がギヤ1
4b1 。 14b2,14bsにそれぞt)係合するのl・、ビス
カスカップリング15は、そのハウジング15aとハブ
15bとが相対回転不能に係合されて不動作となり、第
2のプラネタリギヤ機構10も、リングギヤ10cとザ
ンギA/101)とが一体に結合されて遊星運動を阻止
され、フロントデフ8と後輪側駆動軸3とは直結され、
直結4輪駆動状態となる。このような直結4輪駆動状態
においては、恕路における走破性および低μ路にJ34
Jる安定性が向1−する。 さらに、切換レバー20をポジション■に切換えると、
第1および第2の切換クラッチ13.14は第2図<a
>に示すJ、うな係合状態となり、ビスカスカップリン
グ1りは作動状態になると共に、第1および第2のプラ
ネタリギヤ機構9,10におけるトルり伝達経路はポジ
ション■(前輪寄り4輪駆動)とは逆となり、キャリヤ
11を介する入力トルク−「は、遊星ビニオン9a、サ
ンギヤ9bを介してフロントデフ8へ、一方、遊甲ビニ
Aン10a、リングギヤ10Cを介して後輪側駆動軸3
へそれぞれ伝達され、TF <TRの後輪寄り4輪駆動
状態となる。 この駆動状態においては、旋回性や発進性が向上する。 また、ビスカスカップリング15は、作動状態にあるの
で駆動トルク配分が大きい後輪がスリップ4ると、同様
にして前輪側の駆動トルクTFを一時的に増加させ、ス
リップ状態からの脱出を促進する。 なお1.ヒ記実施例においては、第1および第2の切換
クラッチ13.14を、切換レバー20のマニュアル操
作で切換えるJ、うにしたが、電動あるいは空気圧など
によって操作するようにしてもよい。 【発明の効果】 以上の説明から明らかなように、この発明の4輪駆動装
置によれば、センターデフを2組のプラネタリギヤ機構
とビスカスカップリングとで構成し、前、後輪駆動トル
ク配分を切換える第1および第2の切換クラッチを切換
レバーにより連動して3fQ階に切換え、3つの異なる
駆動状態を選択できるようにしたので、走行条件または
好みに応じて、前輪寄り4輪駆動、直結4輪駆動、後輪
寄り4輪駆動を(■意に選択することができ、操縦性・
安定性や走行性および悪路における走破性などの向上を
図ることができるという効甲がある。
第1図ないし第3図はこの発明の一実施例を示す図であ
り、第1図は4輪駆動装置の構成を示すスケルトン図、
第2図は第1および12の切換クラッチの係合状態を示
す図、第3図は駆動ト・ルク配分を示づ図である。 1・・・入力軸、2a、2b・・・前輪駆動軸、3・・
・後輪側駆動軸、4・・・トーランスファシャフト、8
・・・フロントデフ、9・・・第1のプラネタリギヤ機
構、10・・・第2のプラネタリギヤ機構、13・・・
第1の切換クラッチ、14・・・第2の切換クラッチ、
15・・・ビスカスカップリング、20・・・切換レバ
ー。
り、第1図は4輪駆動装置の構成を示すスケルトン図、
第2図は第1および12の切換クラッチの係合状態を示
す図、第3図は駆動ト・ルク配分を示づ図である。 1・・・入力軸、2a、2b・・・前輪駆動軸、3・・
・後輪側駆動軸、4・・・トーランスファシャフト、8
・・・フロントデフ、9・・・第1のプラネタリギヤ機
構、10・・・第2のプラネタリギヤ機構、13・・・
第1の切換クラッチ、14・・・第2の切換クラッチ、
15・・・ビスカスカップリング、20・・・切換レバ
ー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 センターデフをトルクスプリット用の第1および第2
のプラネタリギヤ機構で構成し、 上記第1のプラネタリギヤ機構とフロントデフとの間に
第1の切換クラッチを、上記第2のプラネタリギヤ機構
と後輪側駆動軸との間に第2の切換クラッチおよび空転
防止用のビスカスカップリングをそれぞれ配設し、 上記第1および第2の切換クラッチを1本の切換レバー
により連動して3段階に切換えることにより、前輪寄り
4輪駆動、直結4輪駆動および後輪寄り4輪駆動の3つ
の異なる駆動状態を選択できるようにしたことを特徴と
する4輪駆動装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17921986A JPS6334236A (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | 4輪駆動装置 |
US07/072,159 US4819506A (en) | 1986-07-18 | 1987-07-10 | Power transmitting system for a four-wheel drive vehicle |
DE19873723597 DE3723597A1 (de) | 1986-07-18 | 1987-07-16 | Kraftuebertragungssystem fuer ein fahrzeug mit vierradantrieb |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17921986A JPS6334236A (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | 4輪駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6334236A true JPS6334236A (ja) | 1988-02-13 |
Family
ID=16062017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17921986A Pending JPS6334236A (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-29 | 4輪駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6334236A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010037623A1 (de) * | 2008-10-01 | 2010-04-08 | Schaeffler Kg | Verteilergetriebeeinheit |
-
1986
- 1986-07-29 JP JP17921986A patent/JPS6334236A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010037623A1 (de) * | 2008-10-01 | 2010-04-08 | Schaeffler Kg | Verteilergetriebeeinheit |
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