JPS6334172Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6334172Y2 JPS6334172Y2 JP1981143718U JP14371881U JPS6334172Y2 JP S6334172 Y2 JPS6334172 Y2 JP S6334172Y2 JP 1981143718 U JP1981143718 U JP 1981143718U JP 14371881 U JP14371881 U JP 14371881U JP S6334172 Y2 JPS6334172 Y2 JP S6334172Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slit
- mesh tube
- mesh
- protective cover
- joint member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 18
- 102100025490 Slit homolog 1 protein Human genes 0.000 claims description 3
- 101710123186 Slit homolog 1 protein Proteins 0.000 claims description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000011343 solid material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Insulating Bodies (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
本考案は配電線に於て配電ケーブルの損傷を防
止する為に使用するケーブルの防護カバーに関す
るものである。 元来架空配電線路に於ては各相単独の電線を用
いて配線されていたところが近時架空配電線路に
於ける電線路の占有空間の狭少或は一般外的作業
からの障害を防止するため三線を一括した電力ケ
ーブルが使用される様になつて来た。それがため
今迄の防護カバーではカバーを装着する事によつ
て温度上昇を招きしいてはケーブルの電流容量を
低下させる結果となる。本考案はこれらの欠点を
除き大径化したケーブルをも防護し得る防護カバ
ーを提供しようとするものである。 以下その実施例について図面により説明する。 図面においてAは長手方向に沿つてスリツト1
を形成した網目状管体を示す。該管体のスリツト
の両側縁には各々案内片2が取付けられている。
各々の案内片は網目状管体の壁をはさむ2つの保
持舌片3と該保持舌片から伸びる脚部4とより成
つている。脚部4は互いに末広がりの形状となつ
ている。 網目状管体Aの一方の端部には、ボルト・ナツ
トの組合せ7により継手部材Bが取付けられてい
る。継手部材は網目状管体の一方の端部を内部に
収容できる寸法の管状本体5を有し、該本体にも
長手方向に沿つてスリツト6が形成されている。
該スリツトの両側縁に沿つた部分において管状本
体5からは末広がり状の脚部8が伸びている。 管状本体5にはさらに掛止孔9と把手10が形
成され、また網目状管体Aの他方の端部には、同
じ構成の防護カバーの掛止孔9に挿入される掛止
突起11が取付けられている。 防護カバーの主要部をなす管体Aを網目状とし
たのは、放熱効果を高めるためである。数本の電
線をまとめたものにかぶせて使用する場合、今ま
で広く用いられていた密閉タイプの防護カバーで
はケーブルの温度上昇を招く結果となりこの温度
上昇によつてケーブルの通電容量が低下する。従
つて防護カバー装着時に於てもケーブルの温度上
昇を防止しなければならず従来の密閉状に対し網
目状のものとしたものである。 防護カバーが密閉状と網目状とによつてケーブ
ルの温度上昇に如何に影響するか対比した結果を
次に示す。
止する為に使用するケーブルの防護カバーに関す
るものである。 元来架空配電線路に於ては各相単独の電線を用
いて配線されていたところが近時架空配電線路に
於ける電線路の占有空間の狭少或は一般外的作業
からの障害を防止するため三線を一括した電力ケ
ーブルが使用される様になつて来た。それがため
今迄の防護カバーではカバーを装着する事によつ
て温度上昇を招きしいてはケーブルの電流容量を
低下させる結果となる。本考案はこれらの欠点を
除き大径化したケーブルをも防護し得る防護カバ
ーを提供しようとするものである。 以下その実施例について図面により説明する。 図面においてAは長手方向に沿つてスリツト1
を形成した網目状管体を示す。該管体のスリツト
の両側縁には各々案内片2が取付けられている。
各々の案内片は網目状管体の壁をはさむ2つの保
持舌片3と該保持舌片から伸びる脚部4とより成
つている。脚部4は互いに末広がりの形状となつ
ている。 網目状管体Aの一方の端部には、ボルト・ナツ
トの組合せ7により継手部材Bが取付けられてい
る。継手部材は網目状管体の一方の端部を内部に
収容できる寸法の管状本体5を有し、該本体にも
長手方向に沿つてスリツト6が形成されている。
該スリツトの両側縁に沿つた部分において管状本
体5からは末広がり状の脚部8が伸びている。 管状本体5にはさらに掛止孔9と把手10が形
成され、また網目状管体Aの他方の端部には、同
じ構成の防護カバーの掛止孔9に挿入される掛止
突起11が取付けられている。 防護カバーの主要部をなす管体Aを網目状とし
たのは、放熱効果を高めるためである。数本の電
線をまとめたものにかぶせて使用する場合、今ま
で広く用いられていた密閉タイプの防護カバーで
はケーブルの温度上昇を招く結果となりこの温度
上昇によつてケーブルの通電容量が低下する。従
つて防護カバー装着時に於てもケーブルの温度上
昇を防止しなければならず従来の密閉状に対し網
目状のものとしたものである。 防護カバーが密閉状と網目状とによつてケーブ
ルの温度上昇に如何に影響するか対比した結果を
次に示す。
【表】
尚、ここでCVT−SSは日本ケーブルメーカー
協会(JCM)の規格に基づく電線の形式名であ
る。ここに示す如く、温度上昇を防止するには網
目状の方が極めて効果的である。又網目状を用い
る事によつて防護カバーが軽量化でき配電線路に
加わる負荷重が少なくなり保安上も極めて好まし
い。 またスリツト1に沿つて取付ける案内片2を図
示の如く略々「ヲ」字状にしたのは、管体Aが網
目状でそれにスリツトを入れたときその縁部が強
度的に低くなる(むくの材料の場合に較べ)こと
を補うため、管体の壁を保持舌片3ではさめるよ
うにしたものである。また末広がりの脚部4,8
により、複数の電線を内在させた大径のケーブル
を挿入するときも脚部が案内となりケーブルを損
傷することなく容易に挿入できる。 継手部材Bは防護カバーを連結して使用するた
めのもので継手の掛止孔9に連結用掛止突起11
を挿入すれば互に連結する事が出来る。使用場所
によつて必要本数接続すればよい。この結合の形
態は、網状の管体Aが変形性が大きくなる(むく
の材料の場合に較べ)にもかかわらず確実な結合
が得られる。継手部材Bに設けた把手10は防護
カバーの柱上での昇降或はケーブルに挿入する際
防護カバーを保持するための把手となる。 本考案は斯る如くしてなるもので使用に際して
は継手部材をケーブルに当て継手部材及び網状管
体のスリツト部を開口しながら漸次挿入すればケ
ーブルへの装着が出来る。尚連結する場合は先に
取付けた防護カバーの連結用掛止突起11に連結
する防護カバーの継手部材の掛止孔9を嵌合させ
続いて継手部材及び網状管体のスリツト部を開口
して押し込めばよい。本考案のカバーを取付けた
電力ケーブルは建築現場等で支障物に接触しても
ケーブルを損傷する事なく且つ防護カバーの使用
によつて電流容量の減少を招かないため電線路の
保護及び保安上極めて効果的である。
協会(JCM)の規格に基づく電線の形式名であ
る。ここに示す如く、温度上昇を防止するには網
目状の方が極めて効果的である。又網目状を用い
る事によつて防護カバーが軽量化でき配電線路に
加わる負荷重が少なくなり保安上も極めて好まし
い。 またスリツト1に沿つて取付ける案内片2を図
示の如く略々「ヲ」字状にしたのは、管体Aが網
目状でそれにスリツトを入れたときその縁部が強
度的に低くなる(むくの材料の場合に較べ)こと
を補うため、管体の壁を保持舌片3ではさめるよ
うにしたものである。また末広がりの脚部4,8
により、複数の電線を内在させた大径のケーブル
を挿入するときも脚部が案内となりケーブルを損
傷することなく容易に挿入できる。 継手部材Bは防護カバーを連結して使用するた
めのもので継手の掛止孔9に連結用掛止突起11
を挿入すれば互に連結する事が出来る。使用場所
によつて必要本数接続すればよい。この結合の形
態は、網状の管体Aが変形性が大きくなる(むく
の材料の場合に較べ)にもかかわらず確実な結合
が得られる。継手部材Bに設けた把手10は防護
カバーの柱上での昇降或はケーブルに挿入する際
防護カバーを保持するための把手となる。 本考案は斯る如くしてなるもので使用に際して
は継手部材をケーブルに当て継手部材及び網状管
体のスリツト部を開口しながら漸次挿入すればケ
ーブルへの装着が出来る。尚連結する場合は先に
取付けた防護カバーの連結用掛止突起11に連結
する防護カバーの継手部材の掛止孔9を嵌合させ
続いて継手部材及び網状管体のスリツト部を開口
して押し込めばよい。本考案のカバーを取付けた
電力ケーブルは建築現場等で支障物に接触しても
ケーブルを損傷する事なく且つ防護カバーの使用
によつて電流容量の減少を招かないため電線路の
保護及び保安上極めて効果的である。
第1図は本考案による防護カバーを示す斜視
図、第2図は第1図の防護カバーの網状管体の断
面図である。
図、第2図は第1図の防護カバーの網状管体の断
面図である。
Claims (1)
- 長手方向に沿つてスリツト1を形成した網目状
管体Aと、該スリツトの両側縁に取付けられた2
つの案内片2を有し、該案内片の各々は網目状管
体の壁をはさむ2つの保持舌片3と該保持舌片か
ら伸びる脚部4とを有し、2つの案内片の脚部は
互いに末広がりの形状を有し、さらに網目状管体
の一方の端部にボルト及びナツトの組合せ7によ
り固定された継手部材Bを有し、該継手部材は前
記網目状管体の前記一方の端部を内部に収容しか
つ長手方向に沿つてスリツト6を形成した管状本
体5と、該スリツトの両側縁から外方に末広がり
状に伸びる脚部8とにより成り、また前記管状本
体には掛止孔9及び把手10が形成され、かつ前
記網目状管体の他方の端部に連結用掛止突起11
を有する防護カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14371881U JPS5852820U (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | 防護カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14371881U JPS5852820U (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | 防護カバ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5852820U JPS5852820U (ja) | 1983-04-09 |
JPS6334172Y2 true JPS6334172Y2 (ja) | 1988-09-12 |
Family
ID=29936694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14371881U Granted JPS5852820U (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | 防護カバ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852820U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH047629Y2 (ja) * | 1986-11-20 | 1992-02-27 | ||
JP5188098B2 (ja) * | 2007-05-22 | 2013-04-24 | 中国電力株式会社 | 防護カバー |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4933352U (ja) * | 1972-06-26 | 1974-03-23 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5713697Y2 (ja) * | 1979-01-13 | 1982-03-19 | ||
JPS55127317U (ja) * | 1979-03-05 | 1980-09-09 |
-
1981
- 1981-09-28 JP JP14371881U patent/JPS5852820U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4933352U (ja) * | 1972-06-26 | 1974-03-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5852820U (ja) | 1983-04-09 |
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