JPS6334095A

JPS6334095A - つま切り装置

Info

Publication number: JPS6334095A
Application number: JP17918486A
Authority: JP
Inventors: 順造渡辺
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-07-30
Filing date: 1986-07-30
Publication date: 1988-02-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は大根、ニンジン等の根菜類のつま切り装置に関
する。

［従来の技術］従来のつま切り装置は、例えば大根の場合について説明
すると、大根の一端を当接させる固定刃を備えた固定刃
物台と、これに対向して配設され大根の他端を保持して
回転すると共に前記固定刃物台に向って摺動自在に設け
られた回転保持体とからなる。

そして、大根を固定刃物台と回転保持体との間に挟持さ
せ、回転保持体を固定刃物台に向って前進させることに
より、大根のつま切りを行っている。

［発明が解決しようとする問題点］上記従来例は、大根の両端を固定刃物台と回転保持体と
で挟持させるので、大根を装置に取付ける場合は、その
度に回転保持体を摺動させて行わ／Ｚければならなく、
非常に面倒であった。また固定刃物台と回転保持体とで
安定して大根を保持するために、固定刃物台には環状を
した円筒状ガイド部が設けられているので、大根の中心
部は円筒状に残り、無駄になる。また回転保持体の前面
には大根の端部に食込んで大根の一端を保持する突起が
設けられているので、大根の端部は最後までつま切りで
きなく、一定長さ残り、この点からも無駄となる。特に
、大根は例えば３つの長さに切り、またニンジンは長さ
が短く、これを装置に取付けるので、非常に無駄な部分
が多くなる。

本発明の目的は、つま切りされる根菜類の取付けが容易
に行えるつま切り装置を提供することにある。

本発明の他の目的は、つま切りされる根菜類の無駄とな
る部分を少なくできるっま切り装置を提供することにあ
る。

［問題点を解決するための手段］上記従来技術の問題点は、回転駆動される回転刃物と、
この回転刃物につま切りされる根菜類を挟持して送る対
向して配設された一対のベルトコンベア手段とで構成す
ることにより解決される。

［作用］一対のベルトコンベア手段のコンへアベルト間に単に根
菜類を挿入するのみで回転刃物の方向に送られ、回転刃
物によってつま切りされる。

［実施例コ以下、本発明の一実施例を第１図乃至第３図により説明
する。基板１０の中心部には、回転刃物１１が配設され
ている０回転刃物１１は、その詳細は図示しないが、従
来と同様にくし刃と直線刃とを有し、直線刃の後端部分
につま切りされたものを下方に落す溝が形成されている
。ただ従来と異なる点は、中心に突起１２を有し、また
上面はわずかなテーパで円錐状に形成されている。前記
回転刃物１１は刃物支持体１３に固定されており、刃物
支持体１３は該刃物支持体１３の外周に１２０度間隔で
３個配設されたコロ１４に回転自在に支承されている。

前記コロ１４は基板１０の下面に固定された軸１５に回
転自在に支承されている。また回転刃物１１を回転させ
るために、基板１０上の後方側には刃物駆動モータ１６
が固定されており、この刃物駆動モータ１６の出力軸に
固定されたプーリ１７と前記刃物支持体１３とにベルト
１８が掛けられている。

基板１０の左右両端側にはそれぞれ爪ガイド板２０が固
定されており、爪ガイド板２０には爪固定板２１を前記
回転刃物１１の中心方向に摺動自在に支持するローラ２
２が上方に１個、下方に２個回転自在に配設されている
。ここで、爪固定板２１はｒｉｉｊ記回転刃物１１の上
面とほぼ同じ傾斜で配設されている。爪固定板２１の先
端には前面に薄い突起２３が垂直に固定された爪２４が
固定されており、ばね２５で突起２３が中心側に付勢さ
れている。

基板ｌＯ上には垂直板３０が固定されており、この垂直
板３０には左右に相対向して水平に配設された移動板３
１を摺動自在にガイドするローラ３２が上方に１個、下
方に２個回転自在に配設されている。移動板３１の内側
側の下面には移動ブロック３３が固定されており、この
移動ブロック３３にはコンベア駆動軸３４が回転自在に
支承されている。コンベア駆動軸３４にはコンベア支持
板３５の一端が回転自在に支承されており、コンベア支
持板３５の他端側にはコンベア従動軸３６が固定されて
いる。コンベア駆動軸３４にはローラ３７が固定され、
またコンベア従動軸３６にはローラ３８が回転自在に支
承され、これらローラ３７．３８にはコンベアベルト３
９が掛けられている。また移動ブロック３３の内側移動
位置を規制するために、垂直板３０には移動ブロック３
３に対向してストッパ４０が固定され、移動ブロック３
３がストッパ４０に当接するように移動板３１はばね４
１で付勢されている。またコンベアベルト３９の内側位
置を規制するために、移動板３１の先端にはコンベア支
持板３５に対向してストッパ４２が固定され、コンベア
支持板３５がストッパ４２に当接するように２個のコン
ベア支持板３５はばね４３で付勢されている。

前記コンベアベルト３９を駆動するために、垂直板３０
にはコンベア駆動モータ５０が固定され、コンベア駆動
モータ５０の出力軸にはスプロケット５１が固定されて
いる。また２個のコンペアベルト３９に対応して垂直板
３０にはそれぞれスプロケット軸５２．５３が回転自在
に支承され、スプロケット軸５２．５３の一端にはスプ
ロケット５４．５５が固定されている。また垂直板３０
にはテンション軸５６が図示しないばねで下方に付勢さ
れて上下動自在に取付けられており、このテンション軸
５６にはテンション用スプロケット５７が回転自在に支
承されている。そして、スプロケット５１．５４．５５
．５７には図示のようにチェーン５８が掛けられている
。前記スプロケット軸５２．５３の他端及び前記２個の
コンベア駆動軸３４の他端にはそれぞれスプロケット６
０．６１．６２．６３が固定され、スプロケット６０と
６２．６１と６３にはそれぞれチェーン６４．６５が掛
けられている。また垂直板３０には軸６６が固定され、
この軸６６には揺動レバー６７．６８の一端が回転自在
に支承されている。

揺動し八−６７，６８の他端にはスプロケット６９．７
０が回転自在に支承され、スプロケット６９．７０は前
記チェーン６４．６５に噛み合うようにそれぞれ図示し
ないばねで付勢され、チェーン６４．６５のたるみを防
止している。

次に作用について説明する。左右２個のコンベアベルト
３９．３９間の上方より大根を矢印へ方向に入れると、
大根の太さに応じてコンベアベルト３９はコンベア支持
板３５と共にコンベア駆動軸３４を中心として矢印Ｂ、
Ｂ′方向に回動する。また大根をコンベアベルト３９．
３９間の下方まで入れると、コンベアヘルド３９、ロー
ラ３７、コンベア駆動軸３４、移動ブロック３３を介し
て移動板３１は矢印Ｃ，Ｃ′方向に水上移動する。この
状態でコンベア駆動モータ５０及び刃物駆動モータ１６
を駆動させる。

コンベア駆動モータ５０を駆動させ、スプロケット５１
を矢印り方向に回転させると、チェーン５８を介してス
プロケット５４．５５がそれぞれ矢印Ｅ、Ｅ′方向に回
転させられる。即ち、スプロケット５４と５５は逆方向
に回転する。スプロケット５４が回転すると、スプロケ
ット軸５２、スプロケット６０、チェーン６４、スプロ
ケット６２を介して左側のコンベア駆動軸３４が矢印Ｆ
方向に回転する。これにより、左側のローラ３７ヲ介し
テ左側のコンベアベルト３９は矢印Ｇ方向に回転する。

スプロケット５５が回転すると、同様にスプロケット軸
５３、スプロケツ）６１、チェーン６５、スプロケット
６３を介して右側のコンベア駆動軸３４が矢印Ｆ′方向
に回転する。これにより、右側のローラ３７を介して右
側のコンヘアベルト３９は矢印Ｇ′方向に回転する。

また刃物駆動モータ１６を駆動させると、プーリ１７、
ベルト１８を介して刃物支持体１３、即ち回転刃物１１
が回転する。

前記にようにコンベアベルト３９．３９が矢印Ｇ、Ｇ’
方向に回転すると、大根はコンベアベルト３９．３９に
挟持されて回転刃物１１の方に送られる。大根が回転刃
物１１に達する前に大根によって爪２４が矢印Ｈ，Ｈ′
方向に押され、大根の外周に突起２３が食い込み、大根
の回り＋Ｌめ作用をする。大根の先端が回転刃物１１に
押付けられると、大根は回転刃物１１のくし刃、直線刃
によってつま切りされ、つま切りされた大根は回転刃物
１１の下方に落される。

大根がある程度つま切りされたら、上方より順次新しい
大根を供給することにより、つま切りされて短くなった
大根は、その真上の大根によって回転刃物１１に押付け
られてつま切りされる。つま切りされてわずかに残った
大根の後端部は、外周に突起２３の縦溝が入っているこ
と及び回転刃物１１の上面がテーパに形成されているこ
とのより回転刃物１１の上面に沿って外側に飛ばされる
。

［発明の効果］以上の説明から明らかなように、未発１ｊＱによれば、
回転駆動される回転刃物と、この回転刃物につま切りさ
れる根菜類を挟持して送る対向して配設された一対のベ
ルトコンベア手段とからなるので、コンベアベルト間に
根菜類を挿入するのみでよく、作業性に優れている。ま
た従来のように円筒状のつま切りされない残り部分が生
じない。また回転刃物の上面はゆるいテーパをした円錐
状に形成されているので、つま切りされない残りのわず
かな部分は自動的に排出され、この点からも作業性に優
れている。またベルトコンベア手段は、回転刃物側を中
心として回動自在に設けられているので、根菜類を挿入
する時にコンベアベルト（７）挿入口が開き、挿入が容
易に行える。また　一対のベルトコンベア手段は、対向
するコンベアベルトの間隔が根菜類に応じて変化するよ
うに摺動自在に設けられているので、根菜類の大きさに
自由に応じられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す正面図、第２図は第１
図の２−２線断面図である。１１：回転刃物、　　　　１６：回転駆動モータ、１８
ニベルト、　　　　　３１：移動板、３２：ローラ、　
　　　　３３：移動ブロック、３４：コンベア駆動軸、３５：コンベア支持板、３７．３８：ローラ、　　３９：コンベアベルト、５０
：コンベア駆動モータ、５１．５４．５５：スプロケット、５８：チェーン、６０〜６３：スプロケット、６４．６５：チェーン。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）回転駆動される回転刃物と、この回転刃物につま
切りされる根菜類を挟持して送る対向して配設された一
対のベルトコンベア手段とからなることを特徴とするつ
ま切り装置。
（２）回転刃物の上面はゆるいテーパをした円錐状に形
成されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載のつま切り装置。
（３）ベルトコンベア手段は、回転刃物側を中心として
回動自在に設けられていることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載のつま切り装置。
（４）一対のベルトコンベア手段は、対向するコンベア
ベルトの間隔が根菜類に応じて変化するように摺動自在
に設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１
項記載のつま切り装置。