JPS6333934B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6333934B2 JPS6333934B2 JP57180964A JP18096482A JPS6333934B2 JP S6333934 B2 JPS6333934 B2 JP S6333934B2 JP 57180964 A JP57180964 A JP 57180964A JP 18096482 A JP18096482 A JP 18096482A JP S6333934 B2 JPS6333934 B2 JP S6333934B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- continuous casting
- stirring device
- molten steel
- casting equipment
- electromagnetic stirring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 15
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 15
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/10—Supplying or treating molten metal
- B22D11/11—Treating the molten metal
- B22D11/114—Treating the molten metal by using agitating or vibrating means
- B22D11/115—Treating the molten metal by using agitating or vibrating means by using magnetic fields
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は連続鋳造設備用電磁撹拌装置の改良に
関するものである。
関するものである。
連続鋳造設備には鋳片の品質を向上させるため
の電磁撹拌装置が設けられている。
の電磁撹拌装置が設けられている。
第１図ａは鋳型１の内部にｂ図に示すような電
磁撹拌装置２を設けた公知の連続鋳造設備を示す
もので、タンデイツシユ３からノズル４を経て鋳
型１内に流入した溶鋼５は、鋳片６となつて、図
示しない引抜き装置により下方に連続的に引き出
される。なお７はガイドローラである。
磁撹拌装置２を設けた公知の連続鋳造設備を示す
もので、タンデイツシユ３からノズル４を経て鋳
型１内に流入した溶鋼５は、鋳片６となつて、図
示しない引抜き装置により下方に連続的に引き出
される。なお７はガイドローラである。
この第１図ａに示した公知の連続鋳造設備の電
磁撹拌装置２は、ｂ図に示すように、電機子鉄心
２０のスロツト２１を鋳片引抜き方向ｙと同じ方
向に設け、それに励磁コイル２２を収納し、移動
磁界の方向をＸ方向としFXなる推力が発生する
ように構成されていて、第１図ａにおいて矢印で
示したように溶鋼５を撹拌する。
磁撹拌装置２は、ｂ図に示すように、電機子鉄心
２０のスロツト２１を鋳片引抜き方向ｙと同じ方
向に設け、それに励磁コイル２２を収納し、移動
磁界の方向をＸ方向としFXなる推力が発生する
ように構成されていて、第１図ａにおいて矢印で
示したように溶鋼５を撹拌する。
一方、第２図ｂに示したように、電機子鉄心２
０′のスロツト２１′を鋳片引抜き方向ｙと直角方
向に設け、それに上方向の移動磁界Ｙ、推力Fy
を発生させる励磁コイル２２′を収納して煮沸に
おける対流のように、溶鋼５を撹拌させるものが
公知である。
０′のスロツト２１′を鋳片引抜き方向ｙと直角方
向に設け、それに上方向の移動磁界Ｙ、推力Fy
を発生させる励磁コイル２２′を収納して煮沸に
おける対流のように、溶鋼５を撹拌させるものが
公知である。
このように、電磁撹拌装置によつて溶鋼５を撹
拌する目的は、均質な鋳鋼を得るためであるが、
鋳型１内に設ける狙いは溶融表面（メニスカス）
とその直下で凝固殻内に気泡や非金属介在物が捕
捉されないようにすることである。
拌する目的は、均質な鋳鋼を得るためであるが、
鋳型１内に設ける狙いは溶融表面（メニスカス）
とその直下で凝固殻内に気泡や非金属介在物が捕
捉されないようにすることである。
連続鋳造においては、凝固の始まる初期の溶融
表面から数ミリの凝固の仕方が問題で、その凝固
状態は鋳片の後工程、例えばスカーフイング工
程、連続圧延工程に大きな影響を及ぼすもので、
溶融表面とその直下での気泡及び非金属介在物等
の凝固殻への捕捉は最も嫌うところである。
表面から数ミリの凝固の仕方が問題で、その凝固
状態は鋳片の後工程、例えばスカーフイング工
程、連続圧延工程に大きな影響を及ぼすもので、
溶融表面とその直下での気泡及び非金属介在物等
の凝固殻への捕捉は最も嫌うところである。
これを防ぐには、撹拌によつて溶鋼を流動させ
て、気泡及び非金属介在物等を洗い流し、浮上さ
せて、これ等が凝固殻内に捕捉されないようにす
ればよい。
て、気泡及び非金属介在物等を洗い流し、浮上さ
せて、これ等が凝固殻内に捕捉されないようにす
ればよい。
ところが、第１図に示した従来装置は、磁界を
発生させる電機子部分が長くとれるため、大きな
撹拌推力が得られる特長があるが、推力発生部が
溶融表面より下部となるため、凝固初期の溶融表
面とその直下では弱い流れによる撹拌となるた
め、効果が薄く、しかもむらが出来易い欠点があ
る。
発生させる電機子部分が長くとれるため、大きな
撹拌推力が得られる特長があるが、推力発生部が
溶融表面より下部となるため、凝固初期の溶融表
面とその直下では弱い流れによる撹拌となるた
め、効果が薄く、しかもむらが出来易い欠点があ
る。
一方、第２図に示した従来装置は、撹拌の作用
が直接的で、凝固初期の界面に有効ではあるが、
磁界を発生させる電機子部分の長さが、鋳型の寸
法に限定されるため、微少な撹拌推力しか得られ
ないという欠点がある。なお、推力は電機子の長
さの約４乗に比例する。
が直接的で、凝固初期の界面に有効ではあるが、
磁界を発生させる電機子部分の長さが、鋳型の寸
法に限定されるため、微少な撹拌推力しか得られ
ないという欠点がある。なお、推力は電機子の長
さの約４乗に比例する。
そこで、本発明者等は実験研究の結果、励磁コ
イルを収納する電機子鉄心のスロツトを鋳片引抜
き方向に対し、斜に設けるようにすることにより
発生推力を低下させずに有効な撹拌を行うことの
出来るものが得られたので、ここに提案するもの
である。
イルを収納する電機子鉄心のスロツトを鋳片引抜
き方向に対し、斜に設けるようにすることにより
発生推力を低下させずに有効な撹拌を行うことの
出来るものが得られたので、ここに提案するもの
である。
以下この発明の実施例について図面に基づき説
明すれば次の通りである。
明すれば次の通りである。
第３図は本発明を溶鋼表面とその直下の撹拌に
適用した場合の実施例を示すもので、３０が本発
明による電磁撹拌装置である。
適用した場合の実施例を示すもので、３０が本発
明による電磁撹拌装置である。
この電磁撹拌装置３０は、ｂ図に示すようにス
ロツト３０１を斜に設けた電機子鉄心３０２に励
磁コイル３０３を装着したもので、Ｘは移動磁界
の方向、FTは全推力、FHは水平方向成分の推力、
FVは垂直方向成分の推力である。
ロツト３０１を斜に設けた電機子鉄心３０２に励
磁コイル３０３を装着したもので、Ｘは移動磁界
の方向、FTは全推力、FHは水平方向成分の推力、
FVは垂直方向成分の推力である。
この電磁撹拌装置３０は第２図に示す従来装置
のように著しく発生推力が低下することはなく、
第１図に示すものと同程度のものが得られるの
で、大きな撹拌力、換言すれば強い洗滌力が得ら
れ、しかも斜上方に向う推力FTが発生するので、
初期凝固の際問題となる表面周辺の気泡の捕捉を
防止し、併せて非金属介在物等の浮上を促進する
作用があり、その効果は大きい。
のように著しく発生推力が低下することはなく、
第１図に示すものと同程度のものが得られるの
で、大きな撹拌力、換言すれば強い洗滌力が得ら
れ、しかも斜上方に向う推力FTが発生するので、
初期凝固の際問題となる表面周辺の気泡の捕捉を
防止し、併せて非金属介在物等の浮上を促進する
作用があり、その効果は大きい。
第４図ａは第３図ａ，ｂにおける構成と作用を
理解し易くするための立面図である。第３図ａに
おける鋳型１の広幅側にほぼ水平に配設された一
方の電磁撹拌装置３０の電機子鉄心３０２の励磁
コイル３０３を収納するスロツト３０１は鋳片の
引抜き方向ｙに対して角度θ傾斜しており、この
電機子鉄心３０２と溶鋼３を介して対向して配設
された他方の電機子鉄心３０２′の励磁コイル３
０３′を収納するスロツト３０１′は鋳片引抜き方
向y′に対して角度θ′傾斜しており、前記一方の電
機子鉄心３０２のスロツト３０１の傾斜方向と逆
向きになつて対向している（鋳型鋳辺側について
も広幅側とほぼ同様になつているので省略）。
理解し易くするための立面図である。第３図ａに
おける鋳型１の広幅側にほぼ水平に配設された一
方の電磁撹拌装置３０の電機子鉄心３０２の励磁
コイル３０３を収納するスロツト３０１は鋳片の
引抜き方向ｙに対して角度θ傾斜しており、この
電機子鉄心３０２と溶鋼３を介して対向して配設
された他方の電機子鉄心３０２′の励磁コイル３
０３′を収納するスロツト３０１′は鋳片引抜き方
向y′に対して角度θ′傾斜しており、前記一方の電
機子鉄心３０２のスロツト３０１の傾斜方向と逆
向きになつて対向している（鋳型鋳辺側について
も広幅側とほぼ同様になつているので省略）。
鋳型１内にこのような電磁撹拌装置３０，３
０′を対向して配設した場合の鋳型１内溶鋼の流
動状態は、概念的に示すと第４図ｂのようにな
り、一方の電磁撹拌装置３０側では溶鋼３は矢印
FTのように斜め上方に流動して溶鋼３表面付近
で中心方向に回流する。又他方の電磁撹拌装置３
０′側では溶鋼３は前記一方の電磁撹拌装置３０
側とは逆に矢印FT′にように斜め上方に流動し、
溶鋼３表面付近で中心方向に回流する。
０′を対向して配設した場合の鋳型１内溶鋼の流
動状態は、概念的に示すと第４図ｂのようにな
り、一方の電磁撹拌装置３０側では溶鋼３は矢印
FTのように斜め上方に流動して溶鋼３表面付近
で中心方向に回流する。又他方の電磁撹拌装置３
０′側では溶鋼３は前記一方の電磁撹拌装置３０
側とは逆に矢印FT′にように斜め上方に流動し、
溶鋼３表面付近で中心方向に回流する。
このようにして溶鋼３は広い領域に亘つて充分
に流動して溶鋼中の気泡介在物を充分に洗滌浮上
させることになる。
に流動して溶鋼中の気泡介在物を充分に洗滌浮上
させることになる。
又、鋳型を構成する四辺の中の２辺にのみ電磁
撹拌装置を設けた場合でも、スロツトの傾斜角度
度と取付位置を最適に選ぶ事によつて全周にわた
つて均一な凝固界面の洗滌効果を得ることが可能
となり、スラブの鋳造では特に大きな効果を発揮
する。
撹拌装置を設けた場合でも、スロツトの傾斜角度
度と取付位置を最適に選ぶ事によつて全周にわた
つて均一な凝固界面の洗滌効果を得ることが可能
となり、スラブの鋳造では特に大きな効果を発揮
する。
スリツト３０１の傾斜角度θは鋳片引抜き方向
に対し直角な方向と向方向の推力分配が１：１と
なる45゜以下が好ましい。
に対し直角な方向と向方向の推力分配が１：１と
なる45゜以下が好ましい。
ここでは鋳型内に電磁撹拌装置を設けた場合の
実施例を示したが、この撹拌装置は、２次冷却帯
の撹拌にも使用することができ、その場合、従来
より撹拌領域を拡張し得る効果がある。
実施例を示したが、この撹拌装置は、２次冷却帯
の撹拌にも使用することができ、その場合、従来
より撹拌領域を拡張し得る効果がある。
第１図及び第２図はそれぞれ従来装置を示すも
ので、ａ図は縦断面図、ｂ図は電機子鉄心の拡大
縦断面図である。第３図は本発明の実施例を示す
もので、ａ図は縦断面図、ｂ図は電機子鉄心の拡
大縦断面図である。又、第４図ａは第３図ａの電
機子鉄心の配設状態を示す立面説明図、第４図ｂ
は第４図ａにおける溶鋼の流動状態を示す立面説
明図である。 ３０１……スロツト、３０２……電機子鉄心、
３０３……励磁コイル。
ので、ａ図は縦断面図、ｂ図は電機子鉄心の拡大
縦断面図である。第３図は本発明の実施例を示す
もので、ａ図は縦断面図、ｂ図は電機子鉄心の拡
大縦断面図である。又、第４図ａは第３図ａの電
機子鉄心の配設状態を示す立面説明図、第４図ｂ
は第４図ａにおける溶鋼の流動状態を示す立面説
明図である。 ３０１……スロツト、３０２……電機子鉄心、
３０３……励磁コイル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 連続鋳造設備の鋳型内に励磁コイルを収納し
た電機子鉄心をほぼ水平に周設してなる連続鋳造
設備用電磁撹拌装置において、 対向して配設される電機子鉄心の励磁コイル収
納スロツトを鋳片引抜き方向に対し傾斜させて形
成し、該対向して配設される２つの電機子鉄心の
該スロツトの傾斜方向が逆向になるように配設し
て、鋳型内の溶鋼に対して斜上方の撹拌推力を付
与するようにしたことを特徴とする連続鋳造設備
用電磁撹拌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18096482A JPS5970445A (ja) | 1982-10-15 | 1982-10-15 | 連続鋳造設備用電磁撹拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18096482A JPS5970445A (ja) | 1982-10-15 | 1982-10-15 | 連続鋳造設備用電磁撹拌装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5970445A JPS5970445A (ja) | 1984-04-20 |
| JPS6333934B2 true JPS6333934B2 (ja) | 1988-07-07 |
Family
ID=16092355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18096482A Granted JPS5970445A (ja) | 1982-10-15 | 1982-10-15 | 連続鋳造設備用電磁撹拌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5970445A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19533577C1 (de) * | 1995-08-29 | 1996-10-24 | Mannesmann Ag | Elektromagnetische Einrichtung für eine Stranggießkokille |
| JP6402147B2 (ja) * | 2016-07-28 | 2018-10-10 | アイダエンジニアリング株式会社 | 電磁攪拌による金属成形体製造装置 |
| JP2018015791A (ja) * | 2016-07-28 | 2018-02-01 | アイダエンジニアリング株式会社 | 金属成形体の製造装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5260226A (en) * | 1975-11-13 | 1977-05-18 | Nippon Steel Corp | Electromagnetic stirring in continuous casting |
-
1982
- 1982-10-15 JP JP18096482A patent/JPS5970445A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5260226A (en) * | 1975-11-13 | 1977-05-18 | Nippon Steel Corp | Electromagnetic stirring in continuous casting |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5970445A (ja) | 1984-04-20 |
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