JPS6333922Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6333922Y2 JPS6333922Y2 JP19394985U JP19394985U JPS6333922Y2 JP S6333922 Y2 JPS6333922 Y2 JP S6333922Y2 JP 19394985 U JP19394985 U JP 19394985U JP 19394985 U JP19394985 U JP 19394985U JP S6333922 Y2 JPS6333922 Y2 JP S6333922Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pleats
- back body
- fasteners
- fixed
- children
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Outer Garments And Coats (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 技術分野
本考案はランドセルやリユツクサツクを背負つ
た上に着用しても、後身頃に「つれ」や乱れを生
じさせない児童用レインコートに関するものであ
る。
た上に着用しても、後身頃に「つれ」や乱れを生
じさせない児童用レインコートに関するものであ
る。
(ロ) 従来技術
幼児や学童は、雨の日であつても周囲の人に対
する迷惑や交通安全の面から、傘を使わずにレイ
ンコートを着用させて外出させることが多い。
する迷惑や交通安全の面から、傘を使わずにレイ
ンコートを着用させて外出させることが多い。
しかし、従来の児童用レインコートはランドセ
ルやリユツクサツクを背負つた上に着用した場
合、コートの背部が背負物によつてふくらんでし
まうために、後身頃がずり上り、コートの裾から
衣服が見えて体裁が悪く、首周りも窮屈となり、
しかも衣服の裾が雨水で漏れてしまう欠点があつ
た。
ルやリユツクサツクを背負つた上に着用した場
合、コートの背部が背負物によつてふくらんでし
まうために、後身頃がずり上り、コートの裾から
衣服が見えて体裁が悪く、首周りも窮屈となり、
しかも衣服の裾が雨水で漏れてしまう欠点があつ
た。
そこで、上記の欠点を解決すべく、後身頃の中
央部を膨出させたものが提案されてはいるが、該
膨出部を形成させるために多数枚の裁断片を使用
して各片どうしを縫合しているので、製作が面倒
でコスト高になるばかりか、縫合部が目立つて体
裁も悪く、またランドセル等を背負わないときに
は後身頃がダブついてこれまた体裁が良くない等
の問題があつた。
央部を膨出させたものが提案されてはいるが、該
膨出部を形成させるために多数枚の裁断片を使用
して各片どうしを縫合しているので、製作が面倒
でコスト高になるばかりか、縫合部が目立つて体
裁も悪く、またランドセル等を背負わないときに
は後身頃がダブついてこれまた体裁が良くない等
の問題があつた。
(ハ) 考案の開示
本考案は上記の欠点を解消し、ランドセル等を
背負つた場合は勿論のこと、これを背負わないと
きでも体裁良好で着心地の良い児童用レインコー
トを提供するものである。
背負つた場合は勿論のこと、これを背負わないと
きでも体裁良好で着心地の良い児童用レインコー
トを提供するものである。
即ち、本考案はランドセルやリユツクサツクを
収容可能な大きさに裁断成形した後身頃の中央部
左右に身丈の全長にわたつて正対突合するように
2本のひだを内側に折曲形成し、該左右両後身頃
内側に形成された上記左右のひだの上端を互いに
屋根形に切除してその端辺をそれぞれ各後身頃内
側に縫着又は溶着し、それぞれのひだの後身頃と
対向する面の上方外側に寄せて着脱自在な雌雄一
方の止着具を固定すると共に、該止着具に対応す
る後身頃の裏面に他方の止着具を固定して左右の
後身頃と上記左右のひだとをそれぞれ着脱自在に
構成し、上記左右後身頃の一方の突合近傍には上
記ひだの中間部で該ひだと直交する連結片の一端
を固着してその他端には他方の後身頃の対向個所
に設けた他の止着具に着脱自在な止着具を固着し
てなる児童用レインコートに関するものである。
収容可能な大きさに裁断成形した後身頃の中央部
左右に身丈の全長にわたつて正対突合するように
2本のひだを内側に折曲形成し、該左右両後身頃
内側に形成された上記左右のひだの上端を互いに
屋根形に切除してその端辺をそれぞれ各後身頃内
側に縫着又は溶着し、それぞれのひだの後身頃と
対向する面の上方外側に寄せて着脱自在な雌雄一
方の止着具を固定すると共に、該止着具に対応す
る後身頃の裏面に他方の止着具を固定して左右の
後身頃と上記左右のひだとをそれぞれ着脱自在に
構成し、上記左右後身頃の一方の突合近傍には上
記ひだの中間部で該ひだと直交する連結片の一端
を固着してその他端には他方の後身頃の対向個所
に設けた他の止着具に着脱自在な止着具を固着し
てなる児童用レインコートに関するものである。
次に、本考案の一実施例を図面によつて詳細に
説明する。
説明する。
(ニ) 実施例
1は布製あるいはビニール等の軟質樹脂製のレ
インコート本体で、該コート本体1の後身頃は児
童がランドセルやリユツクサツク等11を背負つ
た場合に、該背負物11を楽に収容することがで
きるように、左右の前身頃3,3の幅より広幅に
あらかじめ裁断成形されており、該後身頃は前身
頃3,3の幅とほぼ同一になるようにその中央部
に身丈の全長にわたつて正対する2本の箱ひだ状
のひだ4,4を形成すべくコート本体1の内側に
折返して、左右の後身頃2,2とする。
インコート本体で、該コート本体1の後身頃は児
童がランドセルやリユツクサツク等11を背負つ
た場合に、該背負物11を楽に収容することがで
きるように、左右の前身頃3,3の幅より広幅に
あらかじめ裁断成形されており、該後身頃は前身
頃3,3の幅とほぼ同一になるようにその中央部
に身丈の全長にわたつて正対する2本の箱ひだ状
のひだ4,4を形成すべくコート本体1の内側に
折返して、左右の後身頃2,2とする。
さらに、該両後身頃2,2内側に形成された上
記左右のひだ4,4の上端部を互いに屋根形に切
除5した後、その端辺をそれぞれ後身頃2,2内
側に縫着又は溶着し、第4図に示すように両ひだ
4,4を広げてランドセル等の背負物11の上か
ら着用したときに、後身頃2,2のえぐり部6か
ら背部にかけてなだらかなふくらみができるよう
にする。
記左右のひだ4,4の上端部を互いに屋根形に切
除5した後、その端辺をそれぞれ後身頃2,2内
側に縫着又は溶着し、第4図に示すように両ひだ
4,4を広げてランドセル等の背負物11の上か
ら着用したときに、後身頃2,2のえぐり部6か
ら背部にかけてなだらかなふくらみができるよう
にする。
7は面状フアスナー,スナツプ等の止着具(図
では面状フアスナー)で、上記各ひだ4,4上端
辺5の下部の後身頃2,2と対向する面に固着し
た雌雄一方の止着具7aと、これと対応する後身
頃2側に設けた他方の止着具7bとを係合するこ
とにより、第5図に示すように両ひだ4,4を内
側に折畳んだ状態でこのコート本体1を着用して
も両ひだ4,4の上部が乱れないようになつてい
る。
では面状フアスナー)で、上記各ひだ4,4上端
辺5の下部の後身頃2,2と対向する面に固着し
た雌雄一方の止着具7aと、これと対応する後身
頃2側に設けた他方の止着具7bとを係合するこ
とにより、第5図に示すように両ひだ4,4を内
側に折畳んだ状態でこのコート本体1を着用して
も両ひだ4,4の上部が乱れないようになつてい
る。
8は後身頃2,2内側の両ひだ4,4の中間部
で該ひだ4と交差するように後身頃2の表面に設
けた連結片であり、該片8の一端を左右後身頃
2,2の一方の突合部近傍に鳩目あるいは溶着に
より固定し、他端にはスナツプあるいは面状テー
プ等の雌雄一方の止着具9a(図ではスナツプ)
が固着されていて、他方の後身頃2の対応個所に
設けた他方の止着具9bとを着脱自在に構成する
ことによつて左右両ひだ4,4の開閉を可能とし
てある。
で該ひだ4と交差するように後身頃2の表面に設
けた連結片であり、該片8の一端を左右後身頃
2,2の一方の突合部近傍に鳩目あるいは溶着に
より固定し、他端にはスナツプあるいは面状テー
プ等の雌雄一方の止着具9a(図ではスナツプ)
が固着されていて、他方の後身頃2の対応個所に
設けた他方の止着具9bとを着脱自在に構成する
ことによつて左右両ひだ4,4の開閉を可能とし
てある。
なお、10はコート本体1のえりぐり部6に溶
着あるいは着脱自在に係着したフードである。
着あるいは着脱自在に係着したフードである。
本考案は以上のように構成され、児童がランド
セルやリユツクサツク等11を背負つた上から着
用する場合は、連結片8の止着具9aを後身頃2
から外し、さらに両ひだ4,4を広げてから着用
すれば、後身頃2,2内側には背負物11をゆつ
たりと収容する空間が形成されてずり上るような
心配はない。
セルやリユツクサツク等11を背負つた上から着
用する場合は、連結片8の止着具9aを後身頃2
から外し、さらに両ひだ4,4を広げてから着用
すれば、後身頃2,2内側には背負物11をゆつ
たりと収容する空間が形成されてずり上るような
心配はない。
また背負物11のないときには、左右両ひだ
4,4を内側に折返して上記連結片8により左右
後身頃2,2を突合せ、止着具7を後身頃2に止
着した後に着用すれば、ひだ4は簡単に開くこと
はなく、体裁良好な通常のレインコートとして使
用することができるのである。
4,4を内側に折返して上記連結片8により左右
後身頃2,2を突合せ、止着具7を後身頃2に止
着した後に着用すれば、ひだ4は簡単に開くこと
はなく、体裁良好な通常のレインコートとして使
用することができるのである。
(ホ) 考案の効果
かくして、本考案によれば背負物によつて後身
頃のずり上りが防止されるので、雨天時の通学は
勿論のこと遠足のときなどに着用して衣服の裾を
雨で濡らすことがなく、しかもひだは簡単に内側
に折畳係着することができるので、背負物がない
ときには通常のレインコートとして使用すること
ができ、この場合にコート背面にしわが生じるこ
とがないので体裁もよく、構造が簡単で安価に製
作することができるなど種々の利点を有する。
頃のずり上りが防止されるので、雨天時の通学は
勿論のこと遠足のときなどに着用して衣服の裾を
雨で濡らすことがなく、しかもひだは簡単に内側
に折畳係着することができるので、背負物がない
ときには通常のレインコートとして使用すること
ができ、この場合にコート背面にしわが生じるこ
とがないので体裁もよく、構造が簡単で安価に製
作することができるなど種々の利点を有する。
第1図は本考案に係る児童用レインコートの背
面図、第2図は第1図A−A断面図、第3図は第
1図B−B断面図、第4図はランドセルの上から
着用した状態の斜視図、第5図は通常の使用状態
を示す斜視図である。 符号説明、1…コート本体、2…後身頃、3…
前身頃、4…ひだ、5…切除端辺、6…えりぐり
部、7…止着具、8…連結片、9…止着具、10
…フード、11…ランドセル等の背負物。
面図、第2図は第1図A−A断面図、第3図は第
1図B−B断面図、第4図はランドセルの上から
着用した状態の斜視図、第5図は通常の使用状態
を示す斜視図である。 符号説明、1…コート本体、2…後身頃、3…
前身頃、4…ひだ、5…切除端辺、6…えりぐり
部、7…止着具、8…連結片、9…止着具、10
…フード、11…ランドセル等の背負物。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ランドセルやリユツクサツクを収容可能な大
きさに裁断成形した後身頃の中央部左右に身丈
の全長にわたつて正対突合するように2本のひ
だを内側に折曲形成し、該左右両後身頃内側に
形成された上記左右のひだの上端部を互いに屋
根形に切除してその端辺をそれぞれ各後身頃内
側に縫着又は溶着し、それぞれのひだの後身頃
と対向する面の上方外側に寄せて着脱自在な雌
雄一方の止着具を固定すると共に、該止着具に
対応する後身頃の裏面に他方の止着具を固定し
て左右の後身頃と上記左右のひだとをそれぞれ
互いに着脱自在に構成し、上記左右後身頃の一
方の突合部近傍には上記ひだの中間部で該ひだ
と直交する連結片の一端を固着してその他端に
は他方の後身頃の対向個所に設けた他の止着具
に着脱自在な止着具を固着してなることを特徴
とする児童用レインコート。 (2) 前記止着具がいずれもスナツプあるいは面状
フアスナーである実用新案登録請求の範囲第1
項記載の児童用レインコート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19394985U JPS6333922Y2 (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19394985U JPS6333922Y2 (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62101811U JPS62101811U (ja) | 1987-06-29 |
JPS6333922Y2 true JPS6333922Y2 (ja) | 1988-09-08 |
Family
ID=31150456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19394985U Expired JPS6333922Y2 (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6333922Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6493820B1 (ja) * | 2018-03-27 | 2019-04-03 | 有限会社ジーピーカンパニー | ライダー用レインウエア |
JP3218270U (ja) * | 2018-07-20 | 2018-10-04 | 薫 佐久間 | 雨カッパ |
-
1985
- 1985-12-17 JP JP19394985U patent/JPS6333922Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62101811U (ja) | 1987-06-29 |
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