JPS6333868B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6333868B2
JPS6333868B2 JP57042525A JP4252582A JPS6333868B2 JP S6333868 B2 JPS6333868 B2 JP S6333868B2 JP 57042525 A JP57042525 A JP 57042525A JP 4252582 A JP4252582 A JP 4252582A JP S6333868 B2 JPS6333868 B2 JP S6333868B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
drive unit
support
ropes
cervical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57042525A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58159742A (ja
Inventor
Toshima Yamauchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP57042525A priority Critical patent/JPS58159742A/ja
Publication of JPS58159742A publication Critical patent/JPS58159742A/ja
Publication of JPS6333868B2 publication Critical patent/JPS6333868B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は頚椎関節圧迫牽引装置に関し、特に頭
頂からの加圧と頭部を引上げる動作とを交互に反
復してなすことにより頚椎関節を圧迫牽引してそ
の機能回復治療をなす装置に関するものである。
従来この種装置は特願昭55−22693号公報で示
される如く頭部保持装具を有する頭部覆体を患者
に装着し、保持装具を所望の設定力で引上げる操
作と、重錘により覆体を押圧する操作とを交互に
反復してなすことにより頚椎関節の治療をなして
いた。しかしながら、重錘による圧迫手段は原始
的方法でなされており、且つ重錘を吊下するアー
ムは基端部を枢着しているので先端に接続した覆
体は円弧を画いて下降し、これに応じて頭部は前
後方向に動揺することとなり頚椎を圧迫する際に
危険を伴うことが判つてきた。
本発明は上述の如き欠陥を一掃したもので、そ
の要旨とするところは、支柱に沿つて垂直上下方
向に移動自在な摺動体を支柱に設け該摺動体の作
動部材に装具付覆体を固設する一方、前記摺動体
には上方に引上げるロープと下方に引下げるロー
プとを接続し、両ロープには夫々バランスを保持
しながら設定引張力で牽引する駆動部を接続し、
この駆動部を操作盤上のスイツチボタン等による
操作部で制御するようにしたものである。以下本
発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図、第2図において、1は支柱であり、該
支柱は駆動部を収納した筐体3に固設されて、こ
れと一体的に立設される。支柱内は仕切壁4で縦
方向に区画され、仕切壁4と支柱前壁5との間に
はローラ6を有する摺動体7が垂直上下方向移動
自在に装着される。摺動体7より前壁5の長溝3
5を介して水平方向前方に作動部材8が突出され
る。作動部材8にはその下側に患者頭部に装着す
る緩衝材を内装してなる硬質の覆体9がボルト1
0と蝶ナツト11とで前後方向位置調節可能に固
定される。覆体に設けた頭部保持装具は覆体9の
両側下端より後頭下部に当てるパツト12と顎下
面に当てるパツト14を有するストラツプ13と
が吊下され、この両者には締付バンド15が接続
された構成とされ頭部を垂直位に保持する。尚支
柱前壁5下部には患者用腰掛台16が固定され
る。
前記仕切壁4の上側と下側の支柱部分には支軸
17,18を介してプーリ19,20が回動自在
に装架され、この両プーリ19,20には摺動体
7の上下端に夫々先端が接続された圧迫用ロープ
21、牽引用ロープ22が巻回される。このロー
プ21,22は支柱後壁に設けられたプーリ2
3,24に巻回されたのち、後壁の透孔25を介
して筐体3上壁に設けた一対のプーリ26,27
に巻回される。それから両ロープは筐体3内の駆
動部30に設けられた夫々のドラム33,33′
に接続巻回されている。
前記駆動部30は公知の構成のものでよい、例
えば特公昭48−4828号公報、特公昭54−35435号
公報記載の駆動制御機を2台装備する。更にこれ
等の改良実施例を示すと、第1図に示す如く、モ
ータ31,31′に制御機構部32,32′を直結
し、該制御機構部の出力軸にロープ21,22を
夫々巻回したドラム33,33′を設けたもので
ある。
上記駆動部30は操作盤34を含む電気的シー
ケンス回路からなる制御部(図示せず)によつて
操作される。操作盤34によつて本装置の作用を
略説すると、牽引力と圧迫力とを予め釦で設定し
て装置を始動させると、モータ31が設定圧迫力
に達するまでドラム33によりロープ21を巻取
り、その後は設定圧迫力でバランスを保持しなが
ら作動部材8を介して頭部を下方に押圧する。圧
迫動作が終了するとモータ31は休止してロープ
21は弛緩する。それからモータ31′が設定牽
引力に達するまでロープ22を巻取り、その後設
定牽引力でバランスを保ちながら頭部装具で頭部
を上方に牽引する。この動作を交互に反復するこ
とにより、頚椎関節部は圧迫と離隔を繰返し、関
節液は新鮮な液体と交換され頚椎関節の患者は治
癒されてゆく。
駆動部の他の実施例について言及すれば、前記
ドラム33,33′の夫々の軸に電磁クラツチを
設け、両電磁クラツチにはモータで回転するパウ
ダクラツチがトルクリミツタを介して連結され
る。そして、両モータは治療中常時回転させてお
き、パウダクラツチは予め設定した圧迫及び牽引
力に達するまでロープ21,22を巻取り、その
後は設定圧迫牽引力でバランスを保ちながらドラ
ムはロープの巻取りを停止する。一方、一対の電
磁クラツチは所定時間ごとに交互に励磁させロー
プ21,22を所定時間ごとに交互に引張つて頚
椎関節に対し、圧迫と離隔とをなす。
更に駆動部のその他の実施例に言及する。支柱
1内の仕切壁4後部にはロープ21,22の基端
に夫々作動ロツト先端を接続した一対の油圧シリ
ンダを固設し、両油圧シリンダには所望の設定圧
力で油液を給送する一対の管路を接続し、該両管
路は各々予め設定したロープ引張力以上の油圧力
に達するとそれ以上上昇しない油圧力となるよう
な圧力調整弁を介在させて両基端部を電磁切換弁
に接続し、この電磁切換弁にはモータを具えた1
個の油圧ポンプユニツトから流量と油圧との制御
弁を介在させた1個の給油管を接続した構成のも
のである。この油圧駆動部は電気的制御部により
作動され、患者が頚椎圧迫牽引治療中に危険だと
自己判断したときは自己の意思により電源を断つ
てロープ21,22を弛緩するためのスイツチを
把持させるものである。
以上の如く、本発明は支柱に沿つた台に患者が
腰掛けると背部から腰部まで支柱前面に接して脊
椎を垂直に起立させ、しかも頭部装具により顎部
分を引いて頭部を垂直にしながら作動部材で頭部
を押圧すると頚椎関節は危険なく圧迫を受けるこ
とができる。
更に従来は重錘で頚椎関節を圧迫していたた
め、看護者による重錘の取付け取外し作業や適切
な重錘重量の取付け操作に手間と時間とを要して
いたが、圧迫する駆動部を設けることにより、斯
様な手間を要することなく且つ圧迫力の設定操作
も極めて簡単となつた。
また、従来は頚椎を牽引するためには重錘の重
量も加えた大きな引張力を必要としていたが本発
明は摺動体や作動体が軽金属で製作され極めて軽
量であるためこれ等部材を算入する必要がなく頚
椎関節の病的症状に対応して決定する牽引力をそ
のまゝ制御部の釦で設定すればよいものとなつ
た。
本発明装置は頚椎関節を圧迫することにより病
的な関節液、組織液を関節病巣部分から排出し、
次に牽引することにより新鮮な組織液を外部から
滲入させるものであつて、共に鎮痛、頚椎関節の
可動域の増大、頚部、肩部筋肉の機能回復、その
他多くの病的症状を除去するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一部切欠全体斜視図、第
2図は支柱を縦断して内部機構を示す一部切欠全
体側面図である。 1……支柱、3……筐体、4……仕切壁、7…
…摺動体、8……作動部材、9……覆体、16…
…腰掛台、19,20,26,27……プーリ、
21,22……ロープ、30……駆動部、33,
33′……ドラム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 駆動部を収納した筐体の1側には支柱を起立
    し、該支柱内の上下部にはプーリを回動自在に装
    架し、該上下のプーリには前記駆動部のドラムか
    ら案内プーリを介して導入した一対のロープを巻
    回し、該両ロープ先端は支柱内を垂直上下動自在
    な摺動体の上下端部と接続し、該摺動体より支柱
    前壁の長溝を介して前方に突出した作動部材には
    頚部保持装具を具えた頚部覆体を位置調節可能に
    固定し、前記駆動部を電気的に作動させる制御部
    により患者の頚椎関節部を所望の設定引張力で交
    互に圧迫牽引することを特徴とする頚椎関節圧迫
    牽引装置。
JP57042525A 1982-03-19 1982-03-19 頚椎関節圧迫牽引装置 Granted JPS58159742A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57042525A JPS58159742A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 頚椎関節圧迫牽引装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57042525A JPS58159742A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 頚椎関節圧迫牽引装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58159742A JPS58159742A (ja) 1983-09-22
JPS6333868B2 true JPS6333868B2 (ja) 1988-07-07

Family

ID=12638493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57042525A Granted JPS58159742A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 頚椎関節圧迫牽引装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58159742A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60215362A (ja) * 1983-12-17 1985-10-28 酒井医療株式会社 治療用牽引装置
JPH04158861A (ja) * 1990-10-22 1992-06-01 Mikio Fukunaga 脊椎加圧装置
JP4627113B2 (ja) * 1999-01-18 2011-02-09 株式会社プロテック 健康器具
KR101627231B1 (ko) * 2016-02-22 2016-06-03 박종덕 재활 치료용 신체 견인 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58159742A (ja) 1983-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10695265B2 (en) Chest compression device
US4702231A (en) Portable heart massage apparatus
US6234984B1 (en) Chest compression apparatus for cardiac arrest
US5399148A (en) External cardiac massage device
US5372561A (en) Apparatus for suspension assisted ambulation
DE69938046T2 (de) Modulare herz-lungen-wiederbelebungseinrichtung
US5423861A (en) Chiropractic treatment table
DE69930762T2 (de) Reanimationsgerät zur kardiopulmonären wiederbelebung mit einem gegenpulsationsmechanismus
US3374783A (en) Heart massage unit
CA2618922C (en) Method and apparatus for applying traction to the spinal column
JP2006345882A (ja) 牽引装置
JPS6333868B2 (ja)
US2749911A (en) Griffin
CN113164315B (zh) 一种摆式关节减压装置
JPS60203255A (ja) 電動機を用いた患者の再教育用ベツド
WO2015004484A2 (en) Manipulation treatment apparatus
GB2188551A (en) Traction apparatus
CN108836782A (zh) 一种多功能腰间盘突出康复器
EP0244271B1 (en) Therapeutic table
CN109498439B (zh) 一种雀啄灸法自动艾灸仪
JPH05253258A (ja) 多機能牽引ベッド
CN211863217U (zh) 一种物理治疗床
JP2001293020A (ja) 膝関節牽引装置
JPS6337939Y2 (ja)
CN111658473B (zh) 一种消化科用肠胃胀气治疗装置