JPS6333725B2 - - Google Patents

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JPS6333725B2
JPS6333725B2 JP55012235A JP1223580A JPS6333725B2 JP S6333725 B2 JPS6333725 B2 JP S6333725B2 JP 55012235 A JP55012235 A JP 55012235A JP 1223580 A JP1223580 A JP 1223580A JP S6333725 B2 JPS6333725 B2 JP S6333725B2
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JP
Japan
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amplifier
circuit
input
transistor
output
Prior art date
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JP55012235A
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JPS56110308A (en
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Kazuo Yamaguchi
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Sony Corp
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Sony Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は増幅回路に関し、特にアンプ内で発生
する不要な超低域成分やアースで発生する寄生イ
ンピーダンスによる不要成分を除去するための所
謂サーボループを用いた増幅回路に関する。
一般の直流増幅器では入力されたり、或いはア
ンプ内で発生する不要な直流分や数Hz以下の超低
域成分を例えば出力側にコンデンサを配して除去
しているが、所謂サーボループを用いる増幅回路
は斯る不要な成分の発生、増幅そのものを抑え込
もうとするもので、増幅器の出力端を直流的に零
電位に固定して出力側のコンデンサも省略し得る
ようにしている。
このサーボループを用いる増幅回路は具体的に
は直流増幅器の出力から超低域成分のみを検出し
て前段に帰還し、総合利得を超低域で一数10dB
下げてやればよいので、その帰還の仕方は、従来
種々のものが提案されており、第1図はその一例
である。
すなわち第1図はサーボ信号を負帰還回路に帰
還するもので、第1図において入力端子1に印加
された入力信号はこゝで直流増幅器として使用さ
れる演算増幅器2の非反転入力端子に供給されて
こゝで増幅され、この増幅器2の出力の一部が抵
抗器3および4から成る所謂β回路5を介して増
幅器2の反転入力端子に帰還される。このループ
が一般に使用されている所謂信号負帰還ループで
ある。
またサーボループは抵抗器6、コンデンサ7お
よび増幅器8から成るミラー積分回路9と、この
回路の出力側に設けられた抵抗器10と、その入
出力端に抵抗器の接続された位相反転増幅器11
と、この増幅器11の出力側を抵抗器3および4
の接続点すなわち信号負帰還ループに接続する抵
抗器12とから成る。13は増幅回路の出力端子
である。
こゝで信号に対して影響を与えないようにする
ために、各帰還ループの帰環量については、一般
に次のような関係が必要となる。すなわち信号帯
域においては 信号帰環量≫サーボ帰環量≒0 (1) 直流、超低域においては 信号帰環量≪サーボ帰環量 (2) となるよう設定される。
そして上記(1)式の条件を満足させるためにサー
ボループにはハイカツト特性をもたせる。つまり
負帰還理論により、系が非振動形となるように安
定な帰還をほどこすには−6dB/octのハイカツ
ト特性が最適であり、そこでこの所望のハイカツ
ト特性を得るため上述の如きミラー積分回路9が
用いられている。
また超低域領域において上記(2)式の条件を満足
させるために、サーボループに使用されている増
幅器8等を通常利得の大きい演算増幅器が用いら
れる。この増幅器の直流利得が大きい程、信号系
増幅器のドリフト特性や超低域特性が改善され
る。
そして第1図の回路において周波数が低くなる
程サーボループの帰環量が増大するので系の仕上
り特性としては、コンデンサカツプルと同様に低
域カツトの特性となり、もつて出力側に配された
コンデンサが省略されることになる。
ところで上述の如き従来の増幅回路の場合、信
号負帰還ループとサーボループが独立せずに兼用
され、互いに共通インピーダンスとして影響しあ
うので、特性コントロールを任意に行うのが困難
である。またサーボループの増幅器のノイズが直
接信号負帰還ループへ注入されるのでS/N比を
劣化する恐れがあり、設計には注意を要する。
また出力コンデンサの無いトーンコントロール
アンプや可変利得を有するイコライザアンプ等を
設計する場合信号負帰還ループはサーボループか
ら独立している必要があるが、斯る信号負帰還ル
ープとサーボループの独立した増幅回路として、
図示せずも例えば初段ソースホロワ回路のソース
側にサーボ信号を注入するものや、初段差動増幅
器のドレインに不平衡にサーボ信号を注入するも
のがあるが、前者の場合第1図の回路同様S/N
比の劣化を考慮する必要があり、また後者の場合
信号の差動バランスが不平衡となり、CMRR(同
相成分抑圧比)が劣化する欠点がある。
本発明は斯る点に鑑み、主増幅器の入力側に完
全な差動入力端の2系統を設けて一方を信号系、
他方をサーボ信号系と成し、各系の差動増幅器の
利得を任意に調整することにより、S/N比や
CMRR等の諸特性を向上できると共に系の安定
度を増大することができる増幅回路を提供するも
のである。
以下本発明の諸実施例を第2図乃至第4図に基
づいて詳しく説明する。
第2図は本発明の第1実施例の構成を示すもの
で、第2図において第1図と対応する部分には同
一符号を付して説明する。
第2図において、21および22は入力信号系
の差動増幅器を構成する電界効果トランジスタ
(以下FETと称する)であつて、FET21および
22の各ゲート端子はそれぞれ入力端子1および
β回路5の出力側に接続される。またFET21
および22の各ドレイン端子はそれぞれ主増幅器
即ち演算増幅器2の非反転および反転入力端子に
接続されると共に抵抗器23および24を介して
正電源端子+Bに接続される。更にFET21お
よび22の各ソース端子は共通接続され、更に定
電流源25を介して負電源端子−Bに接続され
る。
26および27はサーボ信号系の差動増幅器を
構成するトランジスタであつて、トランジスタ2
6のベースは接地され、トランジスタ27のベー
スはミラー積分回路9の出力側に接続される。ま
たトランジスタ26および27の各コレクタは増
幅器2の非反転および反転入力端子に接続され、
各エミツタはそれぞれ抵抗器28および29を介
して共通接続され、この共通接続点は定電流源3
0を介して電源端子−Bに接続される。
次に本実施例の回路動作を説明するに、入力端
子1から入力信号がFET21のゲート端子に供
給されると、この入力信号とβ回路5を通して
FET22のゲート端子に供給される負帰還信号
との差動出力がFET21および22のドレイン
端子間に得られる。この差動出力は増幅器2に供
給されてこゝで増幅され、出力端子13に導出さ
れる。
この際、増幅器2の出力の一部がサーボループ
を介して増幅器2へ平衡入力のサーボ信号として
供給される。すなわち増幅器2の出力の超低域成
分がミラー積分回路9で検出されてトランジスタ
27のベースに供給されると、トランジスタ26
および27のコレクタ間に差動出力が得られ、こ
の差動出力がサーボ信号として増幅器2に供給さ
れ、上述の如き不要な直流分や超低域成分等の発
生が抑圧される。
そして信号系に挿入された差動増幅器とサーボ
信号系に挿入された差動増幅器の利得を自在に調
整することにより所望のS/N比やCMRR或い
は安定度が得られる。
第3図は本発明の第2実施例の構成を示すもの
で、第3図において第2図と対応する部分には同
一符号を付し、その詳細説明は省略する。
本実施例ではFET21および22のゲート−
ドレイン間の浮遊容量による帰還すなわちミラー
効果を除去しようとするものである。すなわち第
3図においてFET21のドレイン端子および抵
抗器23とトランジスタ27のコレクタの接続点
間にトランジスタ31を設けると共にFET22
のドレイン端子および抵抗器24とトランジスタ
26のコレクタの接続点間にトランジスタ32を
設ける。そしてトランジスタ31および32の各
ベースを共通接続し、この共通接続点をツエナダ
イオード33を介して電源端子+Bに接続すると
共に定電流源34を介して電源端子−Bに接続す
る。つまりトランジスタ31および32はベース
接地されると共にそれぞれトランジスタ26およ
び27とカスコード接続構成を成している。
またFET21および22の各ドレイン端子に
それぞれトランジスタ35および36のエミツタ
を接続し、トランジスタ35および36の各コレ
クタをそれぞれ抵抗器37および38を介して電
源端子−Bに接続する。そしてトランジスタ35
および36の各ベースを共通接続し、この共通接
続点をFET21および22のソース共通接続点
にダイオード39を介して接続する。つまりトラ
ンジスタ35および36はベース接地されると共
にFET21および22とカスコード接続構成を
成している。またトランジスタ35および36の
各コレクタをそれぞれ増幅器2の反転および非反
転入力端子に接続する。
そしてFET21および22のゲート−ドレイ
ン間電圧はベース接地されているトランジスタ3
5および36により常に一定のレベルに保持され
て変動することがないのでその非直線性が見え
ず、もつてミラー効果も相殺される。
またベース接地されているトランジスタ31お
よび32は、レベルシフトの除去やサーボループ
の安定度をより安定と成すよう作用する。
斯る構成とすることにより本実施例でも第1実
施例と同様の作用効果が得られると共に更に本実
施例では上述の如く無用な浮遊容量による帰還が
なくなるので歪等の諸特性を向上できると共に系
の安定度を向上できる。
第4図は本発明の第3実施例の構成を示すもの
で、第4図において第2図と対応する部分には同
一符号を付し、その詳細説明は省略する。
本実施例では主増幅器の前段にカレントミラー
方式を用いたものである。すなわち第4図におい
てFET21および22のドレイン側にそれぞれ
トランジスタ41および42を設け、トランジス
タ41および42の各エミツタをそれぞれFET
21および22のドレイン端子に接続すると共に
各コレクタをそれぞれトランジスタ43および4
4の各コレクタに接続する。そしてトランジスタ
43および44の各エミツタをそれぞれ抵抗器2
3および24の各一端に接続する。
またトランジスタ41および42の各ベースを
共通接続し、この共通接続点をFET21および
22のソース共通接続点にツエナダイオード45
を介して接続する。つまりトランジスタ41およ
び42はベース接地されると共にFET21およ
び22とカスコード接続構成をなし、第3図のト
ランジスタ35および36同様FET21および
22のゲート−ドレイン間のミラー効果を除去す
るように働く。
またトランジスタ43および44の各ベースを
共通接続し、この共通接続点をトランジスタ46
のエミツタに接続すると共にトランジスタ47の
コレクタに接続する。トランジスタ46は導通時
エミツタフオロワーとして働き、このトランジス
タ46のベース入力はそのまゝトランジスタ43
のベースに現われる。更にトランジスタ47のエ
ミツタを抵抗器48を介して電源端子+Bに接続
すると共にトランジスタ47のベースをそのコレ
クタと直結する。つまりトランジスタ43,44
および47は所謂カレントミラー回路を構成する
ことになる。
そしてトランジスタ43のコレクタより出力を
取り出し主増幅器すなわちこゝでは反転増幅器2
Aに供給する。本回路ではトランジスタ46の入
力がそのまゝトランジスタ43のベースに供給さ
れるので、トランジスタ43のコレクタすなわち
出力側には入力の2倍の出力が取り出され、反転
増幅器2Aに供給される。つまり反転増幅器2A
にはカレントミラー回路の挿入により等価的に同
位相とされた平衡入力が印加されることになる。
したがつて、こゝでは主増幅器としてわざわざ第
2図および第3図の如く2入力端をする高価な演
算増幅器を用いる必要はなく、単に慣用の反転増
幅器を用いるだけでよい。
このように本実施例でも上記各実施例と同様の
作用効果が得られると共に、本実施例では主増幅
器として安価な反転増幅器を用いることができ
る。
上述の如く本発明によれば、主増幅器の入力側
を2系統の差動入力端と成し、一方を信号系、他
方をサーボ信号系とすることにより、サーボルー
プの利得を任意に可変できると共に信号負帰還ル
ープのβも独立に可変できるので、S/N比や
CMRR等の諸特性を向上できると共に系の安定
度も増大することができる。
また各系に挿入された差動増幅器をそれぞれカ
スコード接続構成とすることにより浮遊容量によ
る帰還を除去して歪率等の特性を改善できると共
に更にサーボループ系の安定化をはかることがで
きる。
更に主増幅器の前段にカレントミラー回路を用
いることにより使用する主増幅器を安価なものと
することができる。
なお上述の実施例ではサーボアンプすなわちミ
ラー積分回路の増幅器9を反転形としたが、差動
増幅器のトランジスタ26および27への入力接
続を変えることにより同相形のものを用いてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の増幅回路の一例を示す回路図、
第2図は本発明の一実施例を示す回路図、第3図
および第4図はそれぞれ本発明の他の実施例を示
す回路図である。 2は演算増幅器、2Aは反転増幅器、5はβ回
路、9はミラー積分回路、21,22は電界効果
トランジスタ(FET)、26,27はトランジス
タである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力信号がその1入力端に供給される第1の
    差動増幅器と、この第1の差動増幅器の平衡出力
    が供給される主増幅器と、この主増幅器の出力を
    上記第1の差動増幅器の他入力端に帰還する第1
    の帰還回路と、上記主増幅器の出力の超低域成分
    を取り出すミラー積分回路を有する第2の帰還回
    路と、この第2の帰還回路の出力に応答する平衡
    出力を上記主増幅器の入力へ供給する第2の差動
    増幅器とを備えて成る増幅回路。
JP1223580A 1980-02-04 1980-02-04 Amplifying circuit Granted JPS56110308A (en)

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JP1223580A JPS56110308A (en) 1980-02-04 1980-02-04 Amplifying circuit

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JP1223580A JPS56110308A (en) 1980-02-04 1980-02-04 Amplifying circuit

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JPS56110308A JPS56110308A (en) 1981-09-01
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JP2858208B2 (ja) * 1994-04-20 1999-02-17 本田技研工業株式会社 シリンダブロック

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5323254A (en) * 1976-08-16 1978-03-03 Toshiba Corp Amplifier equipment

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JPS5323254A (en) * 1976-08-16 1978-03-03 Toshiba Corp Amplifier equipment

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