JPS6333326Y2 - - Google Patents

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JPS6333326Y2
JPS6333326Y2 JP1985108870U JP10887085U JPS6333326Y2 JP S6333326 Y2 JPS6333326 Y2 JP S6333326Y2 JP 1985108870 U JP1985108870 U JP 1985108870U JP 10887085 U JP10887085 U JP 10887085U JP S6333326 Y2 JPS6333326 Y2 JP S6333326Y2
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JP1985108870U
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカラー受像管の蛍光面を作成するため
の特に光吸収膜を形成する露光装置に関する。
周知の様に従来のカラー受像管蛍光面作成用露
光装置は、第1図、第2図に示すように光源10
をカラー受像管が完成された際の偏向中心に対応
する位置に設け、この光源10より照射された光
を電子ビームの軌道とほぼ一致させるための補正
レンズ11と、パネル12に取付けられたシヤド
ウマスク13を介してパネル内面に塗布された感
光膜14に照射して露光を行なつている。しかし
て前記補正レンズ11としては広角用ブラウン管
例えば110゜管用は理論的には連続曲面は存在せ
ず、実際には近似連続曲面を使用するかまたはレ
ンズ曲面を複数個の領域に分割して近似させた非
連続曲面として使用している。そのため特に偏向
角の大きい例えば110゜偏向の広角なカラー受像管
のビームランデングには悪影響を与えている。
第3図はパネル内面の蛍光面における蛍光体と
蛍光体を発光させるための電子ビームの照射位置
を説明するためのもので、蛍光体ドツト15R,
15G,15Bへの電子ビーム照射部分16R,
16G,16Bの関係(これをランデング状態と
いう)補正レンズで調整されるが蛍光面全面を均
一にすることは甚だ難しい。そこで第3図で示さ
れるとおり、パネル中心部を通るX軸線上のラン
デング状態を良好にした場合、パネルのY軸線上
の外側ほど蛍光体ドツト15R,15G,15B
間隔を電子ビーム照射部に対してよりそつた状態
(これをグルーピングという)となるように補正
レンズを設計することは比較的容易である。但
し、このような状態ではY軸線上の外側ほど蛍光
体中心と電子ビーム中心が一致しない為、色ずれ
不良の原因となる。
この様なグルーピング状態を解決する方法の1
例としては特開昭49−104562号公報に開示されて
いるように、部分露光を行なうために、パネルと
光源の間に設けられた開口部を有するゾーンシヤ
ツタを順次移動させて、さらにこのゾーンシヤツ
タの移動に対応してパネルの位置を移動させるこ
とにより所望の位置に露光を行なう方法が提案さ
れている。
しかし、従来は1色の露光に対して1台の専用
露光装置が必要であつた。すなわち青、緑、赤色
それぞれの発光蛍光体に対応するところの例えば
マトリツクスホールを露光するためには3台の露
光装置が必要である。3台の露光装置を使用する
と各光源が違うため光の強さ、光源の幅、光源の
長さ、配光分布等は当然違う。ゆえに各色に対す
るマトリツクスホールの寸法は非常にバラツキが
出るためブラウン管の品位低下の大きな原因とな
る。また1色の露光を行なうごとに別の露光装置
にパネルを乗せ換える必要があるため常に作業者
を必要とし、作業性が悪くまた乗せ換えによる位
置精度の狂いが発生するなど、特にカラーブラウ
ン管等の大量生産品にとつては大きな欠点とされ
ていた。
本考案は上記欠点に鑑みてなされたものでその
要旨は、パネル内面に青、緑、赤の蛍光体を所定
間隔に規則的に配置し、その間隙に光吸収膜が形
成されてなるカラー受像管用蛍光面の特に光吸収
膜を形成するカラー受像管蛍光面露光装置におい
て、パネルに取付けられたシヤドウマスク介して
パネル内面に塗布した感光膜に蛍光体各色の光吸
収膜形成用露光を1色毎に行なうにあたり、その
光源位置をパネルの長軸方向に蛍光体各色に対応
する光源位置にずらすことのできる可動光源と、
感光膜の露光をパネル蛍光面全面に対し部分的に
連続して行なわしめパネルの短軸方向に移動しか
つ光源との間に配置されるゾーンシヤツタと、こ
のゾーンシヤツタと光源間に配設され光の照射方
向が電子ビームの軌道とほぼ一致するように設定
され蛍光体各色に対応してパネル中心軸の回りに
90゜ずつ可動自在に配設される1個の補正レンズ
と、光源に対しパネルの長軸方向にパネルと共に
移動する移動テーブルと、この移動テーブルに取
付けられ蛍光体各色毎にパネル移動量が設定され
かつ移動テーブルのパネル短辺側に配設されたカ
ムと、このカムに付勢して前記移動テーブルを移
動させ前記ゾーンシヤツタと連動して移動するカ
ムローラと、このカムローラとカムとの対を蛍光
体各色毎に3種設定し蛍光体各色毎にローラを切
替可能なローラ切替機構とを具備することを特徴
とするカラー受像管蛍光面露光装置にあり、1台
の露光装置に複数のカム例えば3段カムを取付け
て、各色に対応するカムを選別して順次使用し露
光を行なうことにより、1台の露光装置で青緑赤
の蛍光体を塗る位置の間隙を光吸収膜であらかじ
め正確に塗つておくための露光装置にあり、蛍光
面形成の次の工程では他の露光台を使用し蛍光体
各色毎に蛍光体を比較的ラフに塗れるようにし、
さらには3台の装置を使用することによる欠点で
あつた品位低下の原因が除かれ、蛍光面の品位向
上、露光工程操作性の向上、露光装置のコストダ
ウン、装置のスペース有効活用を可能にしたカラ
ー受像管蛍光面露光装置を提供するものである。
以下、本考案の一実施例を第4図、第5図を参
照して詳細に説明する。
基台20上部に矢印B−B方向(パネルの長軸
方向)に移動可能な移動テーブル21が設けられ
ている。移動テーブル21の上部にはパネル22
の位置を決めるためのパネルストツパー33を3
か所設けてある。
また移動テーブル21の端部には露光する時に
順次パネル22の位置を変えるための複数のロー
ラに対応する例えば3段カム24をパネルの短辺
側に設けてある。この3段カム24は例えば第1
カム24Rが赤色発光蛍光体位置の光吸収膜露光
用、第2カム24Gが緑色発光蛍光体位置の光吸
収膜露光用、第3カム24Bが青色発光蛍光体位
置の光吸収膜露光用とする。移動テーブル21と
パネル22の感光膜34を露光するための光源2
6Gとの間には、光の照射方向を電子ビームの軌
道とほぼ一致させるための補正レンズ25と、部
分露光を行なうための開口部を有するゾーンシヤ
ツタ32を設けてある。基台20の端面にはガイ
ド棒30が設けられ、ローラ切替機構29がはめ
合わさつている。
このローラ切替機構29は3段カム24の各カ
ム24R,24G,24Bに対応するカムローラ
28R,28G,28Bを設けてあり、シリンダ
36R,36G,36Bを働かせることによりカ
ムローラ28Rとカム24R、カムローラ28G
とカム24G、カムローラ28Bとカム24Bを
当接させることができる。
この一連の動作のうち、カムローラ28Rの動
きについて述べると、まずシリンダ36Rのロツ
ド先端部50はリンク50a,50bと連結され
ている。ロツド先端部50はリンク機構の動点を
構成し、リンク機構の自由端はカムローラ28R
の他端部50cと枢着されている。またリンク機
構の自由端の他端部はリンクの支点としてローラ
機構29に回転自在に枢着されている。このよう
な機構はカムローラ28G,28Bも同様の動作
機構を有している。また、ローラ28R,28
G,28Bの出ぐあいの調整はストツパーネジ3
5R,35G,35Bによる。また前記ゾーンシ
ヤツタ32はローラ切替機構29に取付けられ一
体となつている。移動テーブル21の端面にはス
プリング掛けピン37が取付けられている。この
スプリング掛けピン37に3段カム24とカムロ
ーラ28を常に当接させるためのスプリング31
を設けてある。
次に上記装置の動作について説明する。
まず、パネル22内面に感光膜34を塗布した
パネル22にシヤドウマスク23を組込み、移動
テーブル21上面に設けられた複数のパネルスト
ツパ33に押し当て、パネル22を精度よく保
つ。図示しない始動スイツチを押すと光源26は
赤色用光源位置26Rに移動する。またシリンダ
36Rを働かせると第1カム24Rに対応するカ
ムローラ28Rは3段カム24の第1カム24R
に接する。モータ(図示せず)によりローラ切替
機構29は矢印A−A方向(パネルの短軸方向)
に移動を行なう。ローラ切替機構29はガイド棒
30にそつて直線的に移動する。しかし、カムロ
ーラ28Rと3段カム24Rはスプリング31に
より常に接しているためカムの形状にそつて移動
テーブル21が矢印B−B方向に付勢されて移動
する。したがつて、移動テーブル21の上部に乗
つているパネルも矢印B−B方向に移動する。ま
たローラ切替機構29に取付けられている開口部
を有するゾーンシヤツタ32は当然矢印A−A方
向に移動する。
このように光源26とゾーンシヤツタ32とパ
ネル21との相互位置関係は光源26が固定して
いるのに対して開口部を有するゾーンシヤツタ3
2の移動とともにパネル22も移動するため、パ
ネル22の中央部(−)軸の露光装置とパネ
ルの周辺部の露光位置関係とを変化でき所望の位
置に露光することができる。これで1色に対する
露光は完了する。
次にパネル22はそのままにしておき周知の手
段により光源を緑色用光源の位置26Gに設定す
る。カムローラ28Rはシリンダ36Rの後退動
作による後退し、代わりにシリンダ36Gの動作
によりカムローラ28Gが前進する。この時、カ
ムローラ28Gは3段カム24の第2カム24G
の部分に接する。一方、補正レンズ25はレンズ
回転モータ101により小歯車102を介して、
補正レンズ受台を兼ねた大歯車103を90゜回転
して停止する。これは赤色用露光に対し、緑色用
露光に対応する位置に光源を移動したために、補
正レンズの位置を移動させるためである。そして
赤色用露光と同様にして緑色用露光を完了する。
次いで同様にして青色用露光が行なわれ3色露光
が完了する。
以上のように、本考案は3段カムと切替ローラ
機構を取付けたために従来は3台必要であつた露
光装置が1台ですむと共に、次の工程での各色毎
の蛍光体形成における3台の露光装置の精度はさ
ほど要しない利点を有する。
なお、装置3台を使用することにより発生して
いた欠点、すなわち、光源位置の違いによる品
位の低下、パネル乗せ変え作業の必要、パネ
ル乗せ換え作業によるパネルの破損、装置必要
台数による設備投資の負担増等の欠点がことごと
く解決され、大量生産のカラー受像管蛍光面露光
装置を提供できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のカラー受像管蛍光面露光装置を
示す平面図、第2図は第1図の−線に沿つて
切断して示す正面断面図、第3図は従来のカラー
受像管の蛍光面を説明するための蛍光面拡大平面
図、第4図は本考案のカラー受像管蛍光面露光装
置の一実施例を示す平面図、第5図は第4図の
−線に沿つて切断して示す正面断面図である。 22…パネル、23…シヤドウマスク、24…
複数のカム、25…補正レンズ、26…光源、2
8R,28G,28B…カムローラ、29…ロー
ラ切替機構、32…ゾーンシヤツタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パネル内面に青、緑、赤の蛍光体を所定間隔に
    規則的に配置し、その間隙に光吸収膜が形成され
    てなるカラー受像管用蛍光面の特に光吸収膜を形
    成するカラー受像管蛍光面露光装置において、パ
    ネルに取付けられたシヤドウマスクを介してパネ
    ル内面に塗布した感光膜に蛍光体各色の光吸収膜
    形成用露光を1色毎に行なうにあたり、その光源
    位置をパネルの長軸方向に蛍光体各色に対応する
    光源位置にずらすことのできる可動光源と、 前記感光膜の露光をパネル蛍光面全面に対し部
    分的に連続して行なわしめパネルの短軸方向に移
    動しかつ前記光源との間に配置されるゾーンシヤ
    ツタと、 このゾーンシヤツタと前記光源間に配設され光
    の照射方向が電子ビームの軌道とほぼ一致するよ
    うに設定され蛍光体各色に対応してパネル中心軸
    の回りに90゜ずつ可動自在に配設される1個の補
    正レンズと、 前記光源に対しパネルの長軸方向にパネルと共
    に移動する移動テーブルと、 この移動テーブルに取付けられ前記蛍光体各色
    毎にパネル移動量が設定されかつ移動テーブルの
    パネル短辺側に配設されたカムと、 このカムに付勢して前記移動テーブルを移動さ
    せ前記ゾーンシヤツタと連動して移動するカムロ
    ーラと、 このカムローラと前記カムとの対を前記蛍光体
    各色毎に3種設定し蛍光体各色毎にローラを切替
    可能なローラ切替機構 とを具備することを特徴とするカラー受像管蛍
    光面露光装置。
JP10887085U 1985-07-18 1985-07-18 カラ−受像管蛍光面露光装置 Granted JPS6142050U (ja)

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JP10887085U JPS6142050U (ja) 1985-07-18 1985-07-18 カラ−受像管蛍光面露光装置

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JPS6142050U JPS6142050U (ja) 1986-03-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61153359A (ja) * 1984-12-27 1986-07-12 中部工機株式会社 氷削・砕氷兼用機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49104562A (ja) * 1973-02-06 1974-10-03
JPS5257775A (en) * 1975-11-07 1977-05-12 Hitachi Ltd Exposure unit for color picture tube

Patent Citations (2)

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