JPS6332885Y2 - - Google Patents

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JPS6332885Y2
JPS6332885Y2 JP5543283U JP5543283U JPS6332885Y2 JP S6332885 Y2 JPS6332885 Y2 JP S6332885Y2 JP 5543283 U JP5543283 U JP 5543283U JP 5543283 U JP5543283 U JP 5543283U JP S6332885 Y2 JPS6332885 Y2 JP S6332885Y2
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JP
Japan
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ceramic heater
heater
trap
exhaust
particulate
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JP5543283U
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JPS59160808U (ja
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Publication of JPS6332885Y2 publication Critical patent/JPS6332885Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、内燃機関、特にデイーゼルエンジン
の排気ガス中に含まれるパテイキユレート(微粒
子)を捕集し燃焼させる排気パテイキユレートト
ラツプに係り、特に捕集パテイキユレートの着火
熱源となるヒータの保持構造に関する。
従来技術 この種排気パテイキユレートトラツプは一般
に、パテイキユレート捕集用フイルタエレメント
の前端面にヒータを取付け、このヒータに定期的
に通電して捕集パテイキユレートを着火燃焼させ
るという基本構成を有している。そしてこのヒー
タとして近年セラミツクヒータが開発実用化され
ているが、これは高電気絶縁性アルミナセラミツ
クスの内部にタングステン・モリブデン等の高融
点金属を導体としてパターン印刷し一体燃結しヒ
ータ構造としたものであり、このセラミツクヒー
タは形状、幅、厚さなどが自由に選択できるので
設計の自由度が増し、また加熱特性にもすぐれ製
造も容易であり、従来の電熱線ヒータにとつて代
りつつある。あるいはまた、アルミナ(Al2O3
の粉末とチタンカーバイド(TiC)あるいは窒化
チタン(TiN)等の粉末とを焼結して形成した
それ自身発熱するスラミツクヒータも開発されて
いる。ところがこのようなセラミツクヒータはそ
の材質から耐衝撃性に弱いという欠点がある。し
かるに着火性をよくするためセラミツクヒータを
フイルタエレメントの端面に密着させると従来の
ヒータ支持構造では高温環境下で振動等を受ける
セラミツクヒータを長期に亘つて確実に保持する
ことができずヒータ自身の破損や欠損をひきおこ
したり、あるいはヒータがフイルタエレメントか
ら浮き上がつて着火不良や加熱温度分布不良が生
じる可能性があつた。
考案の目的 本考案は、このようなセラミツクヒータの破損
や欠損あるいは変形、あるいはフイルタエレメン
トからの浮き上りを、簡単な構造で確実に防止す
ることを目的になされたものである。
考案の構成 本考案によれば上述の如き目的を達成するため
にセラミツクヒータを支持する碍子をガスケツト
等の緩衝材で挾み込みさらにその緩衝材を補強リ
ングで挾み込むことによりセラミツクヒータに作
用する振動等の衝撃を吸収しつつかつ確実に保持
可能ならしめたものである。
実施例 以下、本考案の好ましい実施例につき図面を参
照して詳細に説明する。
トラツプ容器12はデイーゼルエンジンの排気
管9内に取り付けられる。そのために排気管9及
びトラツプ容器12には夫々フランジ7,13が
形成され、これら対向フランジどうしをねじ(図
示せず)等で固着することにより一体化される。
トラツプ容器12の内部には捕集材(トラツプ
材)20がある。このトラツプ材20としては、
公知の発泡セラミツクおよびこれに類似する材料
を用いることができる。即ち、トラツプ材20は
三次元の網目構造で、その内部を排気ガスが流通
可能でありかつ排気ガスに含まれている排気微粒
子をその網目間に捕集することができるようにな
つている。トラツプ材20の上流側端面には、セ
ラミツクヒータ16が配置されている。符号17
は各セラミツクヒータ16ごとに設けられた電源
供給用ターミナルであり、セラミツクヒータ用リ
レー(図示せず)を介してセラミツクヒータ用電
源(図示せず)に連結される。排気ガスは第1図
の矢印方向に流れる。フイルタエレメント(フオ
ームフイルタ)20は全周に弾力を持つたワイヤ
ネツト23を巻き付けた状態で上記容器12内へ
圧入されている。ワイヤネツト23は耐熱性細線
を編んだ弾力を持つ保持部材でフイルタエレメン
ト20を半径方向の振動から保護する。
セラミツクヒータ16は例えば第2図に示す如
き形状のプレート状ヒータをフイルタエレメント
20の入口に放射状に6個配置したものである。
各セラミツクヒータ16は公知の如く、適切な電
気加熱素子、例えばタングステンをアルミニウム
箔で包み、それをセラミツクでコーテイングした
ものである。あるいはまた前述の如くAl2O3の粉
末とTiCまたはTiNの粉末とを焼結形成したセラ
ミツクヒータでもよい。このようなセラミツクヒ
ータ16の形状、大きさ、個数及び配列は、排気
ガスの流れを妨げず、従つて排気ガスの背圧上昇
が最小になるように選定される。また、セラミツ
クヒータ16に触媒を担持させれば着火を一層ス
ムーズに行うことができ、着火エネルギ(消費電
力)を減少させることもできる。
第3図に本考案に係るセラミツクヒータの支持
構造を示す。各セラミツクヒータ16はその外周
端部16A(第2図)をその表裏側から一対のリ
ング状ヒータ固定用碍子31,31により挾持さ
れる。これら碍子は緩衝性がないのでその両側か
ら例えばガスケツトの形態をしたリング状緩衝材
33,33を介して補強リング37,37により
挾まれる。このようにしてセラミツクヒータ16
は碍子31、緩衝材33、及び補強リング37に
より挾まれた状態でフランジ7,13に形成され
る取付溝35内に嵌め込まれる。補強リング37
は例えばSUS材で形成される強度部材であるの
でフランジ7,13(例、鋳物製)の対応側壁と
のなじみが良くない。そのため好ましくは補強リ
ング37には凹溝39が形成され、そこに熱膨張
性シール材(インタラム)41が埋設される。熱
膨張性シール材41は使用時に排気ガスの熱によ
り膨張してヒータ16を両側から強く張持し確実
に不動に固定保持するものである。このような熱
膨張性シール材は45で示す如くフイルタエレメ
ント20の保持用としても用いられ得る。このよ
うにすることによりフイルタエレメント20をワ
イヤネツト23と共にしつかりと不動に保持する
ことができる。
第4図は第3図とは別の実施例を示すもので第
3図における補強リング37の凹溝39がフラン
ジ7,13(あるいは管9及びトラツプ容器1
2)に形成された凹溝40に置換されている点を
除き第3図と同様である。この場合にも第3図と
全く同様の作用、効果を奏するということは理解
されよう。碍子、緩衝材、補強材等は好ましくは
第3,4図に示す如く排気ガスの流れに直接当た
らないように取付溝35内に封入されるような内
径のリング状となつており、従つて万が一これら
の部材が欠けても排気ガスによつて飛散せしめら
れる可能性は減少する。
効 果 以上に記載した如く本考案によればセラミツク
ヒータを固定保持する碍子を緩衝材で挾持するこ
とにより碍子の割れを防止し、それによりヒータ
の保持を確実にすることができる。また碍子、緩
衝材、補強材等はすべてリング状であるので組付
が簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な排気パテイキユレートトラツ
プの構造を示す部分破断側面図、第2図は排気ガ
スの流れ方向から見たセラミツクヒータの一例を
示す図、第3図は本考案に係るヒータ保持構造を
示す拡大縦断面図、第4図は本考案の他の実施例
を示す第3図と同様の図。 9……排気管、12……トラツプ容器、16…
…セラミツクヒータ、20……捕集材、31……
碍子、33……緩衝材、37……補強材、41…
…熱膨張性シール材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. デイーゼルエンジンの排気管路に取付けられる
    トラツプ容器内にデイーゼルパテイキユレートを
    捕集する捕集材を充填すると共に該捕集材の上流
    側端部に捕集パテイキユレートを着火燃焼せしめ
    るセラミツクヒータを取付けて成るデイーゼルエ
    ンジンの排気パテイキユレートトラツプにおい
    て、セラミツクヒータの外周部を保持用碍子によ
    り両側から挾持すると共に該保持用碍子をその両
    側から緩衝材を介在させて補強材により挾持する
    ことを特徴とするデイーゼルエンジンの排気パテ
    イキユレートトラツプのヒータ保持構造。
JP5543283U 1983-04-15 1983-04-15 デイ−ゼルエンジンの排気パテイキユレ−トトラツプのヒ−タ保持構造 Granted JPS59160808U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5543283U JPS59160808U (ja) 1983-04-15 1983-04-15 デイ−ゼルエンジンの排気パテイキユレ−トトラツプのヒ−タ保持構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP5543283U JPS59160808U (ja) 1983-04-15 1983-04-15 デイ−ゼルエンジンの排気パテイキユレ−トトラツプのヒ−タ保持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59160808U JPS59160808U (ja) 1984-10-27
JPS6332885Y2 true JPS6332885Y2 (ja) 1988-09-02

Family

ID=30185757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5543283U Granted JPS59160808U (ja) 1983-04-15 1983-04-15 デイ−ゼルエンジンの排気パテイキユレ−トトラツプのヒ−タ保持構造

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JP (1) JPS59160808U (ja)

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Publication number Publication date
JPS59160808U (ja) 1984-10-27

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