JPS6332884A - 切り欠きを設備した点火栓の端子部 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ）ｔＬ業上の利用分野 この発明は、ガソリン燃料等で動作するエンジンに使用
して動作の安定に役立つ点火栓の端子部に関する。

口）従来の技術 従来の点火栓の端子部では、高圧コードの脱落を防止し
高圧コードとの着脱を確保する構造になっているが、高
圧コードのジャック端子部と点火栓のプラグ端子部との
接続部における両者の材質の相違、動作時の両者間の温
度差の変動、そして、エンジンの振動や経年劣化による
接触抵抗値の変動等の影響を受けて、接続部分での点火
エネルギーの伝送損失の変動が多いといった欠点があっ
た。

ハ）発明が解決しようとする問題点 この発明は、高圧コードの端子部と点火栓の端子部との
間に接触電位差や接触抵抗値の変動等があっても、切り
欠き部の角の先端部分からの放電効果等を利用して点火
エネルギーを点火栓に伝え、高圧コードから点火栓に供
給される過程での電気的な点火エネルギーの損失と変動
を少なくして、エンノンの動作を安定させることを目的
とする二）問題点を解決するための手段 この発明の一例を図面にもとづいて説明すると第一図に
おいて切り欠き部３を設備した点火栓の端子部ｌ　（以
下プラグ端子１という）に高圧コード端子部４　（以下
ジャック端子４という）を接続して電源部６で作成され
た高圧の点火エネルギーを点火栓に伝える。

ホ）作用 上記の構成でジャック端子４からプラグ端子１へ高圧の
点火エネルギーが伝えられる場合、両者の接触面に酸化
皮膜ができたり、両者の温度差や材質の相違により接触
面の接触電位差が大きくなったり、又、振動や経年劣化
等により接触不良の状態になったりして接続点における
導通抵抗値が大きくなったりすると、ジャック端子４か
らプラグ端子１に接触により伝えられていた高圧の点火
エネルギーはジャック端子４からプラグ端子ｌの切り欠
き部３へ放電により伝えられる。　その際放電の発生で
、点火エネルギーの通過に支障となった接触電位差や接
触不良等の影響を減少させて、安定した高圧の点火エネ
ルギーが点火栓の中心電極７に供給されるようになる。

へ）実施例 第二図は点火栓の端子部にネジ込み式のナツトを使用し
そのす７）の外周にＶ字形の切り欠きを一箇所設備した
場合の例を示す。

ト）発明の効果 この発明は以上説明した通り点火栓の端子部に簡単な改
造で切り欠きを設備することにより、改造前と比較して
、高圧コードと点火栓の端子部の間の導通抵抗値の増加
を抑え、高圧の点火エネルギーを効率良く点火栓の中心
電極に供給して良好な火花を発生させエンジンを安定に
動作させるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第一図は点火栓の接続図、第二図は端子部の斜視図、第
三図は端子部に高圧コードを接続した場合の端子部周辺
の断面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、点火栓の端子部分に切り欠きを設備し切り欠きの働
   きにより高圧コードと端子部間の導通抵抗値の変動を減
   少させることを特徴とした端子部 ２、端子部を着脱可能な構造とした特許請求の範囲第一
   項記載の切り欠きを設備した点火栓の端子部 ３、端子部の切り欠きのエッジ部を外部に突出させる等
   して放電し易い形状に加工した特許請求の範囲第一項記
   載の切り欠きを設備した点火栓の端子部 ４、切り欠きのエッジ部を放電特性の向上や接触による
   磨耗を減少させる等の目的で適当な鍍金を施して補強し
   た特許請求の範囲第一項記載の切り欠きを設備した点火
   栓の端子部