JPS633268Y2 - - Google Patents

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JPS633268Y2
JPS633268Y2 JP397181U JP397181U JPS633268Y2 JP S633268 Y2 JPS633268 Y2 JP S633268Y2 JP 397181 U JP397181 U JP 397181U JP 397181 U JP397181 U JP 397181U JP S633268 Y2 JPS633268 Y2 JP S633268Y2
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circuit
receiver
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power supply
horizontal
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  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 テレビジヨン受像機(以下、テレビジヨンを
TVと略記する)の筐体内にTV受像機とは別の
機能を有する機器、例えば、ラジオ受信機、ある
いはカセツト式テープレコーダ、その他の機器を
組込んで構成した複合型TV受像機は、それが
TV放送の受信のために使用される場合もあれ
ば、あるいはそれがTV受像機とは別の機能を有
するものとして使用される場合もある、というよ
うに、様々な使用態様の下で使用されるものであ
る。
そして、複合型TV受像機が様々な使用態様の
下で使用される際には、それぞれの使用態様に応
じて複合型TV受像機の構成部分の内で使用され
ない部分が生じることもあり、そのような場合に
は、従来から使用されない構成部分に対する動作
用電力の供給が停止されるようにして、省電力化
された複合型TV受像機が得られるようにしてい
るのが通常である。
ところで、省電力化された複合型TV受像機を
構成するために、前記のように使用されない構成
部分に対する動作用電力の供給態様の変更を行な
うための最も一般的な方法は、電源回路と各構成
部分との間の動作用電力の供給回路中にスイツチ
を設け、そのスイツチの開閉動作によつて、各構
成部分に対する動作用電力の供給態様が変更され
るようにする、というものであるが、この方法で
はスイツチとして大きな電流容量を有するものが
必要とされるという点が問題となつたために、本
出願人会社では先に、前記の問題の生じない複合
型TV受像機として、TV受像機が本来具備して
いるべき主要な機能と、前記した主要な機能以外
の機能をも併わせ有するようになされていると共
に、前記した主要な機能以外の機能を有する部分
に動作用電力を供給するための電源回路が独立に
設けられており、また、TV受像機の水平出力回
路中に生じるフライバツクパルスを昇圧及び降圧
し、それを整流平滑して得た直流電力がTV受像
機における少なくとも大部分の構成部分に対する
動作用電力として供給されうるようになされてい
る複合型TV受像機において、水平発振回路を発
振状態と発振停止状態とに切換えうる切換回路を
設け、前記した切換回路の切換えにより複合型
TV受像機における動作用電力の供給態様が変更
されるようにした複合型TV受像機を提案し、動
作用電力の切換えを小さな電流容量のスイツチで
行なうことができるようにした。
一方、TV受像機においては、電源電圧の上昇
等による動作用電圧の上昇により、受像管の陽極
電圧が30KVを超えると、その高圧で加速された
電子ビームの射突によつてX線が発生して視聴者
に悪影響を及ぼすことが問題となり、また、動作
用電圧の上昇によるパルスの波高値の増大はパル
ス回路で構成されている偏向回路や高圧発生回路
における半導体素子を破壊してしまうという事故
を引きおこすため、動作用電圧が異常に高くなつ
た場合にはTV受像機の動作が停止されるように
して視聴者やTV受像機を保護することが行なわ
れているのであり、前記した保護回路の1つとし
て、TV受像機の動作用電源電圧の上昇時には水
平発振回路の発振状態を停止させて、TV受像機
の各部に対する動作用電力の供給が遮断されるよ
うにする、という構成のものも実施されており、
このような構成の保護回路を備えたTV受像機が
複合型TV受像機の構成部分として用いられるこ
ともある。
ところが、前記したような構成の保護回路を備
えたTV受像機が組込まれている複合型TV受像
機に対して、既述した既提案の動作用電力の供給
態様の変更手段を適用した場合には、動作用電力
の供給態様の変更のために水平発振回路の発振を
停止させると、それによつて生じる動作用電源電
圧の上昇によつて、保護回路も動作してしまうの
で、次に複合型TV受像機をTV放送の受信のた
めに使用しようとして、動作用電力の供給態様を
変更しても、前記した保護回路が保護動作を継続
しているために、TV受像機が正常に動作しない
という問題が生じる。
本考案は、既述のような構成の保護回路を備え
たTV受像機が組込まれて構成されている複合型
TV受像機についても、既述した既提案の動作用
電力の供給態様の変更手段による動作用電力の供
給態様の変更が良好に行なわれ得るようにした複
合型TV受像機を提供するものであつて、以下、
添付図面を参照しながら本考案の複合型TV受像
機の内容を詳細に説明する。
添付図面は本考案の複合型TV受像機の一実施
態様のブロツク図であり、この図においてAは複
合型TV受像機の筐体、BはTV受像機、Cは例
えばラジオ受信機などのようなTV受像機とは異
なる機能を有する機器である。
この図示の実施例では音声増幅回路6とスピー
カ7とがTV受像機Bとラジオ受信機Cとに兼用
されているものとして示されている。
また、図において、ACは商用交流電源、SW
は電源スイツチ(メインスイツチ)、HOSCは水
平発振回路、HOUTは水平出力回路、FTはフラ
イバツクトランス、Dは動作用電力の供給態様変
更のための第1の発振状態制御回路、Eは保護回
路のための第2の発振状態制御回路、Fは第1の
発振状態制御回路Dによつて水平発振回路HOSC
が発振停止状態となされた時に、第2の発振状態
制御回路Eを不動作にさせる回路(以下、回路F
という)、であり、また、1は商用交流電源ACの
交流電力をトランスレス式に整流平滑してTV受
像機Bへそれの大部分の動作用電力を与える直流
電源、2は商用交流電源ACの電圧をトランスに
よつて降圧して整流平滑し、ラジオ受信機C及び
音声増幅回路6などへそれらの動作用電力を与え
る直流電源である。
また、3はTV受像機Bにおけるフロントエン
ド(チユーナ)、映像中間周波増幅段、映像検波
段、映像増幅段、色信号処理回路、音声中間周波
増幅段、音声検波段、垂直発振回路、及び垂直出
力回路などを含んで構成されている回路ブロツ
ク、4は受像管、5はラジオ受信機におけるフロ
ントエンド(チユーナ、中間周波増幅段、検波
段)などを含んで構成されている回路ブロツクで
ある。
水平出力回路HOUTに1次側巻線8が接続さ
れているフライバツクトランスFTの2次側巻線
9〜12には、水平発振回路HOSCが発振状態と
なされているときに、それぞれフライバツクパル
スが昇圧または降圧された状態のパルスが現われ
る。
巻線9に現われたパルスは整流ダイオード13
で整流されて受像管4へそれの陽極電圧として与
えられ、また、巻線12に現われたパルスは受像
管4へそれのヒータ加熱用として供給され、さら
に、巻線10,11に現われたパルスは、それぞ
れ整流ダイオード14,15で整流された後に、
平滑コンデンサ16,17で平滑されて、所要の
電圧値を有する動作用直流電力としてブロツク3
内の各構成回路へ与えられる。
水平出力回路HOUTは、水平発振回路HOSC
の発振波により励振されてスイツチング動作を行
なつているから、水平発振回路HOSCが発振を停
止した場合には動作を停止して、フライバツクト
ランスFTの2次側の各巻線9〜12には電圧を
生じさせない。
また、水平出力回路HOUTからは水平偏向コ
イル18に対して偏向電力が供給され、他方、ブ
ロツク3内に設けられている垂直出力回路からは
垂直偏向コイル19に対して偏向電力が供給され
る。
水平発振回路HOSCは、第1、第2の発振制御
回路D,Eの制御動作に応じて、発振状態となさ
れたり、あるいは発振停止状態となされたりす
る。
すなわち、水平発振回路HOSCはそれの動作用
電力が直流電源2(実施に当つては直流電源1で
あつてもよい)から抵抗20を介して与えられて
いるのであるが、抵抗20と水平発振回路HOSC
の電源端子21との接続点と接地との間には、第
1の発振状態制御回路Dにおけるトランジスタ
Q1のコレクタとエミツタ及び第2の発振状態制
御回路EにおけるトランジスタQ2のコレクタと
エミツタとがそれぞれ接続されているから、前記
のトランジスタQ1,Q2が共に遮断状態となされ
ている状態の時だけに、水平発振回路HOSCには
動作用電力が与えられて、水平発振回路HOSCは
発振状態となされ、また、前記したトランジスタ
Q1,Q2の何れか一方のものでも導通状態となさ
れた時は、水平発振回路HOSCに対する動作用電
力の供給が停止されて水平発振回路HOSCは発振
停止の状態となされるのである。
さて、第1の発振状態制御回路Dは、図示の例
では切換スイツチ22と抵抗24及びトランジス
タQ1とによつて構成されていて、複合型TV受像
機がTV放送を受信する状態として使用される時
には、切換スイツチ22の可動接点aを固定接点
b側に切換え、また、複合型TV受像機がラジオ
受信機の受信状態として使用される時には、切換
スイツチ22の可動接点aを固定接点c側に切換
える。
前記した切換スイツチ22の可動接点aが固定
接点b側に切換えられた時にはトランジスタQ1
が遮断状態となされて、水平発振回路HOSCには
直流電源2から動作用電力が供給される。
また、切換スイツチ22の可動接点aが固定接
点c側に切換えられた時には、トランジスタQ1
のベースに対して抵抗24を介して電圧が与えら
れるために、トランジスタQ1が導通して、水平
発振回路HOSCに対する動作用電力の供給が停止
されて、水平発振回路HOSCは発振停止の状態と
なされる。
この時に、回路FにおけるトランジスタQ3
ベースにも抵抗25を介して電圧が与えられるた
めに、トランジスタQ3も導通して、第2の発振
状態制御回路EにおけるトランジスタQ2のベー
ス電位を引下げて、トランジスタQ2が確実に遮
断状態となされるようにする。
なお、前記した切換スイツチ22は切換スイツ
チ23と連動して切換動作を行なうが、その連動
切換えの態様は、一方の切換スイツチの可動接点
aが例えば固定接点b側に切換えられた時には他
方の切換スイツチの可動接点aも固定接点b側に
切換えられるという、ようなものである。
次に、第2の発振状態制御回路Eは、図示の例
では抵抗26〜28、ツエナダイオード29、コ
ンデンサ30などによつて構成されており、直流
電源1の出力電圧(動作用電力の電圧)を抵抗2
6と抵抗27とによつて分圧した電圧が、ツエナ
ダイオード29を介してトランジスタQ2のベー
スに与えられるようにしており、また、トランジ
スタQ2のベースと接地との間に、抵抗28とコ
ンデンサ30とによる並列回路が接続されてい
る。
前記した抵抗28とコンデンサ30との並列回
路は、電源電圧の瞬間的な上昇時における第2の
発振状態制御回路Eの誤動作を防止するために設
けられたものであり、それの時定数は所望のよう
に定められる。
前記した第2の発振状態制御回路Eは、直流電
源1の出力電圧が異常に上昇した時に、ツエナダ
イオード29を介してトランジスタQ2が導通す
るように各構成部品の定数が設定されるのであ
る。
直流電源1の出力電圧は、第1の発振状態制御
回路Dの切換スイツチ22の可動接点aを固定接
点c側に切換えて水平発振回路HOSCが発振停止
状態となされた時には上昇するが、本考案装置で
は既述のように、この時に回路Fのトランジスタ
Q3が導通状態となされているから、第2の発振
状態制御回路EにおけるトランジスタQ2は確実
に遮断状態となされており、したがつて、第1の
発振状態制御回路Dの切換スイツチ22の可動接
点aを固定接点c側から固定接点b側に切換えら
れた時には、水平発振回路HOSCが直ちに発振を
開始することができる。
以上、詳細に説明したところから明らかなよう
に、本考案の複合型TV受像機では、それが電源
電圧の異常な上昇時に水平発振回路を発振停止状
態として所要の保護動作が行なわれうるようにな
されている場合でも、支障なく既提案の動作用電
力の供給態様の変更手段を適用することができる
のであり、本考案装置によれば簡単に安全かつ高
性能な複合型TV受像機を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の複合型TV受像機の一実施
態様のブロツク図である。 A……筐体、B……TV受像機、C……ラジオ
受信機、D……第1の発振状態制御回路、E……
第2の発振状態制御回路、F……第1の発振状態
制御回路によつて水平発振回路HOSCが発振停止
状態となされた時に、第2の発振状態制御回路E
を不動作にさせる回路、1,2……直流電源、2
2,23……切換スイツチ、HOSC……水平発振
回路、HOUT……水平出力回路、FT……フライ
バツクトランス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テレビジヨン受像機が本来具備しているべき主
    要な機能と、前記した主要な機能以外の機能をも
    併わせ有するようになされていると共に、前記し
    た主要な機能以外の機能を有する部分に動作用電
    力を供給するための電源回路が独立に設けられて
    おり、また、テレビジヨン受像機の水平出力回路
    中に生じるフライバツクパルスを昇圧及び降圧
    し、それを整流平滑して得た直流電力がテレビジ
    ヨン受像機における大部分の構成部分に対する動
    作用電力として供給されるようになされている複
    合型テレビジヨン受像機において、複合型テレビ
    ジヨン受像機がテレビジヨン放送の受信動作を行
    なうように使用される際には水平発振回路を発振
    状態とし、また、複合型テレビジヨン受像機がテ
    レビジヨン放送の受信動作以外の動作を行なうよ
    うに使用される際には水平発振回路を発振停止状
    態とする第1の発振状態制御回路と、電源電圧が
    予め定められた電圧値よりも上昇した時に水平発
    振回路を発振停止状態とする第2の発振状態制御
    回路とを設けると共に、前記した第1の発振状態
    制御回路によつて水平発振回路が発振停止状態と
    なされた時に、前記した第2の発振状態制御回路
    を不動作にさせる回路とを備えてなる複合型テレ
    ビジヨン受像機。
JP397181U 1981-01-14 1981-01-14 Expired JPS633268Y2 (ja)

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JPS57117873U JPS57117873U (ja) 1982-07-21
JPS633268Y2 true JPS633268Y2 (ja) 1988-01-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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