JPS6332472A - エクストル−ダ及びその制御方法 - Google Patents

エクストル−ダ及びその制御方法

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JPS6332472A
JPS6332472A JP61175519A JP17551986A JPS6332472A JP S6332472 A JPS6332472 A JP S6332472A JP 61175519 A JP61175519 A JP 61175519A JP 17551986 A JP17551986 A JP 17551986A JP S6332472 A JPS6332472 A JP S6332472A
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cylinder
screw
food
extruder
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Kiyoshi Inoue
潔 井上
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Inoue Japax Research Inc
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  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エクストルーダ及びその制御方法の改良に関
する。
〔従来の技術〕
エクストルーダは熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂を型に
押し出して加工する押出成形加工を始めとし、現在では
食品加工等にも利用されている。
特に、ソーセージ、蒲鉾、ケチャツプ、菓子生地及びジ
ャム等の食品は、複数種類の原料を加熱して加圧混練し
、然る後、所定の容器又は袋に詰め込むのであるが、上
記エクストルーダを使用した食品加工装置を使用すると
、密閉した容器内で外気に全く触れることなく、全自動
で加工が行なえるので極めて衛生的である。
然しなから、従来のエクストルーダは、材料によっては
原料の供給量を適切に制御することが困難であると共に
、加圧及び混線等を確実に行なうことができないと云う
問題点があった。特に、食品加工等に於ては上記加圧及
び混練に加えて、適切な温度で加熱し、脱水等を行なう
必要があるが、これらの処理を適切に行ない得るエクス
トルーダは未だ開発されていない。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
本発明は叙上の観点に立ってなされたものであって、そ
の目的とするところは、原料の供給量を適切に制御する
と共に、どのような原料であっても加圧及び混練等が確
実に行なえ、更には通切な温度で加熱でき、脱水等の処
理も可能なエクストルーダ及びその制御方法を提供しよ
うとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
而して、上記の目的は、原料供給口を随時開閉し得る閉
鎖装置と、スクリュウを正逆両方向に回転せしめ得る切
換装置を具備したエクストルーダによって達成される。
〔作  用〕
而して、上記の如(エクストルーダを構成することによ
り、原料の供給量を適切に制御することができると共に
、どのような原料であっても加圧及び混練等が確実に行
なえ、更には適切な温度で加熱でき、脱水等の処理も可
能であるので、樹脂加工及び食品加工等を始めとした幅
広い分野で利用することができる。
〔実 施 例〕
以下、図面を参照しつ\本発明の詳細を具体的に説明す
る。
第1図は、本発明にかかるエクストルーダの一実施例を
示す説明図、第2図は、その原料補給器の主要部分の構
成を示す断面図である。
第1図及び第2図中、1は本発明にかかるエクストルー
ダであり、2はシリンダ、3はスクリュウ、4はシリン
ダ取付は用のフランジ、5は減速装置が収容されている
カラム、6はモータ、7は原料補給器、8は原料補給器
取付部材、9はシリンダ2の先端部を支承する支柱、1
0はブレーカ−プレート、11は金網、12乃至14は
誘導子、15及び16は温度検出器、17及び18は圧
力検出器、19は上記温度検出器15及び16の出力を
デジタル信号化するAD変換器、20は上記圧力検出器
17及び18の出力をデジタル信号化するAD変換器、
21は誘導子12乃至14の電源回路、22はシリンダ
2内で加工された加工物を袋23内に詰め込む定量押出
ピストン装置、24は押出しロッド、5は上記押出しロ
ッド24を昇降移動するモータ、26は攪拌器、n及び
nは原料投入用コンベア、29は羽、30は上記別画を
ロッド31を介して回動するモータ、羽は原料補給器7
の原料供給ロアaを随時開閉し得る閉鎖装置、33はシ
ャツタ板、33aは上記シャツタ板33の一部に形成さ
れたラック、34は上記シャツタ板33を図中左右方向
に移動して原料の供給を制御するモータ、35は上記モ
ータ34のシャフト34 aに取り付けられ、上記シャ
ツタ板33に形成されたラック33aと噛み合っている
ピニオンギア、36は上記モータ6の電源装置、37は
真空ポンプ、38はA/D変換器19及び20からの信
号に基づき予め定められたプログラムに従って電源回路
21、モータ25.34及び電源装置36を一括して制
御する制御装置である。
而して、本実施例に於ては、本発明にかかるエクストル
ーダを使用して食品を加工する場合について説明する。
シリンダ2の一部はフランジ4を介して減速装置が収容
されたカラム5によって支承され、その先端部は支柱9
によって支承されており、先端部分にはシリンダ2内で
加工された食品を袋詔内に詰め込むための定量押出ピス
トン装置22が取付けられている。
原料補給器7には原料投入用コンベアr及び28によっ
て食品原料が投入され、投入された食品原料は攪拌器2
6によって混合される。
上記原料補給器7の原料供給ロア8部分には上記供給ロ
アaを随時開閉し得る閉鎖装置32が設けられている。
上記閉鎖装置羽はシャツタ板33と、上記シャフタ板3
3を移動するモータ34等から構成されており、上記シ
ャツタ板33の一部に形成されたラック33 aにモー
タあのシャフト34 aに取り付けられたピニオンギア
35が噛み合っており、スクリュウ3が逆転する際、上
記モータ34が回動してシャツタ板33を図中右方向に
移動して原料供給ロアaを閉鎖し、食品原料が上記原料
供給ロアaを通って原料補給器7へ逆流するのを防止す
る。
スクリュウ3は上記シリンダ2内にこれと同軸に回動自
在で、且つ逆回転が可能に設けられ、モータ6の回動を
減速し、トルクを高めるためカラム内に収められた減速
装置の出力軸に接続されて回転し、原料補給器7からシ
リンダ2内に供給される食品原料を加熱部に送り出すと
同時に、回転に伴う剪断熱により食品原料を加熱、加圧
し、加熱されて可塑状と成った食品原料を定量押出ピス
トン装置22内に押し出すものである。
モータ6に電力を供給する電源装置36は、制御装置3
8によって制御され、これによりモータ6が始動、停止
、正回転及び逆回転せしめられる。
シリンダ2の先端部には、多数の孔を有するプレーカー
プレート10及びこれに保持された金網11が設けられ
、これによってシリンダ2内の食品原料が良く混練され
、温度、成分及び食品の流れを均一にして定量押出ピス
トン装置22に加工食品を送り出す。
シリンダ2の先端部分に取付けられた定量押出ピストン
装置n内には、加工食品を袋23内に押し出す押出しロ
ッド24が設けられており、上記押出しロッド24はモ
ータ5の回動に伴い上記定量押出ピストン装置22内を
上下に移動し、シリンダ2内から定量押出ピストン装置
22内に送り込まれた加工食品を袋詔に詰め込むように
構成されている。
誘導子12乃至14はシリンダ2の外周に沿って適宜の
間隔を隔てて複数個設けられ、電源装置21から交流電
流が供給されて誘導加熱によりシリンダ2を加熱する。
一般に、上記誘導加熱は円筒状の導体の周囲に誘導子と
呼ばれるコイルを巻き、この誘導子に交流電流を通じ電
磁誘導によって導体内に渦電流を生じさせることによっ
て行なわれ、導体はこの際に生じる渦電流損により発熱
するので、食品原料を極めて効果的に加熱することがで
きる。
而して、シリンダ2の誘導子12乃至14の設けられた
部分は加熱部を構成し、食品原料はこの加熱部でシリン
ダ2の内周面から熱伝導によって加熱される。この場合
、誘導子12乃至14総てに均一に電力を供給するので
はなく、シリンダ2内の各位置に於ける食品原料の温度
に応じて上記誘電子12乃至14への電力供給量が制御
され、食品原料が均一に加熱される。
また、上記シリンダ2には適宜の間隔を隔てて温度検出
器15及び16、圧力検出器17及び18が複数個取付
けられており、上記シリンダ2内の各位置に於ける食品
原料の温度及び圧力が常時検出される。
なお、シリンダ2の外周壁面ば図面では省略したが、通
常は保温材で覆われており、また、温度検出器15及び
16、圧力検出器17及び18は、上記保温材を介して
シリンダ2に1戻し込まれ、それぞれロックナツト等に
よって固定されており、従って、上記温度検出器15及
び16、圧力検出器17及び18によって食品原料の温
度及び圧力を正確に検出することができる。
而して、本発明にかかるエクストルーダによって食品加
工が行なわれる場合には、粒状、粉状或いは液状の食品
原料が、原料投入用コンベア27及び28によって所定
の種類及び所定の量原料補給器7に供給され、攪拌器2
6によって適宜に混合され、上記原料補給器7の原料供
給ロアaからシリンダ2内に供給される。この時シリン
ダ2内のスクリュウ3は正回転しており、シリンダ2内
に供給された食品原料を加熱部に送り出す。
所定の量の食品原料がシリンダ2内に所定量供給される
と、予め制御装置38にプログラムされた各種パターン
で次の各動作が行われる。−例としてはモータ34が回
動してシャツタ板33が閉じられ、シリンダ2内への食
品原料の供給が停止されると共に、上記スクリュウ3が
逆回転さらには正逆回転せしめられ、食品原料が圧縮混
練される。なお、食品原料0′種類によっては、周期的
に正回転及び逆回転が繰り返されつ\圧縮混練が行なわ
れ、更に真空ポンプ37によってシリンダ2内の食品原
料から気体分、或いはさらに水分が除去される。これと
同時に上記シリンダ2の加熱部に設けられた誘導子12
乃至14には電源装置21から交流電流が供給され、シ
リンダ2に渦電流を発生させ、誘導加熱によりこれを発
熱させる。而して、食品原料は誘導加熱による熱と上記
スクリュウ3の回転に伴う剪断熱とによって加熱される
この誘導加熱による発熱は電熱線等による加熱に比べて
電力効率が2〜3倍良く、また、安価で耐久性に優れ、
更にシリンダ2内体を直接発熱させて加熱するものであ
るから、温度制御に加熱手段の熱容量が関係することが
少ないので、制御装置38からの指令に即応して温度調
節をすることができる。
シリンダ2に複数個設けられた温度検出器15.16及
び圧力検出器17.18によって、上記シリンダ2の各
位置における温度及び圧力が検出され、それらの検出値
はそれぞれA/D変換器19及び20によってデジタル
信号化されて制御回路38に送られる。
これをより具体的に説明する。
先ず、温度について運べと、制御装置38は、先ず、第
一に食品原料の定量押出ピストン装置22への供給量に
応じて、全加熱器の総発熱量を制御すると共に、シリン
ダ2内の食品原料の保有する全熱量を計算し、これが予
め定められた理想的な温度分布に於て上記食品原料が保
有すべき全熱量と比較し、両者間に偏差が認められる場
合には、その偏差分が消滅せしめられるように各誘導子
12乃至14への電力供給量を加減する。
而して、スクリュウ3が正回転しているときは、シリン
ダ2内の食品原料が定量押出ピストン装置22の方に移
動し押し出されるが、逆回転せしめられるときは、原料
補給器7からの食品原料の供給が停止し、シリンダ2内
に供給された食品原料は、上記シリンダ2内を図中右方
向から左方向に向かって圧縮される。従って、温度検出
器16の検出温度が予め定められた温度よりも低い場合
には、先ず、誘電子13への電力供給量が増大せしめら
れ、シリンダ2内の食品原料が温度検出器16から誘電
子13まで移動するに要する時間経過後上記誘電子13
の加熱電力が増加される。従って、上記食品原料はシリ
ンダ2の上記誘電子13の部分を通過することにより所
定の温度近くまで加熱される。
而して、温度検出器16により加熱の不足が検出される
と、それに応じて所望の誘導子12乃至14の電力が増
大され、加熱量が上述の如く経時的に変えられる。
而して、誘電子12乃至14総てへの電力供給量が一律
に増大されるのでも、また、特定の一個の誘電個のみへ
の電力供給量が増大されるのでもなく、所定の温度より
低い食品原料がシリンダ2内を移動して行くに従って、
当該部分を担当する誘導子とその前段の誘導子への電力
の供給量が調節されるので、食品原料はその移動に応じ
て順次上記誘導子12乃至14で適切に加熱される。従
って、上記食品原料の温度は上昇しすぎることもなく所
定の温度状態に保持される。
次に圧力について述べると、温度が前述の如(制御され
るので、食品原料の溶融度、粘度等が理想的に制御され
ることになり、スクリュウ3の駆動速度を加工食品の加
圧圧縮混線の度合に応じて適切に制御すれば、圧力の分
布は直ちに理想的な分布となる。
シリンダ2内の食品原料がスクリュウ3の逆回転によっ
て加圧圧縮混練され、誘導子12乃至14及びスクリュ
ウ3の回転に伴う剪断熱とによって加熱されて上記食品
原料が加工されると、次にスクリュウ3が正回転せしめ
られ、加工された食品がシリンダ2内をブレーカ−プレ
ート10の方向に向かって移動し、定量押出ピストン装
置22に上記加工された食品が押し出される。なお、此
の際定量押出ピストン装置22内の押出しロッド24は
上方に引き上げられている。
シリンダ2内の加工食品が総て定量押出ピストン装置2
2内に送り出されると、モータ32が回動してシャツタ
板31を開き、シリンダ2内に食品原料が供給されて再
び同様の動作が開始される。
一方、定量押出ピストン装置22内に加工食品が押し出
されたならば、モータ25が回動し押出しロッド24が
下方に向かって移動し、定量押出ピストン装置22内の
加工食品が袋23に充填される。
なお、樹脂加工の場合には、シリンダ2の先端部分に、
定量押出ピストン装置22に替えて成形用の型が取付け
られると共に、更に上記成形用の型に圧力を加える油圧
シリンダが設けられる。
而して、樹脂材料が原料補給器7から供給され、上述の
如(、シリンダ2内でスクリュウ3により樹脂材料が圧
縮混練されると共に、上記スクリュウ3の回転に伴う剪
断熱によって加熱され、更に真空ポンプ37によってシ
リンダ2内の樹脂原料から不必要な水分が除去され、こ
れと同時に上記樹脂材料がシリンダ2の加熱部に設けら
れた誘導子12乃至14によって加熱され、上記樹脂材
料が可塑状態とされると、スクリュウ3によって形成用
の型に押し出されて加工される。
〔発明の効果〕
本発明は叙上の如く構成されるので、本発明によるとき
には、原料の供給量を適切に制御することができると共
に、どのような原料であっても加圧及び混練等が確実に
行なえ、更には適切な温度で加熱でき、脱水等の処理も
可能であるので、樹脂加工及び食品加工等を始めとし、
幅広い分野で利用することができる。
なお、本発明は叙上の実施例に雨足されるものではない
。即ち、例えば、本実施例に於ては、エクストルーダを
主に食品加工に利用した場合について説明したが、本発
明にかかるエクストルーダは樹脂加工を始めとするエク
ストルーダを使用する広く公知の装置に採用し得ること
勿論である。
また、シリンダ2の周囲に誘導子を設けたものを示した
が、シリンダ2内の原料を効率よく加熱し得るものであ
れば、公知の加熱装置が利用できるものである。その他
、閉鎖装置の構成、定量押出しシリンダが除去された状
態での加工品の押出しの仕方、温度検出器及び圧力検出
器の取付は位置及び各部の制御の仕方等は、本発明の目
的の範囲内で自由に設計変更できるものであって、本発
明はそれらの総てを包摂するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかるエクストルーダの一実施例を
示す説明図、第2図は、その原料補給器の主要部分の構
成を示す断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)原料供給口を随時開閉し得る閉鎖装置と、スクリュ
    ウを正逆両方向に回転せしめ得る切換装置を具備したエ
    クストルーダ。 2)原料供給口を開閉し得る閉鎖装置と、スクリュウを
    正逆両方向に回転せしめ得る切換装置を具備したエクス
    トルーダを制御する方法であって、上記閉鎖装置が原料
    供給口を開放しているときは原料供給装置から原料を供
    給すると共に上記スクリュウを正方向に回転せしめ、閉
    鎖装置が原料供給口を閉鎖しているときは上記スクリュ
    ウを逆方向回転を含む回転をせしめるよう構成すると共
    に、所定周期で上記スクリュウの回転方向を正逆双方向
    に切り換えることを特徴とするエクストルーダを制御す
    る方法。
JP61175519A 1986-07-28 1986-07-28 エクストル−ダ及びその制御方法 Pending JPS6332472A (ja)

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