JPS6332332Y2 - - Google Patents

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JPS6332332Y2
JPS6332332Y2 JP10700282U JP10700282U JPS6332332Y2 JP S6332332 Y2 JPS6332332 Y2 JP S6332332Y2 JP 10700282 U JP10700282 U JP 10700282U JP 10700282 U JP10700282 U JP 10700282U JP S6332332 Y2 JPS6332332 Y2 JP S6332332Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
vane
support arm
seal
operating rod
shutter
Prior art date
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JP10700282U
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English (en)
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JPS5913627U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば車両用その他のラジエター用
に適するシヤツターに関するものである。
この種従来のシヤツターは、例えば第1図乃至
第3図に示した如く、矩形のフレーム1と、フレ
ーム1内に固着された左右一対の縦枠(図面には
一方のみが示されている)2と、縦枠2,2間に
固着された上下一対の横枠3,3と、縦枠2,2
に夫々沿つて移動可能に配置された一対の操作杆
4と、両端に設けられた各二個のピンが夫々縦枠
2及び操作杆4に枢着されることにより縦枠2,
2間及び操作杆4,4間に平行に枢支された複数
枚のベーン5と、操作杆4とフレーム1との間に
張架されていて操作杆4に上方即ちベーン5を開
放する方向への移動習性を付与しているスプリン
グ6と、フレーム1に固着され且つ図示しない機
関の負圧発生部と接続されていると共に図示しな
いシヤツタスタツトにより制御されるようになつ
ていて作動時に操作杆4を下方即ちベーン5を閉
塞する方向へ移動させ得る負圧アクチユエーター
7等から構成されていたが、ベーン5が引き抜き
成形されたアルミ材からなるベーン本体8と金属
材を加工することにより成型され且つ二個のピン
9a,9bが設けられていてベーン本体8の両端
にかしめ着けられた一対の支持腕9とベーン本体
8の縁部にかしめ着けられたシール10とから成
り、該ピン9a,9bが夫々縦枠2及び操作杆4
に設けられた孔2a,4aに挿入された後抜け防
止のために該ピン9a,9bに設けられた溝にサ
ークリツプ11が嵌着せしめられるようになつて
いたため(第2図)、支持腕9及びシール10の
かしめ着けがやつかいで組立が面倒であるという
問題があつた。又、ベーン本体8の少なくとも端
部には支持腕9をかしめ着けるための二本の突条
8a,8aを形成しなければならないためベーン
本体の成形が面倒であるという問題があつた。
又、支持腕9は複雑な形状をしているため加工が
面倒であるという問題もあつた。又、上記構造の
場合、ベーン本体8の端面と縦枠2の内側面との
間に何も存在していないので、全閉時にこの部分
からの音及び空気の洩れが大きいという問題があ
つた。又、ベーン枢着部を構成する二つの部分即
ちピンと孔に金属材を用いているため、ベーン5
が開閉する時や走行中に風による振動が発生した
時にベーン枢着部から金属音が発生して騒音が高
くなり、又ベーン枢着部の摩耗が大であると共
に、ベーン枢着部への潤滑油の供給が必要になる
という問題もあつた。
本考案は、上記問題点に鑑み、ベーン本体を金
属薄板のプレス成形又は樹脂成形により薄板状に
成形し、ベーン枢支用のピンと該ベーン本体の端
面のうち少なくともシール装着部端面を覆い得る
支持腕本体と割溝付きの軸部から成る支持腕を樹
脂成形により一体成形し、該軸部の割溝を前記ベ
ーン本体の端部に嵌合し且つ該ピンを前記縦枠及
び操作杆のベーン枢着用孔に挿入することにより
ベーン全体を枢支するようにして、組立の容易
化、ベーン本体の成形の容易化、支持腕の成形の
容易化、全閉時の音及び空気の洩れ防止、騒音低
下、ベーン枢着部の摩耗防止、潤滑油の供給不要
等を実現したこの種シヤツターを提供せんとする
ものであるが、以下第4図乃至第8図に示した一
実施例に基づき上記従来例と同一の部材には同一
符号を付してこれを説明すれば、12は金属薄板
のプレス成形又は樹脂成形により薄板状に成形さ
れたベーン本体であつて、その両端部には後述の
支持腕の軸部と嵌合し得る切欠き12aが形成さ
れ(第6図)、又長手方向に沿う一端縁には例え
ばアリ溝状のシール挿入用溝12bが形成されて
いる(第7図)。13はベーン枢支用のピン13
a,13b(第5図)とベーン本体12の端面の
うち少なくとも溝12aの端部を覆い得る大きさ
の支持腕本体13c(第7図参照)とベーン本体
12と端部と嵌合し得る割溝13d′を有し且つピ
ン13aと同軸の軸部13d(第5図)とが樹脂
成形により一体成形されて成る支持腕である。1
4はベーン本体12のシール挿入用溝12bに挿
入されるべき基部14aが例えばアリ状であり且
つ硬度が大であると共にシール部14bの硬度が
小であるように二重押出し成形により形成さたゴ
ム又は合成樹脂製のシールである(第8図)。そ
して、これらがベーンを構成しており、まずシー
ル14の基部14aをシール挿入用溝12b内に
その端部口から挿入することにより該シール14
をベーン本体12の縁部に装着し、続いて支持腕
13の軸部13dの割溝13d′をベーン本体12
の切欠き12aの底部側端縁に嵌合せしめ且つ該
軸部13dを該切欠きに嵌合せしめることにより
該支持腕13をベーン本体12の両端部に装着
し、その後支持腕13の客ピン13a及び13b
を夫々縦枠2及び操作杆4のベーン枢着用孔に挿
入することによりベーン全体が縦枠2,2間及び
操作杆4,4間に枢支されれるようになつてい
る。尚、この状態においては、第7図に示した如
く、シール14が他のベーンの縁部に風上側即ち
前方から重なり得ると共にベーン本体12の他縁
部が他のベーンのシール14に風下側即ち後方か
ら重なり得るようになつており、軸部13dの中
心から他のベーンの縁部に風上側から重なり得る
部分即ちシール14の外縁までの距離1よりも
軸部13dの中心から他のベーンのシールに風下
側から重なり得る部分即ちベーン本体12の他縁
部の外縁まで距離2の方が大となるように軸部
13dのベーン本体8に対する装置位置が選定さ
れている。
本考案によるラジエター用シヤツターは上述の
如く構成されており、支持腕13をベーン本体1
2の端部に装着する場合支持腕13の軸部13d
の割溝13d′をベーン本体12の端部に嵌合せし
めるだけで済み、かしめ着けは不要である。又、
シール14をベーン本体12の縁部に装着する場
合シール14の基部14aをベーン本体12のシ
ール挿入用溝12bに端部口から挿入するだけで
済み、かしめ着つけは不要である。従つて組立が
極めて容易となる。又、ベーン本体12の端部に
は切欠き12aを形成するだけで良いので、該端
部の成形が極めて容易である。又、第7図に示さ
れているように、シール14をベーン本体12に
装着した後シール挿入用溝12bの端部口が支持
腕本体13cにより覆われるので、シール14の
シール挿入用溝12bからの抜けが確実に防止さ
れる。又、組立てた状態においてはベーン本体1
2の端面と縦枠2の内側面との間に支持腕本体1
3cが位置するようになるので、全閉時における
この部分からの音及び空気の洩れが極めて小さく
なる。又、ピン13a,13bと支持腕本体13
cと軸部13dとから成り複雑な形状を呈する支
持腕13を樹脂成形により一体成形しているの
で、該支持腕13の成形が極めて容易である。
又、ベーン枢着部を構成する二つの部分のうちの
一方であるピン13a,13bが樹脂材を用いて
いるので、ベーンの開閉や走行中の風による振動
によりベーン枢着部から金属音が発生することが
なくなり、騒音低下に役立つ。又、ベーン枢着部
の摩耗が減少すると共に、ベーン枢着部への潤滑
油の供給も不要となる。
尚、上記実施例とは異なり、操作杆4は一本だ
けでも良く、その場合ベーン本体12の他方の端
部に装着されるべき支持腕13にはピン13bを
設ける必要はない。
上述の如如く、本考案によるラジエター用シヤ
ツターは、組立、ベーン本体の成形及び支持腕の
成形が極めて容易となることから製造コストが大
巾に低下すると共に、シールの抜けが防止され、
全閉時の音及び空気の洩れが防止され、騒音が低
下し、ベーン枢着部の摩耗が防止され、潤滑油の
供給が不要になるなど実用上各種の優れた利点を
数多く有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシヤツターの一部破断斜視図、
第2図は第1図−線に沿う断面図、第3図は
上記従来例のベーンの側面図、第4図は本考案に
よるシヤツターの一実施例の一部破断斜視図、第
5図は上記実施例の支持腕の正面図、第6図は上
記実施例のベーン本体の平面図、第7図は上記実
施例におけるベーンの枢着状態を示す要部縦断面
図、第8図は上記実施例のシールの断面図であ
る。 1……フレーム、2……縦枠、3……横枠、4
……操作杆、6……スプリング、7……負圧アク
チユエーター、12……ベーン本体、13……支
持腕、14……シール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フレーム内に固着された左右一対の縦枠と、
    該一対の縦枠間に固着された上下一対の横枠
    と、前記縦枠に沿つて移動可能に配置された操
    作杆と、前記一対の縦枠間及び操作杆に平行に
    枢支され且つ前記操作杆の移動により開閉せし
    められる複数枚のベーンとから成るシヤツター
    において、ベーン本体を金属薄板のプレス成形
    又は樹脂成形により薄板状に成形し、ベーン枢
    支用のピンと支持腕本体と割溝付きの軸部とか
    ら成る支持腕を樹脂成形により一体成形し、該
    軸部の割溝を前記ベーン本体の端部に嵌合し且
    つ該ピンを前記縦枠及び操作杆のベーン枢着用
    孔に挿入することによりベーン全体を枢支する
    ようにしたことを特徴とするシヤツター。 (2) 支持腕本体をベーン本体の端面のうち少なく
    ともシール装着部端面を覆い得る大きさにした
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲(1)に
    記載のシヤツター。
JP10700282U 1982-07-16 1982-07-16 シヤツタ− Granted JPS5913627U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10700282U JPS5913627U (ja) 1982-07-16 1982-07-16 シヤツタ−

Applications Claiming Priority (1)

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JP10700282U JPS5913627U (ja) 1982-07-16 1982-07-16 シヤツタ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5913627U JPS5913627U (ja) 1984-01-27
JPS6332332Y2 true JPS6332332Y2 (ja) 1988-08-29

Family

ID=30250175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10700282U Granted JPS5913627U (ja) 1982-07-16 1982-07-16 シヤツタ−

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JP (1) JPS5913627U (ja)

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JPS5913627U (ja) 1984-01-27

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