JPS633216B2 - - Google Patents

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JPS633216B2
JPS633216B2 JP6982079A JP6982079A JPS633216B2 JP S633216 B2 JPS633216 B2 JP S633216B2 JP 6982079 A JP6982079 A JP 6982079A JP 6982079 A JP6982079 A JP 6982079A JP S633216 B2 JPS633216 B2 JP S633216B2
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JP
Japan
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air
heat
liquid
absorption liquid
solution
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JP6982079A
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JPS55898A (en
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Furederitsuku Buratsudoshoo Nooman
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HAADEN DORAISHISU INTERN Ltd
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HAADEN DORAISHISU INTERN Ltd
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Publication date
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Publication of JPS55898A publication Critical patent/JPS55898A/ja
Publication of JPS633216B2 publication Critical patent/JPS633216B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/12Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
    • F24F3/14Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
    • F24F3/1411Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant
    • F24F3/1417Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant with liquid hygroscopic desiccants
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/12Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
    • F24F3/14Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
    • F24F2003/144Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by dehumidification only

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、空気調和方法に係り、特に空気中の
水分を化学吸収又は液体溶液吸収し、除湿するた
めに適用される空気調和方法に関する。 1978年3月1日に出願された米国特許出願第
882345号明細書及び1978年3月16日に出願された
米国特許出願第887156号明細書には、塗料スプレ
ー室のための空気供給システムが開示されてお
り、該システムは、塗料スプレー室に循環させる
前に周囲空気を調和するために利用される。塗料
スプレー操作は、自動車のボデイー及びこれに類
する製品について行なわれており、安全な作業条
件を得るために、新規に供給される流入空気は、
連続的に冷却乃至加熱され、除湿乃至加湿され、
塗料スプレー室を通過後大気に放出される。 これらの特許出願明細書に述べられているよう
に、空気供給システムにおいて重要な点は、水ベ
ース塗料をスプレーするための塗料用供給空気の
相対湿度を冬期及び夏期において適正に維持する
ことである。 夏期の操業においては、供給空気の相対湿度
は、維持されねばならないとされる相対湿度レベ
ル(50%)よりもはるかに高いのが通常であるか
ら、その相対湿度を周囲レベルよりも低い値にす
る必要がある。このことは、調和プロセスにより
通常空気温度が低下し、その結果相対湿度が上昇
するので、特にそうである。 逆に冬期の操業においては、夏期と異なり、冷
たく乾燥した外部空気を加熱後湿度調整し、塗料
スプレー室に供給する流入空気の相対湿度を上昇
させる必要がある。 従来除湿を行なうために種々の慣用方法が採用
されており、そのうちの1つの方法は、露点温度
(この温度は、補正相対湿度(correct relative
humidity)に対応し、塗料スプレー室に供給さ
れる空気の乾球温度よりもはるかに低い。)に空
気をチリングし、次いで適切な乾球温度に再加熱
して、適度な相対湿度を得るというものである。 他のシステムとして、いわゆる化学吸収システ
ム乃至液体吸収システムも用いられており、該シ
ステムは、塩化リチウムの如き化学塩の溶液又は
エチレングリコールの如き他の適当な物質の水溶
液を使用することを基本としている。このような
物質の溶液の場合、該溶液の上方の蒸気圧は純水
の場合の蒸気圧よりも低減されるという性質があ
る。従つて流入空気中の水蒸気の蒸気圧が上記の
低減された水蒸気圧よりも高い場合は、周囲の水
蒸気が上記溶液に凝縮されることになる。 実施に際して、この溶液は、流入空気中にスプ
レーされ、捕集パン中で捕集され、循環されてシ
ステムに再スプレーされる。空気中の水分は、溶
液中に凝縮され、凝縮潜熱が溶液に吸収される。
これに加えて、流入空気は、通常、吸収溶液より
も高温であるから、溶液は、空気とスプレーされ
た溶液との間の直接熱伝導により加熱される。更
に凝縮された水分が溶液中を通過する時にいわゆ
る希釈熱も放出される。 この溶液によつて示される低減された蒸気圧に
基づく液体吸収現象は、溶液の温度が十分に低い
時のみ有効である。その理由は、溶液の温度が上
昇すると、その蒸気圧が、液体吸収が最早起らな
いか又は起つたとしても不十分な速度でしか起ら
ない状態に迄上昇するからである。 このように溶液が種々の由来の熱を吸収する
と、その温度が上昇するので、これを低下させ
(熱抽出又は排除し)、プロセスの効率を維持する
必要がある。 生成された熱を除去するために通常考えられる
慣用システムは、蒸発冷却塔を使用することであ
つて、このシステムは、一般的には満足すべきも
のであるが、蒸発冷却塔の設置に相当な資本投下
が必要であり、又、低下され得る溶液温度にかな
り厳しい制約がある。すなわち、蒸発冷却操作で
は、周囲温度が96〓という設計真夏条件の場合に
低下され得る水温は87〓のオーダーに制限され
る。 溶液を冷却する必要があることに加えて、溶液
の吸収効率は、溶液の濃度にも依存し、水分が溶
液中を通過するにつれて溶液が希釈されるので、
プロセスの効率も低下する。従つて、プロセスが
進むにつれて、溶液を再生乃至再濃縮する必要が
ある。溶液を再濃縮するための従来方法として、
溶液を加熱し、噴霧希薄溶液中に周囲空気を通過
させることが挙げられ、溶液を比較的に高められ
た温度レベルにすると、周囲空気により水分が運
び去られ、再濃縮が行なわれる。 しかしながら、通常、周囲空気は、比較的に高
湿度レベルにあるので、溶液を比較的に高温度に
加熱する必要があり、このためかなりの熱が消費
される。この熱は、スチームボイラーの如き外部
熱源により供給される。従つて、この方法は、蒸
気の供給が必要であり、近年増々高価になり枯渇
しつゝあるエネルギーを浪費することになる。 あるシステムにおいては、1次回路と再生器回
路の吸収液体間の熱交換を利用しているが、プロ
セスに、なり相当の冷却及び加熱能力を必要とす
る。 本発明の目的は、供給空気を液体吸収させて湿
度を調和するための新規なシステム及び方法を提
供し、従来の方法に比し大巾に装置を簡略化し、
エネルギーを低減させることにある。 本発明のこの目的及び他の目的は、熱ポンプと
して作用する機械的冷凍ユニツトを、塗料スプレ
ー室から排出された空気と関連させた熱伝導施設
とカツプリングさせたシステムにより達成され
た。 夏期の操業においては、溶液すなわち吸収液体
を冷却して熱を除去し、この熱の一部はスプレー
室から排出された空気に伝達される。ある態様に
おいては、熱の残りの部分が、熱ポンプとして働
き、排出空気コイルを循環する熱伝導媒体から熱
を抽出する冷凍ユニツト及び循環吸収液体から熱
を吸収する熱交換ユニツトにより吸収される。熱
ポンプは、又、塗料スプレー室に導入される前の
供給空気を冷却する冷却コイルに循環する熱伝導
媒体から熱を抽出する。抽出された熱は、熱ポン
プ凝縮器コイルにポンピングされ、再生器熱交換
器に伝達され、再濃縮プロセスのための熱を供給
する。 冬期の操業においては、排出ダクトに位置する
同一コイルにおいて、熱が排出空気から抽出さ
れ、供給空気の加湿に供せられる吸収液体の希薄
溶液を加熱するために用いられる熱交換器に伝達
される。供給空気を予熱するために加熱コイルが
使用される。 このように本発明の方法によれば、吸収液体か
ら除去された熱を排除するための蒸発冷却塔の使
用が不要となる。又、本発明の方法は、液体吸収
溶液を冷却する場合には熱の掃きだめ
(heatsink)として、又、流入空気を予熱する場
合には熱源として排出空気を使用することによ
り、加熱又は冷却排出空気によつて示されるエネ
ルギーを抽出する。溶液から抽出された熱は、比
較的に高い効率で溶液中の液体を再生するために
熱ポンプユニツトにより加熱プロセスに伝達され
る。 夏期の操業における他の態様においては、熱
が、吸収サイクル前の吸収液体から、塗料スプレ
ー室を出た比較的に冷たい空気に伝達される。こ
れは、各流体を受容する直接気−液熱交換器の使
用により達成される。これは、又、流入周囲空気
の予冷をも可能にする。吸収液体の再生は、二次
廃熱源からの高温ガスの使用によつても補助され
る。 本発明の理解をより完全にするため、添付図面
に基づいて本発明の具体例を説明するが、以下の
記載において、明瞭を期するため、特定の術語が
採用される。又、特定の具体例のみしか記述され
ていないが、本発明は、これらの具体例に限定さ
れるものではなく、本発明の精神を逸脱しない変
形も本発明に包含されるものである。 上述の如く、本発明の方法は、夏期の操業にお
いて除湿システムを循環する吸収溶液から除去さ
れることが必要とされる熱の少くとも一部を吸収
するために排出空気を利用する。更に、本発明の
一つの態様によれば、抽出された熱の一部は、熱
の残りの部分並びに供給空気の冷却の際に供給空
気から除去される熱を吸収する熱ポンプにより抽
出される。熱ポンプにより排除された熱は、吸収
液体の希薄溶液を所定温度に加熱し、再濃縮する
ために必要とされる熱を供給する。この熱伝導施
設は、蒸発器コイルと凝縮器コイルを有する冷凍
ユニツトから成る熱ポンプを含み、熱伝導媒体
は、蒸発器コイルの囲りを通過し、そこから熱を
吸収する。熱伝導媒体は、凝縮器コイルの囲りを
循環し、その囲りを希薄溶液が循環している熱交
換器に熱を伝達し、希薄溶液はこれにより加熱さ
れる。この態様において、排出空気への又は排出
空気からの熱の伝達は、排出ダクトに位置する熱
交換器コイルにより行なわれる。 冬期の操業においては、流入空気を加熱するた
めに配置された予熱器コイルを含む熱伝導回路の
冷凍ユニツト蒸発器コイルと凝縮器コイルとの間
の熱伝導配列により、熱ポンプが排出空気からの
熱を流入空気に伝達する。上記の熱伝導回路は、
冬期の操業において空気を加湿するために用いら
れた希薄溶液を加熱するためにも使用される。 本発明の装置は、第1図及び第2図に概略的に
示されており、本方法は、塗料スプレー室の如き
部屋(enclosure)10に供給される空気を調和
するための方法である。 部屋10は、1978年3月1日に出願された米国
特許出願第882345号明細書に記載のものが好まし
い。 部屋10は、プレナム空間12を経て供給空気
を受容する。受容された空気は、部屋10の床に
形成された管状開口部14から排出される。前記
床には、過剰にスプレーされた塗料用顔料の如き
固体微粒状物質を極めて高度に除去することがで
きる過水流が供給され、前記空気はこれによつ
て過される。このように過された空気は、排
出プレナム15により排出される。 塗料スプレー室は、本発明の調和システムによ
り、所定の温度と相対湿度の空気を供給される。
典型的条件は、相対湿度(RH)50%、温度75〓
である。 第1図及び第2図は、本発明のシステムの概略
図であり、本発明の方法を容易に理解することが
できるように慣用部分の多くは省略され、構造の
詳細も省略されている。システムコントロール
部、ダクト機構、多岐バルブ、循環ポンプ、過
ユニツトなどは、第1図及び第2図には記載され
ていないが、実際のシステムにおいては含まれる
ものである。又、システムをバランスさせるため
に補助加熱及び冷却を行なつても良い。 矢印16により示された流入供給空気は、加熱
コイル18に導かれる。この加熱コイル18は、
第1図において可想線により示されているように
夏期操業においては運転されない。循環ブロワー
20に引き込まれた供給空気は、除湿室22を経
てスプレーノズルアレイ24を通過する。スプレ
ーノズルアレイ24は、塩化リチウム又はエチレ
ングリコールの水溶液などの吸収液体を流入空気
中にスプレーし、前述のように純水の場合の蒸気
圧に比較して低減された蒸気圧の特性により空気
から水分を吸収乃至凝縮する。 除湿された供給空気は、冷却コイル26に送ら
れ、所望の乾球温度、即ち75〓に冷却された後プ
レナム空間12に送られる。 吸収液体は、トレイ28に捕集され、前述の空
気から水分を吸収して希薄された希薄吸収液体を
冷却、再濃縮するためにフローライン30及び3
1を経て再循環される。 吸収液体の冷却は、熱交換器32で行なわれ
る。ライン34に流入した熱伝導媒体は、熱交換
器32、更にはライン36を経て返送される。 熱を排出空気に伝導したり、排出空気から取り
出すための熱伝導手段は、ブラインの如き熱伝導
媒体と、塗料スプレー室10と連結された排出ダ
クト手段に位置する抽出コイル38とを有する。 ブロワー40は、排出ダクト15の排出空気を
抽出コイル38経由で排出口42に導き、排出口
42により空気が外部に排出される。 排出空気を高率過することにより、表面に汚
れを起すことなく、気−液又は気−気抽出コイル
を使用することが可能となつた(前述の特許出願
には、この点が更に詳細に記載されている。)。 排出ダクト15を通過する排出空気は、予め冷
却コイル26により冷却されているので比較的冷
たいが、更に部屋10の床において前述の過水
流によつても冷却されている。従つて、排出空気
の温度は、ライン36を流れて抽出コイル38に
達する熱伝導媒体よりも充分に低く、よつてこの
排出空気は前記熱伝導媒体の熱を外部に排出する
熱の掃きだめとして機能する。 抽出コイル38を循環する熱伝導媒体は、比較
的に低い温度に低下させることができ、この温度
は、真夏において冷却塔により冷却される熱伝導
媒体のそれよりもはるかに低い。従つて、本発明
によれば、温度を大巾に低下させ、吸収液体の効
率を向上させることができる。すなわち、第1図
に示したように、典型的には、熱伝導媒体を75〓
の温度に迄低下させることができる。 返送ライン36を経て循環される熱伝導媒体
は、機械的冷凍ユニツト46の蒸発器コイル44
の囲りを循環する。ライン30及び31を循環す
る液体吸収剤から抽出された熱の一部は、蒸発器
コイル44に伝達され、圧縮器48の運転によ
り、この熱は、冷凍ユニツトの凝縮器コイル50
にポンピングされる。冷凍ユニツト46は、この
ように熱ポンプ手段として働く。 凝縮器コイル50により排除された熱は、第2
の熱伝導媒体を循環させるライン52及び54と
熱交換器56とから成る熱伝導手段に排除され
る。熱交換器56は、ライン58及び60の液体
流を受容し、一次回路から除去された吸収液体の
一部を加熱して、蒸発再濃縮により再生器62の
吸収液体を再濃縮することが可能な温度にする。 ライン58は、吸収液体タンク64からの希薄
溶液を受容する。吸収液体タンク64は、ライン
31を流れる希薄溶液の一部を受容する。再生器
62において、スプレーノズル(図示されていな
い)により加熱希薄溶液がスプレーされ、ブロワ
ー68により流入された周囲空気は、加熱液体上
を通過し、水分含有周囲空気がプレナム66経由
で大気に放出される。 冷凍ユニツト46は、第3の熱伝導媒体を蒸発
器コイル44の囲りを循環させ、更に冷却コイル
26を循環させるライン70及び72から成る熱
伝導手段に、供給空気冷却能を与える。 このように供給空気を冷却する際に抽出された
熱および前述の吸収液体を冷却する際に抽出され
た熱は、再生器62の熱源として使用するために
凝縮器コイル50にポンピングされる。 除湿プロセスで生成した熱の残りの部分は、抽
出コイル38の作用により排出空気に排除され
る。 従つて再生器62のために外部熱源を必要とせ
ず、吸収液体回路で生成された熱を排除するため
に、冷却塔を設ける必要もない。 第2図は、冬期操業システムを示すものであ
る。冬期操業においては、矢印16で示された流
入供給空気が加熱され、加湿されねばならない。
この場合には、加熱コイル18が、作動され、ラ
イン74及び76経由の熱伝導媒体を受容する。
空気は、ライン30及び31を循環する液体吸収
剤の暖かい希釈溶液をスプレーすることにより、
加湿器/除湿器22で加湿される。水は、水源7
8より溶液に連続的に供給される。このように、
空気が加湿する場合も種々のラインの溶液を変更
することなく、除湿する場合と同一の装置を使用
することができる。 冷却コイル26は作動されず、よつて加熱後の
供給空気は必要に応じて加湿されプレナム空間1
2及び塗料スプレー室10を通過する。 この場合に、凝縮器50に排除された熱は、熱
交換器32の吸収液体を加熱するために熱交換器
32に伝達され、更に流入空気を加熱するため加
熱コイル18に伝導される。 冷凍ユニツト46は、熱ポンプとして働き、抽
出コイル38の使用により排出空気から熱を抽出
し、これを熱交換器32及び加熱コイル18に伝
達する。 再生器62とその関連回路は、寒冷冬期操業に
おいては作動されないことはもちろんである。 従つて、本発明の方法によれば、熱を排除しな
ければならない地点から熱を必要とする地点に熱
を伝達するための熱ポンプとして、供給空気の冷
却に通常必要とされる冷凍ユニツトを用いること
により、冷却塔が不要となり、外部熱源も不要と
なつたので、エネルギー必要量も低減される。
又、本発明の方法によれば、排出空気によつて示
されるエネルギーが、空気を外部に排出する前に
部分的に回収される。即ち、夏期操業において
は、吸収液体回路において生成された熱は、排出
空気中に部分的に排除され、その一部は、熱ポン
プにより再生プロセスにポンピングされる。他
方、冬期操業においては、排出空気の熱は、部分
的にシステムにより回収され、冷凍ユニツト46
により溶液熱交換器及び予熱コイルにポンピング
される。夏期操業においては、吸収液体が低下さ
れ得る温度は、真夏において冷却塔で到達し得る
温度よりもはるかに低いので、除湿プロセスは、
極めて効率的に実施される。 第3図には、再生された、比較的に高温の吸収
液体からの熱を、スプレー室からの冷却排出空気
に伝達するための他の施設が概略的に示されてい
る。この施設において、矢印2で示された流入周
囲空気は、通常、70で示された気−液熱交換器
上を通過する。これは、又、流入供給空気の除湿
を行なうために供給空気と吸収液体との接触を作
り出す働きをする。この施設は、供給ライン74
を経由した濃縮吸収液体が流入する堰を有しても
良い。吸収液体は、傾斜表面76上め波状にたれ
下がるので、空間78に導入された供給空気と接
触する表面積が大きくなる。吸収液体は、次いで
樋80に捕集され、ポンプ82により返送ライン
84にポンピングされる。 気−液熱交換器70で達成される除湿度は、ス
プレー室10に導入するために必要とされる終点
条件よりもはるかに低い。これは、機械的という
より蒸発的冷却であるので、乾球温度を所望のレ
ベル迄冷却させるために、冷却はスプレー室10
に導入する前の空気について行なわれる。水供給
源86が設けられ、該水供給源86は、空間78
を通過した空気を導入するダクト90の中にある
スプレーノズルアレイ88に水を供給する。 スプレーノズルアレイ88を通過した後、空気
は所望の相対湿度(RH50%)と乾球温度(75
〓)にある。 吸収液体は、比較的に高められた温度に加熱さ
れる。その理由は、これが、凝縮水の比較的多量
の潜熱と除湿プロセスにおける溶液の熱を吸収す
るからである。吸収液体は、又、再生又は再濃縮
プロセスにおいて更に加熱されねばならない。こ
の熱は、夏期条件において供給空気の冷却を補助
する本発明の施設により除去される。このよう
に、排出空気は、表面76の下表面である表面9
4により部分的に規定された空間92を通過し、
その結果空間78の吸収液体と供給空気は、排出
空気により冷却され、これにより流入空気を適当
な温度条件に保持するために除去される必要のあ
る熱の抽出が可能になり、冷却塔及び/又は機械
的空気調和装置も不要となる。 水スプレーアレイ96は、表面を清浄化し、そ
の冷却効果を増加させるために設置される。 熱伝導液体吸収接触表面積(平方フイート)
は、広くする必要があることは当業者には了解さ
れることである。 従つて、第3図において熱交換器70は単一の
層として示されているが、熱交換施設の実際の態
様においては、多層である必要がある。 返送ライン84の吸収液体は、再生器102を
経て返送ライン100に含まれる比較的に高温の
再生液体との熱交換を行なう溶液交換器98に送
られ、ライン74の吸収液体を予冷し、ライン8
4の液体を予熱する。溶液交換器98は、通常の
液−液熱交換器を有する。 再濃縮プロセスは、更に、ライン104の吸収
液体の加熱(第2熱交換器で行なわれる。)を必
要とする。ボイラー106は、コイル108を通
過する高温液体流又はスチーム流を提供し、再生
器102に入る前の吸収液体を所望温度に加熱す
る。 再生器102は、スプレーノズルアレイ110
を有し、該スプレーノズルアレイ110は、吸収
液体が加熱されるべき高温下に、吸収液体をスク
リーン112により示された交換表面上にスプレ
ーする。吸収液体は、スクリーン112を経て排
出口116に移行する供給高温空気及びガスに蒸
気中の水分を供与する。 本発明のこの態様の第2の観点によれば、塗料
硬化炉排出部118から回収される二次廃熱源を
利用することにより、再生器熱必要量が低減され
る。塗料硬化炉中の空気から熱を回収し、更に塗
料硬化炉に連結するバーナー燃焼加熱装置から排
気を回収するシステムは、1978年7月31日に出願
された米国特許出願第929362号明細書に開示され
ている。 ブロワー120は、上記出願に述べられたプレ
ナムシステムから比較的に高温のガスを受容し、
これをダスト114及び再生器102に強制流入
させる。このガスは比較的に高温度であるので、
要求される吸収液体の加熱量を低減させることが
でき、更に吸収液体を適度に再濃縮するために必
要とされるエネルギーも低減させることができ
る。 吸収液体は、再生器102の低部領域に捕集さ
れ、ポンプ122によりライン100にポンピン
グされ、溶液交換器98を経て返送ライン84の
返送希薄吸収液体にその熱の一部を与えた後に熱
交換器70に返送される。 第4図は、本発明の方法によつて達成された、
各点における空気の湿度条件と温度条件を示した
ものである。流入供給空気(点1)は、乾球温度
100〓で、湿度比0.0176(水分(ポンド)/乾燥空
気(ポンド)である。供給フアンを通過後、熱交
換器70を通過する前に空気の乾球温度は、100
〓から102.5〓に上昇する(点2参照)。 空気は、そこで供給温度即ち75〓において適度
な相対湿度(50%RH)を有するために必要とさ
れるよりも低い湿度比に除湿される。この点3a
において、空気は、0.0070の湿度比に湿度低下さ
れ、乾球温度も85〓に低下される。供給室10に
おいて要求される湿度比は、ほぼ0.0093であるの
で、水スプレーアレイ88による蒸発冷却が点3
と点4の間で行なわれ、乾球温度を75〓に低下さ
せ、相対湿度を50%に低下させる(点4参照)。 塗料スプレー室を通過後、点8における空気温
度は、排出する空気について行なわれる水過に
よる蒸発冷却効果により低下され、乾球温度は66
〓に低下され、湿度比は0.113に増加する。 熱交換器70を通過後、点9における排出空気
の温度は、乾球温度で82〓に増加され、水分レベ
ルも湿度比で0.0230に増加する。 塩化リチウム溶液は、下表に示したような条件
遷移を行なう。 本発明によれば、機械的加熱及び冷却を全く行
なう必要がないから、従来法に比べシステムのエ
ネルギー必要量が大巾に低減され、又、吸収液体
の再濃縮を行なうために要求される熱も廃熱の使
用により同様に大巾に低減されることが判明し
た。種々の媒体を循環させるために要求されるエ
ネルギーも同様に実質的に低減された。 又、装置も従来法に比べはるかに簡略化される
ので、所要投下資本も低減された。
【表】 種々の変形も、これが特許請求の範囲に包含さ
れるものであれば、本発明を構成する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、夏期操業における本発明のシステム
の概略図、第2図は、冬期操業における第1図の
システムの概略図、第3図は、本発明のシステム
の他の態様の概略図、第4図は、第3図のシステ
ムにおける供給空気の各点における温度及び湿度
変化を示す空気線図である。 10……塗料スプレー室、12……プレナム空
間、14……管状開口部、15……排出プレナ
ム、18……加熱コイル、20……ブロワー、2
2……加湿器/除湿器、24……スプレーノズル
アレイ、26……冷却コイル、28……トレイ、
32……熱交換器、38……抽出コイル、40…
…ブロワー、42……排出口、44……蒸発器コ
イル、46……冷凍ユニツト、48……圧縮器、
50……凝縮器コイル、56……熱交換器、62
……再生器、64……吸収液体タンク、66……
プレナム、68……ブロワー、70……気−液熱
交換器、76……傾斜表面、80……樋、82…
…ポンプ、86……水供給源、88……スプレー
ノズルアレイ、90……ダクト、92……空間、
94……表面、96……水スプレーアレイ、98
……溶液交換器、102……再生器、106……
ボイラー、108……コイル、110……スプレ
ーノズルアレイ、112……スプレー、114…
…ダクト、116……排出口、118……硬化炉
排出部、120……ブロワー、112……ポン
プ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 夏期及び冬期操業において、外部より取り入
    れられた供給空気を部屋に供給する前に所定の湿
    度と温度レベルに調和した後、部屋を通過させ、
    そこから排出させる空気調和方法において、 供給空気を吸収液体と接触させることにより供
    給空気の水分を吸収液体に凝縮させて該供給空気
    の相対湿度を低下させる除湿工程と、 前記吸収液体を捕集するとともに該吸収液体を
    再循環させて前記供給空気と再接触させる工程
    と、 前記除湿工程で吸収液体から抽出された熱の一
    部を前記部屋から排出される空気に伝達する工程
    と、 を含む空気調和方法。 2 循環吸収液体の希薄部分を運搬し、これを吸
    収液体の残りの部分からの熱を伝達することによ
    り加熱し、加熱した希薄吸収液体を周囲空気と接
    触させて再生する工程を更に包含し、これにより
    水分の一部を除去する、特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 3 熱を供給空気から循環吸収液体の希薄部分に
    伝達することにより流入供給空気を冷却する工程
    を更に包含する特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 4 吸収液体から熱を伝導する工程が、吸収液体
    と排出空気とを気−液熱交換器に通過させる工程
    を包含する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 除湿工程が、供給空気を吸収液体と接触させ
    て気−液熱交換器を通過させることにより気−液
    熱交換器で行なわれる、特許請求の範囲第4項記
    載の方法。 6 循環吸収液体の希薄部分を運搬し、これを吸
    収液体の残りの部分からの熱を伝達することによ
    り加熱し、加熱した希薄吸収液体を廃熱源から捕
    集された加熱ガスと接触させることにより再生す
    る工程を更に包含し、これにより水分の一部を除
    去する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 7 冬期の操業において、排出空気からの熱を流
    入供給空気に伝達する工程を更に包含する、特許
    請求の範囲第3項記載の方法。 8 塗料スプレー操作が上記の部屋で行なわれ、
    空気がこの部屋を通過し、濾過され、排出され
    る、特許請求の範囲第1項から第7項のいずれか
    一項に記載の方法。
JP6982079A 1978-06-05 1979-06-04 Method and device for liquiddabsorption air conditioning Granted JPS55898A (en)

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