JPS6332012B2 - - Google Patents

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JPS6332012B2
JPS6332012B2 JP4859682A JP4859682A JPS6332012B2 JP S6332012 B2 JPS6332012 B2 JP S6332012B2 JP 4859682 A JP4859682 A JP 4859682A JP 4859682 A JP4859682 A JP 4859682A JP S6332012 B2 JPS6332012 B2 JP S6332012B2
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JP
Japan
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voltage
thyristors
thyristor
current
series
Prior art date
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Expired
Application number
JP4859682A
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English (en)
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JPS58165626A (ja
Inventor
Susumu Matsumura
Masao Yano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Kansai Denryoku KK
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Kansai Denryoku KK filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4859682A priority Critical patent/JPS58165626A/ja
Publication of JPS58165626A publication Critical patent/JPS58165626A/ja
Publication of JPS6332012B2 publication Critical patent/JPS6332012B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はサイリスタ変換装置の保護装置に関
し、複数個のサイリスタを直列接続して構成さ
れ、例えば直流高電圧送電用変換装置として使用
されるサイリスタ変換装置の保護に関する。
従来複数個のサイリスタを直列接続して直流高
電圧変換装置として使用されるものに第1図に示
すものがあつた。図においてR,S,Tは交流端
子、P,Nは直流端子、U,V,W,X,Y,Z
は交流直流変換装置CONを構成する複数個のサ
イリスタが直列接続されてなるアーム、1,2,
3……4はアームU内のサイリスタ、5,6,7
……8は各サイリスタ1,2,3……4の点弧信
号用増幅回路、9,10,11……12はその受
光素子、13は大地側に設けられる点弧信号発生
回路、14,15はその直流制御電源端子、16
は点弧信号を発生するトランジスタ、17はトラ
ンジスタ16のベース信号を与える端子、18,
19,20……21は互いに直列接続されてトラ
ンジスタ16に接続された発光素子、22,2
3,24……25は各発光素子18,19,20
……21から受光素子9,10,11……12へ
光信号を伝えるフアイバ、26,27,28……
29はサイリスタ1,2,3……4のゲートに接
続され規定電圧以上になると電流が流れるスイツ
チング素子、30,31,32……33はスイツ
チング素子26,27,28……29に直列に接
続された電流抑制用抵抗器である。
次に第1図の動作を説明する。アームU,V,
W,X,Y,Zにより構成される交流直流変換装
置CONは交流端子R,S,Tの交流電力を直流
電力へ変換して出力端子P及びNへ送出するが、
通常100個程度のサイリスタを直列接続して
120KV以上の高電圧で使われ、大地側に設けら
れた点弧信号発生回路13と高圧側に設けられる
受光素子18〜19との間を光信号で結合するこ
とにより電気的には絶縁し、点弧信号用増幅器5
〜8を動作させてサイリスタ1〜4を点弧させる
ようになされている。
一方サイリスタ1〜4は定格電圧をこえると破
壊されるので強制点弧回路が設けられている。例
えば4000V定格のサイリスタ1〜4の陽極ゲート
間に3800Vで電流が流れるスイツチング素子26
〜29を接続してサイリスタ1〜4を点弧するよ
うになされている。
ところでサイリスタ1〜4に過大電圧が印加さ
れるのは次の2つの場合がある。その第1は変換
装置CONの外部より雷サージ、スイツチングサ
ージが印加される場合であり、第2はアームU〜
Z内のサイリスタ1〜4が点弧するものと点弧し
ないものに分かれるいわゆる部分点弧となり点弧
しないサイリスタが過大電圧となる場合である。
そのうち部分点弧になるのは発光素子18〜2
1、受光素子9〜12、光フアイバ22〜25な
どの故障により、点弧信号がサイリスタ1〜4に
与えられない場合と、交流電源電圧波形の歪によ
り設計通りの転流余裕時間が設けられず、電圧阻
止能力を回復するサイリスタと回復しないサイリ
スタに分かれてしまう場合とがある。
第1図に示されたものをさらに改良したものと
して従来第2図に示すものがある。この場合は各
サイリスタに電圧抑制素子を並列に接続すること
によりサイリスタを過電圧から保護し、これによ
りサイリスタの直列数を減少させようとするもの
である。
第2図はその構成をU相のアームだけについて
示したもので、第1図との対応部分には同一符号
を附して示す。なお以下の他の図面においても同
様とする。
第2図において40,41,42……はサイリ
スタ1,2,3……に並列接続された酸化亜鉛等
でなる電圧抑制用素子、45,46,47……は
各サイリスタに並列に接続され電圧分担を均一化
するコンデンサ、49,50,51……は各コン
デンサと直列接続された抵抗器、53,54,5
5……は各電圧抑制用素子に流れる電流を測定す
る変流器、58,59,60……は各変流器に接
続され規定電圧以上の電圧が印加されると電流が
流れるスイツチング素子、62,63,64……
は各スイツチング素子に直列に接続された抵抗器
である。
第5図に示す如く、電圧抑制用素子40〜42
は印加電圧が予定の電圧VBより小さい時には電
流をほとんど流さないが、印加電圧がVBより大
きくなると大きな電流を流しかくして電圧をVB
に抑制する動作をする。しかるに健全な動作状態
で1つのアーム例えばU相を構成するサイリスタ
1〜3の全数が電圧を分担できるときには、各サ
イリスタに印加される電圧V1はVBより小さい。
これに対して雷サージやスイツチングサージが
外部より印加されて、第3図に示すようにサージ
電流Isが電圧抑制用素子40〜42を通じて流
れ、この電圧抑制素子40〜42の電圧はV2
なり、サイリスタ1〜3の耐圧Vc以下に抑制す
ることができる。
次に1つのサイリスタ例えば3の点弧信号系に
故障が生じたり、交流回路電圧波形歪の影響によ
りサイリスタ3が点弧しなかつた場合は第4図に
示すように直流回路電流ILがサイリスタ1,2,
3と電圧抑制素子42とを通じて流れる。この時
電圧抑制素子42の電圧はV3となり、サイリス
タ3の耐圧Vc以下に抑制されてサイリスタ3は
保護される。しかしこのようにすると電圧抑制素
子42には直流回路電流ILが流れるため大きな熱
が発生する。例えば1000〔A〕の電流が120゜区間
流れて3.8〔KV〕の電圧に抑制されるとすると、
電圧抑制素子42には、1.2〔MW〕の熱が発生
し、この状態を長時間連続動作させると、破損に
いたることになる。
この従来例では電圧抑制素子42の電流を変流
器55で常時検出し、この電流が一定レベルを越
すとスイツチング素子60が導通することを利用
してサイリスタ3を点弧し、直流回路電流ILをサ
イリスタ3を通じて流して電圧抑制素子42を保
護する。
しかし第2図の構成ではサージ電流波形が2
〔ミリ秒〕をこす長時間のものになると、全ての
スイツチング素子1〜3が動作するため全てのサ
イリスタ1〜3が一斉に点弧してしまう欠点があ
つた。因みにサイリスタ1〜3に並列に電圧抑制
素子40〜42が接続されているので、サイリス
タ1〜3には過電圧が印加されないので、サージ
電圧印加時に導通させる必要はないのみならず、
導通することにより変換装置の正常な動作が阻害
されるので好ましくない。
この問題の対策として変流器55の出力に時限
要素をもたせることも考えられるが、直流回路電
流で動作させて電圧抑制素子40〜42を保護さ
せようとする際に長時間のサージ電流が流れれば
点弧動作をしてしまう。
また第2図の場合はサージ電流が流れた時、変
流器53〜55の両端に電圧が発生し、サイリス
タ1〜3に印加される電圧は電圧抑制素子40〜
42の抑制電圧より高いものとなる欠点もあつ
た。
本発明は上記のような従来の欠点を除去するた
めになされたもので、電圧抑制素子の電流を常時
検出することに代えて、サイリスタ及び電圧抑制
素子間の接続線に流れる電流を観測することによ
り、外部よりのサージ電流に対して点弧信号を生
ずることなく部分点弧時のみに点弧信号を与え得
る保護装置を提案しようとするものである。
以下本発明の一実施例を第6図について説明す
る。第6図において70,71,72……は、サ
イリスタ1,2,3……と電圧抑制素子40,4
1,42……との接続線の電流を観測する変流器
で、その出力電流をそれぞれ抵抗62,63,6
4……及びスイツチング素子58,59,60…
…を介してサイリスタ1,2,3……のゲートに
与えるようになされている。
第6図の構成において外部よりのサージ電流は
第3図について上述したと同様に電圧抑制素子4
0〜42を通じて流れるため、変流器70〜72
には電流は流れず、サイリスタに点弧信号は与え
られない。
また部分点弧によりサイリスタ8が点弧しなか
つた時は第4図について説明したと同様にして変
流器72に電流が流れ、スイツチング素子60が
導通してサイリスタ3に点弧信号が与えられてサ
イリスタ3は導通する。
このように第6図の構成によれば、外部よりの
サージ電圧により動作せず、サイリスタ変換装置
内の不具合による部分点弧時のみ点弧動作を行な
う信頼性の高い保護装置を提供できる。また第6
図の構成ではサージ電流回路に電圧抑制素子しか
含まれていないので、サイリスタに印加される電
圧は電圧抑制素子の電圧に制限される利点があ
る。
第7図は本発明の他の実施例を示すものであ
る。第7図において、80,81,82……は電
流検出用抵抗器で、第6図における変流器70,
71,72……と同様の動作を行う。
第7図の構成において部分点弧が発生すると電
流検出用抵抗器45〜47に発生する電圧により
スイツチング素子58〜60が導通し、サイリス
タ1〜3に点弧信号を与えることができる。
このようにすれば変流器よりもさらに安価な抵
抗器を使うことができるので経済的な保護装置を
実現することができる。
以上のように本発明によれば部分点弧時の不具
合を解消し、外雷サージ電圧により不用動作しな
い信頼性の高い保護装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の複数のサイリスタを直列接続し
てなるサイリスタ変換器を示す接続図、第2図は
従来の保護装置を示す接続図、第3図、第4図及
び第5図は第2図の説明に供する接続図及び特性
曲線図、第6図は本発明に依るサイリスタ変換装
置の保護装置の一実施例を示す接続図、第7図は
本発明の他の実施例を示す接続図である。 U,V,W,X,Y,Z:交流直流変換装置の
アーム、1〜4:サイリスタ、40〜43:電圧
抑制素子、58〜60:スイツチング素子、70
〜72:変流器、80〜82:抵抗器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数個のサイリスタを直列接続してなる第1
    の直列回路と、上記サイリスタと同数の電圧抑制
    素子を直列接続してなる第2の直列回路とを有
    し、上記第1の直列回路の上記サイリスタの接続
    点と、上記第2の直列回路の上記電圧抑制素子の
    接続点との間をそれぞれ結線することにより上記
    各サイリスタを過電圧より保護するサイリスタ変
    換装置の保護装置において、上記各サイリスタの
    接続点と上記電圧抑制素子の接続点との間の接続
    線に流れる電流を検出する電流検出器をそれぞれ
    設け、当該各電流検出器の検出出力が予定値を超
    えたとき上記対応するサイリスタを強制的に点弧
    することを特徴とするサイリスタ変換装置の保護
    装置。
JP4859682A 1982-03-26 1982-03-26 サイリスタ変換装置の保護装置 Granted JPS58165626A (ja)

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JP4859682A JPS58165626A (ja) 1982-03-26 1982-03-26 サイリスタ変換装置の保護装置

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JP4859682A JPS58165626A (ja) 1982-03-26 1982-03-26 サイリスタ変換装置の保護装置

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JPS58165626A JPS58165626A (ja) 1983-09-30
JPS6332012B2 true JPS6332012B2 (ja) 1988-06-28

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