JPS63318463A - 冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は電力の供給方式を改良した冷蔵庫に関する。

（従来の技術） 冷蔵庫の冷凍装置は一般に単一の定格電源電圧を有し、
１種類の電源線に固定的に接続される。

（発明が解決しようとする問題点） ところが、近年、電力の効率的利用等の観点から、いわ
ゆる深夜電力を２００Ｖ化することが考えられている。

この場合、従来からの１００ｖの電源線と深夜電力用の
２００Ｖの電源線との２種類が家庭内に引き込まれるこ
とになるが、１００ｖの電源定格電圧しか有しない従来
の冷蔵庫では、割安な深夜電力を利用することができず
、運転経費の低減化を図ることができない。

そこで、本発明の目的は、異なる電圧の電源線に対応で
きて運転経費の低減化を図ることができる冷蔵庫を提供
するにある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明の冷蔵庫は、第１の電源線の電圧を定格電源電圧
とする冷凍装置と、第１の電源線とは異なる電圧の電力
を供給する第２の電源線に接続されその電圧を冷凍装置
の定格電源電圧に変換する電圧変換装置と、冷凍装置を
第１の電源線又は電圧変換装置の出力側に選択的に接続
する切換装置とを具備せる構成としたところに特徴を有
するものである。

（作用） 例えば時刻に応じて切換装置が作動することにより電源
線が切換えられて割安な電力の利用がｉ’Ｊ能になる。

又、冷凍装置がその電源定格電圧と異なる電圧の第２の
電源線に接続された場合でも、電圧変換装置により冷凍
装置には常に電源定格電圧か供給される。

（実施例） 以下本発明の第１実施例につき第１図を参照して説明す
る。１は冷蔵庫の冷凍装置で、図示はしないがコンプレ
ッサーモータに電力を供給することにより冷媒を圧縮し
てこれをコンデンサにて放熱させ、次いで冷却器にて蒸
発させるこ−とにより冷却作用を生じさせる周知構成で
、そのコンプレッサーモータの電源定格電圧は交流１０
０Ｖとされている。２は交流１００ｖの電力を供給する
第１の７ｔｉ源線、３はいわゆる深夜電力が供給される
交流２００Ｖの第２の電源線である。４は電圧変換装置
たる降圧トランスで、これの−次側は２００Ｖが印加さ
れる第２の電源線３に接続されていて、印加された交流
２００Ｖを冷凍装置１の電源定格電圧に等しい１００ｖ
に低下させる。５は切換装置たる双極双投形のリレース
イッチで、常閉側端子５ａに第１の電源線２が接続され
、常開側端子５ｂに降圧トランス４の出力側たる二次側
が接続され、且つ共通端子５ｃに冷凍装置１の電源線が
接続されている。６はリレースイッチ５の切換作動を行
なわせる切換制御回路であり、例えば計時機能を有して
いて午前８時から午後１０時まではリレースイッチ５を
常閉側に切換−えておき、深夜電力が供給される午後１
０時から翌日の午前８時まではリレースイッチ５を常開
側に切換え作動させる。

１ユ記構成によれば、午前８時から午後１０時までの時
間帯は通常の１００Ｖが供給される第１の電源線２から
の電力により冷凍装置１が運転されるが、午後１０時か
ら翌日の午前８時までの時間帯では第２の電源線３から
の割安な深夜電力により運転される。従って、１日中通
常の第１の電源線２からの電力により運転する場合に比
べ、運転経費を削減することができる。

第２図は本発明の第２実施例を示すもので、前記第１実
施例との相違は、電圧変換装置としてインバータ装置７
を使用するようにした点にある。

このインバータ装置７は交流２００ｖを整流した後に図
示しないスイッチング素子により所定周期でスイッチン
グして１００ｖの交流を出力する周知構成である。この
実施例においても、切換制御回路６が午前８時から午後
１０時までの時間帯にはリレースイッチ５を常閉側に作
動させていて第１の電源線２からの電力にて冷凍装置１
が運転され、午後１０時から翌日の午前８時までの深夜
の時間帯ではリレースイッチ５を常開側に切換えると共
に、インバータ装置７を作動させるようになっている。

これにて深夜の時間帯ではやはり割安な深夜電力により
冷凍装置１を運転することができて運転経費を削減する
ことが可能になる。しかも、このようにインバータ装置
７を利用した場合には、冷凍装置１にとって最適な周波
数で運転させることができるので、効率向上を併せて図
ることができる。

尚、上記各実施例では切換制御装置６に計時機能を備え
させるようにしたが、本発明はこれに限られず、例えば
ラジオ放送の電波を受信してその時報信号に基づき切換
を制御するようにしたり、或は電力会社から送電線に乗
せて信号が送られる場合にはその信号に基づき切換装置
を作動させるようにしてもよい。その他、切換装置はリ
レースイッチ５に代えてトライアック等の半導体スイッ
チング素子を利用したり、或は冷凍装置ｌのみならずフ
ァンモータやヒーター類等の電装品への供給電力も冷凍
装置と共に切換える等、本発明は要旨を逸脱しない範囲
内で種々変更して実施することができるものである。

［発明の効果］ 本発明は以上説明したように、電圧が相違する第１及び
第２の各電源線に接続することができて運転経費の低減
化を図り得るという効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例を示すブロック図、第２図
は第２実施例を示すブロック図である。 図面中、１は冷凍装置、２は第１の電源線、３は第２の
電源線、４は降圧トランス（電圧変換装置）、５はリレ
ースイッチ（切換装置）、６は切換制御装置である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、第１の電源線の電圧を定格電源電圧とする冷凍装置
   と、前記第１の電源線とは異なる電圧の電力を供給する
   第２の電源線に接続されその電圧を前記冷凍装置の定格
   電源電圧に変換する電圧変換装置と、前記冷凍装置を第
   １の電源線又は前記電圧変換装置の出力側に選択的に接
   続する切換装置とを具備してなる冷蔵庫。