JPS6349639Y2 - - Google Patents

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JPS6349639Y2
JPS6349639Y2 JP1983079494U JP7949483U JPS6349639Y2 JP S6349639 Y2 JPS6349639 Y2 JP S6349639Y2 JP 1983079494 U JP1983079494 U JP 1983079494U JP 7949483 U JP7949483 U JP 7949483U JP S6349639 Y2 JPS6349639 Y2 JP S6349639Y2
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switch
compressor
electric compressor
switches
inverter
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電動圧縮機を複数基有する空気調和機
の各電動圧縮機に対する運転時間が偏しないよう
平均化をはからせるようにしたものである。
複数基例えば2台の同容量の電動圧縮機を並列
的に有しそのうちの1部例えば1台をインバータ
(周波数変換器)に、残りの例えば1台を交流電
源に接続した空気調和機の能力制制御運転態様は
次のようにして行なわれるのが普通である。
すなわち、インバータに接続した電動圧縮機
(可変圧縮機と称す)のみ1台を40%〜100%の能
力で運転し、100%能力に達すると、これを停止
して交流電源に接続した電動圧縮機(固定圧縮機
と称す)の100%能力運転に切替えた後、可変圧
縮機の40%〜100%能力運転を併行することによ
つて、全体として20%〜50%、70%〜100%の広
範囲の能力制御が行なえるようにしている。
ところがこの運転態様では、可変圧縮機が固定
圧縮機との切替えを行なう極く短時間の過渡期を
除いて常時運転されることになり、一方、固定圧
縮機は50%以下の軽負荷運転では休止することと
なるのであつて、これではインバータ接続側の圧
縮機の運転時間が他の圧縮機に比して極端に長く
なり、その結果、当該圧縮機の機械寿命が短くな
るのが問題であつた。
このような従来装置が有する使用上の問題点に
対処して本考案はその欠陥を排除しようとしてな
されたものであつて、交流電源とインバータとの
双方に周期的に交互接続させることにより2台以
上の電動圧縮機間における運転時間の平均化を行
なわせて電動圧縮機の機械寿命が一様に延ばされ
るようにすることを本考案は主要な目的とする。
そのために、本考案は、2群に分けた複数基の
電動圧縮機と、交流電源に接続した1個のインバ
ータとを備えた空気調和機において、各電動圧縮
機と前記交流電源とを接続する配線途中に夫々介
設した定速用開閉器と、各電動圧縮機と前記イン
バータの負荷側端子とを接続する配線途中に夫々
介設した変速用開閉器と、前記各電動圧縮機にお
ける電動機端子を通じ負荷側端子相互が短絡され
てなる定速用開閉器と変速用開閉器との間での同
時閉成を抑制し、かつ、一方の群の電動圧縮機に
接続する定速用開閉器ならびに他方の群の電動圧
縮機に接続する変速用開閉器の閉成と、前記一方
の群の電動圧縮機に接続する変速用開閉器ならび
に前記他方の群の電動圧縮機に接続する定速用開
閉器の閉成とを周期的な交互に行なわせる切替装
置と、空調負荷を検出して定速用開閉器に比し変
速用開閉器の方を、広い空調負荷領域内において
閉成せしめる温調サーモとからなる電気回路を構
成したものであつて、例えばこの切替装置を暖房
時期と冷房時期の各始期に切替操作することによ
つて、電動圧縮機を暖房と冷房でインバータ、交
流電源に対し交互に切替接続することが可能とな
り、かくして各電動圧縮機に対する運転時間の平
均化が可能となり、ここに所期の目的は達成され
るに至る。
以下、本考案の1実施例について添付図面にも
とづいて説明する。
第1図および第2図は本考案の1例の空気調和
機に係る電気回路図であるが、この空気調和機は
オールシーズンを通じ運転可能な冷暖房機であつ
てA群とB群との2群に分けた複数基例えば2基
の電動圧縮機(以下圧縮機と称す)1A,1Bと
交流電源に接続した1個のインバータ2とを備え
ている。
前記圧縮機1A,1Bは同一容量であつて、駆
動部として3相交流モータを夫々有している。
一方、インバータ2は公知のトランジスタイン
バータであつて、60Hzの交流電源を25Hz〜60Hzの
周波数を持つ交流電源に変換して、これに接続し
た圧縮機に対して回転数制御を行なわせ、圧縮能
力を略40〜100%の範囲で無段階に制御し得る。
上記圧縮機1A,1Bに関連せしめた電力回路
は第1図々示のように、圧縮機1A,1BとR
相、S相、T相からなる交流電源とを接続する配
線途中に夫々介設した定速用開閉器例えば電磁開
閉器(以下定速用スイツチと称す)3A,3B
と、各圧縮機1A,1Bと前記インバータ2の負
荷側端子とを接続する配線途中に夫々介設した変
速用開閉器例えば電磁開閉器(以下変速用スイツ
チと称す)4A,4Bとを有している。
それ等定速用スイツチ3A,3B及び変速用ス
イツチ4A,4Bを開閉操作するための制御回路
部は第2図に示されるが、切替装置5と、運転ス
イツチ6と、温調サーモ7とを備えており、前記
各スイツチ3A,3B,4A,4Bの各電磁コイ
ル3AC,3BC,4AC,4BCと連繋せしめてい
る。
切替装置5は周期的な切替指令を発する切替ス
イツチ8と、4つのスイツチ3A,3B,4A,
4Bのうちの2つを交互に閉成せしめる電磁リレ
ー9とからなつている。
上記切替スイツチ8は運転スイツチ6と電磁リ
レー9の電磁コイル9cとで直列回路を形成して
電源のR相、S相間に接続せしめている。
一方、電磁リレー9は2個の常開接点9a1,9
a2と2個の常閉接点9b1,9b2を有しており、各
常閉接点9a1,9a2を電磁コイル3AC,4BCに
夫々直列接続するとともに、各常閉接点9b1,9
b2を電磁コイル4AC,3BCに夫々直列接続して
いる。
次に温調サーモ7は冷暖兼用の2個の切替出力
接点7c1,7c2を有していて、両出力接点7c1
7c2のオン・オフ作動状態は第3図に示すよう
に、冷房時の作動については、オフからオンへの
転換点は両者同じであるが、オンからオフへの転
換点は出力接点7c1の方が出力接点7c2に比して
低温度域となつており(第3図イ参照)、一方、
暖房時の作動については、オフからオンへの転換
点は両者同じであるがオンからオフへの転換点は
出力接点7c2の方が出力接点7c1に比して高温度
域となつている(第3図ロ参照)。
そしてこの両出力接点7c1,7c2は、出力接点
7c1が低温時閉成側接点を常開接点9a1に、高温
時閉成側接点を常閉接点9b1に夫々直列接続して
おり、一方、出力接点7c2が低温時閉成側接点を
常開接点9a2に、高温時閉成側接点を常閉接点9
b2に夫々直列接続している。
以上述べた構成を有する空気調和機の運転を次
に説明すると、冷房運転時期には運転スイツチ6
を投入する一方、切替スイツチ8を開放させるこ
とによつて電磁リレー9を消勢しておく。
かくして常閉接点9b1,9b2の閉成により変速
用スイツチ4Aと定速用スイツチ3Bとが開閉制
御の対象に選定され、一方、定速用スイツチ3A
と変速用スイツチ4Bとは常開接点9a1,9a2
開放により閉成されることがなく休止状態におか
れる。
従つて温調サーモ7が高室温状態により冷房運
転指令を発している間、変速用スイツチ4Aと定
速用スイツチ3Bとは閉成し、圧縮機1Aにイン
バータ2の出力電圧を、圧縮機1Bに交流電源を
夫々印加せしめる。
この場合、インバータ2の出力電圧の周波数制
御については、周期的に発する指令等によつて負
荷に見合つた増減の自動制御を行なうものであ
り、圧縮機1Aの回転を減少したにもかかわらず
室温が低下してくると、まず定速用スイツチ3B
が前記出力接点7c2の先行した切替作動によつて
開放して圧縮機1A単独の能力制御運転に切り替
えられる。
このように冷房運転時期は圧縮機1Aがインバ
ータ2に接続されることとなつて圧縮機1Bに比
し運転時間が長くなる。
暖房運転時期には前記両スイツチ6,8を投入
する。
かくして、常開接点9a1,9a2の閉成により、
定速用スイツチ3Aと変速用スイツチ4Bとが開
閉制御の対象に選定され、一方、変速用スイツチ
4Aと定速用スイツチ3Bとは常閉接点9b1,9
b2の開放により、閉成されることがなく休止状態
におかれる。
従つて温調サーモ7が低室温状態により暖房運
転指令を発している間、前記両スイツチ3A,4
Bは閉成し、圧縮機1Bにインバータ2の出力電
圧を、圧縮機1Aに交流電源電圧を夫々印加せし
めて冷房運転時期とは逆の電圧印加状態となる。
この場合において圧縮機1Bの能力減少制御を
行なつたにもかかわらず室温が上昇してくると、
まず定速用スイツチ3Aが前記出力接点7c1の先
行した切替作動によつて開放し、圧縮機1B単独
の能力制御運転に切り替えられる。
このように、暖房運転時期は圧縮機1Bがイン
バータ2に接続されることとなり、圧縮機1Aに
比し運転時間が長くなるので冷房運転時期とは全
く逆の運転状態となり、かくして年間を通じてみ
ると圧縮機1A,1Bの運転時間は平均化し偏し
なくなることは言うまでもない。
以上の説明によつて明らかなように、切替装置
5は、各圧縮機1A,1Bにおける電動機端子を
通じて負荷側の端子相互が短絡されてなる定速用
スイツチ3A、変速用スイツチ4Aの間と定速用
スイツチ3B、変速用スイツチ4Bの間とでは同
時閉成が行なわれることのないように抑制するイ
ンタロツク機能を持たせており、さらに、一方の
圧縮機1Aに接続する定速用スイツチ3Aならび
に他方の圧縮機1Bに接続する変速用スイツチ4
Bの閉成と、これとは逆に変速用スイツチ4Aな
らびに定速用スイツチ3Bの閉成とを周期的かつ
交互に行なわせる切替作動機能を持たせている。
なお上記した実施例においては切替装置5にお
ける切替えの周期を冷房と暖房との時期の差によ
つて行なわせているが、この周期は月毎、旬毎、
週毎等に変更することも勿論可能であり、さらに
手動操作によるだけでなく、タイマーを利用した
自動操作によることも差支えなく、適宜変更し得
ることは言うまでもない。
本考案は叙上の構成及び作用を有するものであ
つて、複数基の電動圧縮機を2群に分けて各群に
対し、周期的な交互に、インバータ2の出力電圧
と交流電源電圧とを印加するようにしたから、電
動圧縮機の運転(稼動)時間が特定の電動圧縮機
に偏するなどの問題はなくなり、平均化されるこ
とによつて機械寿命が延び、信頼性の向上につな
がるものである。
しかも電磁リレーなどの汎用機器を要素とする
切替装置5を2段作動形等の温調サーモ7と組合
わせて追加するだけで、1個のインバータ2によ
り電動圧縮機1A,1Bを交互に変速運転できる
ので装置コストは低廉におさめられる経済的な利
点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例に係る電力系統回路
図、第2図は同じく制御系統回路図、第3図イ,
ロは第2図における温調サーモのオン・オフ作動
線図である。 1A,1B……電動圧縮機、2……インバー
タ、3A,3B……定速用開閉器、4A,4B…
…変速用開閉器、5……切替装置、7……温調サ
ーモ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2群に分けた複数基の電動圧縮機1A,1Bと交
    流電源に接続した1個のインバータ2とを備えた
    空気調和機において、各電動圧縮機1A,1Bと前
    記交流電源とを接続する配線途中に夫々介設した
    定速用開閉器3A,3Bと、各電動圧縮機1A,1B
    と前記インバータ2の負荷側端子とを接続する配
    線途中に夫々介設した変速用開閉器4A,4Bと、
    前記各電動圧縮機1A,1Bにおける電動機端子を
    通じ負荷側端子相互が短絡されてなる定速用開閉
    器3A,3Bと変速用開閉器4A,4Bとの間での同
    時閉成を抑制し、かつ、一方の群の電動圧縮機1
    に接続する定速用開閉器3Aならびに他方の群の
    電動圧縮機1Bに接続する変速用開閉器4Bの閉成
    と、前記一方の群の電動圧縮機1Aに接続する変
    速用開閉器4Aならびに前記他方の群の電動圧縮
    機1Bに接続する定速用開閉器3Bの閉成とを周期
    的な交互に行わせる切替装置5と、空調負荷を検
    出して定速用開閉器3A,3Bに比し変速用開閉器
    A,4Bの方を、広い空調負荷領域内において閉
    成せしめる温調サーモ7とからなる電気回路を構
    成したことを特徴とする空気調和機。
JP7949483U 1983-05-25 1983-05-25 空気調和機 Granted JPS59184038U (ja)

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JP7949483U JPS59184038U (ja) 1983-05-25 1983-05-25 空気調和機

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JPS59184038U JPS59184038U (ja) 1984-12-07
JPS6349639Y2 true JPS6349639Y2 (ja) 1988-12-20

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ID=30209497

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JP7949483U Granted JPS59184038U (ja) 1983-05-25 1983-05-25 空気調和機

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51145153A (en) * 1975-06-09 1976-12-13 Hitachi Ltd Method of adjusting the capacity of a freezer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS569170Y2 (ja) * 1972-07-19 1981-02-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS51145153A (en) * 1975-06-09 1976-12-13 Hitachi Ltd Method of adjusting the capacity of a freezer

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JPS59184038U (ja) 1984-12-07

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