JPS63318438A - 水蒸気発生器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空気中の湿度を増加させるだめの加湿器などと
して工業用に又家庭用に用いられる。

従来の技術 従来使用されている加湿器は、水槽の中又は外に熱源を
設け、水を加熱し蒸発させ、これを気流に乗せて取シ出
す方法のものがあり、必要な濃度の水蒸気を含む気流を
発生させるまでの時間がか＼る欠点があった。又水槽の
水が無くなった時に空焼きとならないよう水位を監視す
る必要があるなど構造が複雑となる欠点もあった。

最も単純な方法としては加熱を行わず、風の流れのみで
自然蒸発させる方法も多く用いられるが、当然加熱する
方法よりも蒸発量が少く十分な水分を含む気流が得られ
ない欠点があった。

一方、即応性のよい加湿器として超音波を用いて水を霧
化し、気流に乗せて取り出す方法が用いられているが、
この方法は水を蒸発させているのではなく、単に微粒化
を行っているもので、微粒化により水滴の表面積が増加
し、自然蒸気量が促進させられるという方法である。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記方法では、積極的にエネルギーが供給
されていないため、微粒化した水滴の温度が、その一部
が蒸発したことによりかえって低下し、水滴の蒸発が不
十分なま＼空間にだソようことが多く、この水滴が付着
した所に、水の中に溶存していた無機物などが、残さと
して残り、しみなどを付ける問題があった。又この方式
では空気温度より暖められた水蒸気は得られないので、
用途としては加湿器などに限定される。

本発明は上記問題点を解消し、かつ即応性のある水蒸気
発生器を得ることを目的とする。

問題点を解決するための手段 超音波を用いて水を微粒化させ、この微粒化した水を含
む気流を電磁場の存在する空間を通過させる。

作用 超音波で微粒化された水は電磁波を容易に吸収し、熱に
変換するため、微粒化した水滴は殆んど瞬時に蒸発し、
水滴を含まない完全に気化した水分を含む気流が発生す
る。又この際ζλ力に応じて過熱蒸気となる。

実施例 図は本発明の一実施例の構成を示す。１は従来の超音波
加湿器で、超音波振動子の振動によシ水を微粒化し、ダ
クト２の中にこの微粒化した水滴を含む気流が送シこま
れる。

３はマグネトロンで２　、４５　ＧＨｚ　（波長１２．
２ｃｍ）のマイクロ波を発振する。４は導波管で加熱部
５にマイクロ波を導く。加熱部の両端は微小な穴を有す
る金属板６．７で区切られた金属壁で囲れた部分で、穴
径を波長に対し十分小さくすれば、電波はその外へは出
ることができない。

−男気流は、穴あき金属板６よシ加熱部５に入シ、マイ
クロ波によシ気流中の水滴は加熱されて蒸発し、穴あき
金属板７側から多量の水蒸気を含む空気が取出される。

なお、水の電磁波の吸収度からいって６０μｍ以下の波
長の電磁波が適切である。

発明の効果 本発明によれば、従来の加熱形の蒸気発生器ないしは加
湿器のごとく、加熱を始めてから十分な蒸気が発生する
まで時間がか＼ることなく、超音波微粒化方式のごとく
即応性があり、かつ超音波微粒化方式のごとく未蒸発の
水滴を空間に放出してその水滴の付着場所を汚すような
ことのない水蒸気発生器がえられるため、空調用の加湿
器に用いて極めて有効であるばか夛でなく、スチーム洗
顔などあまシ高温でない加熱水蒸気を使用する種々の分
野に応用して有効である。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例による蒸気発生器の構成図である
。 １・・・・・・超音波加湿器、２・・・・・・ダクト、
３・・・・・・マグネトロン、４・・・・・・導波管、
６・・・・・・加熱部、６゜７・・・・・・穴あき板。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名３マ
クネトロン ／貞［萱２ｕ肩２器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 超音波を用いて水を微粒化させると共に、この微粒化さ
   せた水を含む気流を電磁波の存在する空間を通過させる
   構成とした水蒸気発生器。