JPS63316032A

JPS63316032A - 複写機の照明装置

Info

Publication number: JPS63316032A
Application number: JP15135187A
Authority: JP
Inventors: Shuji Yamada; 修司山田
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1987-06-19
Filing date: 1987-06-19
Publication date: 1988-12-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的コ（産業上の利用分野）本発明は、複写機における露光用の照明装置に関する。

（従来の技術）一般に、電子複写機においては、第２図に示すように、
透光性原稿載置板上に置いた複写原紙を照射するため、
全体として樋状をなす長尺な反射鏡体１と、この反射鏡
体１の焦点位置に配電された管形ハロゲン電球２を備え
、この管形ハロゲン電球２から放射された光を上記反射
鏡体１により上記透光性原稿載置板３に集光させ、この
透光性原稿載置板３に載せた複写原稿４により光を反射
し、この原稿４で反射された光を図示しないレンズやプ
リズムあるいは反射体などの光学系を通じて感光体ドラ
ムに結像させるようになっている。

ところで、光源として使用される管形ハロゲン電球２は
、第３図に示すように長尺な管形ガラスバルブ５内に、
管軸方向に沿って複数個のフィラメントロ・・・を互い
に間隔を存して配置した構造をなしておシ、シたがって
、管軸方向に沿って発光部と非発光部とが交互に配置さ
れ九構造になっている。

このため、透光性原稿＠置板３上での照度分布は、第３
図の特性人で示すように、発光部で明るく、非発光部で
は暗くなシ、いわゆる波形特性（ワ、プルと称する）が
生じる。

このような不均等照匿分布を解消するために、従来、ガ
ラスバルブ５の外面全体に、サンドブラスト処理、また
は光拡散膜の塗付などの手段で光拡散部を形成する手段
が採用されていた。ガラスバルブ５を光拡散処理すると
、フィラメント６・・・から出九光がバルブ５を透過す
る時拡散されるので、透光性原稿載置板３上での照度分
布は、第３図の特性Ｂで示すように、均等化される利点
がある。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、ガラスバルブ５の外面全体に光拡散処理
をしたものは、ガラスバルブ５の表面全体が輝くように
なるので、発光中心がフィラメント６・・・からガラス
バルブ５の表面に移動したと同様になり、反射鏡体１の
焦点位置から点光源的に光が出なくなシ、ある程度の広
がシを有する面光源となるため、反射鏡体１の集光性が
悪くなシ、透光性原稿載置板３上での光軸に沿う光量は
第２図の特性Ｃのように、少なくなる欠点がある。

これに対し、反射鏡体１の反射面は完全鏡面でないから
、ある程度の光拡散機能を期待することができ、このた
め、第４図に示すように、ガラスバルブ５の外面の一部
に、サンドブラスト処理、または光拡散膜の塗付などの
手段で光拡散部８を形成することが考えられる。すなわ
ち、光拡散部８はガラスバルブ５の透光性原稿載置板３
に対向する所定角度領域に形成するものである。

このような構造であれば、反射鏡体ｌの反射面に向かう
光はフィラメント６・・・から出る光であるため反射鏡
体１の焦点位置から出ることになシ、透光性原稿載置板
３上での光軸に沿う光量は第４図の特性りのように多く
なシ、シかも管形ハロダン電球２から直接透光性原稿載
置板３に向かう光は光拡散部８で拡散されるため、す、
プル現象は軽減される。

しかしながら、上記第４図に示した管形ハロゲン電球２
は、ガラスバルブ５０所定角度領域に光拡散部８を形成
するので、その製造が面倒で、コスト高になるとともに
、装置への組付けに際し、ラング取付は姿勢の方向性が
厳格に規制されるので組付けに手間を要する不具合があ
る。

なお、管形ハロダン電球２は発熱が大きく、透光性原稿
載置板３を加熱し、また消費電力が大きいなどの欠点が
あり、これを解消するため、ガラスバルブ５の表面に金
属酸化物よりなる赤外線反射膜を形成したものがある。

このようにすると、フィラメント６・・・から放出され
る赤外線をフィラメント６に反射して、発光エネルイー
に利用することができ、ラング効率の向上が可能になシ
、透光性原稿載置板３の加熱も防止される。

しかし、このような構造の赤外線反射形管形ノーログン
電球２に、前述し九サンドブラスト処理による光拡散部
８を形成しようとすると、光拡散処理が赤外線反射膜を
損傷するなど、製造上の問題がある。

本発明は、透光性原稿載置板上での照度分布の均等化お
よび光量の増大が可能になる複写機の照明装置を提供し
ようとするものである。

［発明の構成コ（問題点を解決するための手段）本発明は、管形ハロゲン電球と透光性原稿載置板の間に
光拡散板を設け、管形ハロゲン電球から直接透光性原稿
載置板に向かう光を拡散させるようにしたことを特徴と
する。

（作用）本発明によると、管形ハロゲン電球から直接透光性原稿
載置板に向かう光は、その間に設けた光拡散板により拡
散されるから、これＹよりリ。

プル現象が解消される。また、反射鏡体の反射面に向か
う光はフィラメントから出る光であるため反射鏡体の焦
点位置から出ることにな９、よって透光性原稿載置板上
での光軸上での光量が向上する。しかも光拡散板は、管
形ハロガフ電球と別個に製造するので、その製造が容易
であシ、装置への組付けに際してランプ取付は姿勢に制
約されず、組付けも容易である。

（実施例）以下本発明について、第１図に示す一実施例にもとづき
説明する。なお、本実施例で従来と同様の部品は同一番
号を付してその説明を省略する。

全体として樋状をなす長尺な反射鏡体１の焦点位置に配
置された管形ハロダン電球２は、従来と同様に、長尺な
ガラスバルブ５内に管軸方向に沿って複数個のフィラメ
ント６・・・を互いに間隔を存して配置した構造をなし
ておシ、したがって、管軸方向に沿って発光部と非発光
部とが交互に配置された構造になっている。

本実施例の管形ハロゲン電球２は、ガラスバルブ５の表
面に金属酸化物よりなる赤外線反射！ｌＸｌ０を形成し
てあシ、これによりフィラメント６・・・から放出され
た赤外線がこの赤外線反射膜１０によって反射され、フ
ィラメント６を加熱するのに利用されるようになってお
シ、光エネルギーに変換される。

上記管形ハロゲン電球２と、透光性原稿′ａ載置板の間
には、光拡散板１５が設けられている。この光拡散板１
５は、上記管形ハロダン電球２から直接透光性原稿載置
板３に向かう光を拡散させるものであり、管形ハロダン
電球２の中心に対し所定の角度範囲に設置されている。

その他の構成は従来と同様であってよい。

このような実施例の構造によると、フィラメント６・・
・から放射される光のうち、直接透光性原稿載置板３に
向かおうとする光は、管形ハロダン電球２と透光性原稿
載置板３の間に設けた光拡散板１５により拡散されるか
ら、発光部と非発光部との明るさの差にもとづ＜　ＩＪ
　ｙ　ｆル現象が軽減され、Ｍ３図の特性Ｂのようにな
る。

また、フィラメント６・・・から放射される光のうち、
反射鏡体１の反射面に向かった光はこの反射面で反射さ
れた後、透光性原稿載置板３に向かう。

この場合、反射鏡体１の焦点位置から光が出るので、光
の集光性が良く、透光性原稿載置板３上での光軸に沿う
光量は特性りのように多くなる。

しかも、本実施例では、第４図の従来のように、バルブ
５の所定角度領域に光拡散部８を形成するものではない
から、管形ハロゲン電球２の製造は簡単であシ、かつ、
装置への組付けに際し、ランプ取付は姿勢の方向性に注
意する必要もないので組立ても容易である。

なお、本実施例の管形ハロゲン電球２は既に説明したよ
うに、ガラスバルブ５の表面に金属酸化物よりなる赤外
線反射ｍ１０を形成しであるので、透光性態Ｓ載置板３
を加熱する割合いが少なく、また消費電力も小さくなっ
てランプ効率が向上する。

しかも、このガラスバルブ５の表面にはこの金属酸化物
よりなる赤外線反射膜１０以外に光拡散部などを直接設
けないので、赤外線反射膜１０を損傷するなどの不具合
は生じない。

なお、本実施例では、ガラスバルブ５０表面に金属酸化
物よりなる赤外線反射＠１０を形成した管形ハロゲン電
球２について説明したが、本発明は金属酸化物よりなる
赤外線反射膜には制約されないとともに、赤外線反射Ｗ
＆１０を形成した管形ハロゲン電球２を用いることにも
制約されない。

［発明の効果コ以上説明したように本発明によると、管形ハロダン電球
から直接透光性原稿！ｉ！置板に向かう光は、その間に
設は次光拡散板により拡散されるから、これによりリ、
ｆル現象が屏消される。また、反射鏡体の反射面に向か
う光はフィラメントから出る光であるため反射鏡体の焦
点位置から出ることにな）、よりて透光性原稿載置板上
での光軸上での光量が増加する。しかも光拡散板は、管
形ハロダン電球と別個に製造するので、その製造が容易
であシ、装置への組付けに際してラング取付は姿勢に制
約されず、組付けも容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は従来
の構成図、第３図はその照度分布を示す説明図、第４図
は従来の他の例を示す構成図である。１・・・反射鏡体、２・・・管形ハロゲン電球、３・・
・透光性原稿載置板、４・・・複写原稿、５・・・ガラ
スバルブ、６・・・フィラメント、１０・・・赤外線反
射膜、１５・・・光拡散板。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）一側が開口された樋状の反射鏡体内に、発光部と
非発光部とを交互に配置した管形ハロゲン電球を配置し
、この管形ハロゲン電球より放射された光を上記反射鏡
体によって反射して透光性原稿載置板に載置した複写原
稿に集光させるようにした複写機の照明装置において、上記管形ハロゲン電球と透光性原稿載置板の間に光拡散
板を設け、管形ハロゲン電球から直接透光性原稿載置板
に向かう光を拡散させるようにしたことを特徴とする複
写機の照明装置。
（２）上記管形ハロゲン電球は、発光部から放射された
赤外線を反射させて発光部へ戻す赤外線反射膜を有する
バルブにて構成されていることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の複写機の照明装置。