JPS63315979A - 時計の日付等表示制御補正装置 - Google Patents
時計の日付等表示制御補正装置Info
- Publication number
- JPS63315979A JPS63315979A JP63129426A JP12942688A JPS63315979A JP S63315979 A JPS63315979 A JP S63315979A JP 63129426 A JP63129426 A JP 63129426A JP 12942688 A JP12942688 A JP 12942688A JP S63315979 A JPS63315979 A JP S63315979A
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- Japan
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- pulses
- date
- motor
- day
- drive wheel
- Prior art date
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- Granted
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 16
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 claims description 14
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 6
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04C—ELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
- G04C17/00—Indicating the time optically by electric means
- G04C17/005—Indicating the time optically by electric means by discs
- G04C17/0058—Indicating the time optically by electric means by discs with date indication
- G04C17/0066—Indicating the time optically by electric means by discs with date indication electromagnetically driven, e.g. intermittently
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
この発明は時計の日付等表示制御補正装置に関するもの
であり、更に詳しくは腕時計などの曜日または日付の制
御または補正に用いられるものであって、少なくとも1
個の可逆電気モーターとこのモーターに付設された曜日
または日付ディスク駆動機構とこのモーターに制御パル
スを与える少なくとも1個の電子回路とを含んでなるご
とき基本JI′II造を有した装Hr!の改良に関する
ものである。 (従来技術) イ、Y、来アナログ形式の時!1にあっては、曜日また
は日付の切換は24時間毎に起きる。適宜な機構によっ
て長時間に互って蓄えられたエネルギーを開放すること
により、この切換は非常に短時間内に行われる。ところ
で時差などの関係で時間を遅らせるとき時計の針をほぼ
真夜中に後退させると、曜日または日付の補正を時刻の
補正と同時に行うことができない。この結果少なくとも
補正を行った時点と新たな地理上の位置における真夜中
との間では、時計に表示される曜日または日付は正確f
fjものとはならない。 (発明の要旨) この発明の目的は、時計におけるこのような曜日または
日付の制御または補正を自由かつ容易に行うことにある
。 このためこの発明にあっては、駆動機構をモーターに作
動連結するとともにこれに固定軸について回転する可動
要素を具え、該可動要素の回転を中央値Jについて両極
限間で対称にし、かつこの可動要素に曜日または日付デ
ィスクに、!i!結されていて1ステップで2通りの方
向のいずれかにこれを駆動して曜日または日付の表示を
制御または補正する仲介要素を具えたことを特徴とする
ものである。 (実施態様) 第1図に示すこの発明の装置の一例は内側に山を具えて
かつ図示しない日付ディスクと一体に構成されたクラウ
ン10と、可逆モーター11とこれに連結された駆動輪
12を有している。駆動輪12は1対のツメ体13.1
4を直径方向に相対向して支持しており、これらのツメ
体は中央のバネ15により相互に引寄せられている。ツ
メ体13はビン16について回転するが、その突端部1
8が当接するストッパー17によりその回転を制限され
ている。同様にツメ体14もビン19についての回転を
突端部21が当接するストッパー20により制限されて
いる。駆動輪12に1才弧状孔22が同心状に形成され
ており、これには時計の固定部と一体のボルト23が係
合している。このボルト23は弧状孔22の
であり、更に詳しくは腕時計などの曜日または日付の制
御または補正に用いられるものであって、少なくとも1
個の可逆電気モーターとこのモーターに付設された曜日
または日付ディスク駆動機構とこのモーターに制御パル
スを与える少なくとも1個の電子回路とを含んでなるご
とき基本JI′II造を有した装Hr!の改良に関する
ものである。 (従来技術) イ、Y、来アナログ形式の時!1にあっては、曜日また
は日付の切換は24時間毎に起きる。適宜な機構によっ
て長時間に互って蓄えられたエネルギーを開放すること
により、この切換は非常に短時間内に行われる。ところ
で時差などの関係で時間を遅らせるとき時計の針をほぼ
真夜中に後退させると、曜日または日付の補正を時刻の
補正と同時に行うことができない。この結果少なくとも
補正を行った時点と新たな地理上の位置における真夜中
との間では、時計に表示される曜日または日付は正確f
fjものとはならない。 (発明の要旨) この発明の目的は、時計におけるこのような曜日または
日付の制御または補正を自由かつ容易に行うことにある
。 このためこの発明にあっては、駆動機構をモーターに作
動連結するとともにこれに固定軸について回転する可動
要素を具え、該可動要素の回転を中央値Jについて両極
限間で対称にし、かつこの可動要素に曜日または日付デ
ィスクに、!i!結されていて1ステップで2通りの方
向のいずれかにこれを駆動して曜日または日付の表示を
制御または補正する仲介要素を具えたことを特徴とする
ものである。 (実施態様) 第1図に示すこの発明の装置の一例は内側に山を具えて
かつ図示しない日付ディスクと一体に構成されたクラウ
ン10と、可逆モーター11とこれに連結された駆動輪
12を有している。駆動輪12は1対のツメ体13.1
4を直径方向に相対向して支持しており、これらのツメ
体は中央のバネ15により相互に引寄せられている。ツ
メ体13はビン16について回転するが、その突端部1
8が当接するストッパー17によりその回転を制限され
ている。同様にツメ体14もビン19についての回転を
突端部21が当接するストッパー20により制限されて
いる。駆動輪12に1才弧状孔22が同心状に形成され
ており、これには時計の固定部と一体のボルト23が係
合している。このボルト23は弧状孔22の
【111部
と協働して、lX[シ」輪12が可逆モーター11によ
り駆動されたと鮒にその回転を制限するためのものであ
る。 2個の固定ストッパー26.27により位置決めされた
ツメ24はクラウン10の由の間に係合して日付ディス
クを正確に位置決めするものである。 通常の動作においてクラウン10を矢印Aの方向に進め
るには、図示しない電子制御部が可逆モーター11にN
個のパルスを与え矢印Bの方向に回転させる。この結果
駆動Vi12は弧状孔22の端部28がボルト23に当
るまで矢印Cの方向に回転する。この駆動輪12は2個
のツメ体13.14を駆動する。ツメ体13のノーズ2
9はバネ15の働きにより図中実線で示す位置に押入っ
てクラウン10の歯30の図中左側の端部に当り、この
結果クラウン10は矢印Aの方向に駆動される。ツメ体
14は図中実線で示す位置に留まり、駆動輪12および
クラウン10と同時に回転する。 一般的にいって、一連の正のパルスが与えられると可逆
モーター11は1ステップ前進し、一連の負のパルスが
与えられると可逆モーター11は1ステップ後退する。 第1図に示すようにボルト23が弧状孔22の中央に位
置する原位置に駆動輪12を戻すには、前記電子部が可
逆モーター11にN個のパルスを与えて、矢印Bと逆方
向に回転させる。すると駆動輪12はボルト23が上記
中央位置に復するまで矢印Cと逆方向に回転する。この
間ツメ体13の湾曲状背部13aは歯30の頂部上を摺
動する。ノーズ29がこの歯を越えてかつツメ体13が
ビン16について回転してその原位置に戻るまでこの摺
動は続く。この間ツメ体14は駆動輪12に対して全く
相対変位しない。 日付ディスクの位置を正しく子べく日付訂正制御機能の
制御部によりクラウン10を矢印Aとは逆方向に動かし
たいときには、可逆モーター11の回転方向を矢印Bと
は逆にする。こうすると駆動輪12が回転してツメ体1
4を上記の場合と同様に働かせる。始めのサインのNパ
ルスかクラウン10を1ステップ動かし、時計の電子部
により与えられる反対のサインのNパルスにより日付デ
ィスクの駆動機構が日付ディスクをその当初の中央位置
に戻す。 実際には電子部は始めおよび反対のサインの(N+n)
を与えてクラウン10を1ステップ動かし、ついで駆動
機構をその中央位置に戻す。追加するnパルスはNパル
スの数の1〜20%のオーダーでパルスの予備を構成し
、これにより装置の作用の信頼度を高いものとする。全
てが正常であるときには、Nパルスあれば駆動輪12に
所望の運動を与えるのに充分であり、追加のnパルスは
弧状孔22の端部がボルト23に当って11がスリップ
するときに失われる。この経過を第2図に示す。このグ
ラフではX軸に時間(秒)がまたy軸に動ぎ(度)が表
示されている。 全てが正常なときには駆動輪12、ツメ体13.14は
中央位置に置かれボルト23は弧状孔22の中央に位置
する。小部分?J Nは可逆千−ター11に与えられた
十Nパルスに対応し、これか駆動輪12を勅かして弧状
孔22の左側の端部がボルト23に当る。小部分NPは
可逆モーター11に与えられた予備のnパルスに対応し
、+74パルスによるのと同じ方向に駆動輪12を動か
す効果を持っている。しかし駆動輪12は既にその最大
回転をしてしまった後なので、この場合には2亥nパル
スはそのような働ぎをしないのである。 小部分PQは−Nパルスに対応し、駆動輪12を中央位
置に動かす効果を持っている。同様に小部分M’ N’
は−Nパルスに対応し、駆動輪12を反対方向に動か
して弧状孔22の右側端部をボルト23に至らせる効果
を持っている。−Nパルスによって駆動輪12が既に最
大回転位置に達していたときには予備の一〇パルスは失
われる。この−nパルスは小部分N’ P’ に対応
するものである。最後の小部分P’ Q’ は駆動輪1
2を中央位置に動かすもので、十Nパルスに対応する。 サイクルの開始時になんらかの理由から駆動輪12が中
央位置にないときには、第3図に示すような4通りの経
過となる。 第1のケースを示すのが曲線Iであり、駆動輪12は例
えば若干中央位苦から左(第1図中矢印Cの方向)に変
位している。小部分M、N、は弧状孔22の左側端部を
ボルト23に当らせるのに理論上必要な十Nパルスに対
応している。駆動輪12は中央位置から外れているので
、当接位置に達するまでの経路は正常の場合より長い。 したがってパルス十Nが与えられても該当接位置には達
しない。これは予備の+nパルスにより行われるのであ
って、図示の場合その一部が誤差(初期変位)を補正す
るのに用いられ、残りは可逆モーター11が止ってスリ
ップが起こることにより失われるのである。小部分P+
Q+ によって示される戻りは−Nパルスにより行わ
れる。 このように予備のnパルスの存在のお陰で、初期変位が
自動的に補正され、少なくとも1サイクルで中央位置が
得られるのである。最初の1サイクルで初期変位が補正
されないときには、後続のサイクルによって補正がなさ
れ各サイクルが初期変位を減少させていくのである。 このような初期変位はモーターの定格段差その他面フな
どの原因によるものであるが、つぎのようにすれば1j
撃が中央外れ(初期変位)を引起こすような事態を避け
ることもできる。 曲線11で示すケースは駆動輪12が中央位置から右側
に初期変位している場合である。+Nパルスの初期数は
駆動輪12を停止位置に持ってくるのに必要なものより
犬である。駆動輪12を変位させるには+N以下の数の
パルスで充分である。 剰余のパルスはこの場合予備の十〇パルスに加算され、
駆動輪12を回転させるのには用いられない。小部分M
2N、は駆動輪12を停止させる(曲線の傾斜部)のに
必要なパルスおよび可逆モーター11をスリップさせる
剰余のパルスに対応する。水平な小部分N、P2は予(
i&の+nパルスに対応し、小部分P2 Q2は−N戻
りパルスにり・1応する。この場合にも装置は中央位置
に戻る。 曲線II+、1■で示すケースは曲線■、IIで示すケ
ースと71称である。小部分M′1N゛5、N’、P−
°、、P’+Q’+はそれぞれ一連のパルス−N、−n
および十Nに対応するが、このうち−Nは駆動輪12を
停止させるには充分でない。小部分M’2N“2、N
’2P ’2、P ’2Q ’2はそれぞれパルス−N
、 −nおよび十Nに対応し、−Nは駆動輪12を停止
させるためには余分である。 このようにいずれの場合も装置は自動的に中央位置に戻
るから、モーターの定格段差は効果的に補正されるので
ある。 第4図にこの発明のHaの他の利点を示す。これは曜日
や日付読出しの自動始動、すなわちディスクの自動中央
位置付けに関するものである。曜日や日付ディスクの駆
動は比較的大きなエネルギーを(自費するものである。 したがって応力が)卦るとMmの寿命が尽きることがし
ばしばある。この結果電池の再充電時にこれらディスク
の中央位置外れか起ぎる。従来の時計では窓に表れる表
示かずれるのをユするには手動による始動が必要である
。この発明の装置では自動始動か可能であり、駆動輪1
2の往来運動によりこれを実行するもので、このプログ
ラム運動は第4図中3個の曲線V、Vlおよび■により
示されている。 始動のためには十N、−2Nおよび十Nパルスまたは−
N、+2Nおよび−Nパルスを可逆モーター11に与え
る。曲線■に示すように駆動輪12が初期に中央に位置
していれば、十N、−2Nおよび十Nパルスが与えられ
、小部分RSにおいて駆動輪12が矢印Cと逆方向に勤
いて弧状孔22の左側端部がボルト23に当る。小部分
STにおいては駆動輪12が回転して右側端部がボルト
23に当る。小部分子Uにおいては駆動輪I2が中央位
置に戻る。曜日または日付ディスクはまず】ステップで
逆方向に回転される。 曲線■1で示すように駆動輪12が初期に矢印Cと逆方
向に中央位置から外れているときには、小部分R,S、
に対応する十Nパルスの一部が当接のためには余分とな
り、モーターがスリップすることになる。小部分S、T
、は一2Nパルスに対応し、弧状孔22の左側端部がボ
ルト23に当接する。小部分子I Ul では十Nパル
スが駆動輪12を中央に再位置付けする。 曲線■て示すように駆動輪12が初期に矢印C方向に中
央位置から外打ているときには、小NH分R,’S2に
タ、1応する十Nバルヌの数は不十分で、弧状孔22の
左側の端部はボルト23に当接しない。小部分S、T、
は一2Nパルスに対応し、これらパルスは当接のために
は全く不必要である。 小部分子2L12は十Nパルスに対応し駆動輪+2は中
央に再位置付けされる。 いずれにしても停止位置のいかんに拘らず、上記始勅相
により全体のシステムが中央に再位置付けされる。実際
には制御回路は新しい電池に!ぼったことを検知して一
連の再位置付はパルスを発生する。再位置付けのために
1回の往復では不十分な場合にも適合するようにこのホ
]J御回路を構成することもできる。 勿論のことながらこの他にも+2N、−Nまたは一2N
、十Nパルスなどによっても再位置付けを行うこと力で
できる。 ツメ体13.14のノーズとクラウン10のmとの間に
は若干の遊びがあるが、これはむしろツメ24の動作上
有効である。不作用状態ではノーズは歯の軌道上に位置
しており、歯がストッパーとして働いて、クラウン10
の不測の動きを抑止する。すなわち瀧しい衝撃が掛った
ときの曜日または日付ディスクの動きを抑止する。
と協働して、lX[シ」輪12が可逆モーター11によ
り駆動されたと鮒にその回転を制限するためのものであ
る。 2個の固定ストッパー26.27により位置決めされた
ツメ24はクラウン10の由の間に係合して日付ディス
クを正確に位置決めするものである。 通常の動作においてクラウン10を矢印Aの方向に進め
るには、図示しない電子制御部が可逆モーター11にN
個のパルスを与え矢印Bの方向に回転させる。この結果
駆動Vi12は弧状孔22の端部28がボルト23に当
るまで矢印Cの方向に回転する。この駆動輪12は2個
のツメ体13.14を駆動する。ツメ体13のノーズ2
9はバネ15の働きにより図中実線で示す位置に押入っ
てクラウン10の歯30の図中左側の端部に当り、この
結果クラウン10は矢印Aの方向に駆動される。ツメ体
14は図中実線で示す位置に留まり、駆動輪12および
クラウン10と同時に回転する。 一般的にいって、一連の正のパルスが与えられると可逆
モーター11は1ステップ前進し、一連の負のパルスが
与えられると可逆モーター11は1ステップ後退する。 第1図に示すようにボルト23が弧状孔22の中央に位
置する原位置に駆動輪12を戻すには、前記電子部が可
逆モーター11にN個のパルスを与えて、矢印Bと逆方
向に回転させる。すると駆動輪12はボルト23が上記
中央位置に復するまで矢印Cと逆方向に回転する。この
間ツメ体13の湾曲状背部13aは歯30の頂部上を摺
動する。ノーズ29がこの歯を越えてかつツメ体13が
ビン16について回転してその原位置に戻るまでこの摺
動は続く。この間ツメ体14は駆動輪12に対して全く
相対変位しない。 日付ディスクの位置を正しく子べく日付訂正制御機能の
制御部によりクラウン10を矢印Aとは逆方向に動かし
たいときには、可逆モーター11の回転方向を矢印Bと
は逆にする。こうすると駆動輪12が回転してツメ体1
4を上記の場合と同様に働かせる。始めのサインのNパ
ルスかクラウン10を1ステップ動かし、時計の電子部
により与えられる反対のサインのNパルスにより日付デ
ィスクの駆動機構が日付ディスクをその当初の中央位置
に戻す。 実際には電子部は始めおよび反対のサインの(N+n)
を与えてクラウン10を1ステップ動かし、ついで駆動
機構をその中央位置に戻す。追加するnパルスはNパル
スの数の1〜20%のオーダーでパルスの予備を構成し
、これにより装置の作用の信頼度を高いものとする。全
てが正常であるときには、Nパルスあれば駆動輪12に
所望の運動を与えるのに充分であり、追加のnパルスは
弧状孔22の端部がボルト23に当って11がスリップ
するときに失われる。この経過を第2図に示す。このグ
ラフではX軸に時間(秒)がまたy軸に動ぎ(度)が表
示されている。 全てが正常なときには駆動輪12、ツメ体13.14は
中央位置に置かれボルト23は弧状孔22の中央に位置
する。小部分?J Nは可逆千−ター11に与えられた
十Nパルスに対応し、これか駆動輪12を勅かして弧状
孔22の左側の端部がボルト23に当る。小部分NPは
可逆モーター11に与えられた予備のnパルスに対応し
、+74パルスによるのと同じ方向に駆動輪12を動か
す効果を持っている。しかし駆動輪12は既にその最大
回転をしてしまった後なので、この場合には2亥nパル
スはそのような働ぎをしないのである。 小部分PQは−Nパルスに対応し、駆動輪12を中央位
置に動かす効果を持っている。同様に小部分M’ N’
は−Nパルスに対応し、駆動輪12を反対方向に動か
して弧状孔22の右側端部をボルト23に至らせる効果
を持っている。−Nパルスによって駆動輪12が既に最
大回転位置に達していたときには予備の一〇パルスは失
われる。この−nパルスは小部分N’ P’ に対応
するものである。最後の小部分P’ Q’ は駆動輪1
2を中央位置に動かすもので、十Nパルスに対応する。 サイクルの開始時になんらかの理由から駆動輪12が中
央位置にないときには、第3図に示すような4通りの経
過となる。 第1のケースを示すのが曲線Iであり、駆動輪12は例
えば若干中央位苦から左(第1図中矢印Cの方向)に変
位している。小部分M、N、は弧状孔22の左側端部を
ボルト23に当らせるのに理論上必要な十Nパルスに対
応している。駆動輪12は中央位置から外れているので
、当接位置に達するまでの経路は正常の場合より長い。 したがってパルス十Nが与えられても該当接位置には達
しない。これは予備の+nパルスにより行われるのであ
って、図示の場合その一部が誤差(初期変位)を補正す
るのに用いられ、残りは可逆モーター11が止ってスリ
ップが起こることにより失われるのである。小部分P+
Q+ によって示される戻りは−Nパルスにより行わ
れる。 このように予備のnパルスの存在のお陰で、初期変位が
自動的に補正され、少なくとも1サイクルで中央位置が
得られるのである。最初の1サイクルで初期変位が補正
されないときには、後続のサイクルによって補正がなさ
れ各サイクルが初期変位を減少させていくのである。 このような初期変位はモーターの定格段差その他面フな
どの原因によるものであるが、つぎのようにすれば1j
撃が中央外れ(初期変位)を引起こすような事態を避け
ることもできる。 曲線11で示すケースは駆動輪12が中央位置から右側
に初期変位している場合である。+Nパルスの初期数は
駆動輪12を停止位置に持ってくるのに必要なものより
犬である。駆動輪12を変位させるには+N以下の数の
パルスで充分である。 剰余のパルスはこの場合予備の十〇パルスに加算され、
駆動輪12を回転させるのには用いられない。小部分M
2N、は駆動輪12を停止させる(曲線の傾斜部)のに
必要なパルスおよび可逆モーター11をスリップさせる
剰余のパルスに対応する。水平な小部分N、P2は予(
i&の+nパルスに対応し、小部分P2 Q2は−N戻
りパルスにり・1応する。この場合にも装置は中央位置
に戻る。 曲線II+、1■で示すケースは曲線■、IIで示すケ
ースと71称である。小部分M′1N゛5、N’、P−
°、、P’+Q’+はそれぞれ一連のパルス−N、−n
および十Nに対応するが、このうち−Nは駆動輪12を
停止させるには充分でない。小部分M’2N“2、N
’2P ’2、P ’2Q ’2はそれぞれパルス−N
、 −nおよび十Nに対応し、−Nは駆動輪12を停止
させるためには余分である。 このようにいずれの場合も装置は自動的に中央位置に戻
るから、モーターの定格段差は効果的に補正されるので
ある。 第4図にこの発明のHaの他の利点を示す。これは曜日
や日付読出しの自動始動、すなわちディスクの自動中央
位置付けに関するものである。曜日や日付ディスクの駆
動は比較的大きなエネルギーを(自費するものである。 したがって応力が)卦るとMmの寿命が尽きることがし
ばしばある。この結果電池の再充電時にこれらディスク
の中央位置外れか起ぎる。従来の時計では窓に表れる表
示かずれるのをユするには手動による始動が必要である
。この発明の装置では自動始動か可能であり、駆動輪1
2の往来運動によりこれを実行するもので、このプログ
ラム運動は第4図中3個の曲線V、Vlおよび■により
示されている。 始動のためには十N、−2Nおよび十Nパルスまたは−
N、+2Nおよび−Nパルスを可逆モーター11に与え
る。曲線■に示すように駆動輪12が初期に中央に位置
していれば、十N、−2Nおよび十Nパルスが与えられ
、小部分RSにおいて駆動輪12が矢印Cと逆方向に勤
いて弧状孔22の左側端部がボルト23に当る。小部分
STにおいては駆動輪12が回転して右側端部がボルト
23に当る。小部分子Uにおいては駆動輪I2が中央位
置に戻る。曜日または日付ディスクはまず】ステップで
逆方向に回転される。 曲線■1で示すように駆動輪12が初期に矢印Cと逆方
向に中央位置から外れているときには、小部分R,S、
に対応する十Nパルスの一部が当接のためには余分とな
り、モーターがスリップすることになる。小部分S、T
、は一2Nパルスに対応し、弧状孔22の左側端部がボ
ルト23に当接する。小部分子I Ul では十Nパル
スが駆動輪12を中央に再位置付けする。 曲線■て示すように駆動輪12が初期に矢印C方向に中
央位置から外打ているときには、小NH分R,’S2に
タ、1応する十Nバルヌの数は不十分で、弧状孔22の
左側の端部はボルト23に当接しない。小部分S、T、
は一2Nパルスに対応し、これらパルスは当接のために
は全く不必要である。 小部分子2L12は十Nパルスに対応し駆動輪+2は中
央に再位置付けされる。 いずれにしても停止位置のいかんに拘らず、上記始勅相
により全体のシステムが中央に再位置付けされる。実際
には制御回路は新しい電池に!ぼったことを検知して一
連の再位置付はパルスを発生する。再位置付けのために
1回の往復では不十分な場合にも適合するようにこのホ
]J御回路を構成することもできる。 勿論のことながらこの他にも+2N、−Nまたは一2N
、十Nパルスなどによっても再位置付けを行うこと力で
できる。 ツメ体13.14のノーズとクラウン10のmとの間に
は若干の遊びがあるが、これはむしろツメ24の動作上
有効である。不作用状態ではノーズは歯の軌道上に位置
しており、歯がストッパーとして働いて、クラウン10
の不測の動きを抑止する。すなわち瀧しい衝撃が掛った
ときの曜日または日付ディスクの動きを抑止する。
第1図はこの発明の装置の一実施態様を示す平面図、第
2〜4図はその各f!1!動作を示す説明図である。 10・・・クラウン 11・・・下逆モーター1
2・・・駆動輪
2〜4図はその各f!1!動作を示す説明図である。 10・・・クラウン 11・・・下逆モーター1
2・・・駆動輪
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [1]少なくとも1個の可逆モーターと、このモーター
に付設された曜日または日付ディスク駆動機構と、この
モーターに制御パルスを与える少なくとも1個の電子回
路とを含んでなり、 上記の駆動機構が上記モーター(11)に作動連結され
かつ固定軸について回転する可動要素(12)を有し、 該可動要素の回転が中央位置について両極限間で対称で
あり、かつ この可動要素が曜日または日付ディスクに連結されてい
て1ステップで2通りの方向のいずれかにこれを駆動し
て曜日または日付の表示を制御または補正する仲介要素
を有している ことを特徴とする時計の日付等表示制御補正装置。 [2]前記の可動要素が駆動輪であって、その中央位置
に対する2方向回転振幅をストッパーによって制限され
、かつ 前記の仲介要素が2個のバネ付勢されたツメ体(13、
14)であって、駆動輪を2方向に駆動する ことを特徴とする請求項1に記載の装置。 [3]前記のストッパーが駆動輪に同心状に形成された
弧状孔の両端部であって、 固定ボルト(23)がこの弧状孔に係合している ことを特徴とする請求項2に記載の装置。 [4]中央位置についての駆動輪(12)の回転角が前
記弧状孔の弧長の半分である ことを特徴とする請求項3に記載の装置。 [5]前記2個のツメ体(13、14)が弧状孔の中心
を通る駆動輪の直径について対称の位置にある ことを特徴とする請求項2または3に記載の装置。 [6]さらに曜日または日付ディスクを位置付けするた
めのツメ(24)を有している ことを特徴とする請求項1に記載の装置。 [7]2個のツメ体(13、14)のそれぞれが曜日ま
たは日付ディスクの駆動歯と協働するノーズを有してお
りかつ、 該ノーズが駆動歯の軌道上に位置して該ディスクが休止
状態にあるときのストッパーを構成している ことを特徴とする請求項2に記載の装置。 [8]曜日または日付の表示を変更するために、前記電
子回路が電気モーターに最初のサインの(N+n)パル
スをつぎに逆のサインのNパルスを与えていずれかの方
向に曜日または日付ディスクを変位させ、このNが可動
要素をその中央位置からいずれかの極限に回転させるか
いずれかの極限から中央位置に戻すのに必要なパルス数
であり、nがモーターの定格段差を補正するために予め
設定された予備のパルス数である ことを特徴とする請求項1に記載の装置。 [9]パルスnの数がパルスNの数の1〜20%の範囲
にある ことを特徴とする請求項8に記載の装置。 [10]時計が停止した後または電池が交換された後で
駆動機構を再び中央位置に位置付けするために、電子回
路がモーターにまず所定数の第1のサインのパルスを与
えた後所定数の逆のサインのパルスを与え、これにより
可動要素を中心から外れた位置から少なくともその一方
の極限に動かしついで該極限から中央位置に動かす ことを特徴とする請求項1に記載の装置。 [11]電子回路がモーターに第1のサインのNパルス
を与え、ついで逆のサインの2Nパルスを与え、しかる
後第1のサインのNパルスを与え、かつ該Nが可動要素
をして中央位置から一方の極限にまたは一方の極限から
中央位置に移動させるのに必要なパルスの数である ことを特徴とする請求項10に記載の装置。 [12]電子回路がモーターに第1のサインの2Nのパ
ルスを与え、ついで逆のサインのNパルスを与え、該N
が可動要素をして中央位置から一方の極限にまたは一方
の極限から中央位置に移動させるに必要なパルスの数で
ある ことを特徴とする請求項10に記載の装置。 [13]上記いずれかの請求項に記載の装置を具えた腕
時計。
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CH02014/87-9 | 1987-05-25 |
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---|---|
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- 1988-05-09 FR FR888806452A patent/FR2615970B1/fr not_active Expired - Lifetime
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- 1988-05-23 US US07/197,751 patent/US4837755A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-05-24 DE DE3817519A patent/DE3817519C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-05-25 JP JP63129426A patent/JP2668550B2/ja not_active Expired - Lifetime
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