JPS63314292A - 融雪剤 - Google Patents
融雪剤Info
- Publication number
- JPS63314292A JPS63314292A JP15231887A JP15231887A JPS63314292A JP S63314292 A JPS63314292 A JP S63314292A JP 15231887 A JP15231887 A JP 15231887A JP 15231887 A JP15231887 A JP 15231887A JP S63314292 A JPS63314292 A JP S63314292A
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Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は融雪剤に関する。
冬期の降雪による路面の凍結によって交通網が遮断され
ることを回避するため、ブルドーザ等の機械的な手段を
用いて路面上の雪を取除く。しかしながら、このような
機械的な手段では路面から数鰭までの雪、あるいはアイ
ス盤は除去することができず、そのまま放置すると自動
車走行時のスリップ事故の原因になる。また、ブルドー
ザで除雪する程でもない降雪量（例えばＬｏａｍ程度）
であっても、そのまま放置しておくと凍結して事故の原
因となる。そこでこのような場合、従来から融雪剤を用
いて融雪することがなされている。
ることを回避するため、ブルドーザ等の機械的な手段を
用いて路面上の雪を取除く。しかしながら、このような
機械的な手段では路面から数鰭までの雪、あるいはアイ
ス盤は除去することができず、そのまま放置すると自動
車走行時のスリップ事故の原因になる。また、ブルドー
ザで除雪する程でもない降雪量（例えばＬｏａｍ程度）
であっても、そのまま放置しておくと凍結して事故の原
因となる。そこでこのような場合、従来から融雪剤を用
いて融雪することがなされている。
従来から使用されている融雪剤は、塩化カルシウム、塩
化マグネシウム等、溶解熱を発して雪を融解る、いわゆ
る潮解性を有する物質を用いており、これ等物質は気温
が低くなっても融けた雪が氷結しないという長所を有し
ているが、１ ｋｇあたり５０円程度（昭和６２年現在
）と比較的高いのが欠点がある。
化マグネシウム等、溶解熱を発して雪を融解る、いわゆ
る潮解性を有する物質を用いており、これ等物質は気温
が低くなっても融けた雪が氷結しないという長所を有し
ているが、１ ｋｇあたり５０円程度（昭和６２年現在
）と比較的高いのが欠点がある。
一方、カーボンブラックやフライアッシュ等、光の反射
率が比較的小さい物質の微粉を太陽熱吸収剤として雪上
に散布する方法も従来から用いられている。しかしなが
ら、これ等物質は、昼間の太陽光エネルギーを熱エネル
ギーに変換して融雪するものであって、氷点降下作用を
有していない。
率が比較的小さい物質の微粉を太陽熱吸収剤として雪上
に散布する方法も従来から用いられている。しかしなが
ら、これ等物質は、昼間の太陽光エネルギーを熱エネル
ギーに変換して融雪するものであって、氷点降下作用を
有していない。
従って、気温が低いときや夜間は融雪効果を発揮しない
ばかりか、一旦融けた雪が凍結するおそれがあり、路面
の融雪剤としては甚だ不都合であり、もっばら農地の融
雪に利用されている。
ばかりか、一旦融けた雪が凍結するおそれがあり、路面
の融雪剤としては甚だ不都合であり、もっばら農地の融
雪に利用されている。
この発明は、上記従来の事情に鑑みて提案されたもので
あって、安価で、かつ、気温が低くなっても凍結しない
融雪剤を提供することを目的とするものである。
あって、安価で、かつ、気温が低くなっても凍結しない
融雪剤を提供することを目的とするものである。
この発明は上記目的を達成するために以下の手段を採用
している。すなわち、太陽熱吸収剤と氷点降下剤とを混
合したものである。
している。すなわち、太陽熱吸収剤と氷点降下剤とを混
合したものである。
これにより、太陽熱吸収剤に吸収された太陽光は熱エネ
ルギーに変換されて融雪作用を発揮し、氷点降下剤が夜
間あるいは気温の低いときの凍結を防止することになる
。
ルギーに変換されて融雪作用を発揮し、氷点降下剤が夜
間あるいは気温の低いときの凍結を防止することになる
。
太陽熱吸収剤としては、黒色あるいは灰色の比較的光の
反射率が小さい物質、例えば、カーボンブラック、フラ
イアッシュ（石炭焼却灰）、珪酸カルシウム、鉄ゲン、
グランダー、熔燐、コークス粉等を用いることができる
。これ等の原料は太陽光エネルギーを熱エネルギーに変
換することができるので、雪上に散布すると、昼間雪を
融かすことができる。そして、カーボンブランクは１５
円／に＋ｒ程度、フライアッシュに至っては経費を出し
て投棄業者に廃棄を依頼しているのが現状であり、非常
に安価である。
反射率が小さい物質、例えば、カーボンブラック、フラ
イアッシュ（石炭焼却灰）、珪酸カルシウム、鉄ゲン、
グランダー、熔燐、コークス粉等を用いることができる
。これ等の原料は太陽光エネルギーを熱エネルギーに変
換することができるので、雪上に散布すると、昼間雪を
融かすことができる。そして、カーボンブランクは１５
円／に＋ｒ程度、フライアッシュに至っては経費を出し
て投棄業者に廃棄を依頼しているのが現状であり、非常
に安価である。
氷点降下剤（凍結防止剤）としては、塩化アンモニウム
、塩化カリウム、塩化す斗すウム、臭酸ナトリウム等が
あり、これ等自身は融雪効果を発揮しないが、氷点温度
を下げる効果を有している。
、塩化カリウム、塩化す斗すウム、臭酸ナトリウム等が
あり、これ等自身は融雪効果を発揮しないが、氷点温度
を下げる効果を有している。
これらの物質の中、塩化ナトリウムを用いるのが経済的
観点、及び、公害防止上の観点からみて有効である。ち
なみに、塩化ナトリウムを用た最適条件下での氷点は−
２１，２℃であり、条件が悪い場合でも一２℃〜−３℃
で氷結することはない。
観点、及び、公害防止上の観点からみて有効である。ち
なみに、塩化ナトリウムを用た最適条件下での氷点は−
２１，２℃であり、条件が悪い場合でも一２℃〜−３℃
で氷結することはない。
上記太陽熱吸収剤と氷点降下剤は５０対５０重量％の割
合で混合しておくのが汎用的である。天候等の条件によ
って混合割合を変えると、更に有効にこの発明の効果を
引き出すことができ、例えば、夜間の冷え込みが予想さ
れる場合には氷点降下剤を多くし、そうでない場合には
氷点降下剤を少なくする等である。この観点から太陽熱
吸収剤は２０〜８０重量％の範囲（氷点降下剤８０〜２
０重量％）で混合割合を変化させることができる。
合で混合しておくのが汎用的である。天候等の条件によ
って混合割合を変えると、更に有効にこの発明の効果を
引き出すことができ、例えば、夜間の冷え込みが予想さ
れる場合には氷点降下剤を多くし、そうでない場合には
氷点降下剤を少なくする等である。この観点から太陽熱
吸収剤は２０〜８０重量％の範囲（氷点降下剤８０〜２
０重量％）で混合割合を変化させることができる。
太陽熱吸収剤が２０！ｉｆ％より少ないと融雪効果が少
なくなり、逆に８０重量％より多くなると氷点降下剤の
混合割合が２０！Ｉ％以下となるので、低温での凍結の
おそれが生じる。
なくなり、逆に８０重量％より多くなると氷点降下剤の
混合割合が２０！Ｉ％以下となるので、低温での凍結の
おそれが生じる。
以上の構成により、極めて安価で、かつ、凍結のおそれ
のない融雪剤を得ることができる。
のない融雪剤を得ることができる。
以上説明したように、この発明は太陽熱吸収剤と氷点降
下剤を混合しているので、太陽熱を利用して融雪効果と
発揮するとともに夜間や気温の低いときの凍結の防止効
果も有し、かつ、非常に安価である利点がある。
下剤を混合しているので、太陽熱を利用して融雪効果と
発揮するとともに夜間や気温の低いときの凍結の防止効
果も有し、かつ、非常に安価である利点がある。
更に、カーボンブラック等が路面に散布されるので車の
スリップ防止効果も発揮することになる。
スリップ防止効果も発揮することになる。
以上
Claims (1)
- （１）太陽熱吸収剤と、氷点降下剤とよりなる融雪剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15231887A JPS63314292A (ja) | 1987-06-17 | 1987-06-17 | 融雪剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15231887A JPS63314292A (ja) | 1987-06-17 | 1987-06-17 | 融雪剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63314292A true JPS63314292A (ja) | 1988-12-22 |
Family
ID=15537903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15231887A Pending JPS63314292A (ja) | 1987-06-17 | 1987-06-17 | 融雪剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63314292A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8137578B2 (en) | 2007-06-18 | 2012-03-20 | Cargill, Incorporated | Leaching resistant pre-wetted deicer composition |
| CN102408873A (zh) * | 2011-11-10 | 2012-04-11 | 亓伟 | 抑制道路结冰的粉料、涂料及其制备方法 |
| CN103497735A (zh) * | 2013-09-29 | 2014-01-08 | 黑龙江科技大学 | 一种农田融雪剂的制备方法 |
| CN109054750A (zh) * | 2018-09-17 | 2018-12-21 | 丁仲军 | 一种利用垃圾飞灰制备融雪剂的工艺 |
| CN109266309A (zh) * | 2018-10-25 | 2019-01-25 | 杨志强 | 一种易于识别且减少腐蚀的融雪剂 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4934582A (ja) * | 1972-08-01 | 1974-03-30 | ||
| JPS4945227A (ja) * | 1972-07-18 | 1974-04-30 | ||
| JPS61108686A (ja) * | 1984-10-31 | 1986-05-27 | Daido Kk | 融雪剤 |
-
1987
- 1987-06-17 JP JP15231887A patent/JPS63314292A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4945227A (ja) * | 1972-07-18 | 1974-04-30 | ||
| JPS4934582A (ja) * | 1972-08-01 | 1974-03-30 | ||
| JPS61108686A (ja) * | 1984-10-31 | 1986-05-27 | Daido Kk | 融雪剤 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN102408873A (zh) * | 2011-11-10 | 2012-04-11 | 亓伟 | 抑制道路结冰的粉料、涂料及其制备方法 |
| CN103497735A (zh) * | 2013-09-29 | 2014-01-08 | 黑龙江科技大学 | 一种农田融雪剂的制备方法 |
| CN109054750A (zh) * | 2018-09-17 | 2018-12-21 | 丁仲军 | 一种利用垃圾飞灰制备融雪剂的工艺 |
| CN109054750B (zh) * | 2018-09-17 | 2021-03-02 | 杭州秀澈环保科技有限公司 | 一种利用垃圾飞灰制备融雪剂的工艺 |
| CN109266309A (zh) * | 2018-10-25 | 2019-01-25 | 杨志强 | 一种易于识别且减少腐蚀的融雪剂 |
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