JPS63313767A - チオジグリコ−ルエステルの製造法 - Google Patents

チオジグリコ−ルエステルの製造法

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JPS63313767A
JPS63313767A JP62149697A JP14969787A JPS63313767A JP S63313767 A JPS63313767 A JP S63313767A JP 62149697 A JP62149697 A JP 62149697A JP 14969787 A JP14969787 A JP 14969787A JP S63313767 A JPS63313767 A JP S63313767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
boric acid
thiodiglycol
boric
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP62149697A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Maue
真上 真諭
Naoki Hanayama
花山 直樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Welfide Corp
Original Assignee
Welfide Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、合成樹脂に対する安定化剤などとして有用な
式 %式% で表わされるチオジグリコールエステルの製造法に関す
る。
〔従来の技術・発明が解決しようとする問題点3式(1
)のチオジグリコールエステルの製法としては、たとえ
ば、サリチル酸クロライドとチオジグリコールを反応さ
せる方法、サリチル酸アルカリ塩と2,2゛  −チオ
ジエチルクロライドを反応させる方法、サリチル酸低級
アルキルエステルとチオジグリコールのエステル交換反
応による方法などが知られている。また、米国特許第3
244669号明細書にはサリチル酸とチオジグリコー
ルの脱水反応による製法において、サリチル酸とチオジ
グリコールの混合物に触媒としてI)−)ルエンスルホ
ン酸を加え、トルエン溶媒中で約20時間還流脱水反応
を行うことによって、目的物が得られることが記載され
ている。
しかしながら、サリチル酸クロライドを使用する場合は
、酸クロライドを製造する工程が付加されることとなり
、2. 2’  −チオジエチルクロライドを使用する
場合は、それ自身が強い毒性を有するなど工業上難点が
多く、エステル交換法においても良好な結果を与える触
媒は知られていない。
また、前記米国特許明細書に記載の方法に従って本発明
者らが行なった追試によれば、理論量の水が流出するの
に20時間以上の長時間を要し、しかも収率は工業的に
満足できるものではなかった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、上記問題点を克服するために工業的に有
利な方法を開発すべく鋭意研究を行なった結果、式(1
)のチオジグリコールエステルを製造するに際して、触
媒としてホウ酸とホウ酸以外のプロトン酸を併用するこ
とによって、従来法に比べて、反応時間が短く収率もよ
いという工業的に優れた結果が得られることを見い出し
て、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明はサリチル酸とチオジグリコールとを
脱水反応に付すことにより、式で表わされるチオジグリ
コールエステルを製造するに際して、触媒としてホう酸
とホウ酸以外のプロトン酸を併用することを特徴とする
式(I)のチオジグリコールエステルの製造法に関する
本発明をさらに詳細に説明すると、本発明で用いられる
触媒であるホウ酸以外のプロトン酸としては硫酸、リン
酸、次亜リン酸などの無機酸、p−トルエンスルホン酸
、メタンスルホン酸などの有機酸、アンバーリスト−1
5、ダイヤイオン−3KI−Bなどの強酸性カチオン交
換樹脂などが用いられる。
ホウ酸の使用量はサリチル酸に対して0.05〜10重
量%、好ましくは0.1〜2重量%である。
ホウ酸と併用されるプロトン酸の使用量はホウ酸に対し
0.1〜10酸当量、好ましくは0.5〜2酸当量であ
る。
サリチル酸のチオジグリコールに対する使用量は、理論
当量比で0.8〜2倍、好ましくは1.0〜1.2倍で
ある。この比が小さい場合はモノエステルの副生が多く
なる。
反応温度は80〜180℃で円滑に進行するが、好まし
くは100〜150℃の範囲である。
反応中、溶媒としてはベンゼン、トルエン、キシレンな
どの芳香族炭化水素、ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族
炭化水素、ジグリム、ジイソプロピルエーテルなどのエ
ーテル類、クロロホルム、ジクロロエタン、クロロベン
ゼンなどのハロゲン化炭化水素類などが使用できるが、
中でもトルエン、キシレンが特に好ましい。
溶媒の使用量はサリチル酸に対し0.5〜10部、好ま
しくは1〜3部使用される。
−へ = 4一 本発明方法により製造される式(1)のチオジグリコー
ルエステルは、水洗浄、炭酸水素ナトリウム水洗浄など
の通常の方法により触媒や未反応原料を除いた後、溶媒
を留去することによって得られるが、さらに、再結晶、
分別結晶、カラムクロマトグラフィーなどの常法により
精製することもできる。特に、トルエン、メタノールま
たはその混合溶媒などから再結晶すると、高純度の目的
物を得ることが可能となる。
〔実 施 例〕
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれらによって何ら限定されるものではない。
実施例1 撹拌棒、温度計、分水器、冷却器を備えた11容四頚フ
ラスコにサリチル酸145g(1,05モル)、チオジ
グリコール61.1 g (0,50モル)、トルエン
250 g、ホウ酸0.3gおよび硫酸1.5gを入れ
、110〜125℃で6時間攪拌した。
6一 反応進行に伴って留出し、分水器中に分離した水は適宜
抜き取った。理論量に対し98%の水が分離した。反応
終了後、反応液を水、炭酸水素ナトリウム水、水で順次
洗浄した後、有機層から減圧蒸留によりトルエンを留去
し、微褐色結晶として、式(I)の化合物の粗生成品1
73gを得た(チオジグリコールに対する粗収率95.
5%)。ガスクロマトグラフィーの分析によると、式(
I)の化合物の面積純度は98.5%であった。この粗
生成物にトルエン150m1およびメタノール150m
1を加え再結晶すると、融点75〜76°Cの白色結晶
として、式(r)の化合物147gを得た。
ガスクロマトグラフィーによると面積純度99.8%で
あった。
実施例2 触媒の種類、使用量、反応時間を第1表記載の通りに変
更した以外は実施例1と同様に処理することによって、
式(I)の化合物の粗生成品を得た。さらに、各反応に
おける式(I)の化合物を実施例1と同様に分析した粗
収率とガスクロマトグラフィーによる面積純度の結果を
第2表に示した。
なお、第1表中、「−」は無添加を意味する。
第   2   表 〔発明の効果〕 式(1)のチオジグリコールエステルを脱水反応により
製造するに当り、触媒としてホウ酸とホウ酸以外のプロ
トン酸を併用するという本発明方法は、実施例を含む明
細書の記載から明らかなように、従来法に比べて、短い
反応時間で、かつ収率よく目的物を製造することができ
、工業的に優れた製造法である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 サリチル酸とチオジグリコールとを脱水反応に付すこと
    により、式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるチオジグリコールエステルを製造するに際
    して、触媒としてホウ酸とホウ酸以外のプロトン酸を併
    用することを特徴とするチオジグリコールエステルの製
    造法。
JP62149697A 1987-06-16 1987-06-16 チオジグリコ−ルエステルの製造法 Pending JPS63313767A (ja)

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