JPS63313366A - ディジタル信号再生装置 - Google Patents

ディジタル信号再生装置

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JPS63313366A
JPS63313366A JP14787887A JP14787887A JPS63313366A JP S63313366 A JPS63313366 A JP S63313366A JP 14787887 A JP14787887 A JP 14787887A JP 14787887 A JP14787887 A JP 14787887A JP S63313366 A JPS63313366 A JP S63313366A
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和仁 遠藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、ディジタル信号再生装置、特に再生信号の
欠落または不連続を伴う再生モードにおける再生状層を
改良したディジタル信号再生装置に関するものである。
[従来の技術] ディジタル信号再生装置についての理解を容易にするた
め、いわゆる回転ヘッド式ディジタル信ワ再生装置を例
にとって以下に詳しく説明する。
回転ヘッド式ディジタル信号再生装置としては、回転ヘ
ッド式ディジタル・オーディオ・テープレコーダ、通称
R−DATがある。R−DATの仕様や基本的システム
構成例えば「エレクトロニクスライフ1987年3月号
−DAT技術入門」などに述べられているので、ここで
は詳しい説明を省略するが、R−DATに採用されてい
る特徴的な技術の一つであるデータインターリーブ方式
について以下に説明する。
第4図はR−DATのテープ上のトラックパターン概略
図である。(1)は磁気テープ、(2)はへラド(図示
しない)の走査方向、(3)は磁気テープ(1)の走行
方向、(4)は磁気テープ(1)上に記録される1本の
トラックを示している。R−DATでは単位時間内に発
生したサンプルデータは左チャンネル(Lcb)、右チ
ャンネル(Rch)の各チャンネル毎にその発生順序に
応じて偶数番目のサンプルと奇数番口のサンプルとに分
離して隣接する2本のトラック上に配置される。すなわ
ち第4図で#1と#2の隣接する2本のトラックにおい
てLE、RO,RE、LOはそれぞれLchの偶数番口
のサンプル、Rchの奇数番目のサンプル、RclIの
偶数番目のサンプル、Lchの奇数番目のサンプルを示
しており、C2符号であるQ領域をはさんで図のように
同一チャンネルの偶奇サンプルは対角的位置に配されて
いる。このようなデータインターリーブを行なうことに
より1トラツクの信号欠落やテープ走行方向の長大バー
スト誤りが生じた場合でも、音声信号としては連続した
サンプルデータの誤りがなく、誤ったデータは前後の正
しいデータの平均値をとって補正されるので、比較的良
好な再生音を出力できる。なお第4図ではサブコード領
域など他の領域は省略しである。ところで、上述したよ
うなデータインターリーブを行なっているRDATにお
いて、曲の検索などを行なう場合、2倍速や3倍速で再
生を行なう必要が生じる。この倍速再生方法の一つが特
閏昭60−187973号公報に開示されている。一般
に、テープを一定倍速程度で送り、ヘッドがトラックを
斜めに横切るように走査しながら倍速再生を行なうとき
には、アジマスの異なるA、B2個のヘッドの内の1個
のヘッドからはアジマスロスのため出力が得られなかっ
たり、またAヘッドとBヘッドから得られるデータは記
録時にその発生した単位時間が異なるものであったりす
るという不都合が生じる。そのため先に挙げた従来発明
では、倍速再生の際には2個のヘッドの内の一方のヘッ
ドの出力を捨て、他方のヘッドの出力のみで平均値補正
処理を行なうことにより再生オーディオ信号を得るよう
にしている。このようにすれば、上述したような不都合
が解消され、比較的良好な再生を行なえる。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、従来発明には次のような問題点がある。第5
図は倍速再生の際のヘッド軌跡の一例を示す模式図、そ
して第6図は第5図のヘッド軌跡の場合に2個のヘッド
より得られる再生出力を示す図である0図において(6
)は正アジマスをもつAヘッドのヘッド軌跡、(7)は
負アジマスをもつBヘッドのヘッド軌跡を示し、(8)
はヘッド軌跡(6)に対するAヘッド再生出力、(9)
はヘッド軌跡(7)に対するBヘッド再生出力を示して
いる。
倍速再生においてはトラッキングサーボ制御を行なうと
きと行なわないときがあるが、3倍程度の再生をする場
合に、トラッキング制御を行なわないときはもちろん、
行なっているときでも、若干のトラックずれにより第5
図のようなヘッド軌跡を描く場合がある。すなわち、両
ヘッドとも、1本のトラックを走査し始めた時点ではオ
ントラックしており、第6図に示すように十分な再生出
力が得られているが、次第にオフトラック状層になり、
アジマスロスのために再生出力が低下する。
再生出力の低下は、その部分の再生信号に誤りが増加す
ることになるので、再生出力としてこのような状態が続
くと、Aヘッド再生出力(8)とBヘッド再生出力(9
)のどちらかを用いてオーディオ信号を再生するにして
も、常にLch、 Rchのどちらか一方にデータ誤り
の多い状態となってしまい、倍速再生音としては、片チ
ャンネルのみに雑音が多い非常に耳障りな音となる。ま
た、特にトラッキングサーボ制御をかけない場合には、
そのヘッド走査の状況により例えば連続的に補正された
ような、耳障りな音が一方のチャンネルがら他方のチャ
ンネルに移動しながら聴こえることもあり、倍速再生音
としては不都合である。
この発明は、上述したような従来発明の問題点を解決す
るためになされたもので、例えば複数トラックにまたが
ったデータインターリーブを行なう回転ヘッド式ディジ
タル信号再生装置において1−ラッキングの状態にかか
わらず、良好で明瞭度の高い倍速再生音を得ることので
きるディジタル信号再生装置を提供することを目的とし
ている。
[問題点を解決するための手段] この発明に係るディジタル信号再生装置は、複数チャン
ネルのデータが複数トラックにまたがってインターリー
ブされた記録媒体を再生するにあたり、再生信号の誤り
を検出し、各チャンネルにおいてトラック毎にその誤り
状況を判定する手段と、各チャンネル毎にどのトラック
のデータを出力として採用し、どのトラックのデータを
誤りとみなして補正するかを決め、補正するデータに対
して補正フラグを生成する出力制御手段とを設けたもの
である。
[作用] 判定手段及び出力制御手段において、インターリーブの
完結した複数トラック内で各チャンネル毎にそのチャン
ネルの各トラックに分散したデータの誤り状況を判定し
、最も誤りの少ないトラックのデータを出力とし、誤り
の多い他のトラックのデータを補正するように補正フラ
グを生成する。
[実施例コ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明に係るR−DATの概略構成を示すブロッ
ク図、第2図は第1図中のトラック判定回路を詳しく示
す回路構成図、第3図は第2図のトラック判定回路の動
作を例示するタイミング図である。
第1図において、(10)は回転ドラム・ヘッドおよび
再生アンプから成る再生回路、(11)はこの再生回路
(10)の出力側に接続された復調回路、(12)はこ
の復調回路(11)の出力側に接続され、ディンターリ
ーブや誤り訂正を行なう信号処理回路、(13)はこの
信号処理回路(12)の出力側に接続されたデータ補正
回路、(14)は信号処理回路(12)よりデータの誤
り状態の情報を得て倍速再生時に各チャンネル毎にどち
らのトラックのデータを出力しどちらを補正するかを判
定するトラック判定回路、(15)はこのトラック判定
回路(14)および信号処理回路(12)の出力側に接
続され、前者の結果に応じて補正すべきデータを支持す
る補正制御回路、(16)はデータ補正回路(13)の
出力側に接続されたディジタル/アナログ(D/A)コ
ンバータ、(17A )、(17I3 )はそれぞれL
ch、 Rchのオーディオ信号を出力する出力端子、
(18)は各ブロックに必要なりロック信号を発生し、
タイミングを制御するタイミング制御回路を示す。
また、第2図において、(20)、(21)、(24)
はタイミング制御回路(18)からのクロック信号の入
力端子、(22)は信号処理回路(12)からのデータ
誤り情報の入力端子、(25)はこれら入力端子(20
)、(21)及び(22)に接続され、インバータ(2
6)、(27)およびORゲート(28)、(29)、
(30)、(31)、(32)、(33〉、(34)、
(35)から構成される制御クロック発生部、(36)
、(37)はこの制御クロック発生部(25)中のそれ
ぞれORゲート(34)および(35)、(32)およ
び(33)の出力側に接続されたアップダウンカウンタ
、(38)、(39)はそれぞれカウンタ(36)、(
37)の出力側に接続されたRSラッチ、(40)、(
41)はラッチ(38)、(39)の出力をリドリガー
するフリップフロップ(FF)であって、その出力側が
補正制御回路(15)に接続されている。(42)は信
号処理回路(12)からのデータのアドレス情報の入力
端子であって、補正制御回路(15)に接続されている
(43)は補正制御回路(15)の補正制御信号出力端
子である。なお、入力端子(24)はカウンタ(36)
および(37)並びにラッチ(38)および(39)の
リセット(R)入力端子に接続されている。
まず第1図に従ってこの発明のR−DAT全体の動作を
説明し、次に第2図および第3図について詳細な説明を
する。
再生回路(10)では、第5図に示したように磁気テー
プ(1)上に形成されているトラックを回転ドラム上に
設けた2個のヘッドで走査しながら信号を読み取り、増
幅した後に復調回路(11)へ入力する。ここでは再生
信号に同期したクロック信号を抽出するとともに、再生
信号をディジタル復調して信号処理回路(12)に与え
る。信号処理回路(12)は誤り検出訂正部、メモリ部
、メモリアドレス制御部から構成されており、まず入力
されたデータをメモリ部の一旦書込んだ後に、読出して
誤り検出訂正部へ送り、データ誤りの検出や訂正を行な
う、その後、時間軸伸長およびディンターリーブを行な
いながらメモリ部からデータを読出してデータ補正回路
(13)へ送出する。信号処理回路(12)におけるメ
モリアドレス制御部はタイミング制御回路(18)から
のクロック信号や復調回路(11)からの再生クロック
信号、さらにデータに付加されているブロックアドレス
信号などに基づいてメモリ部へのデータの読み書きのメ
モリアドレス発生および制御を行なうものである。デー
タ補正回路(13)では信号処理回路(12)よりデー
タおよびデータに誤りがあったが訂正できなかったこと
を示すフラグを受は取り、フラグの付加されているデー
タに対して前置保持や平均値補間などの処理を行なって
、D/Aコンバータ(16)へ送出する。このD/Aコ
ンバータ(16)では、ディジタル信号をアナログ信号
に変換し、Lch、Rc!+のそれぞれのオーディオ信
号として分離した後に出力端子(17A )、(17B
)より出力する。ここで、例えば第5図の破線(6)、
())で示したようにヘッドが走査する倍速再生を行な
う場合には、トラック判定回路(14)および補正制御
回路(15)が機能する。信号処理回路(12)から再
生データの誤り情報として例えば01訂正符号による検
出結果がトラック判定回路(14)に与えられる。トラ
ック判定回路(14)では、Lch、Rcbの各チャン
ネル毎に21−ラック単位で偶数サンプルデータと奇数
サンプルデータのどちらのデータに誤りが多いかを判定
し、その結果を補正制御回路(15)へ与える0例えば
第6図に示したような再生出力となった場合には、ドロ
ップアウトなどの要因を除いて考えれば、再生出力の低
下している方が誤りが多いので、LcbはAヘッド出力
前オ部の偶数サンプル、RchはBヘッド前半部の偶数
サンプルすなわちLEとREに誤りが少ないと判定し、
ROとLOのデータを誤りとして補正するように補正制
御回路(15)へ指示を与える。補正制御回路(15)
ではトラック判定回路(14)の出力に応じてデータ補
正回路(13)への補正フラグを与えるわけであるが、
このときは信号処理回路(12)のメモリアドレス制f
Xg部からデータ読出しアドレスを受け、補正すべきデ
ータのアドレスに対応させて補正フラグを出力する。デ
ータ補正回路(13)では、信号処理回路(12)から
のフラグに加えて補正制御回路(15)からの補正フラ
グに応じてデータの補正を行なうのである。
次に、第2図および第3図についてトラック判定回路(
14)の動作を詳しく説明する。入力端子(20)、(
21)、(24)にはタイミング制御回路(18)より
それぞれ第3図(e)、(b)、(f)の各信号が提供
されており、また入力端子(22)には第3図(d)に
示すようなC1訂正符号での誤り検出数を表すクロック
信号が与えられる。すなわち、第3図(f)はカウンタ
(36)および(37)のリセット信号、第3図(b)
はA/Bヘッド識別信号であって“0”でAヘッド、“
1”でBヘッドを示しており、第3図(e)は第3図(
d)の01誤り信号が含まれるC1領域信号[第3図(
C)]の内の前半部で“O”となる信号である。ここで
C1訂正符号ですべて誤りとなった場合には、第3図(
d)に示したように01領域信号中に128個のクロッ
クが発生し、このうち第3図(e)の01領域信号前半
部内に発生するのはちょうど半分の64個となるように
している。
制御クロック発生部(25)においては、入力端子(2
0)、(21)、(22)に加えられた各信号のゲート
をとることにより、ORゲート(32)、(33)、(
34)、(35)の各出力端子がそれぞれBヘッドのC
IWi域信号前信号前半部誤り数、Aヘッドの01領域
信号後半部のC1誤り数、BヘッドのC1領域信号後半
部のC1誤り数、AヘッドのC1領域信号前半部のC1
誤り数を表すクロックを出力している。
ここで、C1誤り検出は第3図(a)の再生出力信号の
順に行なっているので、例えばAヘッドにおける01領
域の前半部とはLchの偶数サンプルデータ(LE)を
意味している。したがって、上述した各クロックは、そ
れぞれ、RE、RO,LOlLEのC1誤り数に対応し
ている。この各クロックはカウンタ(26)および(2
7)のカウントアツプ信号もしくはカウントダウン信号
となっている。カウンタ(36)はORゲー) (35
)の出力すなわちLEのC1y(り数でカウントアツプ
し、ORゲート(34)の出力すなわちLOの01誤り
数でカウントダウンするので、Lcl+データに関して
トラックの判定を行なうものである。一方、カウンタ(
37)はRCIIデータのトラック判定を行なうもので
ある。
今、ORゲート(35)出力が第3図(g)、ORゲー
ト(34)出力が第3図(b)のように入力された場合
を例にとって説明する。カウンタ(36)は第3図(f
)のリセット信号によってあらかじめリセ・ントされ、
第3図(g)のクロックによってカウントアツプされ、
その出力はこの時点で2となる0次に第3図(h)のク
ロックによって3個カウントダウンされると、カウンタ
(36)は桁下がりのボロー信号をRSラッチ(38)
のセット信号として出力する。
RSラッチ(38)は、カウンタ(36)と同じリセ・
ノド信号によってあらかじめリセットされているが、こ
のセット動作により第3図(i)のように“0”カニら
“1”I\移行する。このRSう・ンチ(38)出力は
F F (40)に入力されており、第3図(j)に示
すようにヘッド識別信号の立上がりエツジによってリド
リガーされる。ここでヘッド識別信号の立下がりはデー
タ読出しの単位時間の開始を示すものであって、第3図
のLiおよびt2の間にメモリに取込まれたデータがt
3の間に読出されてデータ補正回路(13)へ送られる
のである。したがって、第3図のようにカウンタ(36
)のアップクロックがダウンクロックより少ない、すな
わちLEのC1誤り数がLOの01誤り数より少ない場
合には、RSラッチ(38)がセットされるので、その
データに対応した2トラツク分の単位時間においてF 
F (40)の出力は“1”となり、逆にLEの01誤
り数がLOのC1誤り数より多い場合には、RSラッチ
(38)がセラ1〜されず、対応した2トラツク分の単
位時間においてF F (40)の出力は0”になる、
この結果は、補正制御回路(15)へ入力され、F F
 (40)の出力が“1”のときにはLOデータを補正
し、また“0”のときにはLEデータを補正し、LOの
みで再生音を出すように補正フラグを生成する。ここで
信号処理回路(12)内のメモリから読出されているデ
ータがLOデータかLEデータかを知るために、前述し
たようにメモリアドレス制御部よりアドレス情報を受は
取っている。
一方、Rcbについても同様にカウンタ(37)により
REとROのC1誤り数を比較し、RSラッチ(39)
およびF F (41)によってどちらのトラックデー
タを補正すべきかを補正制御回路(15)へ与える。
たゾし、RcbではROがアップクロック、REがダウ
ンクロックとなっているので、F F (41)出力と
しては“0”のときROデータを補正し、“1”のとき
にREデータを補正するように信号を出力することにな
る。
なお、上記実施例ではトラック判定回路としてアップダ
ウンカウンタで2個を用いて構成したがこの回路は誤り
検出結果に基づいて各チャンネル毎の誤り状況の判定が
できればよいので例えばアップダウンカウンタを1個と
し、各チャンネルの誤りカウント数を一時別ラッチに保
持し、必要に応じてカウンタにロードするようにしても
よいし、またアップダウンカウンタとせず、アップのみ
のカウンタにしてカウンタの出力同士を直接比較して誤
りの多少を判定するようにしてもよい、さらに上述の説
明ではデータの誤り情報としてC1誤り検出数を用いた
が、ブロックアドレス信号などに対して付加されている
パリティの検査出力を用いることもできるし、アナログ
的に再生出力の低下を検出した結果を用いてもよい、ま
た、上記実施例においてはアップダウンカウンタのクロ
ックとして01領域の前半と後半を識別する信号を用い
ていたが、厳密には、半分に分けた場合には02訂正符
号(Q)に対するC1符号の誤り検出結果もカウントし
てしまうことになる。そこで、これに相当する部分を除
いて誤り数をカウントできるように構成すれば、より正
確な判定が行なえる。
また、この発明は、倍速再生時のみでなく、通常再生中
でも何らかの原因によって正常なトラッキングをしなく
なった場合に、その異常を検知して上述のような再生状
態に移行すれば雑音等の発生を防げる。さらに、上述の
説明では、2チヤンネルのデータを偶奇に分離して2ト
ラツクで完結するようなインターリーブを行なっている
場合の再生に適用しているが、複数チャンネルのデータ
が複数トラックで完結するようにインターリーブされた
状態においてこの発明を適用できるのは明らかであろう
[発明の効果] 以上、詳述したように、この発明は、例えば複数チャン
ネルのデータを各チャンネルにおいて複数に分割し、そ
の分割されたデータをがためてそれぞれ複数個の小領域
に分散配置された記録媒体を再生する場合に、誤り検出
符号の結果等を用いて各チャンネル毎にその小領域に含
まれるデータの品質を判定する判定手段と、その結果に
基づいて品質の最も良い小領域のデータからそのチャン
ネルの再生信号を形成する出力制御手段とを設けたので
、倍速再生などにした場合でも明瞭度の高い良好な再生
音が得られ、また、トラッキングの異常に対しても耳に
つく雑音等を除いた再生音が得られる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は第1図中のトラック判定回路を詳しく示す回路構成図
、第3図は第2図のトラック判定回路の動作を例示する
タイミング図、第4図はこの発明に使用される磁気テー
プのトラックパターン概略図、第5図は倍速再生時にト
ラックを走査するヘッド軌跡を示す模式図、第6図は第
5図によるヘッド軌跡によって再生される2個のヘッド
出力を示す図である。 図において、(12)は信号処理回路、(13)はデー
タ補正回路、(14)はトラック判定回路、(15)は
補正制御回路を示す。 なお、図中、同一符号は同一もしくは相当部分を示す。 9  シセ             田第4図 第5図 手続補正書 昭和62年12庁8 口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数チャンネルの各々においてディジタル信号が
    複数に分割され、この分割されたディジタル信号毎に複
    数個の小領域に分散配置された記録媒体を再生するディ
    ジタル信号再生装置であって、前記複数個の小領域毎に
    前記記録媒体から読み出された信号の品質を判定する判
    定手段と、前記判定手段の結果に基づいて各チャンネル
    毎に少くとも最も品質の良い小領域の信号から再生出力
    信号を形成する出力制御手段とを備えたことを特徴とす
    るディジタル信号再生装置。
  2. (2)各チャンネル毎に最も品質の良い小領域の信号に
    基づいて品質の劣る小領域の信号に代わる信号を生成す
    る補正手段を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のディジタル信号再生装置。
JP62147878A 1987-06-16 1987-06-16 ディジタル信号再生装置 Expired - Lifetime JP2645468B2 (ja)

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