JPS633130Y2 - - Google Patents

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JPS633130Y2
JPS633130Y2 JP19551281U JP19551281U JPS633130Y2 JP S633130 Y2 JPS633130 Y2 JP S633130Y2 JP 19551281 U JP19551281 U JP 19551281U JP 19551281 U JP19551281 U JP 19551281U JP S633130 Y2 JPS633130 Y2 JP S633130Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
insulating
coil
hole
winding body
Prior art date
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Application number
JP19551281U
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JPS5897812U (ja
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Publication date
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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスイツチング電源用高周波トランス等
三分割巻線を有するトランスに使用するボビンに
関するもので、コイル間、コイルとコアー間及び
コイル端部とコイル、コアー間の絶縁沿面距離を
十分に確保でき、上記トランスの製作が容易であ
ることを特徴とするものである。
以下にその一実施例を図面について詳細に説明
する。
第一ボビン1は捲胴部2と両端に設けられた鍔
3,4により構成され、鍔3,4には捲胴部2に
巻回した第一コイルa端部を引き出すための切欠
溝5,6が設けられる。
第二ボビン7は捲胴部8と両端に設けられた鍔
9,10により構成され、捲胴部8の内径は上記
第一ボビン1に挿入したとき、その鍔3,4との
間に後に述べる絶縁枠22,23のそれぞれの絶
縁筒部25を受入れる間隙が構成される大きさと
され、さらに捲胴部8外周の鍔9,10側に肉厚
段部11,12が設けられ、さらに鍔9,10に
はそこに巻回された第二コイルb端部の引き出し
孔13,14が設けられる。
なお、引き出し孔13,14には図面実施例の
ごとく、それぞれ外側に絶縁筒体15,16を一
体に構成することが望ましい。もつとも、第4図
示のごとく、上記絶縁筒体15,16に変えてフ
レキシブルブツシングチユーブ15a,16bを
準備し、鍔9,10の切欠部9a,10a部に嵌
め込むよう構成してもよい。
さらに上記第二ボビン7の鍔9,10間に装着
する絶縁枠19,20は二次ボビン7の肉厚段部
11,12にその内周面が適合し、両端外周にそ
れぞれ肉厚段部17,18が設けられる。
第3図実施例の場合、絶縁枠19,20は二つ
に分割され、その接合部19a,20aをラツプ
させて絶縁沿面距離が確保されるよう構成されて
いるが、出願人が所有する実公昭53−41688号に
示された考案のごとく、弾力性を有し、切断端部
を開いて嵌合させる筒状の絶縁体としてもよい。
その場合には切断端部をラツプさせ、あるいは切
断端部の接合部に別の絶縁板をラツプさせて設け
る。
なお、上記第二ボビン7の肉厚段部11,12
及び絶縁枠19,20の肉厚段部17,18は出
願人が所有する実公昭51−39771号に示された考
案のごとく、絶縁条帯により構成することも可能
である。
さらに絶縁枠19,20上に巻回された第三コ
イルcを被覆するテープ、シート等の絶縁物21
が準備される。
さらに、第二ボビン7に第一ボビン1が挿入さ
れ、その両側から突き合わされる絶縁枠22,2
3が準備される。
該絶縁枠22,23には第一ボビン1の捲胴部
2の内側面、第一ボビン1と第二ボビン7間及び
第二ボビン7の最外周と適合して突き合わされる
絶縁筒部24,25及び26がそれぞれ構成さ
れ、さらに第一ボビン1の第一コイルaの端部を
引き出すための切欠溝5,6と対応する位置に引
き出し孔27,28及び第二ボビン7の第二コイ
ルbの端部の引き出し孔13,14及び筒体1
5,16と対応する位置に透孔29,30を設け
て構成されている。
図面実施例の場合、絶縁枠22,23の引き出
し孔27,28の外側には絶縁筒31,32が一
体に構成されている。さらに絶縁枠22,23の
絶縁筒部26には第三コイルcの端部を引き出す
切欠孔33,34が設けられる。
図中35はEI型コアー、36は第二コイルの
端部、37は第二コイルの端部、38は第三コイ
ルの端部である。
上記構成の本考案のボビンにおいてトランスを
構成する場合について述べると、まず、第一ボビ
ン1に第一コイルaが巻回され、その切欠溝5,
6からその端部36が引き出され、つぎに第二ボ
ビン7に第二コイルbが巻回され、その引き出し
孔13,14及び筒体15,16からその端部3
7が引き出され、さらに第二コイルb上面に絶縁
枠19,20が装着され、第三コイルcが巻回さ
れその端部38を引き出して上面を絶縁テープ、
シート等の絶縁物21で被覆する。
つぎに第一ボビン1が第二ボビン7の捲胴部8
に挿入され、その両側から絶縁枠22,23が突
き合わされ、その際第一コイルaの端部36が引
き出し孔27,28及び絶縁筒31,32から引
き出され、第二コイルbの端部37が透孔29,
30から引き出され、切欠孔33,34から第三
コイルcの端部38を引き出し、その後にコアー
35を装着すればよいものである。
上記構成の本考案のボビンは組合せによりコイ
ル間、コイルとコアー間及び引き出されるコイル
端部とコイル、コアー間が完全に絶縁され、十分
な絶縁沿面距離が確保されるとともに組立も容易
であり、この種トランスボビンとしては最適であ
る効果を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はトランス完成状態図、第2図はその要部縦断面
図、第3図はボビンの分解図、第4図は二次ボビ
ンの他の実施例を示す斜視図である。 1……第一ボビン、2……捲胴部、3,4……
鍔、5,6……切欠溝、7……第二ボビン、8…
…捲胴部、9,10……鍔、11,12……肉厚
段部、13,14……引き出し孔、15,16…
…絶縁筒体、17,18……肉厚段部、19,2
0……絶縁枠、21……絶縁物、22,23……
絶縁枠、24,25,26……絶縁筒部、27,
28……引き出し孔、29,30……透孔、3
3,34……切欠孔、a……第一フイル、b……
第二コイル、c……第三コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端鍔部にコイル端部引き出しのための切欠溝
    を設けた第一ボビン、該第一ボビンの両端鍔部が
    適当間隙をあけて挿入される捲胴部を有し、該捲
    胴部外周の両端鍔側に肉厚段部を有し、さらに両
    端鍔部にコイル端部引き出し孔を設けた第二ボビ
    ン、第二ボビンの上記肉厚段部に内周面が適合
    し、両端外周に肉厚段部を有する絶縁枠、該絶縁
    枠に巻回されたコイルを被覆する絶縁物及び上記
    第二ボビンに第一ボビンが挿入され、その両側か
    ら第一ボビンの捲胴部内側面、第一ボビンと第二
    ボビン間及び第二ボビンの外周面と適合して突き
    合わされる絶縁筒部を有し、前記第一ボビンの切
    欠孔及び第二ボビンの引き出し孔と適合する位置
    に透孔を有し、さらに上記絶縁物上に巻回された
    コイルの引き出し孔を有する絶縁枠とからなるこ
    とを特徴とするトランスボビン。
JP19551281U 1981-12-25 1981-12-25 トランスボビン Granted JPS5897812U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19551281U JPS5897812U (ja) 1981-12-25 1981-12-25 トランスボビン

Applications Claiming Priority (1)

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JP19551281U JPS5897812U (ja) 1981-12-25 1981-12-25 トランスボビン

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Publication Number Publication Date
JPS5897812U JPS5897812U (ja) 1983-07-02
JPS633130Y2 true JPS633130Y2 (ja) 1988-01-26

Family

ID=30108786

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JP19551281U Granted JPS5897812U (ja) 1981-12-25 1981-12-25 トランスボビン

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WO2014155905A1 (ja) * 2013-03-28 2014-10-02 Fdk株式会社 巻線部品

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JP2011108916A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Cosel Co Ltd 絶縁トランス
JP6476918B2 (ja) * 2015-01-28 2019-03-06 Tdk株式会社 コイル装置

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JP2014192498A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Fdk Corp 巻線部品

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JPS5897812U (ja) 1983-07-02

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