JPS63312621A - 難燃化電解コンデンサ - Google Patents
難燃化電解コンデンサInfo
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- JPS63312621A JPS63312621A JP14870387A JP14870387A JPS63312621A JP S63312621 A JPS63312621 A JP S63312621A JP 14870387 A JP14870387 A JP 14870387A JP 14870387 A JP14870387 A JP 14870387A JP S63312621 A JPS63312621 A JP S63312621A
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- Japan
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- electrolytic capacitor
- sheet
- capacitor element
- electrolyte
- calcium carbonate
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- 239000003063 flame retardant Substances 0.000 title claims description 5
- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 claims abstract description 26
- 229910000019 calcium carbonate Inorganic materials 0.000 claims abstract description 14
- RNFJDJUURJAICM-UHFFFAOYSA-N 2,2,4,4,6,6-hexaphenoxy-1,3,5-triaza-2$l^{5},4$l^{5},6$l^{5}-triphosphacyclohexa-1,3,5-triene Chemical compound N=1P(OC=2C=CC=CC=2)(OC=2C=CC=CC=2)=NP(OC=2C=CC=CC=2)(OC=2C=CC=CC=2)=NP=1(OC=1C=CC=CC=1)OC1=CC=CC=C1 RNFJDJUURJAICM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
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Landscapes
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は難燃化電解コンデンサに係り、例えば防爆弁
動作時に引火等で生ずる電解液の火災を最小限に抑制す
る電解コンデンサに関する。
動作時に引火等で生ずる電解液の火災を最小限に抑制す
る電解コンデンサに関する。
C従来の技術〕
一般に、電解コンデンサに過大な電気ストレスが加えら
れると、防爆機能を有する防爆弁等が動作するが、電解
コンデンサ素子は約200℃以上の発熱を伴い、電解液
が発火する場合があった。
れると、防爆機能を有する防爆弁等が動作するが、電解
コンデンサ素子は約200℃以上の発熱を伴い、電解液
が発火する場合があった。
そのため、従来このような弊害を防止する手段として、
電解コンデンサの内部あるいは外部に温度ヒユーズ等の
通電遮断手段を具備したもの、あるいは電解コンデンサ
素子を収納する外装ケースを多重構造とし、この複数の
外装ケースの間隙に消火剤を封入したもの等があった。
電解コンデンサの内部あるいは外部に温度ヒユーズ等の
通電遮断手段を具備したもの、あるいは電解コンデンサ
素子を収納する外装ケースを多重構造とし、この複数の
外装ケースの間隙に消火剤を封入したもの等があった。
従来の外装ケースの多重構造によるものは構造が複雑で
あり、製造工程の複雑化、部品点数の増加に伴うコスト
増等を招来していた。
あり、製造工程の複雑化、部品点数の増加に伴うコスト
増等を招来していた。
また、電解コンデンサの内部あるいは外部に通電遮断手
段を具備したものは、電解コンデンサの構造が複雑にな
るとともに、電解コンデンサの肥大化を招き、小型の電
解コンデンサでは採用し得ないものであった。更に、急
激な温度上昇に伴う発火事故に対応することができない
場合もあった。
段を具備したものは、電解コンデンサの構造が複雑にな
るとともに、電解コンデンサの肥大化を招き、小型の電
解コンデンサでは採用し得ないものであった。更に、急
激な温度上昇に伴う発火事故に対応することができない
場合もあった。
この発明は、炭酸カルシウムを含むシートを、電解コン
デンサの外装ケースの内底面と電解コンデンサ素子との
間隙に収納したことを特徴としている。
デンサの外装ケースの内底面と電解コンデンサ素子との
間隙に収納したことを特徴としている。
またシートは、電解コンデンサ素子と外装ケース内底面
との間隙、外装ケース内表面、封口材内表面、電解コン
デンサ素子内部またはこれらの組合せより選択される位
置に収納していることを特i攻としている。
との間隙、外装ケース内表面、封口材内表面、電解コン
デンサ素子内部またはこれらの組合せより選択される位
置に収納していることを特i攻としている。
炭酸カルシウムは、発火等による熱を受けると、CO□
とCaOに解離し、熱を吸収する。
とCaOに解離し、熱を吸収する。
CaC03= CaO+ COz −42,0Kcal
したがって、炭酸カルシウムを含むシートは加熱に伴い
、CO□が消火機能を果たすとともに、電解コンデンサ
内部の熱を吸収して加熱している電解コンデンサ素子、
電解液等を冷却し、引火している電解液の消火を可能に
する。
したがって、炭酸カルシウムを含むシートは加熱に伴い
、CO□が消火機能を果たすとともに、電解コンデンサ
内部の熱を吸収して加熱している電解コンデンサ素子、
電解液等を冷却し、引火している電解液の消火を可能に
する。
また、炭酸カルシウムは電解液に反応することが少なく
、電解コンデンサの経時的な電気特性に悪影響を及ぼす
ことがない。
、電解コンデンサの経時的な電気特性に悪影響を及ぼす
ことがない。
炭酸カルシウムを含むシートは、ガラス繊維布、セラミ
ックペーパー等の不燃、難燃性の素材からる多孔質のシ
ートに炭酸カルシウム粉を付着させたもの、あるいは炭
酸カルシウムをバインダーによりスラリー状態として、
これをシート状に加工し、バインダーを発散させたもの
を用いる。
ックペーパー等の不燃、難燃性の素材からる多孔質のシ
ートに炭酸カルシウム粉を付着させたもの、あるいは炭
酸カルシウムをバインダーによりスラリー状態として、
これをシート状に加工し、バインダーを発散させたもの
を用いる。
〔実施例]
以下この発明の実施例を図面により説明する。
電解コンデンサlは、両極電極箔8を電解紙9とともに
巻回して形成した電解コンデンサ素子2を外装ケース4
に収納し、電解コンデンサ素子2から導出された電極引
出し用のリード線5と封口体3を挿通する外部接続端子
10とを接続するとともに、該封口体3を外装ケース4
の開口部に装着している。
巻回して形成した電解コンデンサ素子2を外装ケース4
に収納し、電解コンデンサ素子2から導出された電極引
出し用のリード線5と封口体3を挿通する外部接続端子
10とを接続するとともに、該封口体3を外装ケース4
の開口部に装着している。
ス屓l引−上
炭酸カルシウムを含ませたガラス繊維布からなるシート
6を、第1図に示すように、定格電圧2oowv、定格
静電容量470μFの電解コンデンサ1の外装ケース4
の内底面と電解コンデンサ素子2の側面との間隙に収納
した。
6を、第1図に示すように、定格電圧2oowv、定格
静電容量470μFの電解コンデンサ1の外装ケース4
の内底面と電解コンデンサ素子2の側面との間隙に収納
した。
実施例 2
実施例1と同じ組成からなるシート7を、第2図に示す
ように、帯状に形成し、実施例1と同一定格の電解コン
デンサ素子2とともに巻回した。
ように、帯状に形成し、実施例1と同一定格の電解コン
デンサ素子2とともに巻回した。
η缶例 3
実施例1〜2と同一定格の電解コンデンサで、前記シー
トが配置されないものを従来例として準備し、実施例お
よび従来例各10個を用意して各試料に300■の過電
圧を印加し、電圧印加後の発火の有無、発火後の消火時
間を測定した。その結果を次に示す。
トが配置されないものを従来例として準備し、実施例お
よび従来例各10個を用意して各試料に300■の過電
圧を印加し、電圧印加後の発火の有無、発火後の消火時
間を測定した。その結果を次に示す。
以上のようにこの発明は、炭酸カルシウムを含むシート
を、電解コンデンサの外装ケースの内底面と電解コンデ
ンサ素子との間隙に収納したことを特徴とし、また、シ
ートは、電解コンデンサ素子と外装ケース内底面との間
隙、外装ケース内表面、封口材内表面、電解コンデンサ
素子内部またはこれらの組合せより選択される位置に収
納していることを特徴としているので、電解コンデンサ
に過大な電気ストレスが加えられ電解コンデンサ素子が
発熱した場合、炭酸カルシウムがCOzとCaOとに解
離し、消火機能を果たすとともに、吸熱反応によって温
度を下げるので、電解液の発火を防止し、あるいは発火
してもただちに自己消火機能を果たし、電子機器内の他
の電子部品に延焼することがな(なる。
を、電解コンデンサの外装ケースの内底面と電解コンデ
ンサ素子との間隙に収納したことを特徴とし、また、シ
ートは、電解コンデンサ素子と外装ケース内底面との間
隙、外装ケース内表面、封口材内表面、電解コンデンサ
素子内部またはこれらの組合せより選択される位置に収
納していることを特徴としているので、電解コンデンサ
に過大な電気ストレスが加えられ電解コンデンサ素子が
発熱した場合、炭酸カルシウムがCOzとCaOとに解
離し、消火機能を果たすとともに、吸熱反応によって温
度を下げるので、電解液の発火を防止し、あるいは発火
してもただちに自己消火機能を果たし、電子機器内の他
の電子部品に延焼することがな(なる。
第1図はこの発明の第1の実施例を示した断面図、第2
図はこの発明の第2の実施例を示した断面図である。 ■・・電解コンデンサ、2・・電解コンデンサ素子、3
・・封口体、4・・外装ケース、5・・リード線、6.
7・・シート、8・・電極箔、9・・電解紙、10・・
外部接続端子。 特 許 出 願 人 日本ケミコン株式会社 第 1 ズ
図はこの発明の第2の実施例を示した断面図である。 ■・・電解コンデンサ、2・・電解コンデンサ素子、3
・・封口体、4・・外装ケース、5・・リード線、6.
7・・シート、8・・電極箔、9・・電解紙、10・・
外部接続端子。 特 許 出 願 人 日本ケミコン株式会社 第 1 ズ
Claims (2)
- (1)炭酸カルシウムを含むシートを、電解コンデンサ
の外装ケース内部に収納したことを特徴とする難燃化電
解コンデンサ。 - (2)前記シートは、電解コンデンサ素子と外装ケース
内底面との間隙、外装ケース内表面、封口材内表面、電
解コンデンサ素子内部またはこれらの組合せより選択さ
れる位置に収納していることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の難燃化電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14870387A JPS63312621A (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 難燃化電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14870387A JPS63312621A (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 難燃化電解コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63312621A true JPS63312621A (ja) | 1988-12-21 |
JPH0477455B2 JPH0477455B2 (ja) | 1992-12-08 |
Family
ID=15458707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14870387A Granted JPS63312621A (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 難燃化電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63312621A (ja) |
-
1987
- 1987-06-15 JP JP14870387A patent/JPS63312621A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0477455B2 (ja) | 1992-12-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |