JPS63312522A - 油圧クラッチの圧力調整構造 - Google Patents
油圧クラッチの圧力調整構造Info
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- JPS63312522A JPS63312522A JP62149531A JP14953187A JPS63312522A JP S63312522 A JPS63312522 A JP S63312522A JP 62149531 A JP62149531 A JP 62149531A JP 14953187 A JP14953187 A JP 14953187A JP S63312522 A JPS63312522 A JP S63312522A
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Landscapes
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は変速用油圧クラッチへの圧油供給経路に圧力調
整機構を設け、変速時の切換ショックを少なくできる油
圧クラッチの圧力調整構造に関する。
整機構を設け、変速時の切換ショックを少なくできる油
圧クラッチの圧力調整構造に関する。
(従来の技術〕
従来、圧力調整機構は変速用油圧クラッチへの圧油供給
系統内に、二次側のパイロット圧が第1設定値以上にな
ると閉作動するローパスバルブと、二次側のパイロット
圧が前記第1設定値より高い第二設定値以上になると開
作動するハイパスバルブと、これらバルブと絞り機構と
を並列に連結して構成してあり、走行変速位置に関係な
く一定の昇圧特性を持っていた(特開昭61−6028
号公報)。
系統内に、二次側のパイロット圧が第1設定値以上にな
ると閉作動するローパスバルブと、二次側のパイロット
圧が前記第1設定値より高い第二設定値以上になると開
作動するハイパスバルブと、これらバルブと絞り機構と
を並列に連結して構成してあり、走行変速位置に関係な
く一定の昇圧特性を持っていた(特開昭61−6028
号公報)。
この場合には、ローパスパルプの閉作動パイロット圧が
一定であるから、軸トルクが大きく走行車体の慣性力が
小さい低速変速状態ではクラッチの初期継り圧(ミート
ポイント)を低く設定することが望ましいにもかかわら
ず、第1設定圧までいつきに昇圧してしまい変速ショッ
クが大きく発生するとともに、軸トルクが小さく走行車
体の慣性力が大きい為に変速ショックが比較的小さい高
速変速状態ではクラッチの初期継り圧(ミートポイント
)を高く設定することが望ましいにもかかわらず、第1
設定圧まで昇圧した後は絞り機構によって徐々に昇圧さ
せて初期継り圧までもっていく形態をとるので、半クラ
ツチ状態に至るまでに時間がかかる問題があった。
一定であるから、軸トルクが大きく走行車体の慣性力が
小さい低速変速状態ではクラッチの初期継り圧(ミート
ポイント)を低く設定することが望ましいにもかかわら
ず、第1設定圧までいつきに昇圧してしまい変速ショッ
クが大きく発生するとともに、軸トルクが小さく走行車
体の慣性力が大きい為に変速ショックが比較的小さい高
速変速状態ではクラッチの初期継り圧(ミートポイント
)を高く設定することが望ましいにもかかわらず、第1
設定圧まで昇圧した後は絞り機構によって徐々に昇圧さ
せて初期継り圧までもっていく形態をとるので、半クラ
ツチ状態に至るまでに時間がかかる問題があった。
本発明の目的は油圧クラッチへの圧油供給系統に新たな
機構を追加して、変速状態に適した昇圧特性を得ること
ができるものを提供する点にある。
機構を追加して、変速状態に適した昇圧特性を得ること
ができるものを提供する点にある。
本発明による特徴構成は、
前記圧油供給系統内に、容量を変更可能なアキュームレ
ータ機構を前記圧力調整機構と直列に介装する点と、 走行変速位置が低速側になる程、前記アキュームレータ
機構の容量を大きくする切換手段を設けてある点と、 にあり、その作用効果は次の通りである。
ータ機構を前記圧力調整機構と直列に介装する点と、 走行変速位置が低速側になる程、前記アキュームレータ
機構の容量を大きくする切換手段を設けてある点と、 にあり、その作用効果は次の通りである。
つまり、圧力調整機構による第1設定圧でローパスバル
ブが閉塞し絞り機構による漸次昇圧状態に移行するとと
もに、第2設定圧でいつきにクラッチ作動圧に至る昇圧
特性を基本として、アキュームレータ機構の容量を大に
すると、第3図の線図(a)で示すように、第1設定圧
(Pl)に昇圧するまでの時間(Ta)を長くすること
ができ、反対に、アキュームレータ機構(26)の容量
を小にすると、線図(ロ)で示すように、第1設定圧(
Pl)に昇圧するまでの時間(Tb)を短くすることが
できる。したがって、特徴構成■のように、容量を変更
することによって、初期継り圧(Po)を一定であると
しても低速変速状態では初期継り圧(Fo)に至るまで
の時間を遅くすることができ、変速ショックをやわらげ
ることができるとともに、高速変速状態では短時間で初
期継り圧(Po)を得ることができる。
ブが閉塞し絞り機構による漸次昇圧状態に移行するとと
もに、第2設定圧でいつきにクラッチ作動圧に至る昇圧
特性を基本として、アキュームレータ機構の容量を大に
すると、第3図の線図(a)で示すように、第1設定圧
(Pl)に昇圧するまでの時間(Ta)を長くすること
ができ、反対に、アキュームレータ機構(26)の容量
を小にすると、線図(ロ)で示すように、第1設定圧(
Pl)に昇圧するまでの時間(Tb)を短くすることが
できる。したがって、特徴構成■のように、容量を変更
することによって、初期継り圧(Po)を一定であると
しても低速変速状態では初期継り圧(Fo)に至るまで
の時間を遅くすることができ、変速ショックをやわらげ
ることができるとともに、高速変速状態では短時間で初
期継り圧(Po)を得ることができる。
したがって、変速状態に適した昇圧特性を得ることがで
き、圧力調整機構だけで昇圧特性を決定するものに比べ
てよりきめ細かな変更を行うことができ、変速操作性を
より良好なものにできる。
き、圧力調整機構だけで昇圧特性を決定するものに比べ
てよりきめ細かな変更を行うことができ、変速操作性を
より良好なものにできる。
ただし、第1設定圧(PI)までの昇圧特性を走行変速
状態に応じて変更できる構成だけを捉えてみれば、同様
の効果を奏するものとして、特公昭61−295131
号公報に開示されたものがあるが、このものは前記絞り
機構を絞り特性の異なるものに切換える特徴構成を有す
る為に、第3図の線図(C)で示すように、第1設定圧
(Poを越えてクラッチ作動圧(P1)に至るまで絞り
効果が効いて時間がかかり過ぎる傾向があるが、アキュ
ームレータ機構(26)で行う本発明の場合には、線図
Φ)の場合のように、第1設定圧(Pl)を越えてから
は絞り効果が抑えられているので、クラッチ作動圧(P
3)まで昇圧する時間を短くでき、軽快な操作性を得る
ことができる。
状態に応じて変更できる構成だけを捉えてみれば、同様
の効果を奏するものとして、特公昭61−295131
号公報に開示されたものがあるが、このものは前記絞り
機構を絞り特性の異なるものに切換える特徴構成を有す
る為に、第3図の線図(C)で示すように、第1設定圧
(Poを越えてクラッチ作動圧(P1)に至るまで絞り
効果が効いて時間がかかり過ぎる傾向があるが、アキュ
ームレータ機構(26)で行う本発明の場合には、線図
Φ)の場合のように、第1設定圧(Pl)を越えてから
は絞り効果が抑えられているので、クラッチ作動圧(P
3)まで昇圧する時間を短くでき、軽快な操作性を得る
ことができる。
第1図はトラクタに装備のミッションケース(M)内の
伝動構造を示し、エンジン(E)に連動連結させた入力
軸(1)と走行用第1伝動軸(2)とに亘って、4段切
換自在なシンクロメツシュ式主ギヤ変速装置(Hl)を
設け、第1伝動軸(2)と走行用第2伝動軸(3)との
間に、摩擦板式油圧クラッチ(C)を設け、第2伝動軸
(3)の出力を正逆転変更するシンクロメツシュ式前後
進ギヤ変速装!Ob)、それからの出力を高低2段に切
換自在なシクロメツシュ式副ギヤ変速装置(Hl)及び
、それからの出力を前輪に出力するギヤ連動機構(H4
)の夫々を設け、そして、副ギヤ変速装置(n、l)の
出力を後輪(4)の差動機構(4八)、及び、前輪(5
)の差動機構(5A)に伝動させるように構成してある
。
伝動構造を示し、エンジン(E)に連動連結させた入力
軸(1)と走行用第1伝動軸(2)とに亘って、4段切
換自在なシンクロメツシュ式主ギヤ変速装置(Hl)を
設け、第1伝動軸(2)と走行用第2伝動軸(3)との
間に、摩擦板式油圧クラッチ(C)を設け、第2伝動軸
(3)の出力を正逆転変更するシンクロメツシュ式前後
進ギヤ変速装!Ob)、それからの出力を高低2段に切
換自在なシクロメツシュ式副ギヤ変速装置(Hl)及び
、それからの出力を前輪に出力するギヤ連動機構(H4
)の夫々を設け、そして、副ギヤ変速装置(n、l)の
出力を後輪(4)の差動機構(4八)、及び、前輪(5
)の差動機構(5A)に伝動させるように構成してある
。
前記入力軸(1)の動力を変速して動力取出伝動軸(6
)に伝動するシンクロメツシュ式ギヤ変速装置(7)に
設けると共に、伝動軸(6)と動力取出軸(8)との間
に、ワンウェイクラッチ(9)を設け、もって、動力取
出軸(8)を変速できるように構成してある。
)に伝動するシンクロメツシュ式ギヤ変速装置(7)に
設けると共に、伝動軸(6)と動力取出軸(8)との間
に、ワンウェイクラッチ(9)を設け、もって、動力取
出軸(8)を変速できるように構成してある。
次に、走行用伝動系に対する変速操作構造について、第
1図及び第2図に基づいて詳述する。
1図及び第2図に基づいて詳述する。
すなわち、主ギヤ変速装置(H4)に、択一的に作動さ
れる2個の主ギヤ変速用シフター(IOA) 。
れる2個の主ギヤ変速用シフター(IOA) 。
(IOB)の夫々を連動連結した2個の操作用油圧シリ
ンダ(IIA) 、 (IIB)を付設するとともに、
副ギヤ変速装置(Hl)に、副ギヤ変速用シフター(1
2)を連動連結した操作用油圧シリンダ(13)を付設
してある。
ンダ(IIA) 、 (IIB)を付設するとともに、
副ギヤ変速装置(Hl)に、副ギヤ変速用シフター(1
2)を連動連結した操作用油圧シリンダ(13)を付設
してある。
又、前記主ギヤ変速装置(Hυに対する2個の操作用油
圧シリンダ(IIA)(IIB)及び前記副ギヤ変速装
置(H2)に対する操作用油圧シリンダ(13)のピス
トンを摺動スプールとして兼用利用する状態で3個の3
位置切換弁(St) 、 (St) 、(Si)を構成
してある。
圧シリンダ(IIA)(IIB)及び前記副ギヤ変速装
置(H2)に対する操作用油圧シリンダ(13)のピス
トンを摺動スプールとして兼用利用する状態で3個の3
位置切換弁(St) 、 (St) 、(Si)を構成
してある。
前記操作用油圧シリンダ(IIA)、(IIB)、(1
3)に対する圧油の供給、並びに、前記3位置切換弁(
St) 、 (Sり 、(S3)に対する圧油の供給は
、主制御弁(vl)としてのロータリ式の9位置(N、
F+ 〜Fa)切換弁の操作によって行われ、この9位
置切換弁(V1)にだいする圧油の供給は、油圧ポンプ
(P)から減圧弁(15)を介して行われる。
3)に対する圧油の供給、並びに、前記3位置切換弁(
St) 、 (Sり 、(S3)に対する圧油の供給は
、主制御弁(vl)としてのロータリ式の9位置(N、
F+ 〜Fa)切換弁の操作によって行われ、この9位
置切換弁(V1)にだいする圧油の供給は、油圧ポンプ
(P)から減圧弁(15)を介して行われる。
前記伝動油圧クラッチ(C)は、前記減圧弁(15)か
ら圧力調整機構(16)を介して供給される油圧によっ
て駆動されるもので、前記圧力制御弁機構(16)と前
記油圧クラッチ(C)との間に、圧力制御弁機構(16
)からの圧油をクラッチ(C)に供給するクラッチ入り
状態と、クラッチ(C)内の圧油をタンク(T)に戻す
クラッチ切り状態とに択一的に切換自在な切換弁(17
)としての4個のパイロット圧操作式2位置切換弁(1
7A) 。
ら圧力調整機構(16)を介して供給される油圧によっ
て駆動されるもので、前記圧力制御弁機構(16)と前
記油圧クラッチ(C)との間に、圧力制御弁機構(16
)からの圧油をクラッチ(C)に供給するクラッチ入り
状態と、クラッチ(C)内の圧油をタンク(T)に戻す
クラッチ切り状態とに択一的に切換自在な切換弁(17
)としての4個のパイロット圧操作式2位置切換弁(1
7A) 。
(17B) 、 (17C) 、 (170)を直列に
接続してあり、これらのうちの1個のパイロット圧操作
式2位置切換弁(17A)は、前記前後進ギヤ変速装置
(H2)を操作する手動操作レバー(18)と連動して
操作され、かつ、前記主制御弁(vl)と並列に接続さ
れた補助制御弁(V2)から供給される圧油によって操
作され、残る3個のパイロット圧操作式2位置切換弁(
17A) 、 (17C) 、 (170)は、夫々、
前記3位置切換弁(Sυ、(h) 、(りvl)から供
給される圧油によって操作され、もって、主ギヤ変速装
置(11,’)、前後進ギヤ変速装置(H2)、及び副
ギヤ変速装置(H3)の全てが伝動状態にあるときにの
み、4個のパイロット圧操作式2位置切換弁(17A)
。
接続してあり、これらのうちの1個のパイロット圧操作
式2位置切換弁(17A)は、前記前後進ギヤ変速装置
(H2)を操作する手動操作レバー(18)と連動して
操作され、かつ、前記主制御弁(vl)と並列に接続さ
れた補助制御弁(V2)から供給される圧油によって操
作され、残る3個のパイロット圧操作式2位置切換弁(
17A) 、 (17C) 、 (170)は、夫々、
前記3位置切換弁(Sυ、(h) 、(りvl)から供
給される圧油によって操作され、もって、主ギヤ変速装
置(11,’)、前後進ギヤ変速装置(H2)、及び副
ギヤ変速装置(H3)の全てが伝動状態にあるときにの
み、4個のパイロット圧操作式2位置切換弁(17A)
。
(17B) 、 (17C) 、 (170)の全てが
連通ずる状態に切換ねるとクラッチ入り状態に切換わっ
て、変速操作に伴って自動的にクラッチ(C)が切換操
作されるように構成してある。
連通ずる状態に切換ねるとクラッチ入り状態に切換わっ
て、変速操作に伴って自動的にクラッチ(C)が切換操
作されるように構成してある。
但し、主ギヤ変速装置(H3)の2個の油圧シリンダ(
IIA) (IIB)(IIB)の一方を変速側に操作
した状態において、他方の油圧シリンダを中立位置に圧
油によって操作保持させるように構成してある。又、第
2副ギヤ変速装置(H4)には、変速レバーにて操作自
在なシフターを付設してある。
IIA) (IIB)(IIB)の一方を変速側に操作
した状態において、他方の油圧シリンダを中立位置に圧
油によって操作保持させるように構成してある。又、第
2副ギヤ変速装置(H4)には、変速レバーにて操作自
在なシフターを付設してある。
さらに、動力取出軸(8)に対する変速装置(7)を人
為的に操作するように構成してある。
為的に操作するように構成してある。
尚、図中、(N)及び(F+)乃至(F3)の夫々は、
主制御弁(vl)の操作位置を示し、又、(F)及び(
R)は、補助制御弁(Vりの操作位置を示し、(H)及
び(L)は副ギヤ変速装置用3位置切換弁(S1)の操
作位置を示す。
主制御弁(vl)の操作位置を示し、又、(F)及び(
R)は、補助制御弁(Vりの操作位置を示し、(H)及
び(L)は副ギヤ変速装置用3位置切換弁(S1)の操
作位置を示す。
第2図に示すように、前記第2伝動軸(3)にディスク
ブレーキ機構(14)を設けるとともに、このディスク
ブレーキ機構(14)に対する油圧操作機構としてブレ
ーキシリンダ(19)を設け、このブレーキシリンダ(
19)のピストン(19A)をディスクブレーキ機構(
14)の操作部材(14A)に連係して、このブレーキ
シリンダ(19)を主制御井(V+)より上手側で油路
に連結してある。そして、このブレーキシリンダ(19
)のピストン(19A)はバネによってブレーキ作動状
態に付勢され、エンジン(E)が大作動されて圧油が供
給されるとブレーキ切側に移動する。つまり、エンジン
(E)の停止によって自動的にブレーキが作用する駐車
ブレーキ構造を構築することができ、油圧クラッチ式も
変速機構である為に他のメカ式変速機構のように、変速
位置でセルフロック機能を期待できない点を補償できる
。
ブレーキ機構(14)を設けるとともに、このディスク
ブレーキ機構(14)に対する油圧操作機構としてブレ
ーキシリンダ(19)を設け、このブレーキシリンダ(
19)のピストン(19A)をディスクブレーキ機構(
14)の操作部材(14A)に連係して、このブレーキ
シリンダ(19)を主制御井(V+)より上手側で油路
に連結してある。そして、このブレーキシリンダ(19
)のピストン(19A)はバネによってブレーキ作動状
態に付勢され、エンジン(E)が大作動されて圧油が供
給されるとブレーキ切側に移動する。つまり、エンジン
(E)の停止によって自動的にブレーキが作用する駐車
ブレーキ構造を構築することができ、油圧クラッチ式も
変速機構である為に他のメカ式変速機構のように、変速
位置でセルフロック機能を期待できない点を補償できる
。
第1図及び第2図に示すように、前記圧力調整機構(1
6)は、二次側のパイロット圧が第1設定圧(pt)以
上になると閉作動するローパスバルブ(20)と、二次
側のパイロット圧が第1設定圧(pt)より高い第2設
定圧(P2)以上になると開作動するハイパスバルブ(
21)と、これらバルブ(20) (21)とオリフィ
スからなる絞り機構(22)とを並列に連結して構成し
てある。
6)は、二次側のパイロット圧が第1設定圧(pt)以
上になると閉作動するローパスバルブ(20)と、二次
側のパイロット圧が第1設定圧(pt)より高い第2設
定圧(P2)以上になると開作動するハイパスバルブ(
21)と、これらバルブ(20) (21)とオリフィ
スからなる絞り機構(22)とを並列に連結して構成し
てある。
一方、油圧クラッチ(C)と前記切換弁(17)との間
の圧油供給路に第1アキユームレータ(23)及び第2
7キエームレータ(24)を設けるとともに、第2アキ
ユームレータ(24)への圧油供給経路内に、副ギヤ変
速装置用3位置切換弁(S1)のスプールに連動して切
換わるアキュームレータ機構用切換弁(25)を設けて
ある。このアキュームレータ機構用切換弁(25)は、
前記副ギヤ変速装置用3位置切換弁(S1)が低速位置
(L)にあるときに第27キエームレータ(24)に圧
油を供給するON状態と、前記副ギヤ変速装置用3位置
切換弁(S1)が中立・高速位f (H)にあるときに
第27キエームレータ(24)をタンク(T)に連通さ
せるOFF状態とに、切換可能である。従って、第27
キエームレータ(24)への圧油供給を走行変速状態に
従って自動的に切換えることができ、低速状態で第1ア
キユームレータ(23)及び第27キエームレータ(2
4)でなるアキュームレータ機構(26)の容量を太き
(することができ、前記アキュームレータ機構用切換弁
(25)をその為の切換手段と称する。
の圧油供給路に第1アキユームレータ(23)及び第2
7キエームレータ(24)を設けるとともに、第2アキ
ユームレータ(24)への圧油供給経路内に、副ギヤ変
速装置用3位置切換弁(S1)のスプールに連動して切
換わるアキュームレータ機構用切換弁(25)を設けて
ある。このアキュームレータ機構用切換弁(25)は、
前記副ギヤ変速装置用3位置切換弁(S1)が低速位置
(L)にあるときに第27キエームレータ(24)に圧
油を供給するON状態と、前記副ギヤ変速装置用3位置
切換弁(S1)が中立・高速位f (H)にあるときに
第27キエームレータ(24)をタンク(T)に連通さ
せるOFF状態とに、切換可能である。従って、第27
キエームレータ(24)への圧油供給を走行変速状態に
従って自動的に切換えることができ、低速状態で第1ア
キユームレータ(23)及び第27キエームレータ(2
4)でなるアキュームレータ機構(26)の容量を太き
(することができ、前記アキュームレータ機構用切換弁
(25)をその為の切換手段と称する。
■ 前記アキュームレータ機構(26)としては単1の
アキュームレータで容量を可変できるものでもよ(、又
、容量の異なる複数個のアキュームレータを設け、圧油
を供給する対象(アキュームレータ)を走行変速状態に
従って切換える構成をとってもよく、いずれにしてもア
キュームレータで構成されるものであればよい。
アキュームレータで容量を可変できるものでもよ(、又
、容量の異なる複数個のアキュームレータを設け、圧油
を供給する対象(アキュームレータ)を走行変速状態に
従って切換える構成をとってもよく、いずれにしてもア
キュームレータで構成されるものであればよい。
O前記切換手段(25)としては電磁弁でもよく、副ギ
ヤ変速装置用3位置切換弁(S1)の変速位置を検出す
るセンサの検出結果に基づいて前記電磁弁を切換える構
成をとってもよく、前記切換弁に限定されない。
ヤ変速装置用3位置切換弁(S1)の変速位置を検出す
るセンサの検出結果に基づいて前記電磁弁を切換える構
成をとってもよく、前記切換弁に限定されない。
θ 上記した圧力調整構造は油圧クラッチ式ミッシッン
を有するものであれば、作業機、作業車、及び一般車を
問わず適用可能である。
を有するものであれば、作業機、作業車、及び一般車を
問わず適用可能である。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
図面は本発明に係る油圧クラッチの圧力調整構造の実施
例を示し、第1図は農用トラクタの伝動構造を示す構成
図、第2図は変速用油圧クラッチへの圧油供給系統図、
第3図はアキュームレータ機構の容量を変更した場合と
オリフィスの場合との昇圧特性を示すグラフである。 (16)・・・・・・圧力調整機構、(20)・・・・
・・ローパスバルブ、(21)・・・・・・ハイパスバ
ルブ、(22)・・・・・・絞り機構、(25)・・・
・・・切換手段、(26)・・・・・・アキュームレー
タ機構、(C)・・・・・・油圧クラッチ、(Pυ・・
・・・・第1設定値、(Pり・・・・・・第2設定値。
例を示し、第1図は農用トラクタの伝動構造を示す構成
図、第2図は変速用油圧クラッチへの圧油供給系統図、
第3図はアキュームレータ機構の容量を変更した場合と
オリフィスの場合との昇圧特性を示すグラフである。 (16)・・・・・・圧力調整機構、(20)・・・・
・・ローパスバルブ、(21)・・・・・・ハイパスバ
ルブ、(22)・・・・・・絞り機構、(25)・・・
・・・切換手段、(26)・・・・・・アキュームレー
タ機構、(C)・・・・・・油圧クラッチ、(Pυ・・
・・・・第1設定値、(Pり・・・・・・第2設定値。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、変速用油圧クラッチ(C)への圧油供給系統内に、
二次側のパイロット圧が第1設定値(P_1)以上にな
ると閉作動するローパスバルブ(20)と、二次側のパ
イロット圧が前記第1設定値(P_1)より高い第二設
定値(P_2)以上になると開作動するハイパスバルブ
(21)と、これらバルブ(20)(21)と絞り機構
(22)とを並列に連結して構成してある圧力調整機構
(16)を設けてある油圧クラッチの圧力調整構造であ
って、前記圧油供給系統内に、容量を変更可能なアキュ
ームレータ機構(26)を前記圧力調整機構(16)と
直列に介装するとともに、走行変速位置が低速側になる
程、前記アキュームレータ機構(26)の容量を大きく
する切換手段(25)を設けてある油圧クラッチの圧力
調整構造。 2、前記アキュームレータ機構(26)が複数個のアキ
ュームレータからなるものである特許請求の範囲第1項
に記載の油圧クラッチの圧力調整構造。 3、前記アキュームレータ機構(26)が単一の可変容
量式アキュームレータからなるものである特許請求の範
囲第1項に記載の油圧クラッチの圧力調整構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62149531A JPH0718458B2 (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 油圧クラッチの圧力調整構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62149531A JPH0718458B2 (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 油圧クラッチの圧力調整構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63312522A true JPS63312522A (ja) | 1988-12-21 |
JPH0718458B2 JPH0718458B2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=15477173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62149531A Expired - Lifetime JPH0718458B2 (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 油圧クラッチの圧力調整構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0718458B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5072814A (en) * | 1990-01-09 | 1991-12-17 | Kubota Corporation | Hydraulically operable transmission |
JPH0596563U (ja) * | 1992-06-09 | 1993-12-27 | 東洋運搬機株式会社 | 変速機の流体圧制御回路 |
-
1987
- 1987-06-15 JP JP62149531A patent/JPH0718458B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5072814A (en) * | 1990-01-09 | 1991-12-17 | Kubota Corporation | Hydraulically operable transmission |
JPH0596563U (ja) * | 1992-06-09 | 1993-12-27 | 東洋運搬機株式会社 | 変速機の流体圧制御回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0718458B2 (ja) | 1995-03-06 |
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