JPS63311971A - ゴルフボ−ル - Google Patents

ゴルフボ−ル

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JPS63311971A
JPS63311971A JP62147219A JP14721987A JPS63311971A JP S63311971 A JPS63311971 A JP S63311971A JP 62147219 A JP62147219 A JP 62147219A JP 14721987 A JP14721987 A JP 14721987A JP S63311971 A JPS63311971 A JP S63311971A
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golf ball
piece golf
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西内 紀八郎
和田 憲一
鈴江 正義
琢郎 森本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は耐久性、反発弾性(飛行特性)、打撃時の優れ
たフィーリングが得られる複pII構造のゴルフポール
に関する。
(従来の技術) プル7ボールにあっては、飛行安定性、長距離飛行性等
が要求され、これらの特性には反発弾性、圧縮強度、硬
度等が充分制御されたものが必要であり、ゴム組成物の
品位の向上について種々提案されている。
例えば、ゴム組成物に添加されるa、β−モノエチレン
系不飽和カルボン酸の金属塩モ/マーを添加したソリッ
ドゴルフポールに関するものであって、これらのモノマ
ーが遊離基開始剤によってゴム成分として用いられるポ
リブタジェン主鎖にグラフトされ、共架橋剤として働き
、これによりポールに硬さを与えてはいるが耐久性、反
発弾性の点において満足できるソリッドポールは得られ
ていなかった。又、ゴルフボールの硬度調整も架橋剤の
量で調!!されるが、多くなると結果的には反発弾性の
低下をきたしていた。
更にゴム組成物の硬度、−(久性、高反発性の改善に繊
維物質、微粒物質についで種々提案されでいるが、いず
れも耐久性、反発性の低下が生じ改質は余り期待できな
いのが現状であった。更に又微細繊維物質は、ゴム組織
中に均質に分散するがゴム質との濡れが悪く、繊維表面
の表面処理が大きな課題であった。これらの表面処理技
術として加水分解性シリル化合物が有効であることは知
られていたが高度の熟練を必要としていた。
尚、含イオウシラン化合物がゴム成分となじみが良く優
れた表面処理剤であるとの知見を得ているが、これらは
いずれも硫黄加硫系についてのものであり、従来、含硫
黄化合物はその加硫ff14Wが非硫黄系加硫剤に対し
ては加硫阻害を生じ実用不可能と考えられていた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は耐久性、反発弾性、硬度に優れたゴルフ
ボールを提供することにある。
又本発明の目的は非硫黄系加硫剤に対しても加硫阻害を
生じることのない含硫黄化合物で表面処理された繊維物
質により補強されたゴルフボールを提供することにある
(間Bi貞を解決するための手段) 本発明は弾性ゴムを芯材とし、硬質弾性体を被覆層とす
る複層構造からなるゴルフボールにおいて、芯材及び/
又は被M屑中に表面処理剤により表面処理された繊維状
チタン酸アルカリ金属を含有させたことを特徴とするゴ
ルフボールに係る。
更に本発明は弾性ゴムを芯材及び中間層とし、硬質弾性
体を被覆層とする複層Ma造からなるゴルフボールにお
いて、芯材、中間層及び被覆層の少な(とも−構成成分
が表面処理剤により表面処理されたam状チタン酸アル
カリ金属を含有することを特徴とするゴルフボールに係
る。
本発明の複層構造のゴルフボールとは、例えば弾性ゴム
を芯材とし、硬質弾性体を被覆屑とするいわゆるツーピ
ースポール及び芯材部分が複7i4(通常2 M)、即
ち弾性ゴムの芯材の表面を更に弾性ゴムで被覆した中間
層を設け、最外殻を硬質弾性体で被覆したいわゆる入り
一ピースボールを挙げることができる。
本発明においてはゴルフポールにおける芯材、中間層及
び被覆層のいずれか一層以上に表面処理剤で処理された
繊維状チタン酸アルカリ金属を含有させることにより、
該表面処理剤が特定の含硫黄シリル化合物であっても非
硫黄系加硫剤に対して加硫阻害を発生することなくゴム
組成物の改善に有効であることを見い出した。
本発明のゴム成分としては公知の各種のゴムを使用する
ことができ、例えば天然ゴム(NR)、イソプレンゴム
(bR)、スチレン−ブタノエンゴム(SeR)、ニト
リルゴム(N B R)、ブタジェンゴム(BR)、ク
ロロプロピレンゴム(CR)、ブチルゴム(bIR)、
アクリルゴム(A R’)、ウレタンゴム(Ul’?)
、シリコンゴム(SiR)、フッ素ゴム(FR)エチレ
ンプロピレンゴム(EPR)、クロロスルホン化ポリエ
チレン(CS M >、エチレン酢ビゴム(EVA)、
塩素化ポリエチレン(CPE)、ポリイソブチレン(P
rB)、アルフィンゴム(AL)、ポリエステルゴム(
E S R>、エピクロルヒドリンゴム(ECR)、塩
素化ブチルゴム(CIR)、ニトリルイソブチレンゴム
(NTR)などを挙げることができる。これらのゴム成
分のなかでも、シス−1,4−vt造のポリブタジェン
を30重量%以上含むものを使用すると、硬度及び反発
弾性が改善され、特に好ましい。その理由は明らかでは
ないが、恐らく繊維状チタン酸アルカリ金属の表面処理
剤の硫黄成分がシス−1,4−構造のポリブタノエンと
反応し、チタン酸アルカリ金属の繊維形状を有効に活用
した補強効果が発現するためと考えられ、硫黄成分を含
有しない表面処理剤、例えばメチルトリメトキシシラン
、メチルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロビ
ルトリメトキシシラン、γ−7ミノプロビルトリエトキ
シシラン等の通常用いられているフルコキシシラン系表
面処理剤を用いたものより硬度及び反発弾性が改善され
る。
本発明において繊維状チタン酸アルカリ金属としては、
繊維長1μ−〜11IIII、アスペクト比5〜100
0の繊[形状を示すものが好適で、特に好ましくは平均
繊維長5〜300μ輪、7スペクト比IG〜300のも
のであり、この範囲のものは補強性及び均質分散性に優
れ、均質な強度分布が得られる。
具体例としては、チタン酸ナトリウム繊維、チタン酸カ
リウム繊維、チタン酸リチウム繊維等であるが、補強性
、耐熱性、白皮が優れ所望の色調に調色できること及び
微細で均質な繊維長のものが容易に製造でき、複合材料
として均質分散性に富むチタン酸カリウム繊維が特に好
適な材料である。
チタン酸カリウム繊維とは、一般式 に20・nTio2又は一般式に20・nT;02・1
/2H20(いずれも式中、■1は2〜8の整数を表わ
す)で示される単結晶繊維を意味し、具体的には4チタ
ン酸カリツム繊維、6チタン酸カリウム繊維、8チタン
酸カリウム繊維などが挙げられ、それらを単独で用いて
もよく、2種以上混合して用いてもよい。これらのチタ
ン酸カリウム繊維の平均繊維径が0.1〜2μ鍮、平均
繊維長が5〜100μ−であってスペクト比が10〜2
00のものが好ましい。
ここで平均a雑径及び平均繊#l艮は、それぞれ走査型
電子顕微鏡を用いて少なくとも5以上の視野数について
調べ、1視野あたり少なくとも10本以上の繊維につい
て測定された値の平均値であり、7スペクト比とはその
ような繊維の平均繊m長を平均a雑径で除した値を意味
するものである。
本発明において、繊維状チタン酸アルカリ金属の表面を
処理する表面処理剤としてはメルカプト基含有シラン化
合物、シリル基含有サルファイド化合物等の含硫黄シラ
ン化合物を挙げることができる。
上記メルカプト基含有シラン化合物の代表例は一般式 %式% (R’は置換又は非置換の炭素数2〜6の2価の炭化水
素基、R2は置換又は非置換の1価の炭化水素基、Xは
加水分解性基、aは1〜3の整数、l)は0〜2の整数
、1≦(a+b)≦3である。)で示される化合物であ
る。
R’はエチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基
、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基などが例示され
るが、エチレン基及びトリメチレン基が好ましく、トリ
メチレン基が特に好ましい。
R2はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペ
ンチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシ
ル基、オクタデシル基のようなアルキル基;ビニル基、
アリル基のようなアルケニル基;フェニル基、トリル基
のような71J−ル基;ベンジル基、β−フェニルエチ
ル基、β−フェニルプロピル基のようなアラルキル基:
β−シアノエチル基、γ−クロロプロピル基、3゜3.
3−)リフルオロプロピル基、クロロフェニル基のよう
な置換炭化水素基が例示され、ゴム成分の種類及び利用
目的により種々選定され、長鎖のアルキル基は芳香環を
含まないゴム成分に、アリール基、アラルキル基は芳香
環を含むゴム成分に、又置換炭化水素基はハロゲン、ニ
トリル等を含むゴム成分に有効である。
Xはケイ素原子に結合した加水分解性基であり、メトキ
シ基、エトキシ基、プロポキン基、ブトキシ基等のフル
コキンル基;β−7トキシエトキシ基、β−エトキシエ
トキシ基、β−ブトキシエトキシ基等のフルコキシアル
コキシ基:イソプロペニルオキシ基等のエノキシ基;ツ
メチルケトオキシマド基、ノチルエチルケトオキシマト
基等のケトオキシマド基;ジエチルアミ7基、ジブチル
7ミノ基等のアミ7基;ジエチル7ミノキシ基等のアミ
ノキシ基;アセトキシ基、オクタノイルオキシ基等の7
シaキシ基;N−メチルアセトアミド基等のアミド基が
例示される。これらのうち繊維状チタン酸アルカリ金属
との表面反応性が優れていることから炭素数1〜4の低
級アルコキシ基が好ましく、その中でも特に反応性が良
いメトキシ基が好ましい、aは1〜3の整数であり、平
均2未満が好ましく、bは0〜2の整数であり、平均1
以下が好ましい。a、bが余り大きすぎると加水分解性
基の数が少なくなり繊維状チタン酸アルカリ金属との反
応性が低下する点、又aが小さすぎるとメルカプシ基の
ゴム成分に対する効果が低下することによるもので、好
ましく1ものとしてaの平均値が1.bの平均値が1未
満にfI!4整すると良い。
シリル基含有サルファイド化合物の代表例としては、一
般式 (R1は互いに同−又は相異なる置換又は非1rt換の
1価の炭化水素基、R″は互いに同−又は相異なる置換
又は非置換の炭素数2〜4の炭化水素基、Yは加水分解
性基、Cは0〜2の整数、nは1〜6の整数である。)
で示される化合物を挙げることができる。
R″はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペ
ンチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシ
ル基、オクタデシル基のようなフルキル基;ビニル基、
7リル基のようなアルケニル基;フェニル基、トリル基
のような717−ル基;ベンジル基、β−フェニルエチ
ル基、β−フェニルプロピル基のようなアラルキル基;
β−シアノエチル基、1−クロロプロピル基、3゜3.
3− )リフルオロプロピル基、クロロフェニル基のよ
うな置換炭化水素基が例示され、ゴム成分の種顆及V利
用目的により種々選定され、長鎖のフルキル基は芳香環
を含まないゴム成分に、アリール基、アラルキル基は芳
香環を含むゴム成分に、又置換炭化水素基はハロゲン、
ニトリル等を含むゴム成分に有効である。
R4はエチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基
、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基などが例示され
るが、エチレン基及びトリメチレン基が好ましく、トリ
メチレン基が特に好ましい。
Yはケイ素原子に結合した加水分解性基であり、メトキ
シ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等のフル
コキシル基;β−メトキシエトキシ基、β−エトキシエ
トキシ基、β−ブトキシエトキシ基等のフルフキシアル
フキシ基;イソプロペニルオキシ基等のエノキシ基;ン
メチルケトオキシマト基、メチルエチルケトオキシマド
基等のケトオキシマド基;ジエチルアミノ基、ジブチル
アミノ基等のアミ7基;ジエチルアミノキシ基等のアミ
ノキシ基;アセトキシ基、オクタノイルオキシ基等の7
シロキシ基;N−メチルアセトアミド基等のアミド基が
例示される。これらのうち繊維状チタンl’llフルカ
リ金属との表面反応性が優れていることから炭素数1〜
4の低級フルフキシ基が好ましく、その中でも特に合成
が容易で安定な化合物であるプロポキシ基が好まし−1
゜ Cは0〜2の整数であり、一般式(n)で示されるシリ
ル基含有サルファイド化合物の1分子中に繊維状チタン
酸アルカリ金属の表面と反応する加水分解性基が少なく
とも1個、好ましくは2個含まれているのが望ましく、
Cは平均゛2未満が好ましい。+1は1〜6の整数であ
り、合成の容易さ、ゴムとの親和性と加硫阻害の関係か
ら平均2〜4が好ましい。
本発明では、表面処理剤で繊維状チタン酸フルカーノ金
属の表面を処理するが、本発明の表面処理剤の使用量は
一般的には繊維状チタン酸アルカリ金属に対して約0.
05〜10重量%の範囲にするのが好ましい、この範囲
では繊維状チタン酸アルカリ金属の表面が充分に改質さ
れ、又、後述する加硫時に加硫阻害を生じることがなく
ゴム組成物の物性を向上させることができる。
本発明の表面処理剤による処理法は通常行われている表
面処理法のいずれの方法を用いても良く、例えば、本発
明の表面処理剤又はその希釈液を繊維状チタン酸アルカ
リ金属表面に噴n処理するノj法、繊維状チタン酸アル
カリ金属と均質混合又は含浸処理する方法を採用でき、
本発明の表面処理剤を均質に繊維状チタン酸アルカリ金
属の表面に貼着させた後、加熱乾燥、加水分解等を行う
ことにより、本発明の表面処理剤を#!&維状チタン酸
アルカリ金属の表面に均質に固着させることができる。
本発明の表面処理剤は分子中に硫黄元素を含んでおり、
特に末端メルカプト化合物は過酸化物系加硫時に加硫阻
害を起こし、ゴム物性を低下させるとされてきた含硫黄
化合物であり、ゴム組成物中でどのような作用機構でそ
の効果を発現するか明らかではないが、繊維状チタン酸
フル〃す金属を用いたときは、その効果が$[者に発現
し、加硫阻害を発生することなく均質に加硫されるとと
もに、繊維状チタン酸アルカリ金属とゴム質とが強固に
接合し、複合材料での物性低下の原因と考えられるaa
質充眉剤とゴムマトリックスの界面での滑り現象が抑制
され、高硬度で高い圧縮強度のゴム組成物が得られる。
本発明において架橋性モノマーとして不飽和カルボン酸
、その塩、その他の不飽和ビニル化合物等を使用するこ
とができる。不飽和カルボン酸としては例えばアクリル
酸、メタクリル酸、2−7セト7ミ/アクリル酸、β、
β−ジメタクリル酸、エタクリル酸、a−りaルアクリ
ル酸、桂皮酸、7コチン酸、2−エチル−3−プロピル
アクリル酸、クロトン酸、アミノクロトン酸、7シドホ
スヒドロキシエチル(ツタ)7クリレート、β−アクリ
ルオキシプロピオン酸、2−ブテン−1,4−ノヵルポ
ン酸、ソルビン酸、アセチルカルボン酸、N−ブチルマ
レアミド酸、7マル酸、マレイン酸、クロルマレイン酸
、シー1−ブチルマレアミド酸、N!N−ツメチルマレ
アミド酸、N−エチルマレ7ジ)酸、N−フェニルマレ
アミド酸、ノクロルマレイン酸、ジヒドロキシマレイン
酸、アリルアルソン酸、クロlレニンディン酸、イタコ
ン酸、ベンゾイルアクリル酸等を挙げることができ、そ
の他の不飽和ビニル化合物としては例えば酢酸ビニル、
プロピオン酸ビニル、カプロン酸ビニル、スチレン、ビ
ニルトルエン、ジビニルベンゼン等のビニル化合物;ア
クリル酸、メタクリル酸等のアルキルエステル;(メタ
)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、グリシ
ジル(ツタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸誘導
体; トリ7リルイソシアスレート等の種々の化合物が
例示できる。これらのうちアクリル酸、メタクリル酸、
桂皮酸、アコチン酸、クロトン酸、イタコン酸及びベン
ゾイルアクリル酸が好ましい。これらの化合物は1種ま
たは2種以上の混合物で使用することができる。本発明
では上述の不飽和カルボン酸の金属塩も使用でき、その
4を属の代表例としてはリチウム、ナトリウム、カリウ
ム、ストロンチウム、亜鉛、マグネシウム、カルシウム
、バリウム、カドミウム、鉛、ジルコニウム、ベリリウ
ム、銅、アルミニウム、スズ、鉄、アンチモン、ビスマ
ス、モリブデン、タングステン、ニッケル等の任意の1
種又は2種以−ヒの混合物が使用でき、2価以トの金属
塩は架橋効果を増大する点で好ましく、入手しやすい点
、毒性が少ない点からカルシウム、亜鉛、マグネシウム
、ジルコニウム等が好ましい。尚、これらの金属種は、
前もって不飽酸カルボン酸と反応させた不飽和カルボン
酸の金属塩として用いる以外に、不飽和カルボン酸とこ
れらの金属、金属酸化物、水酸化物、炭酸塩等とを別々
にゴム成分中に混合し、混合系で反応させて金属塩とし
ても良い。本発明において架橋性モノマーの使用量は特
に制限されないが、ゴム成分io6重量部に対し0.1
〜50重量部、好ましくは1〜15重fj、部、更に好
ましくは3〜9重量部であり、この範囲においては耐久
性に優れ、反発弾性の硬度の調整を容易にすることがで
きる。
本発明の非硫黄系加硫剤としては例えば酸化マグネシウ
ム、酸化鉛、酸化亜鉛等の金属酸化物;フェノール樹脂
、メラミンホルムアルデヒド樹脂、ウレタン樹脂、ポリ
エステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂等の架橋
性樹脂及びこれらの低分子量体もしくは変性物ニジアセ
チルパーオキサイド、ジベンゾイルパーオキサイド、シ
カプリルパーオキサイド、ジ(p−クロロベンゾイル)
パーオキサイド、ノデカノイルパーオキサイド、ノ(2
,4−ジクロロベンゾイル)パーオキサイド、ツインブ
チルパーオキサイド、ジイソノナノイルパーオキサイド
、ジラウロイルパーオキサイド、ジラウロルパーオキサ
イド、ノブロビニルパーオキサイド、ノ(β−カルボキ
シプロピノイル)パーオキサイド、メチルエチルケトン
パーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサイド、ジ
ハイドロキシ−νメチルーノオキサシクロベンタン、t
−ブチルパーオキサイド、L−ブチルパーオキシ(2−
エチルヘキサノエート)、t−ブチルパーオキシイソブ
チレート、0.0−1−ブチル−0−イソプロピルモノ
パーオキシカルボネート、t−ブチルパーオキシピバレ
ート、ジメチルージ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン
、t−ブチルパーオキシ(2−エチルブチレート)、ジ
ーL−ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド
、ツメチル−ビス(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、
t−ブチルハイドロパーオキサイド、クミルイドロパー
オキサイド、ビス([−ブチルパーオキシ)トリメチル
シクロヘキサン、11−ブチルビス(+−ブチルパーオ
キシ)バリレート等の有様過酸化物などを例示できる。
これらのうち特にジクミルパーオキサイド、クミルハイ
ドロパーオキサイド、t−ブチルパーオキサイド、ジブ
チルパーオキサイド、ビス(1−ブチルパーオキシ)ト
リメチルシクロヘキサン、n−ブチルビス(ジ−ブチル
パーオキシ)バリレート等が加硫温度と半減期の関係等
より加硫が均質に進行する点で適している。これら非硫
黄系加硫剤は1種又は2種以上の混合物として用いるこ
とがテキ、その使用量は使用するゴムの種類、ゴム組成
物の利用目的等で任意に選択されるが、通常はゴム成分
に対し約0.1〜15重量%の範囲で使用するのが好ま
しい。
本発明では公知の各種の添加剤を加えることが可能で、
例えば加硫促進剤、加硫遅延剤、老化防止剤、可塑剤、
しゃく解削、粘着付与剤、粘着防止剤、発泡剤、分散剤
、打粉、離型剤、溶剤、軌化剤などを必要に応じ加える
ことができる。更に本発明では補強材料としてカーボン
ブラック、炭酸マグネシウム、酸化亜鉛、炭酸カルシウ
ム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、酸化アルミニ
ウム、シリカ粉末、酸化チタン、雲母、タルク、クレー
、ケイ藻土、カオリン等の粘土質粉末等の各種無機質充
填剤及び着色剤としての任意の顔料及び染料を併用する
こともできる。又有機質系改質剤として通常用いられて
いる任意の樹脂、例えばクマロンインデン樹脂、7エ/
−ル街皿、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリアミ
ド樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ポリオレフィン
樹脂等を混合使ルしても良い。更に又本発明では通常用
いられる長繊維補強剤、例えば〃ラスa維、カーボン繊
維、金属繊維、石英繊維、セラミックIa維等の無機質
a維;ナイロン繊維、ビニロン繊維、ポリエステル繊維
、芳香族ポリアミド繊維、ポリイミドam、芳香族ポリ
エーテルアミド繊維等の有磯貿繊維を併用することもで
きる。
本発明のゴルフボールは上述の表面処理剤で処理された
繊維状チタン酸アルカリ金属とゴム成分、加硫剤、必要
により添加される各種添加剤、助剤等を通常の方法で混
練後約80〜180℃で約5〜60分加硫したものをゴ
ルフボールとして成型加工して得られるが、各成分の組
成割合はゴム成分の種類及び使用目的によりg整され特
定できないが、表面処理された繊維状チタン酸アルカリ
金属の配合量は通常ゴム成分100重量部に対し約2〜
100部であり、特に約10〜50部が好ましく、少な
すぎると軟質であるが強度が発現しにく(なり、逆に多
すぎると強度は増大するが硬すぎ、且つ伸び率が不充分
となり実用性に乏しくなる。
本発明では上述した弾性ゴムからなる芯材を用い、その
表面を通常用いる硬質弾性体を被覆し、ディンプル等を
付したゴルフポール形状に成型又はその表面を通常のコ
ーテイング材で表面処理することにより得られる。芯材
を被覆する硬質弾性体としては例えばアイオノマー01
#  )ランスイソプレン樹脂等が好適である。
フイオ/マー樹脂としては、一般式R−Cl−1=CH
2(式中、Rは水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基
である)で示されるa−オレフィンと炭素数3〜8のa
、β−不飽和カルボン酸との共重合体を、金属化合物と
反応させて得られるイオン性共重合体が挙げられる。
前記a−オレフィンとしては、エチレン、プロピレン、
ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、ヘプテン−
1,3−メチルブテン−1,4−メチルペンテン−1等
が挙げられる。更に炭素数の多いa−オレフィン類も本
発明においでは使用され得るが、入手が困難であり、実
用性に欠ける。
これらのa−オレフィン類はJ!L81で用いてもよく
、2種以上混合して用いてもよい。a−オレフィン類の
共重合体中における含有率は、少なくとも50モル%で
あることが好ましく、80モル%よりも多いことが加工
性及び物性上好ましい。
前記炭素数3〜8のa、β−不飽和カルボン酸としては
、アクリル酸、メタクリル酸、エタクリル酸、イタコン
酸など;マレイン酸、7マル酸なと又はこれらジカルボ
ン酸のモノエステル、例えばマレイン酸モノメチルエス
テル、7マル酸モノエチルエステルなど、或いはこれら
ジカルボン酸の酸無水物、例えばマレイン酸無水物など
が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
これらのa、β−不飽和カルボン酸は単独で用いてもよ
く、2種以上混合して用いてもよい。a。
β−不飽和カルボン酸の共重合体中における含有率は0
.5〜25モル%が好ましく、1〜10モル%が更に好
ましい。又α−オレフィン%’lβ−不飽和カルボン酸
以外の成分として、これらと共重合可能な単量体、例え
ばスチレン、塩化ビニル、酢酸ビニル、アクリロニトリ
ル、ビニルメチルエーテルなどをa−オレフィンの一部
分と置き換えて共重合させることも可能である。
前記a−オレフィンとa、β−不飽和カルボン酸とから
なる共重合体は、単量体同士の混合物を直接共重合させ
て得られるものに限定されるものではな(aa−オレフ
ィンから得られたベースポリマーにa、β−不不飽和カ
ルポン酸量量体グラフト重合させて得られたものであっ
てもよい。
か(して得られた共重合体を金属イオンを生成する金属
化合物と反応(中和)させることにより、イオン性共重
合体が得られる。
イオン性共重合体を製造するのに適した金属イオンとし
ては、周期律表第1族又は第2族の金属イオン、即ちN
a、 K、 1.i、 Cs、 Cu、’ AFt及び
Be、Mg5Ca%Sr、Ba、Zn、Cd、Hgが挙
げられ、これらを単独で用いてもよく、2種以、ト混合
して用いてもよい。これらの金属イオンを用いると、イ
オン性共重合体の形成において交叉結合の形成が好適に
行われる。これら金属イオンの中では、Na、Znが溶
融加工性と固体状態における物性などの点から更に好ま
しい。使用するイオンの呈又は共重合体の中和の程度は
、得られるイオン性共重合体に所望される固体状態の性
質及び溶融性などにより異なるため、−概には決定する
ことはできないが、共重合体の固体状態にがなりの変化
をグえるには、共重合体中のカルボキシル基の少なくと
も10%を中和するような量であることが好ましく、又
通常90%程度まで中和することができる。イオン性共
重合体の物性を最適にするための中和度は、用途により
最適物性が異なるため、又共重合体中のカルボキシル基
濃度や共重合体の分子量などによりイオン性共重合体の
物性が異なるため、−概には決められないが、通常カル
ボキシル基の少なくとも50%を中和することが望まし
ν1゜ 尚前記のごとき金属イオンは、このような金属イオンを
生成するような金属化合物、例えば水酸化ナトリウム、
炭酸ナトリウムのような無代化合物あるいはナトリウム
メトキシド、ギ酸ナトリウム、酢酸ナトリウムなどの有
機金属化合物を水或いはメタノールなどの有機溶媒に溶
解させたりすることにより得られる。
前記共重合体と金属イオンとからイオン性共重合体を得
る方法には特に限定はなく、公知の方法が用いられ得る
かくして得られたイオン性共重合体の分子量は、AST
M  D  1238に記載された溶融粘度の目安とな
るM I (メルト インデックス)によって表わすこ
とが適切である。有用なイオン性共重合体のMlの範囲
は0.1〜100g/10分(190℃)程度の範囲で
あり、0.5〜20g/10分(190℃)程度である
ことがさらに好ましい、イオン性共重合体のMlが0゜
1〜100g/10分(190℃)程度の場合には、溶
融加工性に優れ、固体状態において非常に強靭で適度の
弾力性と柔軟性を持ったものとなる。
本発明ではこれらアイオノマー樹脂に酸化チタン、タル
ク、炭酸カルシウム、シリカ等の通常用いられる充填剤
を併用しても良いが、特に本発明では本発明者が先に提
案したアイオノマー樹脂用光項剤としてチタン酸カリウ
ム繊維を用いた特開昭60−202142号関連技術の
活用が有効である・本発明においてトランスポリイソプ
レン樹脂は天然に産するバラタやガツタパーチャの主成
分として存在しており、トランス−1,4−ポリイソプ
レンの分子構造を持ったものである。市販品の代表例と
してクラレトランスボリイソプレンTP−301〔クラ
レイソプレンケミカル(株)〕を挙げることができる。
本発明においては、上述の本発明の表面処理剤で処理さ
れた繊維状チタン酸アルカリ金属とゴム成分、加硫剤、
必要により添加される各種添加剤、助剤等を通常の方法
で混練後、芯材形状に成型加工と同時に加硫したものに
本発明の被覆層を被覆、成型、必要により加硫すること
によりツーピースゴルフボールを得ることができる。又
、スリーピースゴルフボールにあっては、同様手段で得
た芯材に本発明からなるゴム組成物を中間層として被覆
成型後、再加硫したものに本発明の被覆層を被覆、成型
、必要により加硫することにより作成で一46ノ きる。更にこれらの工程を一段、即ち、芯材、必要によ
り中間層を設置し、最外殻に被覆層で被覆後、成型加硫
する方法でも得られる。尚、本発明では通常用いられる
コーティング剤で表面処理してもよい。
(実 施 例) 以下に実施例及び比較例を挙げて説明する。
実施例1〜4及V比較例1〜6 第1表に記載の各成分をニーグーに加硫剤以外の各成分
を全種、全量を投入し、60〜100’Cで1゜分間混
線後、内容物を60〜フO′cまで冷却後加硫剤を投入
し、混練したのち、通常のゴルフボールの芯材用金型で
150±5℃で30分間加硫して得た芯材に、アイオノ
マー樹脂100部に酸化チタン1o部を配合したものを
、ボール1個45gとなるように被覆し、インノエクシ
ョン装置で射出成形した。
得られたゴルフボールについてその反発弾性、耐久性、
コンプレッション、実打撃による測定をした。結果をP
2S5表に示した。
尚、表において 一 *1 日本合成ゴム BR−11 本2 日本合成ゴム S T E RE ON  72
0本311本合成ゴム [R−2200 京4 正同化学 3号亜飴華 本5 日本シリカ ニップシール VN3AQチタン酸
カリウム(未処理品)は大球化学(株)製、テイス毫D
1 処理品AはテイスモDをビス(3−トリエトキシシリル
プロピル)テトラサルファイド1%を用いて処理したも
の、 処理品BはテイスモDをγ−メルカプトプロピルトリメ
トキシシラン1%を用いて処理したち、の、処理品Cは
テイスモDを7−メルカプトプロピルトリエトキシシラ
ン1%を用いて処理したもの、処理品りはテイスモDを
ビス(3−トリットキシシリルプロビル)テトラサルフ
ァイド1%を用いて処理したもの、 処理品EはテイスモDをγ−グリンドキシブaピルトリ
メトキシシラン1%を用いて処理したものである。
尚、耐久性指数は10+m変形する圧縮を加え破壊に至
るまでの回数を測定し実施例1を100とした指数で表
示し、反発弾性はJIS  57005に準拠して12
00−の高さから落下させ、反発した高さを測定温度2
0℃で測定し、フンプレッションは2.541圧縮時の
強度を示した。
実施例11〜14 実施例1〜4において、被覆層としてアイオノマー01
脂100部にチタン酸カリウム(処理品A)10部を配
合した硬質弾性体を用いた以外は同様にしてツーピース
ゴルフボールを作成した。結果を同様第2表に示す。
実施例21〜24及び比較例21〜26第3表に示した
芯材配合を用いた以外は実施例1〜4と同様にしてツー
ピースゴルフボールを作成した。結果を同様第3表に示
す。
実施例31〜34 実施例21〜24において、被覆層としてアベオ/マー
樹脂100部にチタン酸カリウム(処理品A)10部を
配合した硬質弾性体を用いた以外は同様にしてツーピー
スゴルフボールを作成した。結果を同様第4表に示す。
実施例41〜49 実施例22と同一の芯材配合より得られた芯材に第5表
に示した各種の被覆層を被覆してツーピースゴルフボー
ルを作成した。結果を同様第5表に示す。
実施例50〜60 第6表に示す芯材の配合を用いてツーピースゴルフボー
ルを作成した。尚、被覆層としては実施例50〜52で
は実施例43、実施例53〜56では実施例47、実施
例57〜60では実施例44と同じものを使用した。結
果を同様第6表に示す。
実施例71〜79及び比較例71〜72芯材配合 :第
7表に記載。
中間層配合:       実施例 比較例ゴムBR1
00100 アクリル酸亜鉛       15− 酸化亜鉛          1015煙n質シリカ 
       10   30ジクミルパーオキサイド
    55 老化防止剤          44 ステアリン酸        22 被覆層   :アイオノマー樹脂 100酸化チタン 
    lO 以上の配合からなる各層を用いてスリーピースゴルフボ
ールを作成した。結果を同様tjSV&に示す。
実施例81〜84及び比較例81〜86芯材配合 :第
8表に記載。
中間層配合:       実施例 比較例ゴムBR1
00100 アクリル酸亜鉛       +5   10酸化亜鉛
          1015煙n質シリカ     
   1040ツクミルパーオキサイド    55 老化防止剤          45 ステアリン酸         22 被覆層  :アイオノマー樹脂 100酸化チタン  
  10 以上の配合からなる各層を用いてスリーピースゴルフボ
ールを作成した。結果を同様第8表に示す。
実施例91〜94 実施例81〜84において、被覆層としてアイオノマー
樹脂100部にチタン酸カリウム(処理品A)10部を
配合した硬質弾性体を用いた以外は同様にしてスリーピ
ースゴルフボールを作成した。結果を同様第9表に示す
比較例91〜94 第9表に示す芯材配合を用いた以外は比較例81〜86
と同様にして入り一ビースゴルフポールを作成した。結
果を第9表に示す。
実施例101〜104及び比較例101〜104#41
0表に示す芯材配合を用いた以外は実施例91〜94及
び比較例91〜94と同様にしてスリーピースゴルフボ
ールを作成した。結果を第1θ表に示す。
実施例111〜119 実施例82と同一の芯材配合より得られた芯材に第11
表に示した各種の被覆層を被覆して入り一ピースゴルフ
ポールを作成した。結果を同様第11表に示す。
実施例120〜130 第12表に示す芯材の配合を用いてスリーピースゴルフ
ボールを作成した。尚、被覆層としては実施例120〜
122では実施例113、実施例123〜126では実
施例117、実施例127〜130では実施例114と
同じものを使用した。又、中間層としては実施例120
〜122では下記Aの配合のものを、実施例123〜1
25では下記Bの配合のものを、実施例126〜130
では実施例71の配合のものを使用した。結果を同様第
12表に示す。
中間層配合:AB ゴムBR100100 アクリル酸亜鉛       −20 アクリル酸カルシウム    20   −酸化亜鉛 
         1o15煙霧質シリカ      
  −15 煙霧質酸化チタン      10   −ツクミルパ
ーオキサイド    55 老化防止剤         44 ステアリンII!222 fi2表 第4表

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)弾性ゴムを芯材とし、硬質弾性体を被覆層とする
    複層構造からなるゴルフボールにおいて、芯材及び/又
    は被覆層中に表面処理剤により表面処理された繊維状チ
    タン酸アルカリ金属を含有させたことを特徴とするツー
    ピースゴルフボール。
  2. (2)芯材が表面処理剤により表面処理された繊維状チ
    タン酸アルカリ金属と合成ゴム及び/又は天然ゴムの1
    種又は2種以上の混合物である特許請求の範囲第1項記
    載のツーピースゴルフボール。
  3. (3)芯材が(a)表面処理剤により表面処理された繊
    維状チタン酸アルカリ金属、(b)合成ゴム及び/又は
    天然ゴムの1種又は2種以上の混合物、(c)架橋性モ
    ノマー及び重量調整剤の混合物を非硫黄系加硫剤で加硫
    したものである特許請求の範囲第1〜2項に記載のツー
    ピースゴルフボール。
  4. (4)合成ゴム及び/又は天然ゴムが、シス−1,4−
    構造ポリブタジエンを30重量%以上含むものである特
    許請求の範囲第2〜3項記載のツーピースゴルフボール
  5. (5)架橋性モノマーが不飽和カルボン酸、その塩又は
    不飽和ビニル化合物である特許請求の範囲第3〜4項記
    載のツーピースゴルフボール。
  6. (6)表面処理剤が含硫黄シラン化合物である特許請求
    の範囲第1〜5項記載のツーピースゴルフボール。
  7. (7)表面処理剤がメルカプト基含有シラン化合物及び
    シリル基含有サルファイド化合物から選択された少なく
    とも1種である特許請求の範囲第1〜6項記載のツーピ
    ースゴルフボール。
  8. (8)メルカプト基含有シラン化合物が一般式▲数式、
    化学式、表等があります▼( I ) (R^1は置換又は非置換の炭素数2〜6の2価の炭化
    水素基、R^2は置換又は非置換の1価の炭化水素基、
    Xは加水分解性基、aは1〜3の整数、bは0〜2の整
    数、1≦(a+b)≦3である。)で示される化合物で
    ある特許請求の範囲第7項記載のツーピースゴルフボー
    ル。
  9. (9)シリル基含有サルファイド化合物が一般式▲数式
    、化学式、表等があります▼(II) (R^3は互いに同一又は相異なる置換又は非置換の1
    価の炭化水素基、R^4は互いに同一又は相異なる置換
    又は非置換の炭素数2〜4の炭化水素基、Yは加水分解
    性基、cは0〜2の整数、nは1〜6の整数である。)
    で示される化合物である特許請求の範囲第7項記載のツ
    ーピースゴルフボール。
  10. (10)被覆層が表面処理剤により表面処理された繊維
    状チタン酸アルカリ金属含有の弾性体である特許請求の
    範囲第1〜9項記載のツーピースゴルフボール。
  11. (11)被覆層を形成する弾性体がアイオノマー樹脂で
    ある特許請求の範囲第1〜10項記載のツーピースゴル
    フボール。
  12. (12)被覆層を形成する弾性体がトランスポリイソプ
    レン樹脂である特許請求の範囲第1〜10項記載のツー
    ピースゴルフボール。
  13. (13)表面処理剤が含硫黄シラン化合物である特許請
    求の範囲第10〜12項記載のツーピースゴルフボール
  14. (14)表面処理剤がメルカプト基含有シラン化合物及
    びシリル基含有サルファイド化合物から選択された少な
    くとも1種である特許請求の範囲第10〜13項記載の
    ツーピースゴルフボール。
  15. (15)メルカプト基含有シラン化合物が一般式▲数式
    、化学式、表等があります▼( I ) (R^1は置換又は非置換の炭素数2〜6の2価の炭化
    水素基、R^2は置換又は非置換の1価の炭化水素基、
    Xは加水分解性基、aは1〜3の整数、bは0〜2の整
    数、1≦(a+b)≦3である。)で示される化合物で
    ある特許請求の範囲第10〜14項記載のツーピースゴ
    ルフボール。
  16. (16)シリル基含有サルファイド化合物が一般式▲数
    式、化学式、表等があります▼(II) (R^3は互いに同一又は相異なる置換又は非置換の1
    価の炭化水素基、R^4は互いに同一又は相異なる置換
    又は非置換の炭素数2〜4の炭化水素基、Yは加水分解
    性基、cは0〜2の整数、nは1〜6の整数である。)
    で示される化合物である特許請求の範囲第10〜14項
    記載のツーピースゴルフボール。
  17. (17)弾性ゴムを芯材及び中間層とし、硬質弾性体を
    被覆層とする複層構造からなるゴルフボールにおいて、
    芯材、中間層及び被覆層の少なくとも一構成成分が表面
    処理剤により表面処理された繊維状チタン酸アルカリ金
    属を含有することを特徴とするスリーピースゴルフボー
    ル。
  18. (18)芯材が表面処理剤により表面処理された繊維状
    チタン酸アルカリ金属と合成ゴム及び/又は天然ゴムの
    1種又は2種以上の混合物である特許請求の範囲第17
    項記載のスリーピースゴルフボール。
  19. (19)芯材が(a)表面処理剤により表面処理された
    繊維状チタン酸アルカリ金属、(b)合成ゴム及び/又
    は天然ゴムの1種又は2種以上の混合物、(c)架橋性
    モノマー及び重量調整剤の混合物を非硫黄系加硫剤で加
    硫したものである特許請求の範囲第17項に記載のスリ
    ーピースゴルフボール。
  20. (20)合成ゴム及び/又は天然ゴムが、シス−1,4
    −構造ポリブタジエンを30重量%以上含むものである
    特許請求の範囲第17〜19項記載のスリーピースゴル
    フボール。
  21. (21)架橋性モノマーが不飽和カルボン酸、その塩又
    は不飽和ビニル化合物である特許請求の範囲第17〜2
    0項記載のスリーピースゴルフボール。
  22. (22)表面処理剤が含硫黄シラン化合物である特許請
    求の範囲第17〜21項記載のスリーピースゴルフボー
    ル。
  23. (23)表面処理剤がメルカプト基含有シラン化合物及
    びシリル基含有サルファイド化合物から選択された少な
    くとも1槽である特許請求の範囲第17〜22項記載の
    スリーピースゴルフボール。
  24. (24)メルカプト基含有シラン化合物が一般式▲数式
    、化学式、表等があります▼( I ) (R^1は置換又は非置換の炭素数2〜6の2価の炭化
    水素基、R^2は置換又は非置換の1価の炭化水素基、
    Xは加水分解性基、aは1〜3の整数、bは0〜2の整
    数、1≦(a+b)≦3である。)で示される化合物で
    ある特許請求の範囲第23項記載のスリーピースゴルフ
    ボール。
  25. (25)シリル基含有サルファイド化合物が一般式▲数
    式、化学式、表等があります▼(II) (R^3は互いに同一又は相異なる置換又は非置換の1
    価の炭化水素基、R^4は互いに同一又は相異なる置換
    又は非置換の炭素数2〜4の炭化水素基、Yは加水分解
    性基、cは0〜2の整数、nは1〜6の整数である。)
    で示される化合物である特許請求の範囲第23項記載の
    スリーピースゴルフボール。
  26. (26)中間層が表面処理剤により表面処理された繊維
    状チタン酸アルカリ金属と合成ゴム及び/又は天然ゴム
    の1種又は2種以上の混合物である特許請求の範囲第1
    7〜25項記載のスリーピースゴルフボール。
  27. (27)中間層が(a)表面処理剤により表面処理され
    た繊維状チタン酸アルカリ金属、(b)合成ゴム及び/
    又は天然ゴムの1種又は2種以上の混合物、(c)架橋
    性モノマー及び重量調整剤の混合物を非硫黄系加硫剤で
    加硫したものである特許請求の範囲第17〜25項に記
    載のスリーピースゴルフボール。
  28. (28)合成ゴム及び/又は天然ゴムが、シス−1,4
    −構造ポリブタジエンを30重量%以上含むものである
    特許請求の範囲第17〜26項記載のスリーピースゴル
    フボール。
  29. (29)架橋性モノマーが不飽和カルボン酸、その塩又
    は不飽和ビニル化合物である特許請求の範囲第17〜2
    7項記載のスリーピースゴルフボール。
  30. (30)表面処理剤が含硫黄シラン化合物である特許請
    求の範囲第17〜29項記載のスリーピースゴルフボー
    ル。
  31. (31)表面処理剤がメルカプト基含有シラン化合物及
    びシリル基含有サルファイド化合物から選択された少な
    くとも1種である特許請求の範囲第17〜30項記載の
    スリーピースゴルフボール。
  32. (32)メルカプト基含有シラン化合物が一般式▲数式
    、化学式、表等があります▼( I ) (R^1は置換又は非置換の炭素数2〜6の2価の炭化
    水素基、R^2は置換又は非置換の1価の炭化水素基、
    Xは加水分解性基、aは1〜3の整数、bは0〜2の整
    数、1≦(a+b)≦3である。)で示される化合物で
    ある特許請求の範囲第17〜31記載のスリーピースゴ
    ルフボール。
  33. (33)シリル基含有サルファイド化合物が一般式▲数
    式、化学式、表等があります▼(II) (R^3は互いに同一又は相異なる置換又は非置換の1
    価の炭化水素基、R^4は互いに同一又は相異なる置換
    又は非置換の炭素数2〜4の炭化水素基、Yは加水分解
    性基、cは0〜2の整数、nは1〜6の整数である。)
    で示される化合物である特許請求の範囲第17〜31項
    記載のスリーピースゴルフボール。
  34. (34)被覆層が表面処理剤により表面処理された繊維
    状チタン酸アルカリ金属含有の弾性体である特許請求の
    範囲第17〜33項記載のスリーピースゴルフボール。
  35. (35)被覆層を形成する弾性体がアイオノマー樹脂で
    ある特許請求の範囲第17〜33項記載のスリーピース
    ゴルフボール。
  36. (36)被覆層を形成する弾性体がトランスポリイソプ
    レン樹脂である特許請求の範囲第17〜33項記載のス
    リーピースゴルフボール。
  37. (37)表面処理剤が含硫黄シラン化合物である特許請
    求の範囲17〜36項記載のスリーピースゴルフボール
  38. (38)表面処理剤がメルカプト基含有シラン化合物及
    びシリル基含有サルファイド化合物から選択された少な
    くとも1種である特許請求の範囲第17〜37項記載の
    スリーピースゴルフボール。
  39. (39)メルカプト基含有シラン化合物が一般式▲数式
    、化学式、表等があります▼( I ) (R^1は置換又は非置換の炭素数2〜6の2価の炭化
    水素基、R^2は置換又は非置換の1価の炭化水素基、
    Xは加水分解性基、aは1〜3の整数、bは0〜2の整
    数、1≦(a+b)≦3である。)で示される化合物で
    ある特許請求の範囲第17〜38項記載のスリーピース
    ゴルフボール。
  40. (40)シリル基含有サルファイド化合物が一般式▲数
    式、化学式、表等があります▼(II) (R^3は互いに同一又は相異なる置換又は非置換の1
    価の炭化水素基、R^4は互いに同一又は相異なる置換
    又は非置換の炭素数2〜4の炭化水素基、Yは加水分解
    性基、cは0〜2の整数、nは1〜6の整数である。)
    で示される化合物である特許請求の範囲第17〜38項
    記載のスリーピースゴルフボール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH028244A (ja) * 1988-06-28 1990-01-11 Otsuka Chem Co Ltd 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物
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JP2020069005A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 住友ゴム工業株式会社 ゴルフボール

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