JPS63310884A - エ−テルイミド系化合物およびその製造方法 - Google Patents

エ−テルイミド系化合物およびその製造方法

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JPS63310884A
JPS63310884A JP14508687A JP14508687A JPS63310884A JP S63310884 A JPS63310884 A JP S63310884A JP 14508687 A JP14508687 A JP 14508687A JP 14508687 A JP14508687 A JP 14508687A JP S63310884 A JPS63310884 A JP S63310884A
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methyl
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JP14508687A
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Akio Nishikawa
西川 昭夫
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリマの中間体として有用なエーテルイミド
系化合物およびその製造方法に関する。
従来、耐熱ポリマの原料としては1.無水マレイン酸と
、ジアミン化合物とより得られるN、N’−置換ビスマ
レイミド(特開昭60−156669号)や、無水マレ
イン酸とアニリン樹脂の反応生成物が知られている。し
かし、これら従来のイミド系化合物は、耐熱性は良好で
あるが、可撓性を付与することがむずかしいこと、アセ
トン、トルエンなどの溶媒に対する溶解性が悪いと云う
欠点があった。
本発明は、耐熱可撓性にすぐれたポリマの原料として有
用なエーテルイミド系化合物を提供することにある。
本発明のエーテルイミド系化合物は、一般式(式中、R
1”R4は水素、低級アルキル基、低級アルコキシ基、
塩素または臭素を示し、互いに同じであっても異なって
いてもよい、R6及びR8は水素、メチル基、エチル基
、トリフルオロメチル基またはトリクロロメチル基であ
り、互いに同じであっても異なっていてもよい。R6,
R7は水素、メチル基のいずれかである。Dは2ないし
24個の炭−素原子をもつ二価の有機基である。)で表
わされることを特徴とする。
さらに1本発明の特徴は、一般式(n)(式中、R1−
R4は水素、低級アルキル基、低級アルコキシ基、塩素
、または、臭素を示し、互いに同じであっても異なって
いてもよい、R6及びR8は水素、メチル基、エチル基
、トリフルオロメチル基、または、トリクロロメチル基
であり、互いに同じであっても異なっていてもよい、)
で表わされるエーテル結合を有するジアミン化合物と、
一般式(III) O (式中、Dは2ないし24個の炭素原子をもつ二価の有
機基である。)で表わされるエチレン性不飽和ジカルボ
ン酸無水物と、 一般式(IV) (式中、Re 、R7は水素、メチル基のいずれかであ
る。)で表わされるアリルビシクロ(2,2゜1〕ヘプ
ト−5−エン−2,3−ジカルボン酸無水物を反応させ
ることを特徴とする、一般式[1]で表わされるエーテ
ルイミド系化合物の製造方法にある。
本発明の一般式(1)で表わされるエーテルイミド系化
合物の赤外線吸収スペクトル(IRスペクトル)は、1
710cm−”と1780cm−”にイミド結合に由来
する特性吸収が、また、1230c++−”にエーテル
結合に由来する特性吸収が存在する。
本発明において、一般式(II’l (式中、R1=Raは水素、低級アルキル基、低級アル
コキシ基、塩素、または、臭素を示し、互いに同じであ
っても異なっていてもよい、R5、及び、Reは水素、
メチル基、エチル基、トリフルオロメチル基、または、
トリクロロメチル基であり、互いに同じであっても異な
っていてもよい、)で表わされるエーテル結合のジアミ
ンには、例えば、2,2′−ビス(4−(4−7ミノフ
エノキシ)フェニル〕プロパン、2,2′−ビス〔3−
メチル−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロ
パン、2,2′−ビス〔3−クロロ−4−(4−アミノ
フェノキシ)フェニル〕プロパン、2.2′−ビス〔3
−ブロモー4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プ
ロパン、2,2′−ビス〔3−エチル−4−(4−アミ
ノフェノキシ)フェニル〕プロパン、2,2′−ビス〔
3−ブロビル−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル
〕プロパン、2,2′−ビス〔3−イソプロピル−4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、2,2
′−ビス〔3−ブチル−4−(4−アミノフェノキシ)
フェニル〕プロパン、2゜2′−ビス[3−sea−ブ
チル−4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパ
ン、2,2′−ビス〔3−メトキシ−4−(4−アミノ
フェノキシ)フェニル〕プロパン、1,1−ビス(4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エタン、1,1−
ビス〔3−メチル−4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ニル〕エタン、1,1−ビス〔3−クロロ−4−(4−
アミノフェノキシ)フェニル〕エタン。
1.1−ビス〔3−ブロモ−4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル〕エタン、ビス(4−(4−アミノフェノ
キシ)フェニルコメタン、ビス[3−メチル−4−(4
−アミノフェノキシ)フェニルコメタン、ビス〔3−ク
ロロ−4−(4−アミノフェノキシ)フェニルコメタン
、ビス〔3−ブロモ−4−(4−アミノフェノキシ)フ
ェニルコメタン、1,1,1,3,3.3−へキサフル
オロ−2,2−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フ
ェニル〕プロパン、1,1,1,3,3,3−ヘキサク
ロロ−2,2−ビス−(4−(4−アミノフェノキシ)
フェニル〕プロパン、3,3−ビス(4−(4−アミノ
フェノキシ)フェニル〕ペンタン、1,1−ビス(4−
(4−7ミノフエノキシ)フェニル〕プロパン、1,1
,1,3,3゜3−へキサフルオロ−2,2−ビス〔3
,5−ジメチル−4−(4−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕プロパン、1,1,1,3,3.3−ヘキサフルオ
フ−2,2−ビス〔3,5−ジブロモ−4(4−アミノ
フェノキシ)フェニル〕プロパン、1゜1.1,3,3
,3−へキサフルオロ−2,2−ビス〔3−メチル−4
−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパンなどが
ある。
また、一般式(III) 〔式中、Dは2ないし24個の炭素原子をもっ二価の有
機基〕で表わされるエチレン性不飽和ジカルボン酸無水
物は、例えば、無水マレイン酸、無水シトラコン酸、無
水イタコン酸、無水ピロジンコン酸、無水ジクロルマレ
イン酸など、あるいは、これらの化合物とジシクロジエ
ンとのDiels  ・Alder付加物の少なくとも
一種が用いられる。
一般式(II)と(m)より、本発明の一般式(11を
得る反応については、特に限定するものではないが、一
般式(1)のエーテルイミド系化合物を製造するには、
第一段階で、式(TV)(式中、R1−R4は水素、低
級アルキル基、低級アルコキシ基、塩素、または、臭素
を示し、互いに同じであっても、異なっていてもよい。
R6及びR8は、水素、メチル基、エチル基、トリフル
オロメチル基、または、トリクロルメチル基であり、互
いに同じであっても異なっていてもよい。
Re 、R)は水素、メチル基のいずれかである。
Dは2ないし24個の炭素原子をもつ二価の有機基であ
る。)で表わされるエーテルマレインアミド酸を製造す
る。このような化合物の例としては、次の構造式で示さ
れるものが挙げられる。
すなわち、 このためには公知の方法が適用される。有利な方法は、
一般式(IF)のエーテル結合をもつジアミン化合物お
よび一般式〔■〕のエチレン性不飽和ジカルボン酸無水
物を、両者の溶剤である有機液体中で接触させる方法が
ある。通常、一般に用いられている溶剤は、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホオ
キシド。
N−メチルピロリドン、N−メチルカプロラクタム、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、アセトン。
ジエチルケトンなどがある。次に、第二段階として、エ
ーテルマレインアミド酸を、環化脱水させてイミド環を
生成させる。この方法には、υ、s、p。
3.018,290号、 U、S、P、3,018,2
92号およびu、s、p。
3.127,414号などに記載の方法を用いればよい
即ち1式(IV)のアミド酸からの脱水は、無水物とし
て無水酢酸を、アミド酸基1モル当り1.05ないし1
.5モルの量で用いて、第三アミン、例えば、トリエチ
ルアミンをアミド酸基1モルに対して0.15ないし0
.5モルを添加し、更に、触媒としてアミド酸基1モル
に対して0.5 ないし0.05モルの酢酸ニッケルの
存在下でアセトン中で行うとよい。
本発明の一般式(1)で表わされるエーテルイミド系化
合物は、ビニル、アリルおよびアクリル型でありうる少
なくとも一種の重合可能なCHz=C基を含有する単量
体を添加することにより変性できる。ここで、単量体は
1例えば、スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチ
レン、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレート、ジアリ
ルフタレートプレポリマ、クロルスチレン、ジクロルス
チレン、ブロムスチレン、ジブロムスチレン。
ジアリルベンゼンホスホネート、ジアリルアリールホス
フィル酸エステル、アクリル酸、メタアクリル酸エステ
ル、トリアリルシアスレート、トリアリルシアヌレート
プレポリマ、トリブロモフェノールアリルエーテルなど
があり、これらの一種または二種以上を併用して使用で
きる。
また、本発明の一般式(1)で表わされるエーテルイミ
ド系化合物は、公知の不飽和ポリエステルを加えること
により、硬化前に変性可能である。
ここで、不飽和ポリエステルとは、不飽和二塩基酸、飽
和二塩基酸、および、その無水物、または、これらの低
級アルキルエステル誘導体等とジオール、または、アル
キレンモノオキサイド、および、その誘導体等から、触
媒の存在、または、不存在下にエステル化、エステル交
換等の反応を利用して縮合、または、付加重合すること
によって合成された不飽和基を含有するポリエステル樹
脂母体と、エチレン系(例えばビニル基、アリル基等)
の重合性化合物、ならびに過酸化物触媒との混合物から
なるものである。この他に、ビスフェノールA型ならび
にノボラック型等のエポキシ化合物とメタアクリル酸、
または、アクリル酸と反応して得られるビニルエステル
系樹脂も有用である。
ここで、不飽和二塩基酸、飽和二塩基酸の代表的なもの
は、マレイン酸、無水マレイン酸、フマール酸、クロロ
マレイン酸、ジクロロマレイン酸。
シトラコン酸、無水シトラコン酸、メサコン酸。
イタコン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸。
アゼライン酸、フタール酸、無水フタール酸、イソフタ
ール酸、テレフタール酸、無水メチルグルタル酸、ピメ
リン酸、ヘキサヒドロフタル酸、および、その無水物、
テトラヒドロフタル酸、無水カービック酸、ヘット酸お
よびその無水物、テトラヒロフタル酸、および、その無
水物、テトラヒロフタル酸、および、その無水物、これ
らの低級アルキルエステル等が使用され、ジオール成分
はエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、トリメチレン
グリコール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレ
ングリコール。
2.2−ジエチルプロパンジオール、1,3−ネオペン
チルグリコール、ジブロムネオペンチルグリコール、ビ
スフェノールジオキシエチルエーテル、水素化ビスフェ
ノールA、2,2−ジ(4−ヒドロキシプロポキシフェ
ニル)プロパン、エチレンオキサイド、プロピレンオキ
サイド、3,3゜3−トリクロロプロピレンオキサイド
、2−メチル−3,3,3−トリクロロプロピレンオキ
サイド、フェニールグリシシールエーテル、アリルグリ
シジルエーテル等が使用される。また、必要に応じ、本
発明の目的を損なわない範囲で、三官能以上の多塩基酸
および/または多価アルコールを併用してもよい。
架橋剤は例えばスチレン、ビニルトルエン、α−メチル
スチレン、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレート、ジ
アリルフタレートプレポリマー。
クロルスチレン、ジクロルスチレン、ブロムスチレン、
ジブロムスチレン、ジアリルベンゼンホスホネート、ジ
アリルアリールホスフィル酸エステル、アクリル酸エス
テル、メタアクリル酸エステル、トリアリルシアヌレー
ト、トリアリルシアヌレートプレポリマ、トリブロモフ
ェノールアリルエーテルなどが用いられる。
本発明では、酸成分、アルコール成分、架橋剤は一種に
限定するものではなく二種以上の併用も可能であり、各
種の変性および変性剤の添加も可能である。また、不飽
和ポリエステルも一種に限定するものではなく二種以上
の混合も可能である。
本発明の一般式(1)で表わされるエーテルイミド系化
合物は、ポリアミン、特に、ジアミンと反応して、可撓
性のすぐれた耐熱材料となる。ここで、アミン系化合物
は、例えば、m−フェニレンジアミン、p−フェニレン
ジアミン、ベンジジン、3,3′−ジメチル−4,4′
−ジアミノビフェニル、3.3′−ジクロロベンジジン
、3゜3′−ジメトキシベンジジン、4,4′−ジアミ
ノジフェニルメタン、1.1−ビス(4−アミノフェノ
ール)エタン、2,2−ビス(4−アミノフェニル)プ
ロパン、2,2−ビス(4−アミノフェニル)へキサフ
ルオロプロパン、2,2−ビス(4−アミノフェニル)
−1,3−ジクロロ−1,1,3,3−テトラフルオロ
プロパン、4゜4′−ジアミノジフェニルエーテル、4
.4’ −ジアミノジフェニルスルファイド、3,3′
−ジアミノジフェニルスルファイド、4,4′−ジアミ
ノジフェニルスルホオキシド、4,4′−ジアミノジフ
ェニルスルホン、3,3′−ジアミノジフェニルスルホ
ン、3,3′−ジアミノジベンゾフェノン、4,4′−
ジアミノベンゾフェノン、3.4′−ジアミノベンゾフ
ェノン、N、N−ビス(4−アミノフェニル)メチルア
ミン、N、N−ビス(4−アミノフェニル)−n−ブチ
ルアミン、N、N−ビス(4−アミノフェニル)アミン
、m−アミノベンゾイル−p−アミノアニリド、4−ア
ミノフェニル−3−アミノベンゾエート、4゜4′−ジ
アミノアゾベンゼン、3,3′−ジアミノアゾベンゼン
、ビス(3−アミノフェニル)ジエチルシラン、ビス(
4−アミノフェニル)フェニルホスフィンオキシト、ビ
ス(4−アミノフェニル)エチルホスフィンオキシト、
1,5−ジアミノナフタリン、2,6−ジアミツピリジ
ン、2゜5−ジアミノ−1,1,4−オキサジアゾール
、m−キシリレンジアミン、p−キシリレンジアミン、
2+4(p−β−アミノ−t−ブチルフェニル)エーテ
ル、p−ビス−2−(2−メチル−4−7ミノベンチル
)ベンゼン、p−ビス(1,1−ジメチル−5−アミノ
ペンチル)ベンゼン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタ
メチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチ
レンジアミン、デカメチレンジアミン、2,11−ジア
ミノドデカン、1,12−ジアミノオクタデカン、2,
2−ジメチルプロピレンジアミン、2,5−ジメチレン
へキサメチレンジアミン、3−メチルへブタメチレンジ
アミン、2,5−ジメチルへブタメチレンジアミン、4
,4−ジメチルへブタメチレンジアミン、5−メチノナ
メチレンジアミン、1゜4−ジアミノシクロヘキサン、
ビス(p−アミノシクロヘキシル)メタン、3−メトキ
シへキサメチレンジアミン、1,2−ビス(3−アミノ
プロポキシ)エタン、ビス(3−アミノプロピル)スル
ファイド、N、N−ビス(3−7ミノフロピル)メチル
アミンなどがあげられる。また、2,4−ジアミノジフ
ェニルアミン、2,4−ジアミノ−5−メチルジフェニ
ルアミン、2,4−ジアミノ−4′−メチルジフェニル
アミン、1−アニリノ−2,4−ジアミノナフタレン、
3,3′−ジアミノ−4−アニリノベンゾフェノンなど
のN−アリール置換芳香族トリアミンがある。さらに、
−般式 (式中、又はメチレン基を含むアルキリデン基、mは平
均0.1 以上の数を示す。)で示されるポリアミンも
有用である。特に、可撓性の付与に効果があるのは、2
,2′−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル
〕プロパン、2.2’ −ビス〔3−メチル−4−(4
−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパンなど本発明で
、一般式(Il)で表わされるエーテル結合をもつジア
ミン化合物がある。
また、エポキシ化合物を添加することにより、耐熱性、
成形加工性のすぐれた硬化物にもなる。
本発明のエポキシ化合物は、例えば、ヒスフェノールA
のグリシジルエーテル、ブタジエンジエポキサイド、3
,4−エポキシシクロヘキシルメチル−(3,4−エポ
キシ)シクロヘキサンカルボキシレート、ビニルシクロ
ヘキサンジオキサイド、4,4′−ジ(1,2−エポキ
シエチル)ジフェニルエーテル、2,2−ビス(3,4
−エポキシシクロヘキシル)プロパン、レゾルシンのグ
リシジルエーテル、フロログルシーンのジグリシジルエ
ーテル、メチルフロログルシンのジグリシジルエーテル
、ビス−(2,3−エポキシシクロペンチル)エーテル
、2− (3,4−エポキシ)シクロヘキサン−5,5
−スピロ(3,4−エポキシ)シクロヘキサン−m−ジ
オキサン、ビス−(3,4−エポキシ−6−メチルシク
ロヘキシル)アジペート、N、N’−m−フェニレンビ
ス(4゜5−エポキシ−1,2−シクロヘキサンジカル
ボキシイミドなどの三官能のエポキシ化合物、パラアミ
ノフェノールのトリグリシジルエーテル、ポリアリルグ
リシジルエーテル、1,3.5−トリ(1,2−エポキ
シエチル)ベンゼン、2.2’ 。
4.4′−テトラグリシドキシベンゾフェノン、フェノ
ールホルムアルデヒドノボラック樹脂のポリグリシジル
エーテル、グリセリンのトリグリシジルエーテル、トリ
メチロールプロパンのトリグリシジルエーテルなどの三
官能以上のエポキシ化合物、また、臭素化エポキシ等の
ハロゲン化エポキシ化合物、あるいは、ヒダントインエ
ポキシ化合物が用いられる。
また、フェノールホルムアルデヒド縮金物との組み合せ
、あるいは、その組み合せにエポキシ化合物などを加え
ることにより、成形加工性が増し、また、溶剤に溶解し
やすくなり、注型用の用途に使用が可能となる。
実施例1 2.2′−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕プロパン20重量部をアセトン200ccに溶解し
、これに無水マレイン酸5重量部と、アリルビシクロ(
2,2,13ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボン酸
無水物10重量部をアセトン100ccに溶解した溶液
を5℃以下で撹拌反応した後、無水酢酸10重量部と、
酢酸カリウム0.05重量部を加え、約一時間反応させ
た。その後、濾過か洗浄、乾燥を行って、エーテルイミ
ド系化合物(a)を得た。
IRスペクトルを測定した結果、1230〜1240c
m−’にエーテル結合の特性吸収、 1713cm−”
と1783c謹−1にイミド結合に由来する特性吸収が
認められた。
実施例2 2.2′−ビス〔3−メチル−4−(4−アミノフェノ
キシ)フェニル〕プロパン42重量部をアセトン500
ccに溶解し、これに無水マレイン酸20重量部と、ア
リルビシクロ(2,2,1)ヘプト−5−エン−2,3
−ジカルボン酸無水物21重量部をアセトン300cc
に溶解した溶液を5℃以下で二時間、N2気流中で撹拌
反応した後、無水酢酸30重量部と酢酸リチウム0.0
5重量部を加え、約一時間反応させた。その後、濾過。
洗浄、乾燥を行って、エーテルイミド系化合物(b)を
得た。このエーテルイミド系化合物(b)のIRスペク
トルには1235cm−”にエーテル結合、1715c
m−’と1783cm−”にイミド結合に由来する特性
吸収が認められた。
応用例1〜4 実施例1と実施例2で得られたエーテルイミド系化合物
(a)および(b)と、不飽和ポリエステル(日立化成
社製;ps−518) 、4.4’−ジアミノジフェニ
ルメタンおよびエポキシ化合物(ノボラック型;エポキ
シ当量225)を、表1に示す割合(重量部)でそれぞ
れ別個に配合し四種類の配合物を作成した。これらに、
さらに、それぞれ、充填剤として石英ガラス粉を70重
量%、離型剤としてステアリン酸2重量部、着色剤とし
てカーボンブラック1重量部を添加したのち、混線機で
均一に混合し、かつ、150−170℃で−〜五分間加
熱成形して、各種硬化物(試片)を作成した0表1に各
種硬化物の特性を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、R_1〜R_4は水素、低級アルキル基、低級
    アルコキシ基、塩素または臭素を示し、互いに同じであ
    つても異なつていてもよい。R_5及びR_6は水素、
    メチル基、エチル基、トリフルオルメチル基、または、
    トリクロロメチル基であり、互いに同じであつても異な
    つていてもよい。R_6、R_7は水素、メチル基のい
    ずれかである。Dは2ないし24個の炭素原子をもつ二
    価の有機基である。)で表わされるエーテルイミド系化
    合物。 2、R_1〜R_4が水素、R_5、R_6がメチル基
    、Dが−CH=CH−であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のエーテルイミド系化合物。 3、一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (式中、R_1〜R_4は水素、低級アルキル基、低級
    アルコキシ基、塩素または臭素を示し、互いに同じであ
    つても異なつていてもよい。R_5及びR_6は水素、
    メチル基、エチル基、トリフルオロメチル基またはトリ
    クロロメチル基であり、互いに同じであつても異なつて
    いてもよい。)で表わされるエーテル結合を有するジア
    ミン化合物と、 一般式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 (式中、Dは2ないし24個の炭素原子をもつ二価の有
    機基である。)で表わされるエチレン性不飽和ジカルボ
    ン酸無水物と、 一般式〔IV〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_6、R_7は水素、メチル基のいずれかで
    ある。)で表わされるアリルビシクロ〔2,2,1〕ヘ
    プト−5−エン−2,3−ジカルボン酸無水物を反応さ
    せることを特徴とする、下に示す一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、R_1〜R_4は水素、低級アルキル基、低級
    アルコキシ基、塩素または臭素を示し、互いに同じであ
    つても異なつていてもよい。R_5、R_6は水素、メ
    チル基、エチル基、トリフルオロメチル基、またはトリ
    クロロメチル基であり、互いに同じであつても異なつて
    いてもよい。 R_6、R_7は水素、メチル基のいずれかである。 Dは2ないし24個の炭素原子をもつ二価の有機基であ
    る。)で表わされるエーテルイミド系化合物の製造方法
    。 4、R_1〜R_4が水素、R_5、R_6がメチル基
    、Dが−CH=CH−であることを特徴とする特許請求
    の範囲第3項記載のエーテルイミド系化合物の製造方法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05339329A (ja) * 1992-06-11 1993-12-21 Toshiba Chem Corp 半導体装置

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JPH05339329A (ja) * 1992-06-11 1993-12-21 Toshiba Chem Corp 半導体装置

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