JPS63309097A - 収音装置 - Google Patents

収音装置

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Publication number
JPS63309097A
JPS63309097A JP14555987A JP14555987A JPS63309097A JP S63309097 A JPS63309097 A JP S63309097A JP 14555987 A JP14555987 A JP 14555987A JP 14555987 A JP14555987 A JP 14555987A JP S63309097 A JPS63309097 A JP S63309097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
low
wind noise
noise
frequency band
wind
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14555987A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Fujimura
藤村 勝典
Michio Matsumoto
松本 美治男
Satoru Ibaraki
茨木 悟
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14555987A priority Critical patent/JPS63309097A/ja
Publication of JPS63309097A publication Critical patent/JPS63309097A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、風雑音抑圧機能を有する、ビデオカメラ用の
収音装置に関するものである。
従来の技術 近年、ビデオカメラの普及が目ざましい。このビデオカ
メラでの録画で問題となるのが、屋外撮影時に風雑音の
ため録音品質が極めて悪化することである。
ビデオカメラでは、近くの被写体からの音声も、遠くの
被写体からの音声も同じレベルで録音するため、録音レ
ベルを一定に制御する自動ゲインコントロールすなわち
AGCを使用している。したがって、屋外撮影時に風が
吹き、高レベルの風雑音が発生すると、風雑音が収音さ
れるだけでなく、自動的に利得が下がってしまい、被写
体からの音声に対する感度が著しく低下してしまう。
そこで従来より、この風雑音の抑圧方法についての研究
開発がなされている。この方法の代表的をものに、音声
信号と風雑音の周波数スペクトルの差を利用した風雑音
抑圧法がある。
第2図は、この従来の技術を使用した収音装置のブロッ
ク図を示すものである。
第2図において、21はマイクロホン、22はマイクロ
ホン21の出力信号の低域周波数帯域成分を除去する雑
音除去フィルタ、23はマイクロホン21の出力と雑音
除去フィルタ22の出力のどちらを外部に出力するかを
選択するスイッチ、24は出力端子である。
以上のように構成された収音装置について、以下その動
作を第3図を使用して説明する。
第3図において、31は音声入力時のマイクロホン21
の出力信号のスペクトル、32は風雑音入力時のマイク
ロホン21の出力信号の波形を示す。
この第3図の、スペクトル31とスペクトル32の比較
から、風雑音のスペクトルが低域周波数帯域に集中して
いることがわかる。一方、音声信号を伝送、記録するた
めには、300H2〜3kHzの帯域で十分であること
が知られている。
すなわち、音声信号の300 Hz以下の低域周波数帯
域成分を除去して録音しても、音質的な悪化が感じられ
るだけで、実用上十分な明瞭度は得られる。
そこで、雑音除去フィルタ22により低域周波数帯域成
分を除去した信号を用意し、スイッチ23により、風の
弱い時には雑音除去フィルタ22で処理しない信号を、
風の強い時には雑音除去フィルタ22で処理した信号を
選択して出力端子24から外部に出力する。
したがって、風の弱い時は音質の良い収音ができ、風が
強い時は音質を少し犠牲にして、明瞭度に優れた収音が
できる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、撮影者が風の強
弱を判断し、スイッチ23を操作する必要がある。撮影
中でのスイッチ23の操作は困難であるため、風の強弱
にかかわらず、あらかじめスイッチを設定しておく、す
なわち屋内使用では雑音除去フィルタを入れない状態に
、屋外使用では雑音除去フィルタを入れた状態に設定し
ておくのが常である。このため、屋外では常に音質の悪
い収音となってしまうという問題点を有していた。
またスイッチの切り替えミスも多発するという問題点も
あった。
本発明は上記問題点に鑑み、自動的に風雑音対策を行い
撮影者が特別の操作をしなくとも、風の弱い時には自動
的に優れた音質に、風の強い時には自動的に音質を犠牲
にして風雑音対策を施した明瞭度の高い収音装置を提供
するものである。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明の収音装置は、マイ
クロホンと、前記マイクロホンの低域周波数帯域成分を
取シ出すローパスフィルタと、前記全周波数帯域の出力
信号の振幅値を求める全帯域振幅計算部と、前記ローパ
スフィルタの出力信号の振幅値を求める低域振幅計算部
と、前記全帯域振幅計算部の出力と前記低域振幅計算部
の出力とを比較する判定部と、前記マイクロホンと出力
端子の間に挿入され、前記判定部の出力によって周波数
特性が制御されるところの雑音除去フィルタとにより構
成されている。
作  用 この構成により、マイクロホンが収音した信号が、音声
信号なのか風雑音なのかを判別できるようになり、風雑
音の場合は、自動的に雑音除去フィルタを動作させ、明
瞭度の高い収音を行えるようになった。
すなわち、撮影者が特別の操作をしなくとも、風の弱い
時には自動的に優えた音質に、風の強い時には自動的に
音質を犠牲にして風雑音対策を施した明瞭度の高い状態
に設定される。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の一実施例における収音装置のブロック
図を示すものである。
第1図において、1はマイクロホン、2は出力端子、3
はマイクロホン1の低域周波数帯域成分を取り出すロー
パスフィルタ、4は全周波数帯域の出力信号の振幅値を
求める全帯域振幅計算部、5はローパスフィルタ3の出
力信号の振幅値を求める低域振幅計算部、6は全帯域振
幅計算部4の出力と低域振幅計算部5の出力とからマイ
クロホン1の出力信号が音声信号か雑音かを判定する判
宇部、7は判定部6が雑音と判定した時に低域周波数帯
域の利得を下げるように制御されるところのフィクロホ
ン1と出力端子2の間に挿入された雑音除去フィルタで
ある。
以上のように構成された収音装置について、以下その動
作について説明する。
従来例の説明時に使用した第3図のマイクロホン出力信
号は、本実施例におけるマイクロホン出力信号と同じも
のであり9、本実施例の説明においても、この第3図を
使用する。第3図において、31は音声入力時のマイク
ロホン1の出力信号のスベクトノへ32は風雑音入力時
のマイクロホン1の出力信号の波形と同じものである。
前述したように、この第3図のスペクトル31とスペク
トル32の比較から、風雑音のスペクトルが低域周波数
帯域に集中していることがわかる。
したがって、音声信号か風雑音かを判別するには、その
信号の周波数スペクトルと振幅値を調べればよい。
第1図に示す本実施例では、マイクロホン1の出力の一
方はそのまま全帯域振幅計算部4へ、もう一方の出力は
ローパスフィルタ3に導かれ、全周波数帯域信号と低域
周波数帯域信号の2つに分離している。この2つの周波
数帯域の信号は、全帯域振幅計算部4と低域振幅計算部
6とに入力され、それぞれの周波数帯域の信号の振幅値
が求められる。この2つの振幅値は、判定部6に入力さ
れ、ここで比較され、音声信号か風雑音かの判定を行っ
ている。この判定部6では、低域周波数帯域信号の振幅
値が全周波数帯域信号の振幅値に比して異常に高い時に
風雑音であると判定する。すなわち、低域周波数帯域信
号の振幅値を全周波数帯域信号の振幅値で除した値が、
あらかじめ設定したしきい値以下の時は音声信号と判定
し、しきい値以上の時は風雑音と判定している。
次に、この判定信号が雑音除去フィルタ7に送られ、こ
のフィルタのカットオフ周波数をコントロールする。風
の弱い時、すなわち判定部6が風雑音の発生がないと判
定した時にはカットオフ周波数を下げ、最良の音質で収
音し、風の強い時、すなわち判定部eが風雑音が発生し
ている判定をした時にはカットオフ周波数を上げ、音質
を少し犠牲にして、明瞭度に優れた収音を行うようコン
トロールしている。
以上示したように本実施例によれば、ローパスフィルタ
3と全帯域振幅計算部4と低域振幅計算部6と判定部6
と風雑音の自動検出を可能にしている。この検出部の判
定結果の判定結果により雑音除去フィルタ7を動作させ
ることにより、風が強い時のみ、雑音除去フィルタ7に
よる風雑音除去機能を働かせることが可能となる。この
ため、風が弱い時には雑音除去フィルタ7による風雑音
除去機能が働かず、無風時における音質悪化のない風雑
音抑圧装置が実現できる。
発明の効果 本発明の収音装置は、風雑音を検出する機能を有し、こ
の検出結果に応じて雑音除去フィルタを制御することに
より、風雑音だけを効果的に除去できる。
しかも、この動作がすべて自動的に行われるため、取扱
が極めて簡単で、操作ミスの無い、風雑音抑圧効果の高
い収音装置が実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における収音装置のブロック
図、第2図は従来の収音装置のブロック図、第3図はマ
イクロホンの出力信号の周波数スペクトル図である。 1・・・・・・マイクロホン、2・・・・・・出力端子
、3・・・・・・ローパスフィルタ、4・・・・・・全
帯域振幅計算部、5・・・・・・低域振幅計算部、6・
・・・・・判定部、7・・・・・・雑音除去フィルタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  マイクロホンと、前記マイクロホンの出力の低域周波
    数帯域成分を取り出すローパスフィルタと、前記全周波
    数帯域の出力信号の振幅値を求める全帯域振幅計算部と
    、前記ローパスフィルタの出力信号の振幅値を求める低
    域振幅計算部と、前記全帯域振幅計算部の出力と前記低
    域振幅計算部の出力とから前記マイクロホンの出力信号
    が音声信号か雑音かを判定する判定部と、前記マイクロ
    ホンと出力端子の間に挿入され前記判定部が雑音と判定
    した時に前記マイクロホンの出力の低域周波数帯域の利
    得を下げるように制御される雑音除去フィルタとを具備
    したことを特徴とする収音装置。
JP14555987A 1987-06-11 1987-06-11 収音装置 Pending JPS63309097A (ja)

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JP14555987A JPS63309097A (ja) 1987-06-11 1987-06-11 収音装置

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JPS63309097A true JPS63309097A (ja) 1988-12-16

Family

ID=15387952

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04363997A (ja) * 1991-01-07 1992-12-16 Canon Inc 音声処理装置
JP2008252389A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Casio Comput Co Ltd 撮像装置、雑音除去方法及びプログラム
WO2012086485A1 (ja) * 2010-12-20 2012-06-28 株式会社ニコン 音声制御装置および撮像装置

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JPH04363997A (ja) * 1991-01-07 1992-12-16 Canon Inc 音声処理装置
JP2008252389A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Casio Comput Co Ltd 撮像装置、雑音除去方法及びプログラム
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