JPS63307994A - 紙片束 - Google Patents

紙片束

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Publication number
JPS63307994A
JPS63307994A JP7753687A JP7753687A JPS63307994A JP S63307994 A JPS63307994 A JP S63307994A JP 7753687 A JP7753687 A JP 7753687A JP 7753687 A JP7753687 A JP 7753687A JP S63307994 A JPS63307994 A JP S63307994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
adhesive
bundle
exposed
exposed surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7753687A
Other languages
English (en)
Inventor
階 久雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP7753687A priority Critical patent/JPS63307994A/ja
Publication of JPS63307994A publication Critical patent/JPS63307994A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、用件を書いた紙片をノート、書類、本、机、
棚等任意の部位に脱着自在に貼着できる紙片束に関する
〔従来の技術〕
軟粘着剤を紙片の裏面に局部的に貼着し、表面に用件を
記載してノート、書籍、書類等の紙製品、机、棚、引出
し等任意の部位に脱着可能に貼着する紙片束は市販され
ている。これらの市販品はすべて積重ねた紙をそのまま
所定の大きさに切断したものである。これら紙片束は一
方の面の1/4から1/3にわたって局部的に粘着剤が
塗布されているため、1枚ずつ剥がすために他方の面に
は離型処理を施こさなければならない。また、表裏に施
す素材の相違から紙の吸湿性、膨張率の相違が生じ、紙
がカールする傾向があり、これを避けるために良質の紙
を選択しなければならず、いきおい粘着剤の影響を受は
難い厚い紙が使用されている。したがって、紙片束の厚
さの割に少ない枚数の紙が使用されているため、手帳等
にはさんで持ち歩くときに高張るものであった。しかも
、紙片束自体が厚く直方体形状で突出しているため、不
安定で書きに(い欠点があった。
実公昭63−32669号公報には一端部に粘着面を形
成した複数枚の紙を重なり位置をずらせた粘着面を台紙
により剥離可能に保護する方法が開示されている。
この方法はメモ書きするにあたって、一番上の紙に記載
するが、その際上の紙と下の紙が同一素材、同一色彩で
あると、紙端が判別できず、下の紙にまで筆記してしま
う欠点があった。実公昭53−32669号公報におい
ては、ずらせて重ねた紙の束の粘着面でない端部を一枚
毎に異なる色に着色することにより解決している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この方法によれば、一枚毎に紙の端部に
異なる色の印刷を施し、異なる色の紙を順番に重ね合わ
せる手間を要し、コスト面で現実に実施し得ないもので
あった。
そこで、印刷手段や紙の組換え手段を用いずに紙端を容
易に判別できるずらせて重ねた紙片束が求められていた
〔問題解決の手段〕
本発明は上記問題を解決することを目的とし、その構成
は、複数枚の同一形状の紙の小片の互いに対向する縁を
少量ずつずらせて重ね、紙片束を構成するすべての紙片
の端部が露出した露出面を形成し、該露出面の一方に粘
着剤を施して薄い基台に貼着し、他方の露出面を構成す
る、祇の裁断面に着色を施すと共に、粘着剤の基台素材
に対する親和性が紙片に対する親和性より小さい基台素
材及び粘着剤を用いることを特徴とする。
本発明に係る基台は、ポリプロピレン、ポリエチレン等
のプラスチックシート、離型剤加工した紙片等材質を問
わないが、下部の紙片の端部が曲がったり、丸まったり
しない程度の剛性を有し、薄く、でき得れば巻回できる
柔軟性のあるものが好ましい。
また、基台裏面(紙片束を貼着しない面)に両面粘着剤
を貼着すれば壁面に貼着して必要時1枚ずつ剥がして使
用することもできる。
粘着剤は、基台素材に対する親和性が紙片に対する親和
性より小さいことを要件とし、その粘着強度は各紙の糊
代となる露出面の幅により異なり、糊代が幅狭くなるほ
ど粘着力の大きいものがよ(、紙片は丸まり難くなる。
一般には、糊代となる露出面の幅は0.2〜3mmであ
り、好ましくは0.5〜1+u+である。
粘着剤は溶液状でもエマルジョンタイプでもよく、露出
面に塗布すれば一挙に粘着剤を施すことがモきる。また
、粘着剤は一方の露出面に施すが、必ずしも露出面全体
に施す必要はなく、すべての紙片の露出面に一部でも粘
着剤が施されていれば、露出面に縞状など間歇的に粘着
剤を塗布しても差支えない。
紙片束を構成する紙の、粘着剤を施さない露出面を形成
する紙端の裁断面に着色を施す。着色を施すにあたって
は、紙片束をずらす前の束ねた状態で端部に着色料を塗
布または含浸させる。この手段によれば、印刷と異なり
一挙に多数の紙の裁断面を着色させることができる。こ
の時、紙素材に起因する多少のにじみ現象により紙の端
縁線沿いの部分も着色することがあるが、本発明はこの
程度の着色も含むものである。
〔作用〕
本発明は紙の表面が着色されず、裁断面にのみ着色され
ていても、紙を表面から見たとき現実にこれを判別でき
ることを見出して完成したものである。また、紙の裁断
面のみを着色することは紙の表面の印刷と異なり、−挙
に大量の紙に処理を施すことができる長所がある。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る紙片束の斜視図である。
1は基台であり、厚さ70μ、5c+iX 13c+e
のポリプロピレンシートを用いた。2は紙片であり、8
cmX5cmの薄葉紙を用いた。紙片2は5cI@の辺
を111II11ずらして50枚積重ね、裏露出面3、
表置出面4を形成した。表置出面4においては、すべて
の紙片2の裁断面に青色の着色を施した。裏露出面3に
は溶剤タイプの粘着剤を塗布し、基台1の一方の辺1゛
に沿って貼着した。5は紙片束6を保護するためのカバ
ーであり、ポリプロピレンからなる厚さ50μの透明な
シートを用いた。
製造に、あたっては、紙を束にした状態で表置出面4を
形成すべき裁断面7を着色した。第2図に示すように束
状の紙片束をずらす以前に裁断面7にのみ着色料を塗布
するか、或いは着色液で湿潤したトレー上に紙片束6の
裁断面7を押圧するなどの方法がある。
製品紙片束は表置出面4が薄青色に着色し、紙端を明瞭
に判別できた。使用にあたっては、カバー5を剥がし、
最も上に位置する紙片2に筆記し、剥がして必要な部位
に貼着した。粘着剤を施した糊代が幅1mmと狭いため
に薄い紙を使用したにもかかわらす貼着後丸まることは
なく、紙その他の素材によく貼着し、粘着剤を残すこと
なく剥離することができた。また、紙片束全体が薄く柔
軟であり、ゆっくりと厚さを増していくため書きやすく
扱い易い。
本実施例においては、紙片束の相対する2辺をこの2辺
と平行にずらして帯状の露出面を形成したが、四角の紙
を対角線方向にずらすことにより2方向り字状の露出面
を形成することもできる。
この場合には粘着剤を施すべき裏露出面3もL字状とな
り、紙片を確実に貼着させることができる。
また、着色料も裁断面7及び隣接する裁断面8に塗布す
ることが好ましい。
〔効果〕
紙片の裁断面をまとめて着色する本発明により、効率的
な手段で紙端を確認できる着色を各紙片に一挙に施すこ
とが可能になった。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は斜視図、第2図
は紙片束をずらす以前の状態を示す斜視図である。 図面中、符号 1は基台、2は紙片、3は裏露出面、4は表置出面、6
は紙片束、7.8は裁断面である。 特許出願人 旭化成工業株式会社 馬1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数枚の同一形状の紙の小片の互いに対向する縁を少量
    ずつずらせて重ね、紙片束を構成するすべての紙片の端
    部が露出した露出面を形成し、該露出面の一方に粘着剤
    を施して薄い基台に貼着し、他方の露出面を構成する紙
    の、裁断面に着色を施すと共に、粘着剤の基台素材に対
    する親和性が紙片に対する親和性より小さい基台素材及
    び粘着剤を用いることを特徴とする紙片束。
JP7753687A 1987-01-26 1987-04-01 紙片束 Pending JPS63307994A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7753687A JPS63307994A (ja) 1987-01-26 1987-04-01 紙片束

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1397787 1987-01-26
JP62-13977 1987-01-26
JP7753687A JPS63307994A (ja) 1987-01-26 1987-04-01 紙片束

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63307994A true JPS63307994A (ja) 1988-12-15

Family

ID=26349837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7753687A Pending JPS63307994A (ja) 1987-01-26 1987-04-01 紙片束

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63307994A (ja)

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