JPS63307248A - 高強度高靭性極細線用線材 - Google Patents

高強度高靭性極細線用線材

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JPS63307248A
JPS63307248A JP14058287A JP14058287A JPS63307248A JP S63307248 A JPS63307248 A JP S63307248A JP 14058287 A JP14058287 A JP 14058287A JP 14058287 A JP14058287 A JP 14058287A JP S63307248 A JPS63307248 A JP S63307248A
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Nobuhiko Ibaraki
信彦 茨木
Katsuji Mizutani
水谷 勝治
Yasuhiro Oki
穏岐 保博
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は高強度高靭性極細線を製造するための線材に係
り、特に、線径Q、5mm以下の極細線であって、引張
強さが330 kgf/mm2以上を有する高強度高靭
性のスチールコード、ベルトコード、ホースワイヤ等の
極細線を製造するのに好適な線材に関する。 (従来の技術及び解決しようとする問題点)スチールコ
ード等々の極細線用の線材は、通常、所定の化学成分を
有する鋼を熱間圧延した後、必要に応じて調整冷却し、
得られた4、0〜6 、4 mm径の素材線材を一次伸
線加工、パテンティング処理、二次伸線加工、再度のパ
テンティング処理及びプラスメッキ処理を経て、最終湿
式伸線加工を加えて製造されている。そして、得られた
極細線用線材は、例えば、スチールコードの場合、撚線
加工により数十水を撚り合わせてスチールコードに成形
される等、製品加工に供されている。 ところで、かNる製造工程において、プラスメッキ後の
細線は最終湿式伸線加工で93〜98%の強加工が施さ
れ、また、撚線加工等の製品加工では上記最終湿式伸線
加工時よりも一層強い捩り、引張り及び曲げ応力等を受
けるため、極細線用線材としては高強度であることが必
要とされる。 この点、通常の極細線用線材は、引張強さが250−3
00 kgf / mm2と非常に高いので、僅かの欠
陥があっても湿式伸線工程や後続する撚線工程において
断線が発生する。特に、近年、製造されている3 00
〜330 kgf/ mm2の高強度スチールコードの
場合には、用いる素材極細線の靭延性が一層低いので、
断線が増加している。 か\る断線は、湿式伸線工程及び撚線工程での生産性及
び歩留りの低下をもたらすばかりでなく、最終製品とし
てのスチールコード等に接合部分が増えることとなる等
、最終製品の品質を低下させるという問題がある。 本発明は、上記従来技術の欠点を解消し、湿式伸線工程
及び後続する撚線工程等の製品加工において断線を著減
し、高歩留りにてスチールコード用等の極細線、特に、
約330 kgf/ mm2以上の高強度極細線を製造
することができ、しかも、得られる極細線が従来よりも
高靭性を有する極細線用線材を提供することを目的とす
るものである。 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明者らは、従来より一般
に用いられているC量0.65〜0゜85%の高炭素鋼
線材において上記問題点と化学成分との関連について分
析し、これを解決し得る各種合金元素の添加効果につい
て種々基礎研究を重ねた結果、特に高C量であってもS
j及びNiを適度に添加することにより、高強度で且つ
高靭性の極細線用線材を製造可能であることを見い出し
たものである。 以下に上記知見を見い出すに至った基礎研究の結果の一
例を図面を参照しつ\説明する。 なお、各線材とも、常法により、各種化学成分(wt%
)を有する鋼を熱間圧延した後、−次仲線加工、鉛パテ
ンテイング処理、二次伸線加工、再度の鉛パテンテイン
グ処理及びプラスメッキ処理を経て、最終湿式伸線加工
により0 、250’mmφの極細線用線材を得たもの
である。 第1図は0.84%C−X%5i−0.25%Ni−0
,50%Mnの組成でSi量(X)を変化させたときの
Si量と鉛パテンテイング時の引張強さの関係を示した
ものであり、Si量が多くなるほどパテンティング処理
材の引張強さを高めることができる。 第2図は、第1図の結果に基づきSi量を高めた0、8
2%C−0,70%5i−0,50%Mnを基本組成と
し、これにNi及びCr量を変化させて添加し、それぞ
れ0.01%Niと0.01%Crを添加した場合、0
.50%Niと0.23%Crを添加した場合及び0.
50%N1と0.01%Crを添加した場合の3種類の
各鋼について、最終湿式伸線加工に際しての加工硬化特
性(加工硬化率と引張強さの関係)を調べた結果を示し
たものであり、同図より、高C量で適量の81を添加す
ると共に〜4− Crを適量添加すると、加工硬化率を高めることができ
、最終湿式伸線加工での総加工率を小さくできることが
わかる。 第3図及び第4図は、Si及びNi量をそれぞれ変化さ
せた0、82%C−0,72%5i−0,50%Ni−
0,51%Mn鋼(a)と、0.82%C〜0.71%
5i−0,01%Ni−0,52%Mn鋼(b)と、0
.82%C−0,23%5i−0,01%Ni〜0.5
2%Mn鋼(c)の3種類の各鋼について絞り及び捻回
値に及ぼす引張強さの影響を調べた結果を示している。 (c)鋼に比べてSi量を高めた(b)鋼は引張強さの
高い領域でも絞り及び捻回値を低下することがなく、ま
た(b)鋼に比べてNi量を高めた(a)鋼は更に絞り
及び捻回値に好結果が得られることがわかる。 このように、高C量で、Si量を高めると共にNiを適
量添加することにより、パテンティング処理材での引張
強さを高くできると共に湿式伸線加工での加工率を小さ
くでき、したがって、高強度で且つ高靭延性の極細線を
得ることが可能となることか判明した。 また、第5図は、Cr及びVを添加した0、82%G−
0.72%5L−0,50%Ni−0,51%Mn−0
,01%Cr−0,002%V鋼(a)と0.83%G
−0.72%5i−0,52%Ni−0,51%Mn−
0,22%Cr−0,105%V鋼(b)の2種類の各
鋼について腐食試験を実施し、腐食期間と腐食減量の関
係を示したものであり、Cr又はVを適量添加すること
によって耐食性を向上できることがわかる。なお、腐食
試験条件は、0.200mmφの極細線につき30℃×
3時間、20°C×1時間のサイクルを繰り返しつつ、
4時間に一度の割にて2%食塩水を霧状に吹き付けた。 以上の基礎研究の結果に基づき、更に種々の実験研究を
重ね、高強度高靭性を具備し得る化学成分を確定するに
至り、ここに本発明をなしたものである。 すなわち、本発明は、C:0.70〜1.00%、Si
:0.50〜1.50%、Ni:Q、Q5〜1.5%及
びMn:0.20〜1.00%を含み、更に必要に応じ
てCr:0.05〜0.50%、v:0.05〜0゜5
0%及びCo:Q、Q5〜1.00%のうちの1種又は
2種以上を含み、P≦0.020%、S≦0゜020%
及びAfl≦0.003%に規制し、残部が鉄及び不可
避的不純物よりなり、引張強さが330 kgf / 
mm”以上で線径0,5mm以下であることを特徴とす
る高強度高靭性極細線用線材を要旨とするものである。 以下に本発明の詳細な説明する。 まず、本発明に係る高強度高靭性極細線用線材における
化学成分の限度理由について説明する。 引張強さ330 kgf / mm2以上の高強度極細
線を得るにはパテンティング強度をできる限り高くする
ことが有利であり、また最終の極細線での捻回値を高く
するためにも、パテンティング処理材での引張強さを高
くし、且つ湿式伸線加工での総加工率を小さくすること
が有利である。 そのためには、以下に示すように、C,Si、Ni及び
Mnを必須成分とし、それらの含有量を適切にコントロ
ールする必要がある。 Cニ 一般に、線材におけるC量を高めるほど高強度の極細線
を得ることが容易となるが、反面、Cは偏析しやすい元
素であるので、C量を高めるとCの中心偏析が生じて湿
式伸線工程及び撚線工程において断線が発生し易くなる
。特に、1.00%を超えるC量の場合には、再度のパ
テンティング処理において旧オーステナイト結晶粒界に
網目状のセメンタイトが発生し、その後の伸線加工性を
悪化させるばかりでなく、極細線の靭延性を著しく劣化
させ、その結果、湿式伸線加工時及び撚線加工時に断線
が多発することになる。 か\る理由から、本発明鋼においては、Cの添加量は0
.70〜1.00%の範囲とし、好ましくは0.70〜
0.90%の範囲とする。 Si: Siはフェライトを固溶強化するため、パテンティング
処理材の引張強さを高めるのに有効である。したがって
、Cの場合と同様、所定の引張強さの極細線を得る目的
のもとで添加するが、Siの場合は更に最終湿式伸線加
工での加工率を小さくすることができ、その結果、最終
の極細線で高い捻回値を得ることができる。 また、Cの場合は、その含有量を増量しても、一定の引
張強さのもとでは、延性の指針である絞りはC量に依存
せず一定であるが、Siを増量添加した鋼では、一定の
引張強さのもとでも高い絞りを示す。したがって、SL
の添加は高強度高靭性の極細線を得るのに効果的である
。 一方、Siの適度の添加はパテンティング処理材の引張
強さを高めるのに有効である。しかし、多量に添加する
と却ってフェライトの靭延性を劣化させる。また、Si
量を1.5%を超えて多量に添加すると5in2系の非
延性介在物が生成されるため、湿式伸線工程及び撚線工
程において断線回数を増加させることになる。 したがって、本発明鋼においては、Slの添加量は0.
50〜1.50%の範囲とし、好ましくは0.50〜1
.20%の範囲とする。 Ni: Niは、Slと同様、フェライト中に固溶し、僅かにパ
テンティング処理材の引張強さを高める効果がある。N
iを適量添加した鋼について伸線実験を行なった結果、
NiはCやNによる時効を遅らせ、鋼線の靭延性を低下
させることなく、高強度極細線を製造できることを見い
出した。この時効を遅らせる効果は、捻回試験における
縦割れ発生を抑制するばかりでなく、一定の極細線の引
張強さのもとでも従来の高炭素鋼に比べて高い絞りを示
すため、伸線時の断線を低減することができる。 しかし、Niは鋼線の焼入れ性を上げるため、1.5%
を超えて添加すると鉛パテンテイング時に完全なパーラ
イト組織が得られず、マルテンサイトやベーナイト組織
が発生し、伸線加工が困難となる。また、NiはMg点
を下げるため、多量に添加すると組織中の残留オーステ
ナイト量が増加し、伸線加工時にこれらがマルテンサイ
トに変態するので伸線加工ができなくなる。 したがって、本発明鋼においては、Niの添加量は0.
05〜1.50%の範囲とし、好ましくは0.05〜1
.0%の範囲とする。 Mn: Mnは製鋼工程での脱酸を促進するために添加するが、
本発明のように、上記Siを0.50〜1゜50%添加
した鋼においてはSiにより十分な脱酸が行なわれるの
で、Mnによる脱酸は不必要である。しかし、Mnは鋼
中のSをMnSとして固定する作用があり、鋼中に固溶
しているSによる鋼線の靭延性の低下を防止する効果が
あるので、そのためにMnを少なくても0.20%添加
する必要がある。更に、Mnは湿式伸線工程及び撚線工
程での断線原因となる非金属介在物の組成を複合組成の
延性なものにコントロールする上で重要な元素であり、
そのためにも適量を添加する必要がある。 一方、Mnは鋼線の焼入れ性を上げると共に偏析し易い
元素であるため、1.00%を超えて過多に添加すると
偏析部にマルテンサイトが発生し、カッピー断線の原因
となる。 したがって、本発明鋼においては、Mnの添加量は0.
20〜i、oo%の範囲とする。 上記の元素を必須成分として含有する鋼には不可避的不
純物が含まれるが、本発明鋼においては、特にP、S及
びAQを以下のように規制するのが好ましい。 Sは、上述したように、鋼の靭延性を低下させる元素で
あり、また、偏析しやすい元素である。 したがって、本発明鋼においては、S量は0.020%
以下に規制し、好ましくは0.010%以下とする。 PもSと同様に鋼の靭延性を低下させる元素であり、ま
た、偏析しやすい元素であるので、本発明鋼においては
、P量を0.020%以下に規制する。 Aρは、0.00’3%を超えて添加するとAg2O3
やMg0−Ag2O3などの非延性介在物が多量に生成
し、湿式伸線工程及び撚線工程での断線原因となる。ま
た、これらの非金属介在物は最終湿式伸線でのダイス寿
命を悪化させるばかりでなく、スチールコード及びスチ
ールコード用素線の疲労特性を劣化させる。したがって
、本発明鋼においては、Afl量は可能な限り少ないの
が好ましく、0.003%以下に規制する。 なお、本発明鋼では、上記元素の適量を必須成分として
含有すると共に不可避的不純物量を上記の如く規制した
組成を基本組成とするが、必要に応じて、更にCr、’
V及びCoの1種又は2種以上を適量添加することがで
きる。 Crは伸線加工における加工硬化率を高くするため、C
rを添加すると低い加工率で高強度鋼線を得ることがで
きる。また、CやSiと同様、最終極細線の靭延性を向
上させる効果もある。更に、Crは鋼の耐食性を高める
ので、タイヤなどのゴム製品中においてスチールコード
が受ける腐食疲労に対しても有効に作用する。そのため
にはCrを0.05%以上添加する必要があるが、添加
量が多すぎると、焼入性が上昇してパテンティング処理
が困難になり、また多量に添加すると酸洗性も低下させ
るので、Crの上限は0.50%とすべきである。した
がって、Cr量は0.05〜0.50%の範囲とする。 VはCrのように加工硬化率を高める効果はないが、耐
食性を高める効果はCrよりも高い。そのためにも0.
05%以上添加する必要があるが、多量に添加するとC
rと同様に焼入性が上がりすぎてパテンティング処理が
困難になる。したがって、V量は0.05〜0.50%
の範囲とする。 Coは鉛パテンテイング時の処理温度を低温側に移行さ
せる効果がある。本発明鋼のようにSiとNiを必須成
分として添加した鋼線では、鉛パテンテイング時の処理
温度が高温側に移行するため、Coを添加すれば処理温
度が高温側に移行するのを防止でき、鉛パテンテイング
処理を安定して行なうことが可能となる。そのためには
Goを0.05〜1.00%の範囲で添加すれば足りる
。 なお、上記化学成分を有する鋼から極細線用線材並びに
スチールコード等の製品を製造する方法としては、従来
と同様、通常の製造工程及び条件により線径0.5mm
以下の極細線用線材を製造し、次いでこれを捻線加工等
により製品にすればよい。 かくして、引張強さが330kg/mm2以上、特に3
70kgf/mm”以上の高強度を有し、且つ絞りが4
0%以上、特に42%以上の高延性で、しかも捻回値が
高い高強度高靭性極細線用線材を得ることが可能となる
。 次に本発明の一実施例を示す。 (実施例) 第1表に示す化学成分(wt%)を有する鋼を常法によ
り溶解、鋳造し、熱間圧延により素材線材(線径5 、
5 mm)を得た。 次いで、この素材線材を一次伸線加工、鉛パテンテイン
グ処理、二次伸線加工、再度の鉛パテンテイング処理及
びプラスメッキ処理を経て、最終湿式伸線加工(総加工
率98.1%)により極細線用線材(線径0.20mm
)を製造した。 得られた極細線用線材について引張強さ及び絞りを調べ
ると共にJISに準拠した捻回試験により捻回値(破断
するまでの捻り回数)を求めた。それらの゛結果を同表
に併記する。 同表から明らかなとおり、本発明鋼A−Jはいずれも3
70 kgf/ mm”以上の高い引張強さを有すると
共に絞りも充分あり、しかもこのような高強度であって
も高い捻回値を得ることができる。一方、比較鋼には引
張強さが330 kgf / mm2以下で捻回値も低
く、また比較鋼りは330 kgf / mm”以上の
引張強さは得られるものの、やはり捻回値が低く、断線
を生じるものであった。 なお、本発明鋼はいずれも湿式伸線工程及び撚線工程に
おいて断線事故は皆無であった。またCr、Vを添加し
た本発明鋼の一部について腐食試験を実施したところ、
良好な耐食性を示した。 なお、腐食試験条件は、0.20mmφの極細線につき
30℃×3時間、20℃×1時間のサイクリを繰り返し
つつ、4時間の一度の割にて2%食塩水を霧状に吹き付
けた。
【以下余白】
1b− (発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、高C含有鋼を特
定の化学成分に調整し、特にSiを0.50〜1.50
%添加することによりパテンティング材の引張強さを高
くして伸線加工率を小さくすると共に、Niを0.05
〜1.50%添加することにより鋼線の脆化の防止を図
るので、従来よりも高強度で且つ靭延性に富んだ極細線
を、湿式伸線工程及び撚線工程で断線事故を殆ど生じる
ことなく、高歩留りで製造することができる。更には耐
食性を向上することもでき、またパテンティング処理性
を改善することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はSi添加量と鉛パテンテイング時の引張強さの
関係を示す図、 第2図は湿式伸線加工における加工硬化特性を示す図、 第3図は極細線の絞りと引張強さの関係を示す図、 第4図は極細線の捻回値と引張強さの関係を示す図、 第5図はCr、V添加鋼の耐食性を示す図である。 特許出願人     株式会社神戸製鋼所代理人弁理士
    中  村   尚第1図 S1俸卯量(wt7) 第2図 基本阻へ゛ 0.82″10C−0,70%S1 、    −0.50’10Mn シ 二         〇・5°%Ni−0,23%0′
二       −一ト円 ヤ’     0.50’10Ni O,01’10C
r是 諧 つ 第3図 引張強ざ (Kif/’n田つ 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量%で(以下、同じ)、C:0.70〜1.0
    0%、Si:0.50〜1.50%、Ni:0.05〜
    1.50%及びMn:0.20〜1.00%を含み、P
    ≦0.020%、S≦0.020%及びAl≦0.00
    3%に規制し、残部が鉄及び不可避的不純物よりなり、
    引張強さが330kgf/mm^2以上で線径0.5m
    m以下であることを特徴とする高強度高靭性極細線用線
    材。
  2. (2)C:0.70〜1.00%、Si:0.50〜1
    .50%、Ni:0.05〜1.50%及びMn:0.
    20〜1.00%を含み、更にCr:0.05〜0.5
    0%、V:0.05〜0.50%及びCo:0.05〜
    1.00%のうちの1種又は2種以上を含み、P≦0.
    020%、S≦0.020%及びAl≦0.003%に
    規制し、残部が鉄及び不可避的不純物よりなり、引張強
    さが330kgf/mm^2以上で線径0.5mm以下
    であることを特徴とする高強度高靭性極細線用線材。
JP14058287A 1987-06-04 1987-06-04 高強度高靭性極細線用線材 Granted JPS63307248A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH059655A (ja) * 1991-07-08 1993-01-19 Kanai Hiroyuki 高強度極細金属線
US5368081A (en) * 1992-02-27 1994-11-29 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Pneumatic radial tire for passenger cars with defined steel belt cord

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH059655A (ja) * 1991-07-08 1993-01-19 Kanai Hiroyuki 高強度極細金属線
US5368081A (en) * 1992-02-27 1994-11-29 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Pneumatic radial tire for passenger cars with defined steel belt cord

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