JPS6330681A - 湯水混合制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高温水と低温水の混合比率分調整し最適な混合
湯温を得る湯水混合制御装置に関する。

従来の技術 第５図は従来の湯水混合制御装置のプ０７り図である。

（例えば実開昭６１−１８４２４号公報）１は水供給配
管、２は高温湯供給配管、３は混合湯出口である。４は
水側弁で、５は湯側弁である。６はサーミスタで混合湯
温を検知し、湯温信号を制御装置７に通知する。８はコ
ントローラーで制御装置７に連結され、給湯湯温？設定
するためのもので、設定された温度は制御装置７にイン
プットされる。制御装置７は、前記サーミスタ６で検知
した混合湯温信号とコン１−ｏ−ラー８で設定した設定
温度信号より、これらの温度差に基づいて水側弁４と湯
側弁５に操作し混合水の温度を調節する。

しかし、前記湯水混合制御装置において出湯初期より適
温の混合湯を得るには水側弁４および湯側弁５を適温に
ふされしい比率で同時に開き始めなければならない。

この時、水温と供給湯温かわかっていなければ上記の比
率を求めるのが困帷であり、この比率が適切でないと設
定温度とかけ離れた湯が出湯するという欠点があった。

発明が解決しようとする問題点 上記のような構成では、出湯開始時において水側弁が早
ぐ開いた場合、冷水が先に混合湯出口から出るため使用
時に不快感を伴う。逆に湯側弁が早く開いた場合、Ｍｉ
傷が混合湯出口から出るため非常に危険である。

本発明にこの欠点を除くため考慮されたもので、湯側弁
の上流に設けた供給湯温検出手段により供給湯温を検出
し、これをもとに安全な湯水混合制御装置を提供するこ
とを目的としている。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の湯水混合制御装置
は、水側弁と、湯側弁と、前記水側弁を付勢する第１の
駆動手段と、前記湯側弁を付勢する第２の駆動手段と混
合湯温を検出する混合湯温検出手段と、供給湯温を検出
する供給湯温検出手段と、前記混合湯温検出手段と前記
供給湯温検出手段の信号を用いて前記第１の駆動手段お
よび前記第２の駆動手段を駆動し混合湯温を調節する主
制御手段とよりなる。

作　　　用 供給湯温は供給湯温検出手段で求める。また水温は、あ
らかじめ混合湯温検出手段で求めておく。

主制御手段の出力量に、上記の方法で求めた供給湯温と
水温および設定温度を用いて決定し、その出力量で第１
の駆動手段および第２の駆動手段を駆動し水側弁および
湯側弁を用いて出湯する。

この場合、出湯直後より設定温度での給湯が可能となる
ため冷水や熱湯が出ることなく安全である。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第１
図は本発明の湯水混合制御装置の断面図である。９Ｖ′
ｉ水供給配管、１０は高温湯供給配管、１１は混合湯出
口である。１２ｆｄ水側弁で、１３は湯側弁である。水
側弁１２は弁軸１４に固定され、第１の駆動手段１５（
例えばモーター等）より付勢される。同様に湯側弁１３
も弁軸１６に固定され、第２の駆動手段１７より付勢さ
れる。

１８は混合湯温検出手段で、混合湯温を検出する。

１９Ｆｉ流量検出手段で、出湯量を検圧する。２０は制
御装置で第１の駆動手段１５および第２の駆動手段１７
を付勢する。２１および２２は閉止位置設定手段（例え
ばマイクロスイッチ等）である。

２３は混合する湯と水の圧力差を無くす方向に動作する
等圧化弁である。２４は供給湯温検出手段で、供給湯温
を検出する。

第２図は水側弁１２および湯側弁１３の構造である。

第３図は制御装置２ｏの例である。２５は混合湯温設定
手段である。２６は混合湯温検出手段１８と、混合湯温
設定手段２５の出力より温度偏差を検出する温度偏差検
出手段である。２７は温度偏差検出手段２６と、供給湯
温検出手段２４の出力より混合湯温を制御する主制御手
段である。

２８は付勢量設定手段で第１の駆動手段１５と第２の駆
動手段１７の付勢量を決定する。

次に本発明の構成の動作を説明する。

設定６度で給湯している時の水量と湯量の比Ｗは以下の
ように表わせる。水温全Ｔｗ、供給湯温をＴＨ１設定温
度をＴＳ、水量をＱｗ、供給湯量をＱＨ，出湯量をＱｓ
とすると（１）式が収車する。

Ｔ　ＨＱＨ＋Ｔ　ｖＱｗ　＝Ｔ　ｓＱ　ｓ　　　　（１
）ここでＱｓは（２）式で表わせる。

Ｑｓ＝ＱＨ＋Ｑｗ　　　　　　　　　（２）したがって
（１）式と（２）式よりＷ＝ＱＨ／Ｑｗは（３）式のよ
うに表わせる。

この流量比Ｗで第１の駆動手段１５および第２の駆動手
段１７を駆動し、水側弁１２および湯側弁１３の弁開度
を調節することにより設定温度での出湯および停止動作
が可能となる。

（３）式を用いる際には水温と供給湯温がわかっていな
ければならない。そこで１回目の出湯開始時のみ水側弁
１２を第１の駆動手段１５で先に駆動し混合湯温検出手
段１８で水温を検出する。

供給湯温は湯側弁の上流にある供給湯温検出手段２４で
検出する。

このようにして求めた水温と供給湯温ヲ（３）式に代入
すること罠より任意の設定温度での流量比Ｗを求めるこ
とができる。

したがって流量比Ｗで第１の駆動手段１５と第２の駆動
手段１７を駆動し水側弁１２と湯側弁１３を開いていけ
ば出湯直後より設定温度給湯が可能である。

発明の効果 以上のように本発明の湯水混合制御装置によれば混合湯
温と供給湯温が求まるため、水温を惟定値を用いるにせ
よ、混合湯温検出手段を利用して求めて用いるにせよ、
適確：で混合比率が演算できるため、出湯初期より任意
の設定温度での給湯が可能となる。

特にシャワー使用時において、設定温度と異なる冷水も
しくは熱湯が出ることなく安全で使い勝手が飛躍的に向
上する効果を得ている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の湯水混合制御装置の断面図
、第２図ａ、ｂけ同湯水混合制御装置の弁の平面図およ
び正面図、第３図は同湯水混合制御装置の制御ブロック
図、第４図は従来の湯水混合制御装置のブロック図であ
る。 １２・・・水側弁、１３　・・湯側弁、１５・・・・第
１の駆動手段、１７・・・・・第２の駆動手段、１８・
・・・・混合湯温検出手段、２４・・・・・・供給湯温
検出手段、２７　・・・主制御手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ｌ？
＝水σ’１升 １３−嘱珊ＩＩ升 １５−一一第１の班９防千役 ２４−−−ｆ、糟陽混−授出子役 第２図 （の） ＣＩ）） 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水量を調節する水側弁と、湯量を調節する湯側弁と、前
   記水側弁を付勢する第１の駆動手段と、前記湯側弁を付
   勢する第２の駆動手段と、混合湯温を検出する混合湯温
   検出手段と、供給湯温を検出する供給湯温検出手段と、
   前記混合湯温検出手段と前記供給湯温検出手段の信号を
   用いて前記第１の駆動手段および前記第２の駆動手段を
   駆動し混合湯温を調節する主制御手段とからなる湯水混
   合制御装置。