JPS63306517A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPS63306517A JPS63306517A JP14156587A JP14156587A JPS63306517A JP S63306517 A JPS63306517 A JP S63306517A JP 14156587 A JP14156587 A JP 14156587A JP 14156587 A JP14156587 A JP 14156587A JP S63306517 A JPS63306517 A JP S63306517A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、例えば磁気テープ又は磁気ディスク等の磁気
記録媒体に関するものである。
記録媒体に関するものである。
近年、ビデオ用磁気テープ等の磁気記録媒体の研究開発
は盛に行なわれており、その成果として電磁変換特性の
向上は著しい。 ところが、この電磁変換特性の向上は磁気記録媒体の支
持体の表面平滑性と密接に関係し、すなわち電磁変換特
性の向上は支持体の表面平滑性を向上させることによっ
て得られているものである為、この結果耐摩耗性の低下
及び走行性の低下を来たしている。 そこで、このような問題点を解決する為に、磁性層と反
対側の支持体面上に、いわゆるバックコート層を設け、
さらにバックコート層中に非磁性物質を混入しておくこ
とが提案されている。 しかし、これまでの提案のものでは充分なものと言えず
、特に低温環境下で繰り返し走行が行なわれ葛と、磁気
記録再生装置におけるガイドピン等への傷付が多く、又
、走行安定性が悪い欠点がある。
は盛に行なわれており、その成果として電磁変換特性の
向上は著しい。 ところが、この電磁変換特性の向上は磁気記録媒体の支
持体の表面平滑性と密接に関係し、すなわち電磁変換特
性の向上は支持体の表面平滑性を向上させることによっ
て得られているものである為、この結果耐摩耗性の低下
及び走行性の低下を来たしている。 そこで、このような問題点を解決する為に、磁性層と反
対側の支持体面上に、いわゆるバックコート層を設け、
さらにバックコート層中に非磁性物質を混入しておくこ
とが提案されている。 しかし、これまでの提案のものでは充分なものと言えず
、特に低温環境下で繰り返し走行が行なわれ葛と、磁気
記録再生装置におけるガイドピン等への傷付が多く、又
、走行安定性が悪い欠点がある。
本発明者は、いわゆるバックコート層が設けられた磁気
記録媒体におけるバックコート層含有成分についての１
究を押し進めた結果、例えばａ−Ｆｅ２０＠、＾ｌｘ’
ｓ、Ｔｉｅ； Ｔｉ１ｔ、 Ｃｒｙ’ｓ等のモース硬度
５以上の非磁性物質及び下記の一般式〔＾Ｊで表される
化合°物をバックコート層中に含ませていると、ζ、の
磁気記録媒体は、低温から高温に至る広い環境条件下で
も走行性が良く、かつ、記録再生装置の走行経路におけ
るガイド部材等への傷付きもなｉことを見、出した。 （但し、Ｒは炭素数７〜２１の１価の飽和又は不飽和の
炭化水素基、Ｒ，、Ｒ，はメチル基又はＲＣＯＯ基、Ｒ
，は炭素数１〜２０の１価の飽和炭化水素基、Ｒ４は炭
素数８〜２２の１価の飽和又は不飽和の炭化水素基、ａ
、ｂ、ｃは、１≦ａ＜２００． １≦ｂ＜２００．１≦
ｃ＜２００、ａ＋ ｂ＋ ｅ≦５００の条件を満たす整
数、ｍ、ｎは１≦論≦１０．１≦ｎ≦５の条件を満たす
整数）すなわち、バックコート層中に含有せしめられる
上記一般式［＾］で表される化合物は、例えばポリウレ
タン等のバインダとの相溶性に優れ、又、高温多湿とい
った条件下でも分解することがなく、化学的安定性に富
んでおり、そして磁気記録媒体の走行性を良好なものと
し、特に低温下においても滑性効果に優れていて、走行
性を良好なものとするこζを見出したのである。 つまり、一般式［＾］で表される化合物は、その分子中
にバインダ成分との親和性に優れた脂肪酸基を有してい
るので、バインダ成分との相溶性が良く、特にＲＣＯＯ
が例えばカプリル、カプリン、ラウリル、ミリスチル、
パルミチル、ステアリル、ベヘニル等の飽和脂肪酸残基
、又はゾーマリル、オレイル、リノール、リルン、ガド
レイル等の不飽和脂肪酸残基といったように、Ｒはその
炭素数が７〜２！の飽和又は不飽和の１価の炭化水素基
であるので、低温から高温に至る広い条件下でも滑性に
優れている。 尚、Ｒの炭素数が６以下の場合には、高温下での滑性が
不充分なものとなり、又、Ｒの炭素数が２２以上の場合
には、バインダ成分との相溶性が悪く、かつ、低温下で
の滑性が不充分であり、しかもバックコート層の耐久性
が低下するようになる。 Ｒｔ 、Ｒｘは、メチル基でも良いし、ＲＣＯＯ基でも
良い。 Ｒ，は、炭素数１〜２０の炭化水素基であり、炭素数２
１以上のものは、バインダとの相溶性に劣り、好ましく
は炭素数１〜４のアルキル基であり、さらに好ましくは
メチル基である。 Ｒ４は、炭素数８〜２２の炭化水素基であり、Ｒ４の炭
素数が７以下のものは滑性が充分でなく、耐久性に劣り
、２３以上のものでは、バインダとの相溶性が悪くなり
、又、低温での滑性に劣る。 又、一般式［＾］におけるａ、ｂ、ｅ、（ｎは、ＩＳａ
＜Ｚｏｏ、１≦ｂ＜ ２００．１≦ｅ＜２００．ａ＋ｂ
＋ｅ≦５００ 。 １≦濡≦１０．１≦ｎ≦５の条件を満たす整数である。 すなわち、ａ、ｂ、ｃ、（ｎが大きくなりすぎると、つ
まり一般式［＾］で表される化合物の分子量が大きくな
りすぎると、バインダ成分との相溶性が悪くなり、この
化合物の分散性が悪く、滑性効果を効果的に発揮させら
れにくくなるがらである。 さらに、バックコート層中に、上記一般式［＾］で表さ
れる化合物のみでなく、モース硬度５以上の非磁性粉末
をも含ませておくと、これら両者の相乗作用によって一
層良好なものとなる。 尚、非磁性粉末と一般式［＾］で表される化合物がバッ
クコート層中に含有させられるにしても。 この非磁性粉末のモース硬度が５よりがなり小さなもの
である場合には、非磁性粉末を含まない場合よりもかえ
って悪いものとなるので、非磁性粉末のモース硬度は約
５以上のものでなければならない。 尚、上記一般式［＾］で表される化合物は、バックコー
ト層を構成するバインダに対して約０．５〜４．５重量
％であることが望ましく、又、モース硬度約５以上の非
磁性物質は、非磁性物質／バインダが約１／１０〜１０
ハく重量比）であることが望ましい。 又、上記一般式［＾］で表される化合物及びモース硬度
約５以上の非磁性物質を含有するバインダ層からなるバ
ックコート層の厚みは、約０．５〜４μ飴程度であるこ
とが望ましく、又、モース硬度約５以上の非磁性物質の
粒径は、約０．０１〜１．２μ−のものであることが望
ましい。
記録媒体におけるバックコート層含有成分についての１
究を押し進めた結果、例えばａ−Ｆｅ２０＠、＾ｌｘ’
ｓ、Ｔｉｅ； Ｔｉ１ｔ、 Ｃｒｙ’ｓ等のモース硬度
５以上の非磁性物質及び下記の一般式〔＾Ｊで表される
化合°物をバックコート層中に含ませていると、ζ、の
磁気記録媒体は、低温から高温に至る広い環境条件下で
も走行性が良く、かつ、記録再生装置の走行経路におけ
るガイド部材等への傷付きもなｉことを見、出した。 （但し、Ｒは炭素数７〜２１の１価の飽和又は不飽和の
炭化水素基、Ｒ，、Ｒ，はメチル基又はＲＣＯＯ基、Ｒ
，は炭素数１〜２０の１価の飽和炭化水素基、Ｒ４は炭
素数８〜２２の１価の飽和又は不飽和の炭化水素基、ａ
、ｂ、ｃは、１≦ａ＜２００． １≦ｂ＜２００．１≦
ｃ＜２００、ａ＋ ｂ＋ ｅ≦５００の条件を満たす整
数、ｍ、ｎは１≦論≦１０．１≦ｎ≦５の条件を満たす
整数）すなわち、バックコート層中に含有せしめられる
上記一般式［＾］で表される化合物は、例えばポリウレ
タン等のバインダとの相溶性に優れ、又、高温多湿とい
った条件下でも分解することがなく、化学的安定性に富
んでおり、そして磁気記録媒体の走行性を良好なものと
し、特に低温下においても滑性効果に優れていて、走行
性を良好なものとするこζを見出したのである。 つまり、一般式［＾］で表される化合物は、その分子中
にバインダ成分との親和性に優れた脂肪酸基を有してい
るので、バインダ成分との相溶性が良く、特にＲＣＯＯ
が例えばカプリル、カプリン、ラウリル、ミリスチル、
パルミチル、ステアリル、ベヘニル等の飽和脂肪酸残基
、又はゾーマリル、オレイル、リノール、リルン、ガド
レイル等の不飽和脂肪酸残基といったように、Ｒはその
炭素数が７〜２！の飽和又は不飽和の１価の炭化水素基
であるので、低温から高温に至る広い条件下でも滑性に
優れている。 尚、Ｒの炭素数が６以下の場合には、高温下での滑性が
不充分なものとなり、又、Ｒの炭素数が２２以上の場合
には、バインダ成分との相溶性が悪く、かつ、低温下で
の滑性が不充分であり、しかもバックコート層の耐久性
が低下するようになる。 Ｒｔ 、Ｒｘは、メチル基でも良いし、ＲＣＯＯ基でも
良い。 Ｒ，は、炭素数１〜２０の炭化水素基であり、炭素数２
１以上のものは、バインダとの相溶性に劣り、好ましく
は炭素数１〜４のアルキル基であり、さらに好ましくは
メチル基である。 Ｒ４は、炭素数８〜２２の炭化水素基であり、Ｒ４の炭
素数が７以下のものは滑性が充分でなく、耐久性に劣り
、２３以上のものでは、バインダとの相溶性が悪くなり
、又、低温での滑性に劣る。 又、一般式［＾］におけるａ、ｂ、ｅ、（ｎは、ＩＳａ
＜Ｚｏｏ、１≦ｂ＜ ２００．１≦ｅ＜２００．ａ＋ｂ
＋ｅ≦５００ 。 １≦濡≦１０．１≦ｎ≦５の条件を満たす整数である。 すなわち、ａ、ｂ、ｃ、（ｎが大きくなりすぎると、つ
まり一般式［＾］で表される化合物の分子量が大きくな
りすぎると、バインダ成分との相溶性が悪くなり、この
化合物の分散性が悪く、滑性効果を効果的に発揮させら
れにくくなるがらである。 さらに、バックコート層中に、上記一般式［＾］で表さ
れる化合物のみでなく、モース硬度５以上の非磁性粉末
をも含ませておくと、これら両者の相乗作用によって一
層良好なものとなる。 尚、非磁性粉末と一般式［＾］で表される化合物がバッ
クコート層中に含有させられるにしても。 この非磁性粉末のモース硬度が５よりがなり小さなもの
である場合には、非磁性粉末を含まない場合よりもかえ
って悪いものとなるので、非磁性粉末のモース硬度は約
５以上のものでなければならない。 尚、上記一般式［＾］で表される化合物は、バックコー
ト層を構成するバインダに対して約０．５〜４．５重量
％であることが望ましく、又、モース硬度約５以上の非
磁性物質は、非磁性物質／バインダが約１／１０〜１０
ハく重量比）であることが望ましい。 又、上記一般式［＾］で表される化合物及びモース硬度
約５以上の非磁性物質を含有するバインダ層からなるバ
ックコート層の厚みは、約０．５〜４μ飴程度であるこ
とが望ましく、又、モース硬度約５以上の非磁性物質の
粒径は、約０．０１〜１．２μ−のものであることが望
ましい。
【実施例１】
モース硬度６、平均粒径的０．５μ−のα−Ｆｅａｒｓ
５重量部、前記一般式［＾］で表される化合物（但し、
ＲはＣｙｌｌｌｓ、Ｌ 、Ｒｔ、ＲａはＣＨ３、Ｒ４は
Ｃ１■１１、ａ、ｂ、ｅ、ｍ、ｎは２）２重ＦＬ比表面
積３００ｍ”／ｇで、ＤＢＰ吸油ｆｉＩ２５輪Ｎ／１０
０ｇのカーボンブラック１００重量部、ニトロセルロー
ス５０重量部、ポリウレタン５０重量部、脂肪酸エステ
ル２量量部、メチルエチルケトン、メチルイソプチルク
トン及びトルエンの等量混合溶剤４５０ｊ！量部をサン
ドミルで充分に混合分散した後、これにポリイソシアネ
ート系の硬化剤３０１ｉｉ部を添加混合して非磁性の塗
料を作り、この非磁性塗料を磁性層の構成された磁気記
録媒体の非磁性支持体の他面上に塗布し、乾燥及び表面
処理といった通常の処理工程を経て、約０．８〜１．５
μ−厚のバックコート層を設け、本発明になる磁気テー
プ等の磁気記録媒体を得る。
５重量部、前記一般式［＾］で表される化合物（但し、
ＲはＣｙｌｌｌｓ、Ｌ 、Ｒｔ、ＲａはＣＨ３、Ｒ４は
Ｃ１■１１、ａ、ｂ、ｅ、ｍ、ｎは２）２重ＦＬ比表面
積３００ｍ”／ｇで、ＤＢＰ吸油ｆｉＩ２５輪Ｎ／１０
０ｇのカーボンブラック１００重量部、ニトロセルロー
ス５０重量部、ポリウレタン５０重量部、脂肪酸エステ
ル２量量部、メチルエチルケトン、メチルイソプチルク
トン及びトルエンの等量混合溶剤４５０ｊ！量部をサン
ドミルで充分に混合分散した後、これにポリイソシアネ
ート系の硬化剤３０１ｉｉ部を添加混合して非磁性の塗
料を作り、この非磁性塗料を磁性層の構成された磁気記
録媒体の非磁性支持体の他面上に塗布し、乾燥及び表面
処理といった通常の処理工程を経て、約０．８〜１．５
μ−厚のバックコート層を設け、本発明になる磁気テー
プ等の磁気記録媒体を得る。
【実施例２】
実施例１におけるα−Ｆｅ、Ｏ，の代りに＾１２０２
（モース硬度９）を用い、その他は全く同様にして磁気
記録媒体を得る。
（モース硬度９）を用い、その他は全く同様にして磁気
記録媒体を得る。
【実施例３】
実施例１におけるα−Ｆ＠ｌＪの代りにＴｉ０ａ（モー
ス硬度７）を用い、その他は全く同様にして磁気記録媒
体を得る。
ス硬度７）を用い、その他は全く同様にして磁気記録媒
体を得る。
【実施例４】
実施例１におけるａ−Ｆｅ２０３の代りにＣｒ２０ｓ（
モース硬度 ）を用い、その他は全く同様にして磁気記
録媒体を得る。
モース硬度 ）を用い、その他は全く同様にして磁気記
録媒体を得る。
【実施例５】
実施例１における一般式［＾］として、Ｒ＝Ｃ１Ｈ１ｓ
、Ｒｔ：Ｒ２”ＣＪ＋５ＣＯＯ１Ｒ＊：Ｃ＋−Ｌ＋、
Ｒ４”Ｃ５Ｈ１ｔ、ａ＝ｂ＝ｅ＝ｍ・ｎ・２の化合物を
用い、その他は全く同様にして磁気記録媒体を得る。
、Ｒｔ：Ｒ２”ＣＪ＋５ＣＯＯ１Ｒ＊：Ｃ＋−Ｌ＋、
Ｒ４”Ｃ５Ｈ１ｔ、ａ＝ｂ＝ｅ＝ｍ・ｎ・２の化合物を
用い、その他は全く同様にして磁気記録媒体を得る。
【実施例６】
実施例１における一般式［＾］として、ｆｈｃ＋ｄｈマ
、Ｊ”Ｒｚ”Ｒａ”ＣＬ、 Ｒａ＝Ｃ５ｌｌ＋ｙ、
ａ：５、 ｂ＝Ｃ；２、 ｍａｎ：１の化合物を用い、
その他は全く同様にして磁気記録媒体を得る。
、Ｊ”Ｒｚ”Ｒａ”ＣＬ、 Ｒａ＝Ｃ５ｌｌ＋ｙ、
ａ：５、 ｂ＝Ｃ；２、 ｍａｎ：１の化合物を用い、
その他は全く同様にして磁気記録媒体を得る。
【実施例７】
実施例１における一般式［＾］として、Ｒ＝Ｃ＋５Ｈｚ
ｔ、Ｒｔ”Ｒｚ”Ｃ＋２ＨｚｙＣＯＯ１Ｒｓ”ＣＨａ、
Ｒ＜：ＣａＨ＋ ？、ｍ＝５、ｂ＝Ｃ・１０、晴：ｎ・
２の化合物を用い、その他は全く同様にして磁気記録媒
体を得る。
ｔ、Ｒｔ”Ｒｚ”Ｃ＋２ＨｚｙＣＯＯ１Ｒｓ”ＣＨａ、
Ｒ＜：ＣａＨ＋ ？、ｍ＝５、ｂ＝Ｃ・１０、晴：ｎ・
２の化合物を用い、その他は全く同様にして磁気記録媒
体を得る。
【実施例８】
実施例１における一般式［＾］として、Ｒ−Ｃ，２１１
，、、Ｒｔ ＝Ｒｚ＝Ｒｓ＝ｃＨｉ、 Ｒ＜：Ｃｉ＋ｔ
、 ａ：５、 ｂ＝２、 Ｃニア、 ｍ；ａ−５の化合
物を用い、その他は全く同様にして磁気記録媒体を得る
。
，、、Ｒｔ ＝Ｒｚ＝Ｒｓ＝ｃＨｉ、 Ｒ＜：Ｃｉ＋ｔ
、 ａ：５、 ｂ＝２、 Ｃニア、 ｍ；ａ−５の化合
物を用い、その他は全く同様にして磁気記録媒体を得る
。
【実施例９】
実施例１における一般式［＾］として、Ｒ＝ＣＩ ３１
２？、Ｊ４ｔ”Ｒ３”ＣＩ３、 Ｒａ：ＣＪ−ｔ、 ａ
：ｂ二Ｃ：５０、 ｍ＝ｎ＝５の化合物を用い、その他
は全く同様にして磁気記録媒体を得る。
２？、Ｊ４ｔ”Ｒ３”ＣＩ３、 Ｒａ：ＣＪ−ｔ、 ａ
：ｂ二Ｃ：５０、 ｍ＝ｎ＝５の化合物を用い、その他
は全く同様にして磁気記録媒体を得る。
【実施例１０】
実施例１における一般式［＾］として、 ｆｈｃ＋ｔＨ
ｓｓ、Ｒ，＝Ｒ，＝ＣＩ！、Ｒ５＝Ｃ＋ｓｌ＊ｓ、Ｌ＝
ＣＩ１１．、、ａ□１０、ｂ＝８、Ｃ・２５、−・ｎ・
３の化合物を用い、その他は全く同様にして磁気記録媒
体を得る。
ｓｓ、Ｒ，＝Ｒ，＝ＣＩ！、Ｒ５＝Ｃ＋ｓｌ＊ｓ、Ｌ＝
ＣＩ１１．、、ａ□１０、ｂ＝８、Ｃ・２５、−・ｎ・
３の化合物を用い、その他は全く同様にして磁気記録媒
体を得る。
【実施例１１】
実施例１における一般式［＾］として、Ｒ；ＣＩ、１１
１１、Ｊ−Ｒｚ’Ｃ＋ｔ１１！３Ｃ００、Ｒｚ”Ｃｎ、
、Ｒ４”ＣＩＨ１？、ｍ＝１０、ｂ＝８、Ｃ・２５、ｍ
ｓｎ・３の化合物を用い、その他は全く同様にして磁気
記録媒体を得る。
１１、Ｊ−Ｒｚ’Ｃ＋ｔ１１！３Ｃ００、Ｒｚ”Ｃｎ、
、Ｒ４”ＣＩＨ１？、ｍ＝１０、ｂ＝８、Ｃ・２５、ｍ
ｓｎ・３の化合物を用い、その他は全く同様にして磁気
記録媒体を得る。
【比較例１】
実施例１における一般式［＾］の化合物を全く用いず、
その他は同様にして磁気記録媒体を得る。
その他は同様にして磁気記録媒体を得る。
【比較例２】
実施例１におけるα−Ｆｅ＊Ｏｓの代りにＣａＣ０５（
モース硬度３）を用い、その他は全く同様にして磁気記
録媒体を得る。
モース硬度３）を用い、その他は全く同様にして磁気記
録媒体を得る。
上記各側で得た磁気記録媒体について、 Ｙ−Ｓ／Ｎ及
びＣ−Ｓ／Ｎ等の電磁変換特性、初期及び５００回の繰
り返し走行後での動摩擦係数、並びに記録再生装置（日
本ビクター（株）のＩＩＲ−６４００型のビデオテープ
レコーダ）の走行経路にあるガイドピン及びバックコー
ト層の傷付具合を調べたので、その結果を表に示す。 尚、Ｙ−Ｓ／Ｎ及びＣ−Ｓ／Ｎは、日本ビクター（株）
製のＨＲ−２２００型ビデオテープレコーダを用いて記
録再生したものについてシバツクノイズメータで測定し
たものであり、又、動摩擦係数は、記録再生装置のガイ
ドピンのクロムメッキ面との間でのものを示し、又、傷
付具合は目視観察により判断したものである。 これによれば、一般式［＾］で表される化合物がバック
コート層中に含まれていても、Ｙ−Ｓ７Ｎ及びＣ−Ｓ／
Ｎ等の電磁変換特性は多少の改善の余地が認められるも
のであり、又、記録再生装置の走行経路にあるガイドピ
ンの傷付が１いものである。 又、一般式［＾］で表される化合物と研磨剤とがバック
コート層中に含まれていても、この研磨剤がモース硬度
５未満のものでは、Ｃ−３／Ｎが逆に悪くなり、又、バ
ックコート層の傷付が命くなる。 これに対して、バックコート層中に、一般式［＾］で表
される化合物とモース硬度５以上の非磁性物質を含む場
合には、実施例で示される如く、Ｙ−Ｓ／Ｎ及びＣ−３
／Ｎ等の電磁変ｍ特性は優れており、又、動摩擦係数は
、小さく、特に繰り返し走行後にあっても動摩擦係数の
上昇割合は小さく、走行性及び走行の安定性に優れてお
り、さらには記録再生装置の走行経路にあるガイドピン
及び磁気記録媒体の双方に傷付が認められず、共に耐久
性が良いものとなる。 ｒ効果】 本発明に係る磁気記録媒体は、支持体の一面側に磁性層
を、他面側にモース硬度約５以上の非磁性物質及び一般
式［＾］で表される化合物を含む層を構成したので、こ
の磁気記録媒体はモース硬度約５以上の非磁性物質と一
般式［＾］で表される化合物との併用効果によって、走
行時には、磁気記録媒体及びこの磁気記録媒体が使用さ
れる記録再生装置の走行経路にあるガイド部材の両方に
傷付が起きに＜＜、共に耐久性が良いものとなり、又、
動摩擦係数が小さく、特に繰り返し走行が行なわれても
動摩擦係数が小さく、走行性及び走行の安定性に優れて
おり、さらにはＹ−Ｓ／Ｎ及びＣ−Ｓ／Ｎ等の電磁変換
特性も向上している等の特長を有する。
びＣ−Ｓ／Ｎ等の電磁変換特性、初期及び５００回の繰
り返し走行後での動摩擦係数、並びに記録再生装置（日
本ビクター（株）のＩＩＲ−６４００型のビデオテープ
レコーダ）の走行経路にあるガイドピン及びバックコー
ト層の傷付具合を調べたので、その結果を表に示す。 尚、Ｙ−Ｓ／Ｎ及びＣ−Ｓ／Ｎは、日本ビクター（株）
製のＨＲ−２２００型ビデオテープレコーダを用いて記
録再生したものについてシバツクノイズメータで測定し
たものであり、又、動摩擦係数は、記録再生装置のガイ
ドピンのクロムメッキ面との間でのものを示し、又、傷
付具合は目視観察により判断したものである。 これによれば、一般式［＾］で表される化合物がバック
コート層中に含まれていても、Ｙ−Ｓ７Ｎ及びＣ−Ｓ／
Ｎ等の電磁変換特性は多少の改善の余地が認められるも
のであり、又、記録再生装置の走行経路にあるガイドピ
ンの傷付が１いものである。 又、一般式［＾］で表される化合物と研磨剤とがバック
コート層中に含まれていても、この研磨剤がモース硬度
５未満のものでは、Ｃ−３／Ｎが逆に悪くなり、又、バ
ックコート層の傷付が命くなる。 これに対して、バックコート層中に、一般式［＾］で表
される化合物とモース硬度５以上の非磁性物質を含む場
合には、実施例で示される如く、Ｙ−Ｓ／Ｎ及びＣ−３
／Ｎ等の電磁変ｍ特性は優れており、又、動摩擦係数は
、小さく、特に繰り返し走行後にあっても動摩擦係数の
上昇割合は小さく、走行性及び走行の安定性に優れてお
り、さらには記録再生装置の走行経路にあるガイドピン
及び磁気記録媒体の双方に傷付が認められず、共に耐久
性が良いものとなる。 ｒ効果】 本発明に係る磁気記録媒体は、支持体の一面側に磁性層
を、他面側にモース硬度約５以上の非磁性物質及び一般
式［＾］で表される化合物を含む層を構成したので、こ
の磁気記録媒体はモース硬度約５以上の非磁性物質と一
般式［＾］で表される化合物との併用効果によって、走
行時には、磁気記録媒体及びこの磁気記録媒体が使用さ
れる記録再生装置の走行経路にあるガイド部材の両方に
傷付が起きに＜＜、共に耐久性が良いものとなり、又、
動摩擦係数が小さく、特に繰り返し走行が行なわれても
動摩擦係数が小さく、走行性及び走行の安定性に優れて
おり、さらにはＹ−Ｓ／Ｎ及びＣ−Ｓ／Ｎ等の電磁変換
特性も向上している等の特長を有する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 支持体の一面側に磁性層を、他面側にモース硬度約５以
上の非磁性物質及び下記の一般式［Ａ］で表される化合
物を含む層を構成したことを特徴とする磁気記録媒体。 ▲数式、化学式、表等があります▼［Ａ］ （但し、Ｒは炭素数７〜２１の１価の飽和又は不飽和の
炭化水素基、Ｒ＿１、Ｒ＿２はメチル基又はＲＣＯＯ基
、Ｒ＿３は炭素数１〜２０の１価の飽和炭化水素基、Ｒ
＿４は炭素数８〜２２の１価の飽和又は不飽和の炭化水
素基、ａ、ｂ、ｃは、１≦ａ＜２００、１≦ｂ＜２００
、１≦ｃ＜２００、ａ＋ｂ＋ｃ≦５００の条件を満たす
整数、ｍ、ｎは１≦ｍ≦１０、１≦ｎ≦５の条件を満た
す整数）
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14156587A JPS63306517A (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14156587A JPS63306517A (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63306517A true JPS63306517A (ja) | 1988-12-14 |
Family
ID=15294931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14156587A Pending JPS63306517A (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63306517A (ja) |
-
1987
- 1987-06-08 JP JP14156587A patent/JPS63306517A/ja active Pending
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