JPS63306035A - 赤外線放射板およびその製造方法 - Google Patents

赤外線放射板およびその製造方法

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JPS63306035A
JPS63306035A JP14294887A JP14294887A JPS63306035A JP S63306035 A JPS63306035 A JP S63306035A JP 14294887 A JP14294887 A JP 14294887A JP 14294887 A JP14294887 A JP 14294887A JP S63306035 A JPS63306035 A JP S63306035A
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JP
Japan
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inorganic oxide
oxide powder
monomethyl
film
mum
Prior art date
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Pending
Application number
JP14294887A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Izumi
圭二 和泉
Takenori Deguchi
出口 武典
Takeshi Takeuchi
武 竹内
Megumi Murakami
めぐみ 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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  • Resistance Heating (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、鋼板表面にセラミック皮膜を形成した赤外線
放射板およびその製造方法に関する。
(従来技術) 近年、セラミック被覆鋼板製の赤外線放射板は、熱効率
が優れているので、種々の熱器具分野で注目されている
。この赤外線放射板として従来より使用されているもの
は、セラミック層をセラミックペースト塗料やセラミッ
ク7リツトの塗布後高温焼成により形成したものである
(発明が解決しようとする問題点) しかし、このようにして形成したセラミック層は、加工
性が劣り、種々の形状に加工すると、皮膜にクラックが
発生したり、剥離したりして、目的の形状に加工できな
いものであった。このため、セラミック層の形成は、鋼
板を目的の形状に加工した後に什わなければならなかっ
た。しかし、この方法は、製造効率が非常に低いため、
コストが高いものであった。*た、加工後高温焼成する
と、加工時のひずみが復元して、形状が損なわれろ場合
が多かった。
セラミック層の加工性を良好にするには、皮膜厚を1μ
論以下にすればよいのであるが、皮膜厚をこのように薄
くすると、耐熱性や赤外線放射性など赤外線放射板とし
ての特性が十分発揮できないものであった。
このようなことから、皮膜厚が1μm以上でも皮膜が加
工性に優れたセラミック被覆鋼板製赤外線放射板が要望
されていた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、鋼板表面に無機酸化物粉末を含有するモノメ
チルシリカポリマー皮膜を1〜15μ論形處して、赤外
線放射板のセラミック層の加工性を良好にした。また、
この鋼板の製造は、モノメチルアルコキシシランを1重
量%以上含有するフルフール溶液に平均粒径が0.01
〜5μmの無機酸化物粉末を添加して、その添加溶液を
鋼板表面に塗布した後、150〜450℃に加熱して、
無機酸化物粉末を含有するモノメチルシリカポリマー皮
膜を形成し、その後加工するようにした。
添付図面は、本発明のセラミック被覆鋼板を模式的に示
したもので、1が鋼板、2が内部に無機酸化物粉末3を
含有するモノメチルシリカポリマー皮膜である。
ここで、モノメチルシリカポリマー皮膜は、モに、酸素
を介して立体的に重合したもので、耐熱 性、加工性に
優れている。これは、Siが3次元結合し、立体的なひ
ずみが着しく小さくなるため、可視性を有するようにな
り、また、メチル基が加工時に皮膜にかかる応力を分散
させるからである。
Siと結合しているメチル基が炭素数2以上のアルキル
基であると、炭素数の増加に伴って耐熱性が低下してし
まう、また、ジメチルシリカポリマーであると、ポリマ
ーは、線状ポリマーであるため、皮膜の密着性が劣る 無機酸化物粉末は、結晶状無機酸化物の粉末で、この無
機酸化物粉末は、皮膜に赤外線放射特性を付与すると同
時に、加工時に皮膜にかかる応力を緩和して、加工性を
向上させるために添加するものである。この好ましいも
のとしては、シリカ、アルミナ、ジルコニア、ケイIl
!ノルコニ7、チタニア、酸化第一銅、酸化第二銅、酸
化マンガン、二酸化マンガン、四三酸化鉛、一酸化鉛、
酸化ニッケルなどの粉末があり、これらは、単8Lマた
は2種以上の混合物であってもよい。
モノメチルシリカポリマー皮膜厚は、1〜15μmにす
るのが好ましい、1μ論未満であると、赤外線放射性が
劣り、15μmを越えると、加工性が低下する。
無機酸化物粉末は、平均粒径0.01〜5μmのものが
、また、その皮膜中への含有量は、5〜20重量%にす
るのが好ましい、これは、平均粒径を0.01μm未満
の微粒子にすると、高価になり、5μmを超えるものに
すると、皮膜中に分散しに<(、加工性も悪(なるため
である、また、含有量を5重量%未満にすると、赤外線
放射性や応力緩和効果が十分でなく、20重量%より多
くすると、皮膜の加工性が低下する。
なお、鋼板については、待に限定はなく、目的、用途に
応じて、普通鋼鋼板、ステンレス鋼板、各種めっき鋼板
(例えば、^1めっき鋼板、Cuめっき鋼板、Znめっ
き鋼板など)であってもよい。
本発明の赤外線放射板は、モノメチルトリアルコキシシ
ランを1重量%以上含有するアルコール溶液に無機酸化
物粉末を添加した後、その添加溶液を鋼板表面に塗布し
て、150〜450℃に加熱し、加工すれば製造するこ
とができ・る、モノメチルトリアルコキシシラン[CH
35i(OR)il(Rはアルキル基)のアルコール溶
液を鋼板に塗布して、加熱すると、それらは、加水分解
、脱水縮合してポリマーになる0例えば、モノメチルト
リメトキシシラン[CH35i(OCII3)コ]やモ
ノメチルトリエトキシシラン[Cl5Si(OCJs)
alは、加水分解後、脱水縮合しで、3次光的に架橋反
応し、モノメチルシリカポリマーとなる。
アルコール溶液には、加水分解促進のため、水や酸(例
えば、塩酸、リン酸、酢酸など)あるいはアルカリ(例
えば、アンモニア、水酸化ナトリウムなど)を微量、例
えば、水の場合は、0.01重量%以上、酸またはアル
カリの場合は、0.001重量%V、上添加してもよい
アルコキシドやアセチルアセトネート金属塩の濃度は、
皮膜厚を1〜15μmにするために、1重量%以上にす
る必要がある。またアルコール溶液に添加するp1機酸
化物粉末は、前記のように、平均粒径が0.01〜5μ
Iのものを使用するのが好ましい。
アルコール溶液の鋼板への塗布は、公知方法、例えば、
ロールコート法、スプレー法、浸漬法などで均一に行え
ばよい。塗布後の加熱は、150゛C未満であると、脱
水縮合が完全に退社せず、450℃より高いと、溶媒の
急激な蒸発に伴ってくンホールが発生するため、150
〜450℃で行う。
(実施例) 種々の鋼板の表面に無機酸化物粉末を含有するモノメチ
ルトリアルフキジシランまたはテトファルコキシシラン
のアルコール溶液を塗布、加熱して、モノメチルシリカ
ポリマーまたはシリカポ1ツマ−皮膜を形成した。
次に得られたセラミック被覆鋼板より試験片を採取して
、セラミック皮膜の加工密着性を調査した。この結果を
!!l!11表に示す。
なお、調査試験および評価は、犬のようにして行った。
(1)加工密着性試験 エリクセン押出し試験(41押出し)の後、試験部にセ
ロテープ貼付−剥離のテーピング試験を行い、皮膜の剥
離程度を次の基準で評価した。
O全く剥離なし Δ 一部剥離した × 全面剥離した (2 )It熱性試験 300℃または500℃の電気炉中で試験片を1時間加
熱した後、ゴバン目試験を行い、試験部に上記同様のテ
ーピング試験を行って、皮膜の剥離程度を同様の基準で
評価した。
(3)赤外線放射率の測定 7一リエ変換赤外分光光度計で波!にχにおける分光反
射率γ、を測定し、放射率ελをελ=1−7、より求
め、それを次式に代入して全放射率εを算出した。
ε=57ε、Exgλづふ気dλ r:#入 E7:波長χにおける放射量 日。、二波長χにおける黒体の放射量 (発明の効果) 以上のように、本発明のセラミック被覆鋼板製の赤外線
放射板は、セラミック層を1μ徨以上であっても、加工
性に優れている。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明に係る赤外線放射板の模式断面図で
ある。 1・・・鋼板、2・・・モノメチルシリカポリマー皮膜
、3・・・無機酸化物皮膜、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋼板表面に無機酸化物粉末を含有するモノメチル
    シリカポリマー皮膜を1〜15μm形成したことを特徴
    とする赤外線放射板。
  2. (2)無機酸化物粉末がシリカ、アルミナ、ジルコニア
    、ケイ酸ジルコニア、チタニア、酸化第一銅、酸化第二
    銅、酸化マンガン、二酸化マンガン、四三酸化鉛、一酸
    化鉛、酸化ニッケルの1種または2種以上の混合物で、
    平均粒径が0.01〜5μmであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の赤外線放射板。
  3. (3)無機酸化物粉末含有量が5〜20重量%であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の赤外線放
    射板。
  4. (4)モノメチルアルコキシシランを1重量%以上含有
    するアルコール溶液に平均粒径が0.01〜5μmの無
    機酸化物粉末を添加して、その添加溶液を鋼板表面に塗
    布した後、150〜450℃に加熱して、無機酸化物粉
    末を含有するモノメチルシリカポリマー皮膜を形成し、
    その後加工することを特徴とする赤外線放射板の製造方
    法。
JP14294887A 1987-06-08 1987-06-08 赤外線放射板およびその製造方法 Pending JPS63306035A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02251430A (ja) * 1989-03-24 1990-10-09 Shima Boeki Kk ガスこんろ用金属部品、ガスこんろ用金属部品の製造法、及びガスこんろ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02251430A (ja) * 1989-03-24 1990-10-09 Shima Boeki Kk ガスこんろ用金属部品、ガスこんろ用金属部品の製造法、及びガスこんろ

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