JPS6330540B2 - - Google Patents

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JPS6330540B2
JPS6330540B2 JP55125436A JP12543680A JPS6330540B2 JP S6330540 B2 JPS6330540 B2 JP S6330540B2 JP 55125436 A JP55125436 A JP 55125436A JP 12543680 A JP12543680 A JP 12543680A JP S6330540 B2 JPS6330540 B2 JP S6330540B2
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JP
Japan
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overdrive
gear
automatic transmission
switch
clutch
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JP55125436A
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Toshio Takano
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Subaru Corp
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Priority to US06/297,889 priority patent/US4462276A/en
Priority to DE8181304111T priority patent/DE3173139D1/de
Priority to EP81304111A priority patent/EP0047670B1/en
Publication of JPS5761851A publication Critical patent/JPS5761851A/ja
Publication of JPS6330540B2 publication Critical patent/JPS6330540B2/ja
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  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車等の車両において、トルクコ
ンバータ、自動変速機と共に前、後輪の一方の終
減速装置を一体構成するトランスアクスル型の駆
動系に装備されるオーバドライブ付自動変速装置
の変速制御装置に関するものである。
[従来の技術と問題点] 近年省資源という非常に重大な課題に対処する
ため自動変速機付車両においてもオーバドライブ
装置を付設することが注目されているが、従来知
られているオーバドライブ付自動変速装置では、
特に動力の流れが一軸上の場合に、増速したオー
バドライブの変速比を得るのに一対の遊星歯車装
置を使用している。そのため、最低2組の変速要
素が必要になり、オーバドライブ装置自体の構成
が複雑、大型化し、且つ必然的に変速制御系も複
雑になる。また、自動変速機付車両では自動的に
変速されるので、オーバドライブへの変速も自動
的に行われ、しかもこの場合にいずれの変速段か
らも行われることが望ましく、急加速時キツクダ
ウン操作によるオーバドライブの解除の場合に車
速に応じて任意の変速段へ戻るようになつている
ことが望ましい。
特開昭54−55264号公報に示されるように、オ
ーバドライブ装置をトルクコンバータと変速装置
との間に配設した構成では、既存の自動変速装置
にオーバドライブ装置をアツセンブリで配設して
構成することは不可能であり、オーバドライブの
ない自動変速装置との共用化ができないという問
題点がある。
また、特開昭52−57465号公報に示されるオー
バドライブ制御装置は構造が複雑であるという問
題点がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、トルクコンバータから遊星歯車式自動変速
機を介して終減速装置へ自動変速した動力を伝達
すべく連結すると共に、オーバドライブクラツ
チ、増速作用するオーバドライブ歯車装置を有す
るオーバドライブ装置を介しても上記終減速装置
へ伝達すべく連結してオーバドライブ付自動変速
装置を構成し、自動変速機の前進速時常に係合す
るフオワードクラツチとオーバドライブクラツチ
にオーバドライブバルブを有する油圧回路を成
し、且つオーバドライブバルブの操作側にオーバ
ドライブスイツチ、ドライブDレンジスイツチ、
ガバナスイツチ、更にはオーバドライブを解除す
るキツクダウンスイツチを有する電気回路を成し
て、自動変速とオーバドライブへの変速を自動的
に行い、キツクダウン操作によりオーバドライブ
を解除するようにして、簡単な構造で確実且つ望
ましい変速制御を行うことを可能にしたオーバド
ライブ付自動変速装置の変速制御装置を提供する
ものである。
[問題点を解決するための手段] この目的のため、本発明は、トルクコンバータ
のタービンに接続する中空のタービン軸を入力軸
とし、上記入力軸にフオワードクラツチを有する
自動変速機と、上記自動変速機の出力軸を上記ト
ルクコンバータ側へ延設し、上記出力軸から上記
トルクコンバータと上記自動変速機との間の下方
に配設された終減速装置へ動力を伝達する動力伝
達手段と、上記タービン軸の中空部に配設され、
一端を上記トルクコンバータのコンバータカバー
へ他端をオイルポンプへ接続したオイルポンプド
ライブ軸と、上記自動変速機の油圧をマニユアル
バルブの操作によつて制御する油圧制御装置とか
らなる自動変速機装置において、上記自動変速機
の上記トルクコンバータ側と反対側に、オーバド
ライブクラツチと一対の増速ギヤとからなるオー
バドライブ装置を配設し、上記オーバドライブク
ラツチの入力側を上記タービン軸に、上記オーバ
ドライブクラツチの出力側を上記増速ギヤのドラ
イブギヤへ接続し、上記増速ギヤのドリブンギヤ
を中間軸を介して上記動力伝達手段へ接続構成
し、上記油圧制御装置には、上記オイルポンプに
連通する上記マニユアルバルブと上記自動変速機
の前進速時に常に係合する上記フオワードクラツ
チとの間に形成された油路からなる第1の油圧回
路と、上記第1の油圧回路に配設されたソレノイ
ドを有するオーバドライブバルブと、上記オーバ
ドライブクラツチと上記オーバドライブバルブと
の間に形成された油路からなる第2の油圧回路と
を有し、上記オーバドライブバルブの動作により
上記第1の油圧回路と上記第2の油圧回路とを選
択的に切換えるよう構成し、上記ソレノイドへの
通電を制御する電気回路を、上記ソレノイドにリ
レーの常閉接点と、所定車速以上でオンするガバ
ナスイツチと、ドライブレンジにシフトした時に
オンするドライブレンジスイツチおよびオーバド
ライブスイツチとを電源に直列に接続して、上記
リレーのコイルをキツクダウン操作によりオンす
るキツクダウンスイツチを介して上記電源に接続
して回路形成し、自動変速状態にあつて、上記オ
ーバドライブスイツチをオンし、かつ車速が所定
車速以上になると上記ガバナスイツチがオンして
上記ソレノイドに通電することにより、自動変速
状態を解除しオーバドライブとし、オーバドライ
ブ状態にあつて、キツクダウン操作により上記キ
ツクダウンスイツチをオンして上記リレーの常閉
接点を開き上記ソレノイドへの通電を解除するこ
とにより、オーバドライブを解除し自動変速状態
とするように構成されている。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の一実施例を具体
的に説明すると、第1図において、符号1はトラ
ンスアクスル型前輪駆動装置で、トルクコンバー
タ2、3速の自動変速機3、これらの間に配置さ
れる前輪終減速装置4及び自動変速機3の下部に
設置される油圧制御装置のバルブブロツク5から
構成されており、このような自動変速機3のトル
クコンバータ2と反対側の後部にオーバドライブ
装置6が付設されるようになつている。
トルクコンバータ2はコンバータハウジング7
内にポンプインペラ2a、タービン2b及びステ
ータ2cを設けて成り、ポンプインペラ2aがド
ライブプレート9を介してエンジンクランク軸8
に直結され、タービン2bからタービン軸10が
取出されると共に、ドライブプレート9と一体的
なコンバータカバー11からオイルポンプドライ
ブ軸12が取出される。そして、クランク軸8の
エンジン動力でポンプインペラ2aを回転駆動す
ることで、ステータ2cにより流れを変えられた
オイルを介してタービン2bが回転作用し、ター
ビン2b及びタービン軸10への伝達トルクを負
荷に応じて増大するようになつている。
自動変速機3は変速機ケース13の内部前方に
ラビニヨー型プラネタリギヤ14が設けられて、
この後方にローアンドリバースブレーキ15、フ
オワードクラツチ16、リバースクラツチ17等
が順次配置されている。そして、上記トルクコン
バータ2からのタービン軸10がフオワードクラ
ツチ16を介してプラネタリギヤ14のフオワー
ドサンギヤ14aに同時にリバースクラツチ17
を介してリバースサンギヤ14bに各クラツチ1
6,17の係合動作でタービン軸動力を入力すべ
く連結され、リバースクラツチ17のドラム側に
ブレーキバンド18がリバースサンギヤ14bを
ロツクすべく設けられている。またプラネタリギ
ヤ14において、入力側の各サンギヤ14a,1
4bと噛合うシヨートピニオン14c、ロングピ
ニオン14dを支持するキヤリヤ14eに上記ロ
ーアンドリバースブレーキ15が設けられると共
に、それとセンタサポート19との間にワンウエ
イクラツチ20が設けられていて、キヤリヤ14
eをロツクするようになつている。更に、ロング
ピニオン14dと噛合うリングギヤ14fからト
ルクコンバータ側へ出力軸21が取出されてい
る。
前輪終減速装置4はコンバータハウジング7と
変速機ケース13との間に装架されるケース22
内において、タービン軸10等の下部に前輪を駆
動するデイフアレンシヤル機構23のクラウンギ
ヤ23aが直交配置され、このクラウンギヤ23
aと噛合うドライブピニオン23bからなる動力
伝達手段に上記出力軸21がリダクシヨンギヤ2
4を介して伝達すべく連結している。
更に、油圧制御装置のバルブブロツク5はその
内部に図示しない種々のバルブや油路を有し、車
速とエンジン負荷の関係による変速パターンに基
づいて自動変速機3のローアンドリバースブレー
キ15、クラツチ16,17及びブレーキバンド
18のサーボ機構に給排油することで、それらを
選択的に係合動作する。
次いで、オーバドライブ装置6は変速機ケース
13の後端に被着される変速機カバー25内にお
いてトルクコンバータ2からのタービン軸10が
フオワードクラツチ16に連結後更に後方へ延長
され、この延長部10′上にオーバドライブ歯車
装置26のドライブギヤ26aが回転自在に嵌合
し、このドライブギヤ26aと噛合い、かつこれ
より歯数の少ないドリブンギヤ26bを上記前輪
終減速装置4のドライブピニオン23b後方延長
線上に軸支して設け、ドライブギヤ26aの回転
に対してドリブンギヤ26bを増速回転するもの
である。オーバドライブクラツチ27はクラツチ
16,17と同様の油圧クラツチ式であり、ドラ
ム27aを延長部10′に結合すると共にハブ2
7bを上記ドライブギヤ26aに結合して、ター
ビン軸10とオーバドライブ歯車装置26を接続
または接断するようになつている。また、上記オ
ーバドライブ歯車装置26のドリブンギヤ26b
は自動変速機3とバルブブロツク5の間に通され
た中間軸28、スプライン継手29を介して前輪
終減速装置4のドライブピニオン23bに連結し
ている。
尚、符号30はオイルポンプであり、オーバド
ライブ付でない場合は自動変速機3後端のクラツ
チサポート31の部分に取付けられるが、本発明
によるとタービン軸10が後方に延設される関係
で最も後方の変速機カバー25に取付けられ、タ
ービン軸10内を挿通するオイルポンプドライブ
軸12に駆動されるように連結する。
第2図においてオーバドライブの変速制御系に
ついて説明すると、上記オイルポンプ30でオイ
ルパン32から汲み上げたオイルを調圧バルブ3
3により調圧してライン圧を生じるようになつて
おり、このライン圧を前進速時マニユアルバルブ
34の操作でフオワードクラツチ16に導く油路
35の途中にオーバドライブバルブ36が設けら
れ、バルブ36から更に油路37により上記オー
バドライブクラツチ27に油圧回路を構成してい
る。オーバドライブバルブ36は調圧バルブ3
3、マニユアルバルブ34等を有するバルブブロ
ツク5に設けることなく、第1図に示されるよう
に自動変速機3とオーバドライブ装置6との間に
設置されるクラツチサポート31に付設されてい
る。そして、バルブボデー36a内にスプール3
6bが移動可能に挿入され、スプール36bの一
方にはソレノイド36cが、その他方にはリター
ン用のスプリング36dがそれぞれ設けられ、ス
プール36bをスプリング36dにより右側に移
動してポート36e,36fを連通すると共にポ
ート36gをドレンポート36iに連通し(第2
図図示の状態)、ソレノイド36cで逆の左側へ
移動してポート36fをドレンポート36hに連
通し、ポート36e,36gを連通すると共にド
レンポート36iを遮断するようになつている。
こうして構成されたオーバドライブバルブ36の
ポート36e,36fが油路35のマニユアルバ
ルブ側及びフオワードクラツチ側の油路35a,
35bに連通し、ポート36gがオーバドライブ
クラツチ27に連通する。
また、オーバドライブバルブ36のソレノイド
36cにはリレー38の接点38a、車速がオー
バドライブに必要な所定の高速になつた場合にオ
ンするガバナスイツチ39、前進速の特に第1速
と第3速の間を自動変速するDレンジにシフトし
た場合にオンするDレンジスイツチ40、マニユ
アル操作されるオーバドライブスイツチ41を介
してイグニツシヨンスイツチ42を有する電源と
してのバツテリー43の方に電気的に接続され
る。更に、上記イグニツシヨンスイツチ42から
リレー38のコイル38bの側にキツクダウン操
作によりオンするキツクダウンスイツチ44が接
続されており、リレー38はキツクダウンスイツ
チ44がオンしてコイル38bに通電すると、接
点38aを切るようになつている。
ここで、自動変速機3により自動変速される場
合の変速パターンは第3図のようになつており、
オーバドライブ領域AODは斜線で示すように第2
速の走行領域の一部を含んだ第3速の走行領域の
高速側になるようガバナスイツチ39の動作する
車速Vgが設定され、且つキツクダウンスイツチ
44が動作するキツクダウン領域AKDよりスロツ
トル開度の小さい側に定められている。
本発明はこのように構成されているから、Dレ
ンジにシフトして前進走行する場合でもオーバド
ライブスイツチ41を操作しないと、それがオフ
することで車速が所定の高速に達してガバナスイ
ツチ39をオンしてもオーバドライブバルブ36
のソレノイド36cが消磁してスプール36bを
図のように右側に移動する。そのため、ポート3
6gの側のオーバドライブクラツチ27がドレン
ポート36iに連通して排油されることで解放状
態になり、オーバドライブ歯車装置26をタービ
ン軸10から切離す。一方このときポート36
e,36f及び油路35a,35bと共にフオワ
ードクラツチ16がマニユアルバルブ34に連通
して給油されることで係合し、これによりエンジ
ンクランク軸8からトルクコンバータ2を経てタ
ービン軸10に伝達する動力が更に自動変速機3
のプラネタリギヤ14におけるフオワードサンギ
ヤ14aに入力して前進速状態になる。そして車
速とスロツトル開度の関係が第3図の変速パター
ンにおいて曲線aの左側にあると、ワンウエイク
ラツチ20によりキヤリヤ14eをロツクしてリ
ングギヤ14fから出力軸21にギヤ比の最大の
回転動力が出力し、これが更にリダクシヨンギヤ
24、デイフアレンシヤル機構23を介し前輪側
へ伝達して第1速の走行状態になる。
次いで車速が上昇して第3図の変速パターンの
曲線aを越えると、油圧制御装置のバルブブロツ
ク5におけるバルブ動作でブレーキバンド18が
締付動作して自動変速機3のリバースサンギヤ1
4bがロツクするようになり、これにより上述の
場合よりギヤ比の小さい回転動力が出力し、且つ
それが上述同様に伝達して第2速の走行状態にな
る。更に車速が上昇して第3図の変速パターンの
曲線bをも越えると、ブレーキバンド18の代り
にリバースクラツチ17が係合してプラネタリギ
ヤ14の2個のサンギヤ14a,14bから同時
に動力を入力して一体化するようになり、このた
めタービン軸10と出力軸21が直結してタービ
ン軸10の動力が上述同様に前輪側に伝達して第
3速の走行状態になるのであり、こうして第1速
及び第2速の減速比の大きな状態と第3速の直結
状態の間で自動変速機3による自動変速が行われ
る。
そしてこのとき、急加速すべくアクセルペダル
の踏込みによりスロツトル開度が全開付近のキツ
クダウン領域AKDにされ、所謂キツクダウン操作
されると、第3図の変速パターンの曲線a,bの
特性に基づいて第3速は第2速に、第2速は第1
速にシフトダウンする。
これに対して高速道路等での走行時オーバドラ
イブスイツチ41をオンしておくと、車速が所定
の車速Vgに達してガバナスイツチ39がオンに
なり、オーバドライブバルブ36のソレノイド3
6cが通電により励磁してスプール36bを左側
に移動する。そのため、マニユアルバルブ側の油
路35aがポート36e,36gによりオーバド
ライブクラツチ27の方へ連通し、フオワードク
ラツチ16はドレンポート36hの方へ連通する
ように切換わる。そこで、フオワードクラツチ1
6は排油して係合が解かれ、自動変速機3におけ
るプラネタリギヤ14のフオワードサンギヤ14
aには動力が入力しなくなつて自動変速不能な状
態になる。一方、オーバドライブクラツチ27は
給油して係合することでタービン軸10の動力が
オーバドライブ歯車装置26に入力し、そのドラ
イブ及びドリブンギヤ26a,26bで増速して
中間軸28に取出される。そして、上記同様にデ
イフアレンシヤル機構23のドライブピニオン2
3bに入力し、且つクラウンギヤ23aを介して
前輪側に伝達されるのであり、こうしてエンジン
の回転に対して増速したオーバドライブの走行状
態に自動的に変速される。
かかるオーバドライブへの変速は主として最も
高速段の第3速から行われるが、第3図の変速パ
ターンのオーバドライブ領域AODの設定状態から
明かなように、スロツトル開度が大きい場合は第
2速からも行われ得る。そして、車速が下がつて
ガバナスイツチ39がオフすると、オーバドライ
ブバルブ36が戻つてオーバドライブが解除され
再び自動変速機3による自動変速状態になる。
また、オーバドライブ時上述のようなキツクダ
ウン操作が行われてキツクダウンスイツチ44が
オンすると、リレー38の接点38aが切れてオ
ーバドライブバルブ36はソレノイド36cの消
磁により戻りオーバドライブが解除される。そし
てこのときの車速の大きさに基づいて、自動変速
機3により第3図の矢印K1の第2速または矢印
K2の第3速に自動的にダウンシフトする。
尚、オーバドライブ時第3速でのリバースクラ
ツチ17の係合でタービン軸10の動力がプラネ
タリギヤ14のリバースサンギヤ14bに入力、
または第2速でのブレーキバンド18の締付でリ
バースサンギヤ14bをロツクしており、デイフ
アレンシヤル機構23からリダクシヨンギヤ2
4、出力軸21を介してプラネタリギヤ14の方
へ高速の回転動力が逆入力するが、ワンウエイク
ラツチ20及びローアンドリバースブレーキ15
が不動作状態にあることで、キヤリヤ14eを任
意に回転した空転状態になつている。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によると、オーバド
ライブ装置6が互に噛合う一対のギヤ26a,2
6bから成るオーバドライブ歯車装置26とオー
バドライブクラツチ27を有し、このオーバドラ
イブクラツチ27と自動変速機側の前進速時に常
に係合するフオワードクラツチ16への給排油を
単一のオーバドライブバルブ36で制御すること
によりオーバドライブへ変速するようになつてい
るので、この変速制御系が簡単な構造で、動作も
確実である。
オーバドライブスイツチ41を操作しておくだ
けで自動変速機3による自動変速とオーバドライ
ブ装置6によるオーバドライブとの変速が自動的
に行われ操作性が良く、キツクダウン操作の場合
も第3速または第2速に効果的にダウンシフトす
る。
第2速からでも直接オーバドライブに変速され
るので、オーバドライブによる効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるオーバドライブ付
自動変速装置の一例を示すスケルトン図、第2図
は本発明による変速制御装置の一実施例を示す回
路図、第3図は変速パターンの線図である。 2……トルクコンバータ、3……自動変速機、
4……前輪終減速装置、6……オーバドライブ装
置、16……フオワードクラツチ、26……オー
バドライブ歯車装置、27……オーバドライブク
ラツチ、36……オーバドライブバルブ、35,
37……油路、39……ガバナスイツチ、40…
…Dレンジスイツチ、41……オーバドライブス
イツチ、44……キツクダウンスイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トルクコンバータのタービンに接続する中空
    のタービン軸を入力軸とし、上記入力軸にフオワ
    ードクラツチを有する自動変速機と、上記自動変
    速機の出力軸を上記トルクコンバータ側へ延設
    し、上記出力軸から上記トルクコンバータと上記
    自動変速機との間の下方に配設された終減速装置
    へ動力を伝達する動力伝達手段と、上記タービン
    軸の中空部に配設され、一端を上記トルクコンバ
    ータのコンバータカバーへ他端をオイルポンプへ
    接続したオイルポンプドライブ軸と、上記自動変
    速機の油圧をマニユアルバルブの操作によつて制
    御する油圧制御装置とからなる自動変速機装置に
    おいて、 上記自動変速機の上記トルクコンバータ側と反
    対側に、オーバドライブクラツチと一対の増速ギ
    ヤとからなるオーバドライブ装置を配設し、上記
    オーバドライブクラツチの入力側を上記タービン
    軸に、上記オーバドライブクラツチの出力側を上
    記増速ギヤのドライブギヤへ接続し、上記増速ギ
    ヤのドリブンギヤを中間軸を介して上記動力伝達
    手段へ接続構成し、 上記油圧制御装置には、上記オイルポンプに連
    通する上記マニユアルバルブと上記自動変速機の
    前進速時に常に係合する上記フオワードクラツチ
    との間に形成された油路からなる第1の油圧回路
    と、上記第1の油圧回路に配設されたソレノイド
    を有するオーバドライブバルブと、上記オーバド
    ライブクラツチと上記オーバドライブバルブとの
    間に形成された油路からなる第2の油圧回路とを
    有し、上記オーバドライブバルブの動作により上
    記第1の油圧回路と上記第2の油圧回路とを選択
    的に切換えるよう構成し、 上記ソレノイドへの通電を制御する電気回路
    を、上記ソレノイドにリレーの常閉接点と、所定
    車速以上でオンするガバナスイツチと、ドライブ
    レンジにシフトした時にオンするドライブレンジ
    スイツチおよびオーバドライブスイツチとを電源
    に直列に接続し、上記リレーのコイルをキツクダ
    ウン操作によりオンするキツクダウンスイツチを
    介して上記電源に接続して回路形成し、自動変速
    状態にあつて、上記オーバドライブスイツチをオ
    ンし、かつ車速が所定車速以上になると上記ガバ
    ナスイツチがオンして上記ソレノイドに通電する
    ことにより、自動変速状態を解除しオーバドライ
    ブとし、 オーバドライブ状態にあつて、キツクダウン操
    作により上記キツクダウンスイツチをオンして上
    記リレーの常閉接点を開き上記ソレノイドへの通
    電を解除することにより、オーバドライブを解除
    し自動変速状態とするよう構成したことを特徴と
    するオーバドライブ付自動変速装置の変速制御装
    置。
JP55125436A 1980-09-09 1980-09-09 Transmission controller of automatic transmission with over-drive Granted JPS5761851A (en)

Priority Applications (4)

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JP55125436A JPS5761851A (en) 1980-09-09 1980-09-09 Transmission controller of automatic transmission with over-drive
US06/297,889 US4462276A (en) 1980-09-09 1981-08-31 Control system for automatic transmission with overdrive device
DE8181304111T DE3173139D1 (en) 1980-09-09 1981-09-08 Control system for automatic transmission with overdrive device
EP81304111A EP0047670B1 (en) 1980-09-09 1981-09-08 Control system for automatic transmission with overdrive device

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JP55125436A JPS5761851A (en) 1980-09-09 1980-09-09 Transmission controller of automatic transmission with over-drive

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JPS5257465A (en) * 1975-11-06 1977-05-11 Ntn Toyo Bearing Co Ltd Overdrive controlling oilhydraulic system
JPS5455264A (en) * 1977-10-11 1979-05-02 Aisin Warner Automatic transmission

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