JPS63304867A - 建築物下地材用複合板 - Google Patents

建築物下地材用複合板

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JPS63304867A
JPS63304867A JP13949487A JP13949487A JPS63304867A JP S63304867 A JPS63304867 A JP S63304867A JP 13949487 A JP13949487 A JP 13949487A JP 13949487 A JP13949487 A JP 13949487A JP S63304867 A JPS63304867 A JP S63304867A
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JP
Japan
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asphalt
layer
waterproof
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thickness
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JP13949487A
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哲也 山崎
政弘 和田
舟越 和也
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はALC板(オートクレーブ養生した軽量気泡
コンクリート板)を基材とした複合板、より詳細には防
水性と釘の引抜保持力を備えた屋根下地材等として用い
好適な複合板に関する。
〔従来の技術〕
建築物の下地材、例えば屋根の下地材としては従来、木
造建築の場合、野地板の上にアスファルトルーフイング
を敷設し、その上に瓦等の屋根材を配置しているが、こ
の工法の場合、野地板に釘打ち瓦の固定が可能であるが
、野地板が湿気で腐り、ルーフインクも湿気で結露し、
防水性の信頼性が低い。又、コンクリート造・、ALC
建築で瓦を配置する場合は湿気による腐蝕はないが釘打
が出来ず防水性もない。釘打が可能なモルタル(例えば
スカイモルタル)の場合でもアスファルトルーフイング
等を敷設した後屈を釘打して取付けるが、打設後−週間
位の養生期間が必要であシ、釘の引抜保持力が小さく、
軒先部分等では木材を取付けて木材に瓦を固定し、その
欠点を補なう必要がある等多くの問題点がある。
この発明は上記問題点に着目しなされたものである。そ
の目的は防水性が優れ、釘の引抜保持力が高い建築物の
下地材として用い好適な複合板を提案するにある。
〔発明の構成〕
この複合板は、ALC板の片表面に防水材層を貼着積層
し構成してなり、前記防水材層はアスファルトを主材と
する母材と補強用短繊維とが均一に分散混合した密実な
厚み3頭以上のアスファルト防水層の両面に不織布が積
層してあることを特徴とする。
この複合板は第1図の示すごと(ALC板1の片表面に
防水材層2を接着剤層3を介し接着積層し一体をなし構
成されている。この複合板1の厚みは30〜200Mで
ある。防水材層2の厚みは3〜3(1mであり、アスフ
ァルト防水層4の両面に不織布5,5を積層しなったも
のである。アスファルト防水層は常温において弾性があ
る固体あるいは半固体であるプローンアスファルト(例
工ば針入度(JIS  K2530)10〜20)。
ゴムアスファルト(例えば針入度40〜100)ギルツ
ナイト(例えば針入度0)9合成樹脂等を配合した改良
アスファルト等、あるいはこれらのアスファルト類に炭
酸カルシウム等の無機物粉末、エチレン酢酸ビニル樹脂
発泡体等の合成樹脂粉末、あるいはゴムタイヤ粉末等を
添加したアスファルトを主体とする混合物を母材とする
。母材に混合する補強用短繊維は綿リンター(繊維長2
〜15B)、組線等の天然繊維、ポリエステルあるいは
ポリプロピレン繊維(例えば1〜5デニール、繊維長2
〜15朋)等の合成繊維、石綿等の無機繊維である。こ
れら繊維は短い繊維長、通常20m以下となし溶融状態
の母材中に均一に分散せしめた後、厚み3u以上の密実
なアスファルト防水層とする。
混入する補強短繊維の量は、繊維と母材とが均質に混合
し、密実な組織を形成する範囲で多い量が好ましい。繊
維の割合が多すぎると繊維間を充填する母材の量が不足
し、密実な組織のアスファルト防水層を形成することが
できない。また、少なすぎると母材を拘束する力が不足
し、釘の引抜保持力を高くすることができない。アスフ
ァルト防水層中に占める短繊維の割合は繊維の密度、嵩
高さ、アスファルトの流動性、硬さ、添加物の量、質等
の影響を受けるが通常5〜40%(重量)である。
アスファルト防水層はアスファルト母材中に補強用短繊
維が均一に分散し、気泡や空隙がない均一、密実な組織
でなくてはならない。厚みが3馴未満では釘を保持する
層が薄すぎ高い引抜保持力を期待できない。好ましくは
5m以上である。
30朋以上になると複合板が高重量となり施工性が低下
し、かつコスト高となり好ましくない。
この複合板に用いる不織布は湿式法、乾式法、ニードル
パンチ法、ステインチボンド法、スパンボ/ド法等いず
れの方法のものでもよいが、スバ (ンポンド法による
不織布、中就、ポリエステル繊維を主材とするスパンボ
ンド不織布は、溶融アスファルト温度に耐える耐熱性、
寸法安定性、をもち、加工性が優れ、アスファルト防水
層によく密着して被覆、保護し、かつ低コストで取扱性
が優れ好適である。
アスファルト防水層は通常、繊維を混合した溶融状態の
母材を、走行する不織布等の上にスリットダイ等から供
給してコーテングし、あるいはドクターナイフ等で厚さ
を調整しコーテングしてつくられる。これらの製造工程
において、溶融状態の母材はドクターナイフ、あるいは
スリットfi−イ等で拘束されて流動し、混入した補強
用短繊維はアスファルト防水層と平行する面方向に配向
する。
この様に配向し母材中に均一に分散混合した繊維はアス
ファルト母材を横方向に強く拘束し、アスファルト防水
層に打込んだ釘の引抜保持力の向上およびアスファルト
層の強度を高める上で効果が著しい。
作用〕 この複合板は、ALC板の片表面にアスファルトを主体
とする母材に補強用短繊維を混入した均質、密実な厚み
3頭以上のアスファルト防水層があるので、防水性が優
れ、この層に打込んだ釘は、繊維で拘束されたアスファ
ルト母材および交絡する繊維の抵抗を受けて高い引抜保
持力を発揮する。
また、アスファルト防水層の両面には不織布が積層しで
あるので、防水材層に亀裂や破断が起り難く、ALC板
と防水材層とを強固に接着できる。
従って、木造あるいはコンクリート造の建築物の屋根等
の下地材として躯体に固定し、その上に直接瓦等の表層
材を釘打して取付けができる。同時にALC板と防水材
層が一体となって軽量、遮音、断熱、衝撃吸収等のパネ
ル機能を発現する。
〔実施例〕
第1表の組成の混合物を加熱溶融状態でポリエステル繊
維スパンポンド不織布(目付509/rr?、厚み0.
25m)表面に供給し、ドクターナイフコート法で厚み
721oII(中7KP/m”)のアスファルト層を形
成し、その上面にポリエステル繊維スパンポンド不織布
(目付50 g/rr?)を貼合せ、厚み約7.5朋の
防水材層をつくった。この防水材層を厚み65朋のAL
C板の片表面にエポキシ系接着剤を用い貼着積層し、複
合板Nα1.2.3をつくった。
この複合板の防水材層面に長さ32間の釘を23B長さ
打込み、この釘を20℃、65%RH雰囲気下で釘頭部
を把持し20!II/分の速度で引張シ、引抜保持力を
測定し、それぞれ30.5 Kyf33.5Kpf 、
 49.1KPfを得た。またいずれも水圧10に9/
Cd 、 10分間の透水試験で透水を生じなかった。
第1表 〔発明の効果〕 この発明になる複合板は以上の通シである。この複合板
は屋根等の下地材として用い釘打ちによる表層材の取付
け、防水性の付与ができ、施工の能率化、工期の短縮が
達成できる。同時ALC複合板としての機能を発揮でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明になる複合板の断面図である。 1・・ALC板、2・・防水材層、 3・・接着剤、4・・アスファルト防水層、5・・不織
布。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ALC板の片表面に防水材層を貼着積層し構成し
    てなり、前記防水材層はアスファルトを主体とする母材
    と補強用短繊維とが均一に分散混合した密実な厚み3m
    m以上のアスファルト防水層の両面に不織布が積層して
    あることを特徴とする複合板。
JP62139494A 1987-06-03 1987-06-03 建築物下地材用複合板 Expired - Lifetime JP2552290B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06185160A (ja) * 1992-12-18 1994-07-05 Kubota Corp 屋根用下地板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5930100U (ja) * 1982-08-17 1984-02-24 土屋 健吾 アツプダウンキ−パ−
JPS6010852U (ja) * 1983-07-04 1985-01-25 スズキ株式会社 2サイクルエンジン用ピストン
JPS60152561A (ja) * 1984-01-19 1985-08-10 Nichireki Chem Ind Co Ltd アスフアルト成形物

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JP2552290B2 (ja) 1996-11-06

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