JPS6330484Y2 - - Google Patents

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JPS6330484Y2
JPS6330484Y2 JP5027883U JP5027883U JPS6330484Y2 JP S6330484 Y2 JPS6330484 Y2 JP S6330484Y2 JP 5027883 U JP5027883 U JP 5027883U JP 5027883 U JP5027883 U JP 5027883U JP S6330484 Y2 JPS6330484 Y2 JP S6330484Y2
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JP
Japan
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belt
baffle
tank
sludge
link
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JP5027883U
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JPS59158411U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は沈殿槽下部に設けられた汚泥掻寄せ
をするクラリフアイヤー部の短絡流を阻止するた
めの沈殿槽の阻流装置に関するものである。
従来の横流式の沈殿槽においては、第1図に示
すように、沈殿槽A内の上部に傾斜板分離装置等
の沈降促進装置1を設けた場合などにおいては、
横下部の短絡流(矢印Xで示す)を防止するた
め、槽底より阻流壁2を多列に衝設する必要があ
るので、沈降した汚泥掻きとしてのリンクベルト
式クラリフアイヤー3を水流(矢印Yで示す)に
直交して槽底を移動する横引型として使用してい
る。しかし、傾斜板1a等に分離効果を更に向上
するため板面にフイン等を衝設すると槽上部の抵
抗が一層大きくなり、そのままでは下部の短絡流
が激しくなる傾向が生じる。即ち横引きのリン
ク・ベルト式クラリフアイヤー3の汚泥掻寄板で
あるフライト3aは普通は4m前後あるが第1図
に示す如くリンク・ベルト4前後の阻流壁2の間
はフライト3aが上段及び下段において移動する
ためこの空間は何も設けられず、従つて第1図に
矢印Xで示す如き短絡流がおきて、前記沈降促進
装置1を設けた意味がなくなつてしまう。これを
防止するには阻流壁2を多列衝設すればよいわけ
であるが、その場合は、リンクベルト4の台数が
当然増加し、コスト面においてもまた機構面にお
いても不利はまぬかれない。
この考案は以上に述べた事情に鑑みなされたも
ので、その目的は、リンク・ベルトの無端のチエ
ーンに係着されているフライトが回動する際に係
着側の内側縁辺が描く軌跡ともいえる形の両端に
半円部を有する略長方形を平面形上とした阻流板
を、フライトの両端附近を係着する一双のリン
ク・ベルトに挾まれた空間に必要列数だけ水流に
抗して配列せしめ、かつ回動するフライトに当ら
ないように空間に保持衝設して成るもので、前記
クラリフアイヤー部の短絡流を有効に阻止すると
ころの沈殿槽の阻流装置を提供することにある。
次に添付図面に基づいてこの考案を説明する。
第2図及び第3図はこの考案による沈殿槽の阻
流装置を施こした沈殿槽を示す要部斜視図及び断
面図で、同図面に見られる如く沈殿槽A内の傾斜
板分離装置等の沈降促進装置1の下部に衝設され
た阻流壁20の間に一双の無端チエーンよりなる
リンク・ベルト21aを阻流壁20に平行にさし
わたしその両側に設けたスプロケツト21b,2
1cに掛けてそれらが回動できる如く構成する。
この場合第2図に図示されている図面上手前のス
プロケツト21cは固定シヤフト21dに対し各
空転する構成になつているが他端はスプロケツト
21bを駆動シヤフト21eに固定して、水面上
に駆動装置22により第3図の如く駆動チエーン
23を介してリンク・ベルト21aが回転駆動で
きるようになつている。そして、該一双のリン
ク・ベルト21aの適宜の個所には汚泥掻寄板で
ある複数のフライト21fを両リンク・ベルト2
1a間に架設係着することによつてリンク・ベル
ト式クラリフアイヤー21が形成される。
このようにしてから流入側と流出側とのコンク
リート製の阻流壁20との間に各リンク・ベルト
21aの輪を貫通して適宜の間隔で複数の支持杆
25を挿通固定してから、該支持杆25の長さ方
向において対峙し、かつリンク・ベルト21aの
内側において後述する阻流板26を衝立しようと
する個所に支持杆25と直角に、しかも往復する
リンク・ベルト21aの上下段のチエーンの間隔
より少し狭くした断面コ字形の拘止枠27を取り
付ける。そして、隣接する支持杆25の同列の拘
止枠27間に、例えば発泡スチロール板等の軽量
材で作製した長尺の前述した阻流板26を水流に
衝設する形ではめ込んで着脱可能に架設固定する
ことにより、所定の位置に複数列の阻流板26が
設けられる。なお、必要に応じ、阻流板26の強
度を増すため矢印Zで示す水流方向に平行して枠
板28を取り付けることもある。そして、このよ
うにすれば長尺の阻流板26も任意の列で阻流壁
20間の空間に配設することができるばかりでな
く、リンク・ベルト21aの点検等の場合は簡単
に取外しができ、又本例のような材質で阻流板2
6を作製した場合は浮力によつて重量は軽減さ
れ、かつ故障等によりフライト21fが阻流板2
6に接触するような事があつても材質が柔らかな
ため高価なクラリフアイヤー21を損傷するおそ
れがない。阻流板26の材質としては装置規模に
よつて、例えば塩化ビニル板を折曲げて使用する
場合もあり、これらは適宜選択でき、又阻流板2
6が厚目であつて上面に汚泥が沈積するようなこ
とがあつても、フライト21fが阻流板26の直
上を通過するので、汚泥は降落され、それによる
問題はない。
この考案による阻流装置は以上に述べたようで
あるから、従来、可動空間であるため、何等の配
慮もされなかつた部分を簡易な構造で短絡流防止
目的を達することができるので、沈殿効果の向上
及びコスト低減に極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の沈殿槽を示す断面図、第2図及
び第3図はこの考案による阻流装置を施こした沈
殿槽を示す要部斜視図及び断面図である。 図面において、A……沈殿槽、21……リン
ク・ベルト式クラリフアイヤー、21a……無端
ベルト(リンク・ベルト)、21f……掻寄板
(フライト)、26……阻流板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 沈殿槽内に水流方向に直交して衝設してなる阻
    流装置であつて、槽底面を摺動する汚泥掻寄板を
    複数平行して一双の無端ベルトに定間隔に係着し
    槽内を回動して汚泥の掻寄を行なうリンクベルト
    式クラリフアイヤーの相対峙する無端ベルトと掻
    寄板とにより形成される空間に該ベルトの回動軌
    跡範囲を平面形状とした阻流板を水流に抗して保
    持衝設してなる沈殿槽の阻流装置。
JP5027883U 1983-04-06 1983-04-06 沈殿槽の阻流装置 Granted JPS59158411U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5027883U JPS59158411U (ja) 1983-04-06 1983-04-06 沈殿槽の阻流装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5027883U JPS59158411U (ja) 1983-04-06 1983-04-06 沈殿槽の阻流装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59158411U JPS59158411U (ja) 1984-10-24
JPS6330484Y2 true JPS6330484Y2 (ja) 1988-08-16

Family

ID=30180747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5027883U Granted JPS59158411U (ja) 1983-04-06 1983-04-06 沈殿槽の阻流装置

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JP (1) JPS59158411U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5743527B2 (ja) * 2010-12-20 2015-07-01 月島機械株式会社 汚泥掻寄機
JP2015174084A (ja) * 2014-03-12 2015-10-05 有限会社フジカ 汚泥掻寄装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59158411U (ja) 1984-10-24

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