JPS63303916A - 頭髪用薬用化粧料及びその製造方法 - Google Patents

頭髪用薬用化粧料及びその製造方法

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JPS63303916A
JPS63303916A JP62141929A JP14192987A JPS63303916A JP S63303916 A JPS63303916 A JP S63303916A JP 62141929 A JP62141929 A JP 62141929A JP 14192987 A JP14192987 A JP 14192987A JP S63303916 A JPS63303916 A JP S63303916A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は人体の頭皮の表皮及び皮下に栄養を与えて皮下
細胞を賦活させ、特に子嚢、毛根の細胞を賦活させて頭
髪の自然の成長を促し、かつメラニン色素の正常な生成
を促進させ、しかも配合された染毛料であるヘマティン
が毛髪の表面組織に浸透し、毛髪の含有する微量の鉄分
と結合して黒色の不溶性化合物を生成し、白髪を黒髪に
戻すことのできる頭髪用薬用化粧料及びその製造方法に
関する。
従来の技術 人体の白髪を黒髪に戻す化粧料と、して、従来から存す
るものは染毛料が広く用いられていた。
これらの染毛料は、植物性、鉱物性及び合成染毛剤の3
つに大別され、又染着の機構によって毛髪の表面に固着
した状態で染毛している一時的染毛剤と、毛皮質の内部
に入り込んで染毛している永久的染毛剤との2種に大別
される。
現在最も一般的に普及している染毛剤は、合成染毛剤で
あり、配合される染料として、パラフェニレンジアミン
、パラアミンフェノール、パラトリレンジアミンなど酸
化染料が主であり、酸化染毛剤とも呼ばれている。
これらの染料は毛皮質内に侵入し、そこで酸化、重合さ
れ不溶性色素となり沈着する。この色素は容易に洗い落
ちないので永久的染毛剤と呼ばれている。
これらの染料は各種配合することによって、黒色から茶
、赤色と幅広く色を出すことが可能となる。
従来の多くの染毛料はz液式で、第1液は主原料の酸化
染料、溶媒としてアルコール類、浸透反応促進剤として
のアルカリ剤や界面活性剤が配合されている。
第2液は酸化剤として、過酸化水素水が用いられている
使用法は第1液と第2液とを混合し、その溶液を約20
分前後頭髪に塗布し、希望の色の出方ヲみて洗い落す。
発明が解決しようとする問題点 従来の染毛料における最大の問題点は頭皮から露出して
いる毛髪しか染毛できないことであり、このため1毛髪
の成長に伴って順次白髪部分が伸長し、それを防ぐため
に度々染毛をしなければ黒髪を維持することができなか
った。
又従来の染毛料には、毛髪の組織を傷付けて染毛し易く
するために、パラアミノフェノール、アルコール類、ア
ルカリ剤、界面活性剤等が含有されており、これらの酸
化染料、溶媒は毛髪を傷付けるばかりでなく1頭皮等の
皮膚疾患が生じ易く、この点にも問題点が存した。
ところで、白髪の生ずる原因は、頭皮特に皮下細胞の栄
養が失調することにより、子嚢、毛根が老化し、それに
伴ってメラニン色素を生成する機能が減退し、しだいに
白髪化することによるとされている。
このため、頭皮から露出している毛髪だけを染毛するの
ではなく1頭皮に栄養を与え、皮下の子嚢1毛根の賦活
作用を促進して、毛根内においてメラニン色素の正常な
生成を促し、しかも染毛料が毛髪の表面組織に浸透し、
毛髪の含有する微量の鉄分と結合して黒色の不溶性化合
物を生成し、白髪を黒髪に戻すことができると同時に毛
髪を損傷することなく、しかも皮膚疾患の生じない頭髪
用薬用化粧料及びその製造方法の開発が強く望まれてい
た。
発明の概要 本発明は上記要望に応えるためになされたものであり1
本発明化粧料の皮下の子嚢、毛根への緩慢な作用により
、子嚢、毛根の細胞を賦活させて毛髪の自然な成長を促
し、同時にメラニン色素の正常な生成を促進させ、しか
も配合された染毛料であるヘマティンが毛髪の表面組織
に浸透し、毛髪の含有する微量の鉄分と結合して黒色の
不溶性化合物を生成し、自然の生理作用にもとづいて白
髪を黒髪に戻すことのできる頭髪用薬用化粧料及びその
製造方法を得ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために以下の手段を採用
する。
先ず、第1の発明は、ヘマティン0.2〜0゜4重量%
、β−グリチルレチン酸0.2重量%、パラオキシ安息
香酸プロピル0.2重量%、ポリオキシエチレンラノリ
ン(20E、O)1.5重量%、1.3−ブチレングリ
コール2.0重量%、ポリオキシエチレンセチルエーテ
ル(30E、0)1.5重量%、銅クロロフィリンナト
リウム0.005重量%、アスコルビン酸ナトリウム0
.05重量%、水溶性硫黄0.1重量%、トリクロロヒ
ドロキシジフェニルエーテル0.05重量%、微量の香
料、カモミラエキス1.0重量%、セージエキス1.0
iJ1%、アロエエキス1.0重量%、精製水91.1
95〜90 、995重量%からなることを特徴とする
次に第2の発明は、β−グリチルレチンm0゜2重量%
、パラオキシ安息香酸プロピル0.2重量%、ポリオキ
シエチレンラノリン(20E。
0)1.5重量%、1.3−ブチレングリコール2.0
重量%、ポリオキシエチレンセチルエーテル(30E、
O)1.5重量%、水溶性硫黄0゜1重量%、トリクロ
ロヒドロキシジフェニルエーテル0.05重量%、微量
の香料を85〜90℃の温度下で撹拌混合して均一に混
和し、この溶液に70〜75℃に加熱した精製水91.
195〜90.995重量%を加えて撹拌混合して均一
に混和し、銅クロロフィリンナトリウム0.005重量
%、アスコルビン酸ナトリウム0.05i穢%、カモミ
ラエキス1.0重量%、セージエキス1.0重量%、ア
ロエエキス1.0重量%を常温にて撹拌混合して均一に
混和し、これを前記精製水を加えて混和してなる溶液に
加えて更に撹拌混合して均一に混和し、この溶液にヘマ
ティン0゜2〜0.4重量%を加えて撹拌混合して均一
に混和したことを特徴とする。
更に第3の発明は、予め85℃〜90℃に加熱した精製
水91.195〜90.995重量%にヘマティン0.
2〜0.4重量%を添加して撹拌混合し、この溶液にβ
−グリチルレチン酸0.2重量%、パラオキシ安息香酸
プロピル0.2重量%、ポリオキシエチレンラノリン(
20E、O)1.5重量%、1,3−ブチレングリコー
ル2゜0重量%、ポリオキシエチレンセチルエーテル(
30E、O)1.5重量%、水溶性硫黄0.1重量%、
トリクロロヒドロキシジフェニルエーテル0.05重量
%、微量の香料を順次添加し、撹拌混合して均一に混和
し、更にこの溶液を70℃前後に冷却して、この溶液中
に銅クロロフィリンナトリウム0.005重量%、アス
コルビン酸ナトリウム0.05重量%、カモミラエキス
1.0重量%、セージエキス1.0重量%、アロエエキ
ス1.0重量%を順次添加し、撹拌混合して均一に混和
し、更にこの溶液を80〜85℃に加熱し、撹拌混合し
て均一に混和したことを特徴とする。
作用 次に、第1の発明化粧料を構成する各原料の性質、役割
、効能等を説明する。
ヘマティンは染毛剤であり、インド原産のマメ科の植物
から得られる植物色素で1毛髪の蛋白質m!lの中に浸
透して繊維の中で毛髪中に含まれる微量の鉄分と結合し
て黒色又は黒褐色の色素としての不溶性化合物を生成す
る作用を有し、水に溶けず、洗髪によっても色落ちしな
い、又ヘマティンは毛髪中の色素を生成すると同時に育
毛作用も備えている。
β−グリチルレチン酸は消炎剤であり、甘草の主成分で
皮膚の炎症を治す効果がある。又抗菌作用も備えており
頭皮の炎症、フケ等を予防し、又はこれらの発生を解消
する作用を有している。
パラオキシ安息香酸プロピルは防腐剤であり、本発明化
粧料の変質を防止し、製品の安定化を図る作用を有する
ポリオキシエチレンラノリン(20E、O)は、羊毛脂
から得られたラノリンに酸化エチレンを平均20モル付
加して得られる水溶性の乳化剤で、ヘマティンをコロイ
ド状に乳化分散させる能力を有し、又ヘマティン等の有
効成分を毛髪の繊雄牛に浸透させる作用を有する。これ
は毛髪中に存在する自然の油脂をも乳化させる作用を有
するためであり、ヘマティン等の有効成分の毛髪、毛根
、毛髪への浸透をより改善させるものである。
又乳化作用の他に養毛作用も備えている。
1.3−ブチレングリコールは保湿剤であり、多価アル
コールの一種で、皮膚表面をしっとりさせる保湿作用を
有する他、製品の安定化の作用も有する。
ポリオキシエチレンセチルエーテル(30E。
0)は、マツコラクジラから得られるセタノールに酸化
エチレンを平均30モル付加させて得られる非イオン界
面活性剤であり、前記のポリオキシエチレンラノリン(
20E、O)の効能とあいまって他の水に不溶性な成分
、即ちパラオキシ安息香酸プロピル、トリクロロヒドロ
キシジフェニルエーテルをはじめ、ヘマティンを安定し
たコロイド状分散液にする作用を有し、又ヘマティン等
の有効成分を毛髪の繊維中に浸透させる作用を有する。
これは毛髪中に存在する自然の油脂をも乳化させる作用
を有するためであり、ヘマティン等の有効成分の名前、
毛根、毛髪への浸透をより改善させるものである。
銅クロロフィリンナトリウムは着色剤であり。
ヘマティンの働きを促進し、毛髪を光線から保護して毛
髪の発育を促進する他、消炎作用も有する。
アスコルビン酸ナトリウムは安定剤であり、ビタミンC
の結晶でもあり、ヘマティンを液剤にする場合、溶は易
くするための遺児作用を有する。
水溶性硫黄は制菌剤であり、抗菌作用が強く、頭皮に存
在する多種類の細菌の発生を抑えて健全な毛髪の発育を
促進する。
トリクロロヒドロキシジフェニルエーテルは殺菌剤であ
り1頭皮に付着する細菌を殺菌し、フケ、カユミを防止
する。
カモミラエキスは保湿剤兼栄養剤であり、カミツレの花
から抽出した植物エキスで強い保湿効果と消炎作用があ
る。
セージエキスは保湿剤兼栄養剤であり、サルビアからと
ったエキスで育毛作用がある。
アロエエキスは保湿剤兼栄養剤であり、アフリカ産のケ
ープアロエのエキスで全ての皮膚疾患を治す効果のある
アロエエモジンを多く含んでいる。
これらのカモミラエキス、セージエキス、アロエエキス
は共に生薬からなる保湿剤兼栄養剤であり、これらの3
種を混和することにより、それぞれの有する個別的な作
用効果の他に、3者が一体となってその複合作用が生じ
、皮下の毛髪、毛根並びに毛髪と頭皮に栄養を与える。
香料は着香剤であり、ブーケ等の各種の香料を適宜選択
して使用し、特にヘマティンの消臭作用を有する。
精製水は上記諸原料の溶剤である。
上記した諸原料は製造工程中の混和作業中にそれぞれ化
学反応を生ずることなく、それぞれの有する効能は、!
i!品化後においてもそのまま独自に発揮され、しかも
それらが混和されることによりその複合効果も生じ、よ
り一層配合された諸原料の有する効簡、効果を発揮する
ことができるものである。
本発明方法により製造される本発明品である頭髪用薬用
化粧料は、頭皮に栄養を与えて皮下の栄養を取り戻し、
皮下細胞、特に毛髪、毛根の細胞を賦活させて、それら
が本来的に有していた従来通りの皮下細胞の果すべき役
割を発揮させることにあり、以下第1の発明に係る化粧
料が白髪を黒髪に戻す作用を説明する。
先ず、生薬エキスであるカモミラ、セージ、アロエの各
エキス及び水溶性硫黄、銅りeroフィリンナトリウム
の頭皮毛髪、毛根への緩慢な作用により、子嚢1毛根の
細胞を賦活させ、頭髪の自然の成長を促し、かつメラニ
ン色素の正常な生成を促進させる。すなわち、黒髪を生
成する人体の木来有する生理的な惰性を促進する作用を
有するものである。
これらは自然な生理作用に基づいて生成される頭髪のよ
りよく発育させる効果である。
又主成分として配合されたヘマティンは、インド原産の
マメ科植物より抽出精製した染毛剤であり、これは水溶
液において弊イオン界面活性剤の助けにより、頭髪の表
面組織に浸透し、従来毛髪に含有する微量の鉄分とへマ
チインが結合して黒色の不溶性化合物を生成し、これが
毛髪の白髪の部分を自然色の黒色に徐々に変化させる。
すなわち、黒髪を生成する人体の生理的な惰性を促進す
る補助的作用を有するものである。
又一方の主成分であるβ−グリチルレチン酸は頭皮の炎
症を防止して毛髪の健全な発育の促進を確保する。
次に本発明化粧料の使用方法を説明する。
本発明化粧料は暗線褐色の液体状で、沈澱分離せず、手
に採るとサラサラした感触を有し、僅かに青臭いヘマテ
ィンの香りが少々する。又微量の香料を添加した場合に
はへマチインの香りが消えて、添加した香料の香りが少
々する。
本発明化粧料は、原則として1日1回(朝又は夜等)白
髪の根元の頭皮に塗擦する0個人差、年令差、性別等に
より多少の違いはあるが、一般的には、毎日継続的な塗
擦後、概ね2〜3ケ月を経過した段階で白髪は黒髪に変
る。
白髪が黒髪に変るまでの態様は、先ず白髪部分の根元か
ら薄茶色の毛髪が出始め、そのS頭髪の生育に伴って毛
髪の色は順次茶色、茶褐色、黒色と徐々に変化し、頭髪
全体が黒色になるまでの日数は、一般的には薄茶色の毛
髪が出始めてから概ね2〜3週間前後である。
次に頭髪全体が黒色化した後、本発明化粧料の塗擦を中
止した場合には、中止してから約2ケ月前後で白髪が出
始めるため、その後も継続使用の必要がある。
この継続使用は、黒髪を生成する人体の生理的惰性を維
持できる程度の作用効果を発揮できればよく、毎日塗擦
する必要はなく、個人差、年令差性別差等はあるが、例
えば、3日に1度程度の塗擦を行うことで十分に黒髪を
維持できるものであり、本発明化粧料の効果を発揮する
ことができるものである。
次に第2の発明方法の作用を説明する。
第2の発明において、先ず、β−グリチルレチン酸、パ
ラオキシ安息香酸プロピル、ポリオキシエチレンラノリ
ン(20E、O)、1.3−ブチレングリコール2.0
、ポリオキシエチレンセチルエーテル(30E、0)、
水溶性硫黄、トリクロロヒドロキシジフェニルエーテル
、微量の香料を85〜90℃の温度下で撹拌混合して均
一に混和する。
ここにおいて、これらの7種類の原料及び微量の香料を
混和するのは、これらは、互いに混和し易い性質を有し
、しかも85℃〜90℃の温度下で最も良好に溶は易く
、このため混和作業を容易かつ能率的に行うことができ
るからである。
次に前記均一に混和された溶液に70℃前後に加熱した
精製水を加えて撹拌混合し、均一に混和する。
ここにおいて、ポリオキシエチレンラノリン(20E、
O)とポリオキシエチレンセチルエーテル(30E、O
)の乳化作用により、70℃前後の温度下で前記溶液と
精製水は均一に混和される。
この段階での混和された溶液の温度は70℃前後であり
、この温度の選択は次工程で添加されるカモミラエキス
、セージエキス、アロエエキス等の効能を減殺しないで
、しかも混和状態を良好にし、全体の混和作業を容易か
つ能率的に行うためである。
次に銅クロロフィリンナトリウム、アスコルビン酸ナト
リウム、カモミラエキス、セージエキス、アロエエキス
を常温にて撹拌混合し、均一に混和する。
これら一群の原料は互いに混和し易く、しかも常温で混
和することができるものである。
この溶液を前記精製水との混和液に加えて撹拌混合して
均一に混和し、この溶液に更にヘマティンを加えて撹拌
混合し、均一に混和した後静置し、常温に戻して本発明
化粧料が得られる。
ここにおいて、ポリオキシエチレンラノリン(20E、
0)とポリオキシエチレンセチルエーチル(30E、O
)の乳化作用により、前記混和液とヘマティンは均一に
混和される。
次に第3の発明方法の作用を説明する。
予め85℃〜90℃に加熱した精製水にヘマティンを添
加して撹拌混合する。
ここにおいて、精製水を予め85℃〜90℃に加熱する
のは、次工程で添加するヘマティンその他の原料の混和
を容易とするためである。
前記溶液にβ−グリチルレチン酸、パラオキシ安息香酸
プロピル、ポリオキシエチレンラノリン(20E、0)
、1.3−ブチレングリコール、ポリオキシエチレンセ
チルエーテル(30E。
O)、水溶性硫黄、トリクロロヒドロキシジフェニルエ
ーテル、微量の香料を順次添加し、撹拌混合して均一に
混和する。
ここにおいて、これらの7種類の原料及び微量の香料を
順次添加して混和するのは、これらは、互いに混和し易
い性質を有し、しかも85℃〜90℃の温度下で最も良
好に溶は易く、このため混和作業を容易かつ能率的に行
うことができるからである。
更にこの溶液を70℃前後に冷却して、この溶液中に銅
クロロフィリンナトリウム、アスコルビン酸ナトリウム
、カモミラエキス、セージエキス、アロエエキスを順次
添加し、撹拌混合して均一に混和し、更にこの溶液を8
0〜85℃に加熱し、撹拌混合して均一に混和する。
ここにおいて85℃〜90℃の溶液を70℃前後に冷却
するのは1次工程で添加されるカモミラ、セージ、アロ
エの各エキス等の効能を減殺しないで、しかも混和状態
を良好にし、混和作業を容易かつ能率的に行うためであ
る。
更にカモミラエキス等を添加し撹拌混合した後、溶液の
温度を80〜85℃に再湘熱するのは溶液全体の混和状
態を統一するためである。
本発明において、ヘマティンの配合割合を0゜2〜0.
4重量%とされているが、この配合割合を0.4重量%
以上とした場合には1頭皮への塗擦に際して、ヘマティ
ン全てが毛根、毛髪に浸透しないで、その一部が毛髪表
面に付着し、無駄になるばかりでなく、その付着部分が
手、寝具、帽子等に付着し、使用上不便となる。
又ヘマティンの配合割合を0.2重量%′以下とした場
合には、黒髪化の作用が効果的に発揮できない。
発明の効果 本発明化粧料は上記構成を有することにより、本発明液
剤を頭皮の地膚に皇統的に塗擦し、皮下に浸透させて名
前、毛根へ緩慢に作用させ、子嚢、毛根の細胞を賦活さ
せて毛髪の自然な成長を促し、同時にメラニン色素の正
常な生成を促進させ、人体の自然の生理作用にもとづい
て白髪を黒髪に戻すことができるものである。
特に本発明化粧料に配合された主成分であるヘマティン
が毛髪の表面組織に浸透し、毛髪に含有する微量の鉄分
と結合して不溶性化合物を生成し、白髪を自然色の黒色
に徐々に変化させることができるものである。
又本発明方法は上記諸効果を有する化粧料を確実かつ容
易に得ることが1きるものである。
すなわち、本発明化粧料を構成する各原料の有する効能
を減殺することなく各原料特有の諸効果を確実に発揮さ
せることのできる製造方法である。
実施例 本発明の実施例を以下詳細に説明する。
先ず、slの発明化粧料の実施例を説明するが、そこに
おいて次に示す実験例1,2は第2の発明方法によるも
のである。
実験例1 粉末状のβ−グリチルレチン酸0.2g、果粒状のパラ
オキシ安息香酸プロピル0.2g、半固形状のポリオキ
シエチレンラノリン(20E。
0)1.5g、液体状の1.3−ブチレングリコール2
.0g、液体状のポリオキシエチレンセチルエーテル(
30E、0)1.5g、液体状の水溶性硫黄0.1g、
粉末状のトリクロロヒドロキシジフェニルエーテル0.
05gを85℃前後の温度下で5分間前後撹拌混合し、
均一に混和する。
前記均−に混和された溶液に70℃前後に加熱した精製
水91.195gを加えて攪拌機により5分間前後撹拌
混合し、均一に混和する。
この場合、乳化剤ポリオキシエチレンラノリン(20E
、O)と乳化剤ポリオキシエチレンセチルエーテル(3
0E、O)の乳化作用により前記溶液と精製水は均一に
混和される。
液体状の銅クロロフィリンナトリウム0,005g、粉
末状の7スコルビン酸ナトリウム0.05g、液体状の
カモミラエキス1.0g、液体状のセージエキス1.o
g、液体状のアロエエキス1.0gを常温にて5分間前
後撹拌混合し、均一に混和する。
この溶液を前記精製水との混和液に加えて5分間前後撹
拌混合して均一に混和し、この溶液に更にヘマティン0
.2gを加えて5分間前後撹拌混合し、均一に混和した
後静置し、常温に戻して100gの本発明化粧料が得ら
れた。
この化粧料は暗線褐色の液体状で、沈澱分離せず、手に
採るとサラサラした感触を有し、僅かながら青臭いヘマ
ティンの香りが少々する。
実験例? 粉末状のβ−グリチルレチン酸0.2g、果粒状のパラ
オキシ安息香酸プロピル0.2g、半固形状ポリオキシ
エチレンラノリン(20E 、 O)1゜5g、液体状
の1,3−ブチレングリコール2.0g、液体状のポリ
オキシエチレンセチルエーテル(30E、O)1.5g
、液体状の水溶性硫黄0.1g、粉末状のトリクロロヒ
ドロギシジフェニルエーテル0.05g、微量のブーケ
を90℃前後の温度下で5分間前後撹拌混合し、均一に
混和する。
前記均一に混和された溶液に75℃前後に加熱した精製
水90.995gを加えて攪拌機により5分間前後撹拌
混合し、均一に混和する。
この場合、乳化剤ポリオキシエチレンラノリン(20E
、O)と乳化剤ポリオキシエチレンセチルエーテル(3
0E、O)の乳化作用により前記溶液と精製水は均一・
に混和される。
液体状の銅クロロフィリンナトリウム0.005g、粉
末状のアスコルビン酸ナトリウム0.05g、液体状の
カモミラエキス1.0g、液体状のセージエキス1.0
g、液体状のアロエエキス1.0gを常温にて5分間前
後撹拌混合し、均一に混和する。
この溶液を前記精製水との混和液に加えて5分間前後撹
拌混合して均一に混和し、この溶液に更にヘマティン0
.4gを加えて5分間前後撹拌混合し、均一に混和した
後静置し、常温に戻して100gの本発明化粧料が得ら
れた。
この化粧料は暗線褐色の液体状で、沈澱分離せず1手に
採るとサラサラした感触を有し、やわらかなブーケの香
りが少々する。
治験例1 白髪を有する30才の男性に実験例1.2で得られた本
発明化粧料を1日1回(夜)白髪の根元の頭皮に塗擦す
る治験をそれぞれ各別に行ったところ以下の結果が得ら
れた。
尚、カッコ内の数字は実験例2(ヘマティンの配合量を
2倍としたもの)で得られた化粧料の治験結果である。
塗擦後50日(45日)を経過した頃、白髪部分の根元
から薄茶色の毛髪が出始め、その後頭髪の生育に伴って
毛髪の色は茶色、茶褐色、黒色と順次変化し、全体が黒
色になるまでの日数は塗擦開始後65日(55日)前後
であった。
次に頭髪全体が黒色化した後、本発明化粧料の塗擦を中
止したところ、中止してから60日前後で白髪が出始め
た。
そして、再度本発明化粧料の塗擦を始めたところ、前回
とはぐ同様の結果が得られた。
又実験例2で得られた化粧料はヘマティンの配合量が2
倍とされていることより、白髪の黒髪化に要する日数は
10日前後とかなり短縮されている。
拍験例2 白髪を有する40才の男性に実験例1.2で得られた本
発明化粧料を1日1回(夜)白髪の根元の頭皮に塗擦す
る治験をそれぞれ格別に行ったところ以下の結果が得ら
れた。
尚、カッコ内の数字は実験例2(ヘマティンの配合量を
2倍としたもの)で得られた化粧料の治験結果である。
塗擦開始後90日(50日)を経過した頃、白髪部分の
根元から薄茶色の毛髪が出始め、その後頭髪の生育に伴
って毛髪の色は茶色、茶褐色、黒色と順次変化し、全体
が黒色になるまでの日数は塗擦開始後75日(65日)
前後であった。
次に頭髪全体が黒色化した後、本発明化粧料の塗擦を中
止したところ、中止してから60日前後で白髪が出始め
た。
そして、再度本発明化粧料の塗擦を始めたところ、前回
とはぐ同様の結果が得られた。−又実験例2で得られた
化粧料はヘマティンの配合量が2倍とされていることよ
り、白髪の黒髪化に要する口数は10日前後とかなり短
縮されている。
治験例3 白髪を有する50才の男性に実験例1.2で得られた本
発明化粧料を1日1回(朝)白髪の根元の頭皮に塗擦す
る治験をそれぞれ格別に行ったところ以下の結果が得ら
れた。
尚、カッコ内の数字は実験例2(ヘマティンの配合量を
2倍としたもの)で得られた化粧料の治験結果である。
塗擦後70日(60日)を経過した頃、白髪部分の根元
から薄茶色の毛髪が出始め、その後頭髪の生育に伴って
毛髪の色は、茶色、茶褐色、黒色と順次変化し、全体が
黒色になるまでの日数は、塗擦開始後90日(80日)
前後であった。
次に頭髪全体が黒色化した後、本発明化粧料の塗擦を中
止したところ、中止してから50日前後で白髪が出始め
た。
そして再度本発明化粧料の塗擦を始めたところ、前回と
は誓同様の結果が得られた。
又実験例2で得られた化粧料はヘマティンの配合量が2
倍とされていることより、白髪の黒髪化に要する日数は
10日前後とかなり短縮されている。
治験例4 白髪を有する55才の女性に実験例1.2で得られた未
発明化粧料を1日1回(朝)白髪の根元の頭皮に塗擦す
る治験をそれぞれ格別に行ったところ以下の結果が得ら
れた。
尚、カッコ内の数字は実験例2(ヘマティンの配合量を
2倍としたもの)で得られた化粧料の治験結果である。
塗擦後65日(55日)を経過した頃、白髪部分の根元
から薄茶色の毛髪が出始め、その後頭髪の生育に伴って
毛髪の色は、茶色、茶褐色、黒色と順次変化し、全体が
黒色になるまでの日数は。
塗擦開始後85日(75日)前後であった。
次に頭髪全体が黒色化した後、本発明化粧料の塗擦を中
止したところ、中止してから50日前後で白髪が出始め
た。
そして再度本発明化粧料の塗擦を始めたところ、前回と
はC同様の結果が得られた。
この治験例では、女性ホルモンの作用で黒髪化に要する
日数が多少早まったものと思われる。
又実験例2で得られた化粧料はヘマティンの配合量が2
倍とされていることより、白髪の黒髪化に要する日数は
10日前後とかなり短縮されている。
上記治験例1.2,3及び4の結果から、本発明化粧料
が頭皮名前、毛根へ作用するのは、年令差はあるが、概
ね約2〜3ケ月間という緩慢なものであり、これは、皮
下の1嚢1毛根の細胞を賦活させ1頭髪の自然の成長を
促し、かつメラニン色素の正常な生成を促進させるには
、前記期間が最低限必要とされる。この頭髪の自然の成
長とメラニン色素の正常な生成には個人差があり、その
生成量にも個人差が認められる。
又配合された染毛料であるヘマティンが毛髪の表面組織
に浸透し、毛髪に含有する微量の鉄分とへマチインが結
合して黒色の不溶性化合物を生成し、徐々に白髪を黒髪
に変化させる、すなわち人体の自然な生理作用で黒髪を
生成する機能を助け、それを補完する作用である黒髪を
生成する生理的な惰性を促進する作用を発揮させるため
にも前記期間が最低限必要とされる。
30才の男性よりも50才の男性又は55才の女性の方
が黒髪化に多くの時間を要するのは、皮下の子嚢、毛根
細胞の賦活化に要する時間に年令差又は性別差が生じた
ものと思われる。
本発明化粧料は、白髪が黒髪に戻った後においても使用
を継続するものであり、人体の自然な生理作用で黒髪を
生成する機能を助け、それを補完する作用を有している
すなわち、皮下の子嚢、毛根の細胞を賦活させ、頭髪の
自然の成長を促し、かつメラニン色素の正常な生成を促
進させ、ヘマティンが毛髪の表面組織に浸透し、毛髪に
含有する微量の鉄分とへマチインが結合して黒色の不溶
性化合物を生成し、徐々に白髪を黒髪に変化させ、黒髪
を生成する人体の生理的な惰性を促進する作用を有する
ものである。
このため、白髪が黒髪に戻った後においては、その生理
的惰性な謔持できる程度の作用効果を発揮できればよく
、毎日塗擦するのではなく、個人差、年令差はあるが、
例えば、3日に1度程度の塗擦を行うことで十分に本発
明化粧料の効果を発揮することができる。
又本発明化粧料は主として植物性原料により構成されて
いると共に殺菌、消炎作用も有するため、長期間の継続
使用によっても人体に害を与える虞れは全くない。
次に第2の発明方法の実施例を以下詳細に説明する。
実験例3 粉末状のβ−グリチルレチン酸0.2g、果粒状のパラ
オキシ安息香酸プロピル0.2g、半固形状のポリオキ
シエチレンラノリン(20E。
0)1.5g、液体状の1.3−ブチレングリコール2
.Og、液体状のポリオキシエチレンセチルエーテル(
30E、O)15g、液体状の水溶性硫黄0.1g、粉
末状のトリクロロヒドロキシジフェニルエーテル0.0
5gを85℃前後の温度下で5分間前後撹拌混合し、均
一に混和する。
これらの7種類の原料は互いに混和し易く、しかも85
℃前後の温度下で最も良好に溶は易く、混和作業が容易
かつ能率的に行うことができる。
前記均一に混和された溶液に70℃前後に加熱した精製
水91.195gを加えて攪拌機により5分間前後撹拌
混合し、均一に混和する。
この段階での混和された溶液の温度は70℃前後であり
、この温度の選択は次工程で添加されるカモミラエキス
、セージエキス、アロエエキス等の効能を減殺しないで
、しかも混和状態を良好にし、混和作業を容易かつ能率
的に行うためである。
この場谷、乳化剤ポリオキシエチレンラノリン(20E
、0)と乳化剤ポリオキシエチレンセチルエーテル(3
0E、O)の乳化作用により70℃前後の温度下で前記
溶液と精製水は均一に混和される。
液体状の銅クロロフィリンナトリウム0.005g、粉
末状の7スコルビン酸ナトリウム0.05g、液体状の
カモミラエキス1.0g、液体状のセージエキス1.O
g、液体状のアロエエキス1.0gを常温にて5分間前
後撹拌混合し、均一に混和する。
これら一群の原料は互いに混和し易く、シかも常温で混
和することができるものである。
この溶液を前記精製水との混和液に加えて5分間前後撹
拌混合して均一に混和し、この溶液に更に果粒状のヘマ
ティン0.2gを加えて5分間前後撹拌混合し、均一に
混和した後静置し、常温に戻して100gの本発明化粧
料が得られた。
この化粧料は暗線褐色の液体状で、沈澱分離せず、手に
採るとサラサラした感触を有し、僅かながら青臭いヘマ
ティンの香りが少々する。
実験例4 粉末状のβ−グリチルレチン$0.2g、果粒状のパラ
オキシ安息香酸プロピル0.2g、 半固形状のポリオ
キシエチレンラノリン(20F。
0)1.5g、液体状の1.3−ブチレングリコール2
.0g、液体状のポリオキシエチレンセチルエーテル(
30E、O)1.5g、液体状の水溶性硫黄0.1g、
粉末状のトリクロロヒドロキシジフェニルエーテル0.
05g、微量のブーケを90℃前後の温度下で5分間前
後撹拌混合し、均一に混和する。
前記均一に混和された溶液に75℃前後に加熱した精製
水90.995gを加えて攪拌機により5分間前後撹拌
混合し、均一に混和する。
この場合、乳化剤ポリオキシエチレンラノリン(20E
、O)と乳化剤ポリオキシエチレンセチルエーテル(3
0E、O)の乳化作用により前記溶液と精製水は均一に
混和される。
液体状の銅クロロフィリンナトリウム0.005g、粉
末状の7スコルビン醜ナトリウム0.05g、液体状の
カモミラエキス1.Og、液体状のセージエキス1.0
g、液体状9アロエエキス1.0gを常温にて5分間前
後撹拌混合し、均一に混和する。
この溶液を前記精製水との混和液に加えて5分間前後撹
拌混合して均一に混和し、この溶液に更に果粒状のヘマ
ティン0.4gを加えて5分間前後撹拌混合し、均一に
混和した後静置し、常温に戻してlongの本発明化粧
料が得られた。
この化粧料は暗線褐色の液体状で、沈澱分離せず、手に
採るとサラサラした感触を有し、やわらかなブーケの香
りが少々する。
次に第3の発明方法の実施例を以下詳細に説明する。
実験例5 精製水91.195gを予め85℃前後に加熱し、これ
に果粒状のヘマティン0.2gを添加し、20分間前後
静かに攪拌しながら、粉末状のβ−グリチルレチン酸0
62g、果粒状のパラオキシ安息香酸プロピル0.2g
、半固形状のポリオキシエチレンラノリン(20E、O
)1.5g、液体状の1.3−ブチレングリコール2.
0g、液体状のポリオキシエチレンセチルエーテ)Ly
(30E、O)1.5g、液体状の水溶性硫黄o、tg
、粉末状のトリクロロヒドロキシジフェニルエーテル0
.05gを順次添加し、更に30分間前後撹拌混合し、
均一に混和する。
この混和された溶液を70℃前後に冷却し、この溶液中
に液体状の銅クロロフィリンナトリウムo、oos重量
g、粉末状のアスコルビン酸ナト!J ラム0 、05
重量g、液体状のカモミラエキス1.0g、液体状のセ
ージエキス1.Og、液体状のアロエエキス1.0gを
順次添加して15分分間前後拌混合し、この溶液を80
℃前後に加熱して20分間前後撹拌混合して混和した後
静置し、常温に戻して100gの本発明化粧料が得られ
た。
この化粧料は暗線褐色の液体状で、沈澱分離せず、手に
採るとサラサラした感触を有し、僅かに青臭いヘマティ
ンの香りが少々する。
実験例6 精製水90.995gを予め90℃前後に加熱し、これ
に果粒状のヘマティン0.4gを添加し、20分間前後
静かに撹拌しながら、粉末状のβ−グリチルレチン酸0
.2g、果粒状のパラオキシ安息香酸プロピル0.2g
、半固形状のポリオキシエチレンラノリン(20E−0
)1.5g、液体状の1.3−ブチレングリコール2.
0g、液体状のポリオキシエチレンセチルエーテル(3
0E、O)1.5g、液体状の水溶性硫黄0.1g、粉
末状のトリクロロヒドロキシジフェニルエーテル0.0
5g、微量のブーケを順次添加し、更に30分間前後撹
拌混合して均一に混和する。
混和されたこの溶液を70℃前後に冷却し、この溶液中
に液体状の銅クロロフィリンナトリウム0.005重量
g、粉末状の7スコルビン酸ナトリウム0.05重量g
、液体状のカモミラエキス1.0g、液体状のセージエ
キス1.0g、液体状のアロエエキス1.ogを順次添
加して15分間前後撹拌混合し、この溶液を85℃前後
に加熱して20分間前後撹拌混合して混和した後静置し
、常温に戻して100gの本発明化粧料が得られた。
この化粧料は暗線褐色の液体状で、状沈澱分離せず1手
に採るとサラサラした感触を有し、やわらかなブーケの
香りが少々する。
前記実験例5.6において、精製水を予め85℃前後に
加熱するのは1次工程で添加するヘマティンその他の原
料の混和を容易とするためである。
又85℃前後の溶液を70℃前後に冷却するのは次工程
で添加されるカモミラ、セージ、アロエの各エキス等の
効能を減殺しないで、しかも混和状態を良好にし、混和
作業を容易かつ能率的に行うためである。
更にカモミラエキス等を添加し撹拌混合した後、溶液の
温度を80〜85℃に加熱するのは溶液全体の混和状態
を統一するためである。
前記実験例3及び5で得られた化粧料は、実験例1で得
られた化粧料と同一であり、又実験例4及び6で得られ
た化粧料は、実験例2で得られた化粧料と同一であり、
従って、その治験例における治験結果もそれぞれ同一で
ある。
特許出願人   株式会社セイホウ(他1名)代 理 
人   弁理士 佐 藤 孝 雄  。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヘマティン0.2〜0.4重量%、β−グリチルレ
    チン酸0.2重量%、パラオキシ安息香酸プロピル0.
    2重量%、ポリオキシエチレンラノリン(20E.O)
    1.5重量%、1,3−ブチレングリコール2.0重量
    %、ポリオキシエチレンセチルエーテル(30E.O)
    1.5重量%、銅クロロフィリンナトリウム0.005
    重量%、アスコルビン酸ナトリウム0.05重量%、水
    溶性硫黄0.1重量%、トリクロロヒドロキシジフェニ
    ルエーテル0.05重量%、カモミラエキス1.0重量
    %、セージエキス1.0重量%、アロエエキス1.0重
    量%、精製水91.195〜90.995重量%からな
    ることを特徴とする頭髪用薬用化粧料。 2、微量の香料を含有したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の頭髪用薬用化粧料。 3、β−グリチルレチン酸、パラオキシ安息香酸プロピ
    ル、ポリオキシエチレンラノリン(20E.O)、1,
    3−ブチレングリコール、ポリオキシエチレンセチルエ
    ーテル(30E.O)、水溶性硫黄、トリクロロヒドロ
    キシジフェニルエーテルを撹拌混合して均一に混和し、
    この溶液に精製水を加えて撹拌混合して均一に混和し、
    銅クロロフィリンナトリウム、アスコルビン酸ナトリウ
    ム、カモミラエキス、セージエキス、アロエエキスを撹
    拌混合して均一に混和し、これを前記精製水を加えて混
    和してなる溶液に加えて更に撹拌混合して均一に混和し
    、この溶液にヘマティンを加えて撹拌混合して均一に混
    和したことを特徴とする頭髪用薬用化粧料の製造方法。 4、β−グリチルレチン酸0.2重量%、パラオキシ安
    息香酸プロピル0.2重量%、ポリオキシエチレンラノ
    リン(20E.O)1.5重量%、1,3−ブチレング
    リコール2.0重量%、ポリオキシエチレンセチルエー
    テル(30E.O)1.5重量%、水溶性硫黄0.1重
    量%、トリクロロヒドロキシジフェニルエーテル0.0
    5重量%、精製水91.195〜90.995重量%、
    銅クロロフィリンナトリウム0.005重量%、アスコ
    ルビン酸ナトリウム0.05重量%、カモミラエキス1
    .0重量%、セージエキス1.0重量%、アロエエキス
    1.0重量%、ヘマティン0.2〜0.4重量%とした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の頭髪用薬
    用化粧料の製造方法。 5、β−グリチルレチン酸、パラオキシ安息香酸プロピ
    ル、ポリオキシエチレンラノリン(20E.O)、1,
    3−ブチレングリコール、ポリオキシエチレンセチルエ
    ーテル(30E.O)、水溶性硫黄、トリクロロヒドロ
    キシジフェニルエーテル、微量の香料を均一に混和した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項又は第4項記載
    の頭髪用薬用化粧料の製造方法。 6、β−グリチルレチン酸、パラオキシ安息香酸プロピ
    ル、ポリオキシエチレンラノリン(20E.O)、1,
    3−ブチレングリコール、ポリオキシエチレンセチルエ
    ーテル(30E.O)、水溶性硫黄、トリクロロヒドロ
    キシジフェニルエーテルを85〜90℃の温度下で均一
    に混和し、この溶液に70〜75℃に加熱した精製水を
    加えて均一に混和し、銅クロロフィリンナトリウム、ア
    スコルビン酸ナトリウム、カモミラエキス、セージエキ
    ス、アロエエキスを常温にて混和し、これを前記溶液に
    加えて更に混和し、この溶液にヘマティンを加えて混和
    したことを特徴とする特許請求の範囲第3項、第4項又
    は第5項記載の頭髪用薬用化粧料の製造方法。 7、精製水にヘマティンを添加して撹拌混合し、この溶
    液にβ−グリチルレチン酸、パラオキシ安息香酸プロピ
    ル、ポリオキシエチレンラノリン(20E.O)、1,
    3−ブチレングリコール、ポリオキシエチレンセチルエ
    ーテル(30E.O)、水溶性硫黄、トリクロロヒドロ
    キシジフェニルエーテルを順次添加し、撹拌混合して均
    一に混和し、更にこの溶液に銅クロロフィリンナトリウ
    ム、アスコルビン酸ナトリウム、カモミラエキス、セー
    ジエキス、アロエエキスを順次添加し、撹拌混合して均
    一に混和したことを特徴とする頭髪用薬用化粧料の製造
    方法。 8、精製水91.195〜90.995重量%、ヘマテ
    ィン0.2〜0.4重量%、β−グリチルレチン酸0.
    2重量%、パラオキシ安息香酸プロピル0.2重量%、
    ポリオキシエチレンラノリン(20E.O)1.5重量
    %、1,3−ブチレングリコール2.0重量%、ポリオ
    キシエチレンセチルエーテル(30E.O)1.5重量
    %、水溶性硫黄0.1重量%、トリクロロヒドロキシジ
    フェニルエーテル0.05重量%、銅クロロフィリンナ
    トリウム0.005重量%、アスコルビン酸ナトリウム
    0.05重量%、カモミラエキス1.0重量%、セージ
    エキス1.0重量%、アロエエキス1.0重量%とした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の頭髪用薬
    用化粧料の製造方法。 9、β−グリチルレチン酸、パラオキシ安息香酸プロピ
    ル、ポリオキシエチレンラノリン(20E.O)、1,
    3−ブチレングリコール、ポリオキシエチレンセチルエ
    ーテル(30E.O)、水溶性硫黄、トリクロロヒドロ
    キシジフェニルエーテル、微量の香料を順次添加して混
    和したことを特徴とする特許請求の範囲第7項又は第8
    項記載の頭髪用薬用化粧料の製造方法。 10、精製水にヘマティンを添加して85℃〜90℃に
    加熱して撹拌混合し、この溶液にβ−グリチルレチン酸
    、パラオキシ安息香酸プロピル、ポリオキシエチレンラ
    ノリン(20E.O)、1,3−ブチレングリコール、
    ポリオキシエチレンセチルエーテル(30E.O)、水
    溶性硫黄、トリクロロヒドロキシジフェニルエーテルを
    順次添加し、撹拌混合して均一に混和し、更にこの溶液
    を70℃前後に冷却して、これに銅クロロフィリンナト
    リウム、アスコルビン酸ナトリウム、カモミラエキス、
    セージエキス、アロエエキスを順次添加し、撹拌混合し
    て均一に混和し、更にこの溶液を80〜85℃に加熱し
    、撹拌混合して均一に混和したことを特徴とする特許請
    求の範囲第7項、第8項又は第9項記載の頭髪用薬用化
    粧料の製造方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0515768A2 (de) * 1991-05-31 1992-12-02 GOLDWELL GmbH Mittel zur Verformung von menschlichen Haaren und Verwendung von Chlorophyll und Chlorophyllderivaten in solchen Mitteln
GB2465551A (en) * 2008-11-18 2010-05-26 Auron Invest Ltd Compositions comprising Chamomilla plant extracts and their use in treating hair root disorders
JP2012197240A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Ssp Co Ltd 白髪防止剤
JP2013508390A (ja) * 2009-10-20 2013-03-07 ディスカバリー パートナーズ,エルエルシー 皮膚化粧料組成物
WO2013083510A3 (en) * 2011-12-06 2014-04-17 Unilever Plc Hair colour composition

Cited By (5)

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