JPS63303149A - 無ひ織機の緯糸選択装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〉 この発明は無ひ織機における緯糸選択装置に閃するもの
であり記憶した織柄パターンに従って織機の運転に同期
して制御部から出力される選択指令信号によって所定の
緯糸選択を行なう電子式緯糸選択装置のｖ１械ｆｉ横部
に関するものである。

（従来の技術） 従来例として、８１賊式緯糸選択装置では穿孔カードの
透孔の位置を触針により検出してその検出位置に対応づ
けられた緯糸選択レバーを作動させている。この緯糸選
択動作は触針の自重による為、作動速度が織機の速度に
追従出来ない事態が生じている。又この装置は複雑な８
！！横の為装置自体が大きくなり、ワイヤ等で遠隔操作
を行わねばならず短寿命となっている。電子式緯糸選択
装置ではアクチュエーターにソレノイドを使用している
が、ソレノイドは機構上寿命が通常５００万回以下と短
い欠点がある。

（問題点を解決するための手段） この発明を図面に基ずいて説明すると織機の外側方に配
設された数個の緯糸供給ボビン１から引き出された緯糸
２はそれぞれの緯糸ガイド孔４に引通されている。この
緯糸ガイド孔４を有する選択レバー５は、−個の固定軸
６に取り付けられた数個の揺動レバー７に取り付けられ
ている。この揺動レバー７はスプリング８により反時計
廻り方向へ引っ張られているが、保持アームリの支点部
か、この保持アーム９の先端部に枢支されたローラーフ
ォロアー１０に圧接し保持されている。保持アーム９は
復帰バネ１７により時計廻り方向へ引っ張られ操作され
た揺動レバー７−木のみをローラーフォロアー１０部に
保持している。それぞれの揺動レバー７には支点１９が
設けられ、この支点１９にてこ棒１１の一端を揺動可能
に取り付け、てこ棒１１の他端はクランクアーム１２の
先端部の支点１３に取り付けられている。このクランク
アーム、１２は織機のクランクと同期して伝動する回転
軸１４に偏芯して取り付けられたクランク軸１５に取り
付けられている。てこ°棒１１の下部にはあらかじめ設
定された織柄パターンに基ずいて制御されたモーターに
より回動するてこ支点軸１６が設けられている。てこ支
点軸１６は図２の如く一部の角度部分のみ突起している
軸であり、その突起した部分の角度が軸の長さ方向に従
って順次変化しているものである。

（作用） 織機と同期して伝動する回転軸１４に取り付けられたク
ランクアーム１２によりてこ棒１１は揺動レバー７の支
点１９を中心に揺動する。

てこ支点軸１６の突起していない部分は上部のてこ棒１
１とは接触しない為てこ棒１１はクランクアーム１２に
より揺動するが揺動レバー７は回動しない、てこ支点軸
１６の突起部に対応したてこ棒１１は第３図の如く、ク
ランクアーム１２によりてこ棒１１が下動する時、この
突起部を支点として揺動レバー７を時計廻り方向に回動
させる。このてこ支点軸１６は第４図の如く、クランク
アーム１２によりてこ棒１１が−Ｅ動した時、織柄パタ
ーンに基ずき制御されたモーターにより、このてこ支点
軸１６の突起部の位置が対応するてこ棒１１の下になる
様に回動する。前記対応した揺動レバー７ｂはその揺動
途中において保持アームリの先端部に枢支されたローラ
フォ　ロアー１０を上動させ、そのローラフォ　ロアー
１０にすでに保持されていた別の揺動レバー７ａを復帰
させる。同時に新たにこの対応した揺動レバー７ｂがそ
のローラフォロアー１０に保持される。すなわち保持ア
ームリによりローラフォ　ロア１０部に保持される揺動
レバー７がてこ支点軸１６の突起部に対応した別の揺動
レバーに変換されていくこととなる（実施例） 前記においててこ棒１１の駆動はカムによって行なって
もよい、揺動レバー７とてこ棒１１の支点１９は支点で
なく歯車の歯部形状の噛み合わせでもよい。

（発明の効果） この発明は以上説明したように緯糸選択動作がてこ支点
軸１６一本の回転によりできるようになった為、これは
超小型モーターでの駆動が可能で機械部が少スペースと
なり緯糸混合装置と同程度の大きさに納まり直接緯糸混
合装置と置き換えられることを可能とした。構造も極め
て簡単ですべて回動ｆｉ椹となり、より長寿命の８１械
が得られ故障による！ａ機の停台時間を減少させる効果
を奉するものである。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示したもので、第１図は装置
の斜視図、第２図は実施例のてこ支点軸の詳細図、第３
図および第４図は作動を示す側面図である。 ７・・・・・・揺動レバー、　９・・・・・・保持アー
ム、１１・・・・・・てこ棒、　　１２・・・・・・ク
ランクアーム、　１６・・・・・・てこ支点軸、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 数個の緯糸選択レバー（５）をそれぞれに対応したてこ
   装置により作動させ、緯糸（２）の内の一本を選択して
   緯糸引渡位置に導くようにした電子式緯糸選択装置にお
   いて、織機のクランク軸に同期して揺動するてこ装置の
   支点（１６）を、あらかじめ設定された織柄パターンに
   基ずいて選択的に作用させ所定のてこ装置のみが機能し
   、それに対応した緯糸選択レバー（５）が作動し、緯糸
   引渡位置に緯糸（２）を導く様にした事を特徴とする無
   ひ織機の緯糸選択装置。