JPS63302990A - 湯洗水の水質維持方法 - Google Patents

湯洗水の水質維持方法

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JPS63302990A
JPS63302990A JP13734887A JP13734887A JPS63302990A JP S63302990 A JPS63302990 A JP S63302990A JP 13734887 A JP13734887 A JP 13734887A JP 13734887 A JP13734887 A JP 13734887A JP S63302990 A JPS63302990 A JP S63302990A
Authority
JP
Japan
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water
pure water
hot
washing
hot water
Prior art date
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Pending
Application number
JP13734887A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Tsuchiya
正一 土屋
Mayumi Takahashi
真由美 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Kentetsu Co Ltd
Original Assignee
Nihon Kentetsu Co Ltd
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Publication date
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は陽極酸化処理を受けたアルミニウム材の純水湯
洗に用いられる湯洗水の水質維持方法に関する。
(従来の技術) 従来、アルミニウム材(アルミニウム合金も含む)の表
面処理は第2図に示すように、陽極酸化処理を行なった
後、常温水により予備水洗を行ない、次いで洗浄効果の
促進と塗膜外観の向上のため60℃以上に加温した純水
により純水湯洗を行ない、さらに純水による洗浄、水切
り後、電着塗装が行なわれた。次いで水洗および水切り
の後。
焼付乾燥が行なわれた。電着塗装の前処理としての純水
湯洗に用いられる純水の水質は建浴当初は1μs / 
c m以上の純度を示しているのが、処理景の増加とと
もにアルミニウムイオン、カルシウムイオンおよびマグ
ネシウムイオンなどの水酸化物や、ごみなどの88分、
即ち浮遊固形物(susρcnded 5olid)が
混入し、従って純度が低下し、200μs / c m
以下になると淡黄色や灰白色を伴った濁った外観を呈し
てくる。
水酸化物や88分など不純物が製品の表面に付着すると
、外観不良となる。そのため従来、第3図に示すように
、クローズドサイクルで純水湯洗を行なう場合に、その
工程(10)を構成する経路に50ミクロン程度のフィ
ルター(11)を挿入して浄化するように計られている
が、水質維持のため約1週間程度の短期間で純水湯洗水
の更新が行なわれた。さらに近年、耐熱性のフィルター
が開発され、前記88分が除去できるように改善され、
湯洗水の更新頻度は軽減されてきたが、更新を要する点
では変わっていない。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように、従来の純水湯洗においては純水湯洗水の
更新をくり返さなければならず、そのため純水の採取と
共に加温による余計なエネルギーを要し、且つラインの
一時停止を余儀なくされていた。さらに、湯洗水の純度
が除々に低下するため製品の品質維持においても問題が
あった。
本発明の目的は上記問題点を解消することであって、そ
れ故、純水湯洗水の更新を要することなく、常に水質を
所定の水準に維持し得る湯洗水の水質維持方法を提供す
ることである。
(問題点を解決するための手段) 本発明による水質維持方法を特徴づける構成は、純水湯
洗水をクローズドサイクルで循環すると共に該湯洗水の
一部を抜き出して熱交換器に通すことにより約40℃ま
たはそれ以下に冷却し1次いで逆浸透装置を通過させて
、再び純水湯洗サイクルに戻すことである。好ましくは
逆浸透装置に至る前にろ過され、88分が除去される。
(問題点を解決するための手段の作用)クローズドサイ
クルで循環する湯洗水の一部を常に抜き出して逆浸透膜
に通すことにより夾雑イオンや有機物などを除去し、該
サイクルに戻すので、その湯洗水は常に一定の純度に保
たれる。従って、純水湯洗水の更新を必要とせず、且つ
純度が除々に低下する事態も生じないので常に良好な製
品表面外観が得られる。
(実施例) 次に図面を参照のもとに本発明による湯洗水の水質維持
方法に関し説明する0本発明方法は第1図に示すように
、アルミニウム材に陽極酸化皮膜を形成した后、電着塗
装を行なう前の純水湯洗工程(10)をクローズドサイ
クルで行ない且つ従来と同様にフィルター(]1)、例
えば50ミクロン程度のフィルター(11)を含み、そ
れにより50ミクロン以上の88分を除去する。そして
本発明方法では純水湯洗工程(10)のラインの適当な
位置に接続されたクローズドライン(20)を含み、ポ
ンプによりバルブ(12)を介して該工程(10)に用
いられる純水の一部を該ライン(20)に導入し、そこ
で浄化して再び湯洗工程のラインに戻すものである。
そのライン(20)に導入された湯洗水は通常、約60
℃であるため、それを40℃またはそれ以下に冷却し、
好ましくはその冷却の前または后においてろ過し、88
分を除去した后に逆浸透装置に通すことにより純度を上
げて1元のラインに合流させるものである。
そのため浄化用のライン(20)には第1図に示すよう
に、バルブ(12)に次いで流量計(13)が備えられ
、且つ熱交換W(14)および目の細かい1例えば1ミ
クロン程度のフィルター(15)が配置され、さらにそ
れに続いて逆浸透装置(16)が備えられている。従っ
て、流量計(13)およびバルブ(12)により、その
ライン(20)に分量させる流量を調節し、熱交換器(
14)により約40℃以下に冷却し、逆浸透装置による
ろ過を行なう前にフィルター(15)によって1ミクロ
ン以上の微細な固形分(88分)を除去する。このフィ
ルター(15)は熱交換器(14)の後に配置されて冷
却後の湯洗水をろ過することが好ましいが、場合によっ
ては熱交換器の前に在ってもよい。次いで逆浸透装置(
16)を通すことによってその逆浸透膜によってろ過さ
れ、湯洗水中に残留していた夾雑イオン、即ち陽極酸化
処理を含む前工程から持込まれた硫酸イオン、塩素イオ
ンなどのアニオン類やナトリウムイオン、マグネシウム
イオン、アルミニウムイオンなどのカチオン類が除去さ
れ、さらに有機物や塩類も除去される。
なお、フィルター(15)は主ラインのフィルター(1
1)が50ミクロン程度の場合には1ミクロン程度の微
細なフィルターからなるが、フィルター(I+)が10
〜20ミクロン程度の目の細がいものであれば、該フィ
ルター(15)は省略することもできる。
このように夾雑イオンや有機物等を除去することにより
、純度が10〜20μs / c mになり、純水湯洗
工程に戻される。従って、湯洗水は10〜20μs /
 c mに維持され、100μs / c m以下にな
ることはない。なお、本発明方法では純度を10μs 
/ c m以上にすることも可能であるが、設備費やラ
ンニングコストの上昇を招来するのみであって、製品品
質上、無意味であり、従って10〜20μs / c 
mの範囲に維持するのが好ましい。
(発明の効果) それ故、本発明によれば、常に純水湯洗水の一部が抜き
出されて浄化され且つ純度を理想的な値に高められて戻
されるので、処理量とともに湯洗純水の純度が低下する
ことはなく、従って製品品質が所定のもの以上に維持さ
れ、且つ湯洗水を更新する必要がない。そのため湯洗水
の更新のためラインを停止する必要もなく、また純水の
採取や純水の加温エネルギーの点でも無駄が避けられる
4、図面のflff !Itな説明 第1図は本発明方法の実施に用いられるシステムの一例
を示す図、第2図はアルミニウム材の表面処理プロセス
を示すブロック図、そして第3図は従来の純水湯洗工程
を示す概略図である。
図中、10:純水湯洗工程、14:熱交換器。
15:フィルター、16:逆浸透装置 特許出願人 日本建鉄株式会社、’、’r 、; :・
211゜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、陽極酸化処理後のアルミニウム材を電着塗装す
    る前処理としての純水湯洗工程における湯洗水の一部を
    抜き出して熱交換器を通して約40℃またはそれ以下に
    冷却し、次いで夾雑イオンや有機物などを除去するため
    逆浸透装置に通した後、前記純水湯洗工程に戻すことを
    特徴とする湯洗水の水質維持方法。
  2. (2)、前記抜き出された一部の湯洗水を前記逆浸透装
    置に通す前に、前記純水湯洗工程を循環する湯洗水の全
    体をろ過するフィルターより目の細かいフィルターによ
    りろ過する特許請求の範囲第1項記載の湯洗水の水質維
    持方法。
JP13734887A 1987-05-30 1987-05-30 湯洗水の水質維持方法 Pending JPS63302990A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015022920A1 (ja) * 2013-08-13 2015-02-19 関西ペイント株式会社 複層皮膜形成方法
WO2015029757A1 (ja) * 2013-08-30 2015-03-05 関西ペイント株式会社 複層皮膜形成方法
JP2015172248A (ja) * 2013-08-13 2015-10-01 関西ペイント株式会社 複層皮膜形成方法

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