JPS6330191Y2 - - Google Patents

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JPS6330191Y2
JPS6330191Y2 JP1981028665U JP2866581U JPS6330191Y2 JP S6330191 Y2 JPS6330191 Y2 JP S6330191Y2 JP 1981028665 U JP1981028665 U JP 1981028665U JP 2866581 U JP2866581 U JP 2866581U JP S6330191 Y2 JPS6330191 Y2 JP S6330191Y2
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high voltage
output terminal
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ground side
voltage generator
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は直流高電圧発生装置、特に接地端子の
非接地時に無瞬断の仮接地回路を与え得る保護装
置を備えた直流高電圧発生装置に関する。
一般に静電塗装々置などにおける直流高電圧発
生装置のいずれかの出力端子は、被塗装物である
負荷と同様に接地されるが、実際の作業などにお
いて、接地側出力端子が接地されなかつたり、或
いは作業中に接地がはずれたりした場合、これを
確認せずに作業を続けていると高電圧発生装置全
体が高電位に浮いてしまい、作業者が感電した
り、装置の絶縁破壊が生じて装置が焼損したり、
極めて危険である。従つて斯かる問題点を解決す
べく、従来にあつては第1図に示す様な回路が提
案されている。
第1図において、1は接地点2で一方側が接地
されている商用交流電源、3,4は直流高電圧発
生装置Hの交流入力端子、5A,5A′は交流入
力端子3,4間に互いに逆向きに直列接続された
ダイオード、6は昇圧用トランス、7は半導体素
子或いは電気的スイツチからなる開閉装置、8は
多段倍電圧発生回路などからなる直流高電圧発生
部、9,10は直流高圧出力端子、11は出力端
子9と接地点12との間に存在する被塗装物の様
な負荷、13は出力端子10、即ち直流高電圧発
生装置Hの筐体が接地される接地点、14,15
は夫々ダイオード5Aと5A′のカソードの接続
点Aと接地されるべき出力端子10(以下接地側
出力端子と言う)との間に互いに直列接続された
抵抗、電流検出用抵抗、16は交流分バイパス用
コンデンサ、及び17は接地側出力端子10の接
地状態を検出し、非接地のときにオフ信号を出力
する検出回路である。
斯かる部材からなる従来の回路にあつては、接
地側出力端子10が接地点に確実に接地されてい
ると、電流は交流電源1、ダイオード5A又は5
A′、抵抗14,15、接地側出力端子10、接
地点13及び2を含む回路を流れる。該回路を流
れる電流が電流検出用抵抗15の両端に電圧降下
を生じ、この電圧降下が生じている限り検出回路
17はオフ信号を出力しない。しかし接地側出力
端子10が非接地状態になると、瞬間的に略高出
力電圧まで上昇するが、ダイオード5A,5
A′により阻止されて出力端子10から抵抗15,
14を介して交流入力側に電流が流れることが出
来ない。これに伴い電流検出用抵抗15の両端の
電圧降下はほぼ零になり、検出回路17がオフ信
号を出力することにより開閉装置7は遮断され
る。こゝで開閉装置7がいかに高速度で動作した
としても、直流高電圧発生部12の高電圧電荷が
残留するために、前述の様な高電圧が接地側出力
端子10、抵抗15,14を介して交流入力側の
接続点Aに印加されたり、直流高電圧発生装置H
の筐体が高電位に浮くことにより、ダイオード5
A,5A′を焼損して入力側回路の短絡、或いは
接続点Aから他部材への放電事故を生じたり、感
電事故を生じ、極めて危険であつた。
本考案は以上述べた様な従来の欠点を除去する
ために、交流入力側回路に交流入力電圧を分割す
るインピーダンス素子を有すると共にその電圧分
割点と直流高電圧発生装置の接地側出力端子との
間に接続された電流検出用抵抗を備えた回路にお
いて、前記インピーダンス素子が少くとも前記電
圧分割点から交流入力導体方向に対し負荷インピ
ーダンスよりも充分小さいインピーダンスを呈
し、接地側出力端子の非接地時には前記インピー
ダンス素子と電流検出用抵抗とが接地側出力端子
に対する無瞬断の仮接地回路を与える様にしたこ
とを特徴としている。
以下図面に従つて本考案の実施例を説明する。
第2図において、第1図と同一の参照数字及び記
号は第1図のものに相当する部材を示し、5B,
5B′は負荷インピーダンスよりも充分小さい抵
抗を有するインピーダンス素子として用いられた
高電圧用抵抗器であり、例えば負荷11の抵抗値
が1000MΩの場合に1MΩの高抵抗値を有する。
斯かる回路においては接地側出力端子10が接
地されている場合、極めて徴小な交流電流が商用
交流電源1から入力電源側接地点2、高電圧用抵
抗器5B、又は5B′、接続点A、電流検出用抵
抗15、接地側出力端子10、及び接地点13を
含む回路を流れるだけであり、従つて電流検出用
抵抗器15の電圧降下はコンデンサ16の交流分
バイパス作用もあつて零である。この場合に検出
回路17はオン信号を出力し、このオン信号によ
り開閉装置7は閉じた状態に保持される。尚、こ
の状態では出力端子9が高電位にあり、接地側出
力端子10は接地電位にある。
次に接地側出力端子10が接地点から遮断され
たり、又は作業者が接地をせずに直流高電圧発生
装置Hを動作させた場合、出力端子9,10間に
高電圧が出力されるが、接地側出力端子10が接
地点13より浮いているので負荷11を介して電
流が流れることはなく、しかも出力端子9は負荷
インピーダンスを介して接地点12に接続されて
いるのでほぼ接地電位になり、従つて接地側出力
端子10に高電圧が現出する。この直流高電圧に
よつて直流電流が、電流検出用抵抗器15、高電
圧用抵抗器5B′、又は5B及び交流入力電源1、
交流入力側接地点2、負荷接地点12、負荷1
1、及び出力端子9を介して流れる。従つて例え
ば接地側出力端子10が60KVに上昇したとして
も、前述の如く負荷11と高電圧用抵抗5B,5
B′の抵抗値の比率をほぼ1000:1程度に選定し
ておけば、接地側出力端子10、つまり接続点A
の電圧はほぼ60V程度になるだけであり、通流す
る前記直流電流も極めて小さいことを併せると、
感電及び放電による事故は皆無になる。また前記
直流電流が電流検出用抵抗15を介して流れるこ
とにより、その両端に電圧降下が生じ、検出回路
17はこの電圧降下を検出してオフ信号を出力す
る。このオフ信号により開閉装置7は開かれ、直
流高電圧発生部8を電源側から遮断する。
次に第3図により本考案の他の一実施例を説明
すると、この回路は第2図のものにアノード同士
を接続したダイオード18,18′のカソードを
高電圧用抵抗5B,5B′に直列に付加し、これ
らにより一方向性のインピーダンス素子を構成す
ることにより、定常時における電力損失を低減し
たものである。またダイオード18,18′を除
去した場合に、鎖線で示すダイオード19を接地
側出力端子10と接続点A間に図示極性で設ける
こともでき、この場合、正常時に電流が接続点A
から接地側出力端子10側に流れるのを防止する
ことが出来、電力損失を低減できる。
次に本考案の他の一実施例を示す第4図の回路
は第2図に示した回路に出力電流検出用抵抗20
を接続すると共に該抵抗に対し並列に出力電流の
交流分をバイパスするためのコンデンサ21と過
電流検出回路22とを接続したものである。接地
側出力端子10が接地点13に接続されている状
態において、過電流が出力電流検出抵抗20を流
れると、その電圧降下が増大することにより、過
電流検出回路22がオフ信号を出力して開閉装置
7を開く様にしたものであり、この実施例によれ
ば接地保安機能と過電流保護機能の両者を有する
ので安全性を更に向上出来る。
以上述べた様に本考案によれば、交流入力回路
に交流入力電圧を分割するインピーダンス素子を
設けると共に、この電圧分割点と直流高電圧発生
装置の接地側出力端子とを電流検出用抵抗を介
し、そして前記インピーダンス素子が、少くとも
前記電圧分割点から交流電源側に向うインピーダ
ンス値が負荷インピーダンスよりも充分に小さい
インピーダンスを有する様に設定されているの
で、接地側出力端子が非接地状態になつた場合で
も接地側出力端子は電流検出用抵抗及びインピー
ダンス素子を介して低電圧側、即ち交流入力電源
側の接地点に無瞬断で接続されるために接地側出
力端子が高電圧になることがなく、また接地側出
力端子が非接地状態に至つたときに電流検出用抵
抗を流れる直流電流を検出して開閉装置を開いて
いるので、非接地に対して極めて安全性、信頼性
の高い直流高電圧発生装置を提供することが出来
る。尚、前記実施例において、開閉装置7の動作
に連動するランプ或いはブザーの様な警報器を設
けて非接地状態を警報すると、更に操作性を向上
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の直流高電圧発生装置の一例を示
す図、第2図乃至第4図は夫々本考案の異なる一
実施例を示す図である。 H……直流高電圧発生装置、5B,5B′……
インピーダンス素子、7……開閉装置、8……直
流高電圧発生部、11……負荷、15……電流検
出用抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 商用交流電源により付勢される直流高電圧発生
    部と該直流高電圧発生部の接地側出力端子の接地
    状態を検出する検出回路とその非接地時に該回路
    からの信号により遮断される開閉装置とを備えた
    直流高電圧発生装置において、交流入力電圧を前
    記直流高電圧発生装置の負荷インピーダンスより
    も充分小さいインピーダンスを示すインピーダン
    ス素子により分割し、その電圧分割点と前記接地
    側出力端子とを電流検出用抵抗を介して接続し、
    前記接地側出力端子の非接地時に、前記検出回路
    が前記電流検出用抵抗を介して流れる電流により
    該抵抗に生ずる電圧降下に応動して前記開閉装置
    を遮断すると共に、前記インピーダンス素子と前
    記電流検出用抵抗とが前記直流高電圧発生部の接
    地側出力端子に対する無瞬断の仮接地回路を与え
    ることを特徴とする直流高電圧発生装置。
JP1981028665U 1981-03-02 1981-03-02 Expired JPS6330191Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981028665U JPS6330191Y2 (ja) 1981-03-02 1981-03-02

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JP1981028665U JPS6330191Y2 (ja) 1981-03-02 1981-03-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57141633U JPS57141633U (ja) 1982-09-04
JPS6330191Y2 true JPS6330191Y2 (ja) 1988-08-12

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ID=29826298

Family Applications (1)

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JP1981028665U Expired JPS6330191Y2 (ja) 1981-03-02 1981-03-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5365535U (ja) * 1976-11-05 1978-06-02

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JPS57141633U (ja) 1982-09-04

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