JPS63301668A - 携帯型複写機 - Google Patents

携帯型複写機

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JPS63301668A
JPS63301668A JP62137956A JP13795687A JPS63301668A JP S63301668 A JPS63301668 A JP S63301668A JP 62137956 A JP62137956 A JP 62137956A JP 13795687 A JP13795687 A JP 13795687A JP S63301668 A JPS63301668 A JP S63301668A
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JP
Japan
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copying machine
circuit
printing
printing head
portable
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JP62137956A
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English (en)
Inventor
Kanetoshi Mizuno
水野 金寿
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Ricoh Elemex Corp
Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1団慰旦仰 [産業上の利用分野] 本発明は、手にもって使用される携帯型の複写機に関す
る。
[従来の技術] この種の携帯型複写機として、例えば、原稿の画像を光
学的に読み取るスキャナ部、原稿表面と接触回転して原
稿表面の走査距離を検出するロータリエンコーダ、スキ
ャナ部で読み取った画像データを一旦記憶するRAM等
のメモリ、メモリに記憶されている画像データに塁づい
て発熱する発熱体が配設されたサーマルヘッド、サーマ
ルヘッドの発熱により溶融する熱溶融性のインクが塗布
された熱転写記録式のインクリボン等を備えたものが知
られている。
このような携帯型複写機は、読取時に原稿を走査しロー
タリエンコーダで検出される走査距離に同期して原稿表
面の画像をスキャナ部で読み取りメモリにストアする。
印字の際には、読取時と同様に印刷用紙の上を走査し、
走査距離に同期してメモリから読み出される画像データ
に従って、サーマルヘッドの各発熱体に通電を行ないイ
ンクリボンのインクを溶融して印刷用紙にインクの転写
を行なう。この結果、携帯型複写機は、読み取った原稿
の画像と同じ画像を印刷用紙に複写する。
[発明が解決しようとする問題点] このような携帯型複写機では、印字時にサーマルヘッド
を印刷用紙に向けていなくてもロータリエンコーダを回
転させてやると画像データに応じて抵抗体発熱素子に通
電がなされサーマルヘッドが発熱してしまう。従って、
不慮の取扱いによりサーマルヘッドが人体に触れてロー
タリエンコーダが回転したりすると、手や足等の皮膚を
火傷したすするという恐れが考えられた。しかしながら
、従来こうした点に対する安全対策は特に施されていな
い。
そこで本発明は、操作の安全な携帯型複写機を捉案する
ことを目的とする。
U豊厳感 [問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の構成は、原稿に記さ
れた画像を読み取る読取手段と、該読み取られた画像の
データを記憶するデータ記憶手段と、外部に露出して形
成され通電されて記録媒体に像を顕現する印字用ヘッド
と、該印字用ヘッドに前記記憶されたデータに基づいて
通電を行なう通電手段と、を備えた携帯型複写機におい
て、前記印字用ヘッドが接触する被接触物の電気的特性
を検出する検出手段と、 該検出された電気的特性が、人体に固有の特性であると
き、前記通電手段による前記印字用ヘッドの通電を中止
する通電中止手段と、 を備える。
読取手段として、原稿の画像を光学的にドツト単位で読
み取る躍像手段、例えば1次元、2次元の電荷結合型イ
メージセンサや、予め登録されているキャラクタや図形
等をパターン認識により読み取る認識センサ等が挙げら
れる。
データ記憶手段として、読取手段で読みとった画像デー
タを一旦記憶したり、記憶した画像データを任意に読み
出したりできるRAM等のメモリの伯、着脱自在なカー
トリッヂ式のテープ、ディスク、ICカード等が挙げら
れる。
印字用ヘッドとして表面に抵抗体発熱素子が配設された
サーマルヘッドや、通電を行なう電極が配設された通電
ヘッド等が挙げられる。前者は、感熱記録紙や熱転写記
録式のインクリボンを用いて印字を行ない、後者は、通
電転写記録シートに通電して通電転写記録シートを発熱
させインクを溶融転写して印字を行なう。
通電手段は、画像データに応じて印字用ヘッドに通電を
行なうものであって、通電する電力mの制御として通電
時間を制御するものや通電時の印加電圧を制御するもの
或いは通電時の電流を制御するもの等が挙げられる。
検出手段は、被接触物の電気的特性が人間固有の特性で
あることを検出するものであって、被接触物の誘電率に
基づく量、導電率に基づく岳。或いは誘電ハムを検知す
るもの等で構成される。
通電中止手段は、検出手段で検出された電気的特性が人
間固有の特性であると判断したとき、印字用ヘッドに通
電中、通電前を問わず、印字用ヘッドへの通電を中止す
るものであって、判断時に印字すべき画像データを総て
クリアして通電を中止するものや、サーマルヘッドへの
通電ラインを遮断してしまうもの等の他、印字モードの
内部動作を総て休止状態にするものや、一度中止すると
所定時間待機してから復帰するもの等が挙げられる。尚
、圧電ブサー等の発音手段を用い、警報を発する構成を
付加しても良い。
これらの構成は、算術論理演算回路で構成して種々モー
ドを実現できるようにしても良く、例えば、記録紙を内
部に収納した携帯型複写機の場合原稿の画像読取時に同
時に印字用ヘッドに通電し印字を行なっても良い。また
、このとき途中で検出手段で検出される電気的特性が人
間固有の特性であると判断されるとき印字用ヘッドへの
通電だけが中止され読取は続行するようにしても良い。
[作用] 本発明の携帯型複写機は、読取手段で原稿に記された画
像を読み取り、読み取った画像データをデータ記憶手段
に記憶し、読み取った画像データもしくはデータ記憶手
段に記憶された画像データに基づいて印字用ヘッドに通
電手段により通電を行なって記録媒体に画像の複写を行
なうが、外部に露出している印字用ヘッドの被接触物の
電気的特性が検出手段により人間固有の特性であると検
出されるとき通電中止手段により印字用ヘッドへの通電
を中止する。
[実施例] 本発明の携帯型複写機の実施例について説明する。
第1図は第1実施例の携帯型コピー機を駆動する制御回
路を表す。第2図は携帯型コピー機の形状を表す。
始めに、第2図を用いて携帯型コピー機1の構成につい
て説明する。本実施例の携帯型コピー機1は、直方体の
筐体2内部に、原稿の画像を読み取る読取部、読み取っ
た画像を本機とは別に設けられた感熱記録紙に印字する
印字部、読取部、印字部を駆動する制御回路3(第2図
には図示せず)を収納した構成となっている。読取部は
原稿の画像を図示しないレンズを介して光学的に読み取
る電荷結合型イメージセンサ(以下CCDとも言う)4
を有する。CCD4は、1024個の画素が直線に配設
された1次元のものであり、光学系の構成に余裕度を持
たせるために、3個に1個の割合で、320個の画素を
画像の読取に使用する。
印字部は、CCD4の使用画素数と同じ数(320個)
の抵抗体発熱素子が直線に配設されたサーマルヘッド5
からなる。サーマルヘッド5は筺体2の底部6に形成さ
れた開口部6aから抵抗体発熱素子を露出させている。
制御回路3については後述する。
一方、筐体2の前面には、画像の読み取りを行なうスキ
ャンモード、画像の印字を行なうプリントモードのいず
れかを選択するモード切替スイッチSW1、電源の大切
を行なうパワースイッチSW2、読取画像の濃淡を調整
する調整ツマミ7、が設けられている。ざらに底部6(
は、先述した開口部6aの他に開口部6bが形成されて
おり、その開口部6bに原稿と接触回転するローラ8が
設けられている。モード切替スイッチSW1の操作面と
底部6表面とは、筐体2から絶縁された電極になってお
り、後述する安全回路32の一部を形成する。
また、開口部6aの周囲には押釦9が設けられている。
この押釦9は、第3図に示すように底部6から突出して
いる頭部9aの径が大きい柱状体であり、底部6に形成
された凹部6Cに1習勤自在に嵌挿されている。また、
基部9bは凹部6C底而に形成された口過孔6dに挿通
されている。頭部9aと凹部6Cとの間にスプリング1
1が介装されており、押釦9を突出する方向に付勢して
いる。押釦9の基部9b中程にリング状の止め具12が
嵌められており、これにより押釦9頭部9aの突出偵は
制限される。さらに、筐体2内押釦9の後方に安全回路
32の一部であるスイッチ13が設けられており、押釦
9の移動によって入切される。
次に筺体2内部に収納されている制御回路3について、
第1図に依って詳しく説明する。
制御回路3は、先述した読取部としてのCCD4から画
像データを読み取るスキャナ部22、読み取った画像デ
ータを一旦記憶する記憶部24、画像データに応じて印
字を行なうプリント部26、読取時又は印字時の走査距
離を検出するエンコーダ部28、使用者に依って操作さ
れる操作表示部30、誤使用のとき作動する安全回路3
2及びこれら各部の制御を司るゲート回路34から構成
される。
電源としてニッケルカドミウム電池11本を積層して使
用し、パワースイッチSW2がオンのときこれらの直列
電圧13.2[V]とレギュレータ35によって安定化
された電圧5[■]とが制御回路3に印加される。
スキャナ部22は、増幅器36.デジタイザー38、L
EDアレイ40及びトランジスタ42から構成されてい
る。ゲート回路34からの点灯信号に応じてスイッチン
グトランジスタ42がオンしLEDアレイ40が発光し
た際、CCD4は原稿表面で反射された光を受光し画像
に応じた電荷を画素単位に蓄積する。電荷が蓄積された
各画素の電圧は、ゲート回路34からのシフト信号によ
って順次シフトしてCCD4の出力端子に導かれ、増幅
器36で電圧増幅された俊、さらに調整ツマミ7によっ
て設定されるスレッシュホールド電圧を境にデジタイザ
38によってデジタル値化されてゲート回路34のデー
タ入力端子CDATAに画像データとして入力される。
従って、調整ツマミ7を回すことで読取画像の81淡が
調整される。
記憶部24は、256 [KB/1個]の記憶容量を有
する2個のメモリRAM45、及びRAM45の制御を
行なうデコーダ46を備える。RAM45は、最大幅4
0 [mm] X長さ200 [mm]の走査範囲の画
像を分解能8[ドツト/mm ]の画像データとして記
憶し、デコーダ46は、ゲート回路34からの信号に従
って、画像データが記憶されたRAM45の所定メモリ
領域とゲート回路34との間における画像データの転送
を制御する。
プリント部26は、サーマルヘッド5を駆動するスイッ
チングトランジスタ48を備える。スイッチングトラン
ジスタ48は、ゲート回路34のセーフ端子5AFEの
電圧がローレベル電圧のとき、つまり「通電可」のとき
オンし、画像データに応じた通電をサーマルヘッド5の
各抵抗体発熱素子に行なう。従ってサーマルヘッド5の
発熱によりサーマルヘッド5と接する感熱記録紙に印字
がなされる。
エンコーダ部28は、放射状に複数本のスリットが形成
された円板51、この円板51を介して発光素子と受光
素子とが対向するよう設けられた透過光式の回転角セン
サ53、回転角センサ53の出力と矩形波とを比較する
コンパレータ55h1らなる。携帯型コピー機1を原稿
もしくは感熱記録紙の上に走査させるとローラ8にベル
ト(図示せず)で連結された円板51は回転し、走査距
離に比例した数のパルス信号が回転角センサ53から出
力されコンパレータ55で波形整形されてゲート回路3
4に出力される。
操作表示部30には、先述したモード切替スイッチSW
1の他、原稿の画像に対しコピーされる画像のサイズを
縮小、拡大もしくは普通に選択する画像選択スイッチ5
7や、コピーされる画像を反転して印字する反転スイッ
チ59や、ゲート回路34が動作中であることを指示す
るインジケータランプ60等が設けられている。このイ
ンジケータランプ60は、後述する安全回路32が作動
しているときや、メモリRAM45の記憶領域に総て画
像データが記憶されているときに消灯したり、或いは読
取時や印字時における走査スピードが早過ぎるときに点
滅したりして、使用者に注意を換起する。
安全回路32は、筺体2の底部6とモード切替スイッチ
SW1との電極から形成されるコンデンサC1の容量値
の変化を検出する容量検出回路61及び、この容量検出
回路61の出力と押釦9の後方に設けられているスイッ
チ13の電源側接点とを論理和演痒しその出力をゲート
回路34のセーフ端子5AFEに出力する論理和演算器
67から構成される。続いて容量検出回路61について
説明する。
容量検出回路61では、コンデンサC1の容量値が小さ
いときつまりモード切替スイッチSW1の電極と筺体2
底部6の電極のとの間に何も接触されていないとき或い
は筺体2の底部6が紙面等に接触しているとき、コンデ
ンサC1のインピーダンスは比較的大きいので、発振器
S1からの2[K)−IZIの交流周波はコンデンサC
1と並列接続されている整流用ダイオードD1によって
整流されコンデンサC2の端子電圧はマイナス電圧にな
る。このとき電界効果トランジスタ(以下FETとも言
う)68は逆バイアスされるのでオフとなり、これによ
ってスイッチングトランジスタTr1は駆動されず容量
検出回路61の出力は「安全」であるとしてローレベル
電圧を示す。ところが、コンデンサC1の電極間に手や
足の皮膚が接触するとコンデンサC1の容量が増加して
インピーダンスが下がりコンデンサC1の両端の印加交
流電圧は小さくなるので、コンデンサC2の端子電圧は
グランド電位に近くなる。この結果、FET68は、動
作状態となってこれによりスイッチングトランジスタT
riはオンし容量検出回路61の出力は「危険」である
としてハイレベル電圧を示す。
一方、スイッチ13の電源側接点の電位は、コピー機1
を感熱記録紙に押し当て押釦9が押圧されスイッチ13
がオンされたときグランド電位になるが、コピー機1を
離したとき或いは手や足の柔かい皮膚の上にコピー機1
を接触させたときには押釦9が十分に押圧されないので
スイッチ13はオンされず電源側接点の電位はハイレベ
ル電圧のままとなる。従って、安全回路32は、論理和
演算器67によって容量検出回路61の出力と押釦9に
よるスイッチ13の出力とが共にローレベル電圧である
とき「安全」であるとしてゲート回路34のセーフ端子
5AFEにローレベル電圧を出力する。
このような構成の制御回路3を備える携帯型コピー[1
の動作について説明する。
まず、使用者はモード切替スイッチSW1を押してスキ
センモード時にコピー機1の底部6を原稿面に押し当て
ローラ8を接触回転させながら原稿面上を走査する。ゲ
ート回路34は、ローラ8の回転に同期してCCD4か
ら画像を読み取りメモリRAM45に画像データを順次
ストアする。
走査範囲として幅40 [mml X長さ200 [m
mlを走査し終えるとメモリRAM45の記憶容量は一
杯になりインジケータランプ60が消灯して読取を終了
する。続いて、モード切替スイッチSWIを押してプリ
ントモードにしサーマルヘッド5を未使用の感熱記録紙
の表面に押し当て読取時と同様に走査する。ゲート回路
34は、ロー58の回転に同期してメモリRAM45か
ら画像データを読み出しセーフ端子5AFEの電圧がロ
ーレベル電圧であるときに画像データに対応するサーマ
ルヘッド5の抵抗体発熱素子に通電を行なう。
この結果、抵抗体発熱素子が発熱して感熱記録紙に読み
取った原稿の画像と同じ画像が顕現する。
印字に際して、使用者が不慮の操作をすると、例えば手
の平の上に携帯型コピー機1を乗せたままモード切替ス
イッチSW1をプリントモードにすると、安全回路32
のコンデンサC1の容甜値が増加してセーフ端子5AF
Eに入力される安全回路32の出力はハイレベル電圧と
なる。これによりゲート回路34の駆動端子5AVEは
ハイレベル電圧になりサーマルヘッド5の抵抗体発熱素
子への通電は中止される。
以上水したように本実施例の携帯型コピー機1(こよれ
ば、サーマルヘッド5を皮膚等に押し付けてプリントモ
ードにしローラ8を回転させても抵抗体発熱素子への通
電は行なわれずサーマルヘッド5の発熱を防止できる。
従って、使用者が誤った操作をしても火傷等を起こすこ
となく安全に使用できる。
また、す・−マルヘッド5が感熱記録紙等の表面から離
れているときに押釦9は解放されるので通電は中止され
容量検出回路61と合わゼてサーマルヘッド5の空印字
を防止するという2重の安全対策を施すことができる。
さらに一度印字するとメモリ45に貯えられている画像
データがクリアされてしまう携帯型コピー機の場合、誤
って印字操作することによる画像データの損失を防ぐこ
とができる。
尚、本実施例ではコンデンサC1の両電極として筺体2
の底部6とモード切替スイッチSW1とを用いているが
、この代わりに押釦9の頭部9aを対向する電極に形成
しても良い。第4図、第5図はこの場合を示したもので
ある。第5図(A>では、押釦9の頭部9aを絶縁体9
cを間に挟んで対向する電4jlj9d、9eから形成
している。また、電極間の容量を増加させるために第5
図(B)のように対向する電極9q、9hの面積を増加
させたり、電極9Q、9h間の隙間を狭くしても良い。
このように押釦9の頭部9aをコンデンサC1として形
成すると電極間の距離が短くなるので、例えば、サーマ
ルヘッド5を皮膚に押し付けた場合、各々の電極が接触
する皮膚は同じになり、検出精度が向上する。
次に第2実施例の携帯型コピー機について説明する。本
実施例の携帯型コピー機は前記第1実施例と安全回路3
2の構成が異なるだけで他の構成は同じである。即ち、
安全回路32内の容量検出回路61に代えて導電体検出
回路70を用いる。
第6図に示すように導電体検出回路70は、スイッチの
役目をするプログラマブルユニジャンクショントランジ
スタ(以下PUTと言う)72を中心に構成されている
。導電体検出回路70に電圧が印加されコンデンサC3
の端子電圧がハイレベル電圧になると、トランジスタT
r3がオンになりPUT72の7ノード・カソード間に
ほぼ5[V]の電圧が印加される。PUT72のゲート
及びカソードは前記第1実施例と同様に夫々モード切替
スイッチSW1.筺体2の底部6の電極に接続されてい
る。従って、モード切替スイッチSW1を指で押してプ
リントモードにしたときサーマルヘッド5が露出されて
いる筐体2の底部6に手や足の皮膚等が接触すると、抵
抗器R2,皮膚を介して微弱電流が流れる。この微弱電
流によって抵抗器R2の両端、つまりPUT72の7ノ
ード・ゲート間に約0.7[V]の電位差が生じ、PL
JT72はオンになる。この結果、PUT72のアノー
ドのインバータ73を介した出力電圧は「通電不可」で
あるとしてローレベル電圧からハイレベル電圧へと切り
換わる。従って、この出力をゲート回路34のセーフ端
子5AFEに取り込めばサーマルヘッド5への通電が停
止される。ところで、PUT72は、一旦オンするとモ
ード切替スイッチSW1のプリントモードの入切と連動
して入切されるリセットスイッチR31を切らない限り
自己保持されるので、使用者は一度、モード切替スイッ
チSW1を解放してPUT72をオフする必要があり、
安全性を高めることができる。
このように皮膚等にサーマルヘッド5を押し付けても前
記第1実施例と同様にサーマルヘッド5の発熱を防止で
きる。また、皮膚に限らず導電性の高い物質に接触して
いるとき例えば、こぼれた水に底部6及びモード切替ス
イッチSW1が接触しているときkも通電を停止できる
。尚、PLJT72の代わりに、第7図に示すようにス
イッチングトランジスタTr4.Tr5を2個用いても
良い。
このときPLJT72を用いたときと同じく皮膚等を介
して微弱電流が流れると抵抗器R4の両端に電位差が起
こりトランジスタTr4がオンしトランジスタTr5も
オンしつづける。また、第8図に示すように入力インピ
ーダンスの高い相補型電界効果トランジスタ74を用い
ても良い。この場合に電源電圧として印加電圧の高い1
3.2 [V]を用いることができ検出感度を高めるこ
とができる。
次に第3実施例について説明する。本実施例の携帯型コ
ピー機は、安全回路34と電源としてニッケルカドミウ
ム電池の代わりにAC電源を使用している点とを除いて
第1実施例と同様に構成されている。つまり、安全回路
32の客用検出回路61の代わりに誘導ハム検知回路7
5を用いる。
第9図に示すように誘導ハム検知回路75は、筐体2の
底部4を検知電極76として、この検知電極76をゲー
トとするPチャンネル電界効界トランジスタ(以下Pc
hと言う)78.Nチャンネル電界効界トランジスタ(
以下Nchと言う)79、及びP c h、 78のソ
ース端子と抵抗器R6を介してNch79のドレイン端
子とが接続されるコンデンサC5を中心にいわゆるチャ
ージポンプ回路を形成している。検知電極76に手や足
等の皮膚が接触すると誘導ハムが生じ、図中の点の電圧
は第10図に示すように電源周波に応じて変化する。■
点の電圧がスレッシ1ホールド電圧より低いときPch
78がオンしてコンデンサC5に速やかに充電が行なわ
れ、■の電圧がスレッシュホールド電圧より高いときN
ch79がオンして抵抗器R6を介してゆっくりと放電
が行なわれる。
この結果、コンデンサC5の端子電圧は、約4゜5[V
]附近で脈動する電圧となる。従って、この電圧を論理
和演算器67を介してゲート回路34のセーフ端子5A
FEに出力すれば良い。このように前記第1及び第2実
施例と同様に手や足等の皮膚が検知電極76に接触する
ときサーマルヘッド5への通電を停止できる。また、電
極は対に設ける必要はなく、検知電極76一本で済み、
構成を簡単にできる。尚、本実施例では電源として商用
電源を用いたが、バッテリを用いても構わなくこのとき
、誘導ハム検知回路75のグランドと商用電源のグラン
ドとを同電位に接続すれば良い。
以上、本発明の携帯型複写機についていくつかの実施例
を示したが、本発明はこれらの実施例に同等限定される
ものではなく、感熱記録紙に印字を行なうサーマルヘッ
ドに代えて熱転写記録式のインクリボンを用いて印字を
行なうサーマルヘッドや通電転写記録式の通電転写シー
トを用いて印字を行なうサーマルヘッド等種々なる態様
で実現し得ることは言うまでもない。
また、本実施例の安全回路32はサーマルヘッド5が露
出された筐体2の底部6に皮膚等が接触したときに作動
する構成としたが、接触しなくても皮膚等が接近しただ
けで作動する接近センサとして構成しても良い。このと
き、用紙1枚が間に介在しても作動させることができる
及肌五四呈 以上詳)ホしたように本発明の携帯型複写機によれば、
印字用ヘッドの被接触物の電気的特性が人体固有の特性
であるとき印字用ヘッドへの通電を中止できるという優
れた効果を奏する。従って、不慮の操作により皮膚を火
傷したりする恐れがなく安全に使用できる。
また、印字を1回行なうとデータ記憶手段に記憶されて
いる画像データがクリアされてしまう携帯型複写機の場
合、不慮の操作による画像データの損失を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は携帯型コピー機の制御回路の構成を概略的に表
す概略構成図、第2図は携帯型コピー機の形状を表す斜
視図、第3図は押釦の周囲の構成を説明する説明図、第
4図は他の実施例における押釦の周囲の構成を説明する
説明図、第5図は他の実施例の押釦の構造を表す説明図
、第6図は導電体検出回路の構成を表す回路図、第7図
は他の実施例における導電体検出回路の要部の構成を表
す回路図、第8図他の実施例における導電体検出回路の
要部の構成を表す回路図、第9図は誘導ハム検知回路の
構成を表す回路図、第10図は誘導ハム検知回路の各部
の電圧を表すタイミングチャートである。 1・・・携帯型コピー機 3・・・制御回路 4・・・電荷結合型イメージセンサ 5・・・サーマルヘッド 8・・・ローラ 9・・・押釦 32・・・安全回路 61・・・容M検出回路 70・・・導電体検出回路 75・・・誘導ハム検知回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原稿に記された画像を読み取る読取手段と、該読み
    取られた画像のデータを記憶するデータ記憶手段と、外
    部に露出して形成され通電されて記録媒体に像を顕現す
    る印字用ヘッドと、該印字用ヘッドに前記記憶されたデ
    ータに基づいて通電を行なう通電手段と、を備えた携帯
    型複写機において、 前記印字用ヘッドが接触する被接触物の電気的特性を検
    出する検出手段と、 該検出された電気的特性が、人体に固有の特性であると
    き、前記通電手段による前記印字用へッドへの通電を中
    止する通電中止手段と、 を備えたことを特徴とする携帯型複写機。 2 検出手段は、被接触物の誘電率に基づく量を検出す
    る特許請求の範囲第1項記載の携帯型複写機。 3 検出手段は、被接触物の導電率に基づく量を検出す
    る特許請求の範囲第1項記載の携帯型複写機。 4 検出手段は、被接触物に誘導されるハムを検出する
    特許請求の範囲第1項記載の携帯型複写機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002370345A (ja) * 2001-04-13 2002-12-24 Fuji Photo Film Co Ltd 液滴吐出装置

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JP2002370345A (ja) * 2001-04-13 2002-12-24 Fuji Photo Film Co Ltd 液滴吐出装置

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