JPS6330116Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6330116Y2
JPS6330116Y2 JP2975283U JP2975283U JPS6330116Y2 JP S6330116 Y2 JPS6330116 Y2 JP S6330116Y2 JP 2975283 U JP2975283 U JP 2975283U JP 2975283 U JP2975283 U JP 2975283U JP S6330116 Y2 JPS6330116 Y2 JP S6330116Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cap
valve
base
pinch seal
bulb
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Expired
Application number
JP2975283U
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English (en)
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JPS59136151U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は照明用、特に自動車用の各種照明灯に
使用される口金付電球に関するものである。
(従来技術) 一般にこの種の口金の付いた電球は、口金とバ
ルブとを接着剤により固定している。しかしなが
ら、バルブの点灯により接着部分が高温になる
と、接着剤が劣化しボロボロになつて粉が出た
り、著しい時にはバルブが口金から外れる等の事
故もある。更にその製造過程において、接着剤が
使用されるため、接着剤の塗布乾燥等の作業及び
装置も余分に必要とし、作業性が悪いと云う欠点
がある。
(考案の目的) 本考案は従来の欠点を除去するためになされた
ものであつて、その目的は接着剤を使用せずにバ
ルブと口金とが安定した状態で組立てられ、しか
も製造工程が簡略化される電球を提供しようとす
るものである。
(考案の構成) この目的を達成させるためになされた本考案
は、所定長さの平坦なピンチシール部を有するバ
ルブと、該バルブのピンチシール部が挿着される
開口部を備えた口金キヤツプと、該口金キヤツプ
が取付けられる口金とからなり、前記ピンチシー
ル部の両側下端寄りに突起を設け、該突起と夫々
先端が係合する一対の弾性挾持片を口金の側壁に
相対向する位置から切り起し内側に傾斜させて形
成したことを特徴とする電球であつて、前記口金
キヤツプの開口部と口金の内側に切起して形成し
た弾性挾持片との間で、バルブの首部とピンチシ
ール部の突起とが夫々係合する形になり、接着剤
を使用しなくても両者間の弾性的係合によつて安
定した取付けが望めるのである。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例により更に詳しく説
明すると、1はバルブであり、該バルブは下部に
所定長さのピンチシール部2が形成され、該ピン
チシール部の下端部からリード線3が外部に取り
出されている。更にこのピンチシール部2の下端
寄りにおいて両側に突起4が形成されている。こ
れらの突起はピンチシール部2を形成する際に一
体に形成しておき、ピンチシール部2の首部5と
の間に所定の距離が存するようにしてある。
このバルブ1が挿着される口金キヤツプ6は、
略円盤状を呈しており、その中央部には前記バル
ブのピンチシール部2が嵌る開口部7が形成さ
れ、該開口部は全体として長方形を呈し、一部に
弾性を付与するために部分的な突部8を形成し、
この突部を下方に折曲げてある。
この口金キヤツプ6が取付けられる口金11
は、この種の電球口金と同じように全体形状が有
底筒体であり、該筒体の相対向する側壁から下方
の中央部に向けて一対の弾性挾持片9,10を切
り起して設けてある。この切り起した弾性挾持片
9,10はその先端が下方の中央部で寄り合うよ
うに全体的に傾斜させた状態で形成し、前記口金
キヤツプ6を取付けた時に、その開口部7と挾持
片9,10の先端までの間隔又は距離が前記バル
ブの首部5から突起4までの間隔又は距離に略等
しいように構成する。そして有底筒体の底面には
リード線3の取り出し孔12が必要数だけ設けら
れている。更にこの口金には略中央部にリング1
3が嵌められ固定される構成になつている。
このように構成された各部の組立は、まず口金
キヤツプ6に対し、その開口部7にバルブ1のピ
ンチシール部2を挿着して首部5が開口部7に当
接するようにする。次にピンチシール部2が弾性
挾持片9,10間に嵌るように、バルブ1を口金
11内に挿着すると、突起4上に弾性挾持片9,
10の端部が乗り上げる形になつており、この状
態からわずかに強くバルブを押し込むと、弾性挾
持片9,10の端部が突起4を完全に乗り超えて
突起の麓に落ち込んでガタガタせずにパチツと係
合する。この状態において、口金11に対し口金
キヤツプ6とバルブ1とが安定した状態で組立て
られることになり、その状態で口金ヤツプを口金
11の上面に固定する。
この口金キヤツプと口金との固定は例えば、簡
単に溶接するとか或は口金キヤツプ6の周縁に立
下り壁6aを形成し、この立下り壁6aを口金1
1の上部外側に被せるようにして取付け、立下り
壁6aを加締めることにより一体化させる。勿論
この溶接又は加締め手段を行う前に、バルブ1か
ら取り出されているリード線3を夫々所定の孔に
通すとか或は口金11側に取り出すとかの従来行
われていた結線作業を行うことは云うまでもな
い。そして最終的には前記口金11の周面にリン
グ13を取付けて(溶接等をして)電球が完成す
る。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係る電球は、バル
ブのピンチシール部に突起を設け、バルブが取付
けられる口金キヤツプにピンチシール部が挿着さ
れる開口部を設け、バルブと口金キヤツプとが取
付けられる口金の側壁に前記突起の麓に係合する
一対の弾性挾持片を内側に切起して設けたもので
あり、口金キヤツプの開口部に対してバルブを押
し込むと共に口金に対してバルブを挿着させるだ
けの作業で三者が安定した結合をし、口金キヤツ
プと口金とを溶接又は加締めて一体化するのみで
あるから、製造工程が極めて簡単であり、しかも
接着剤を使用しないので点灯時に高温となるバル
ブに対して適用でき、接着剤の劣化によるバルブ
の脱落等が全く生じないと云う優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電球を各部品毎に分離して示
した分解斜視図、第2図は同電球の組立完了状態
における断面図である。 1……バルブ、2……ピンチシール部、3……
リード線、4……突起、5……首部、6……口金
キヤツプ、7……開口部、8……突部、9,10
……弾性挾持片、11……口金、12……孔、1
3……リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定長さの平坦なピンチシール部を有するバル
    ブと、該バルブのピンチシール部が挿着される開
    口部を備えた口金キヤツプと、該口金キヤツプが
    取付けられる口金とからなり、前記ピンチシール
    部の両側下端寄りに突起を設け、該突起と夫々先
    端が係合する一対の弾性挾持片を口金の側壁に相
    対向する位置から切り起し内側に傾斜させて形成
    したことを特徴とする電球。
JP2975283U 1983-02-28 1983-02-28 電球 Granted JPS59136151U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2975283U JPS59136151U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 電球

Applications Claiming Priority (1)

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JP2975283U JPS59136151U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 電球

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59136151U JPS59136151U (ja) 1984-09-11
JPS6330116Y2 true JPS6330116Y2 (ja) 1988-08-12

Family

ID=30160621

Family Applications (1)

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JP2975283U Granted JPS59136151U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 電球

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JPS59136151U (ja) 1984-09-11

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