JPS63301143A - 車載電子機器収納ケ−ス - Google Patents

車載電子機器収納ケ−ス

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JPS63301143A
JPS63301143A JP13777287A JP13777287A JPS63301143A JP S63301143 A JPS63301143 A JP S63301143A JP 13777287 A JP13777287 A JP 13777287A JP 13777287 A JP13777287 A JP 13777287A JP S63301143 A JPS63301143 A JP S63301143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage case
electronic equipment
check valve
accommodation
electronic device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13777287A
Other languages
English (en)
Inventor
Muneaki Matsumoto
宗昭 松本
Kazuyoshi Tamaki
玉木 一好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Soken Inc, NipponDenso Co Ltd filed Critical Nippon Soken Inc
Priority to JP13777287A priority Critical patent/JPS63301143A/ja
Publication of JPS63301143A publication Critical patent/JPS63301143A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、エンジンルーム内等の外気にさらされる部位
に取付けられる車載電子機器収納ケースに関する。
〔従来の技術〕
電子機器を所期のとおりに作動させるためには湿気を避
けることが必要であり、そのため車載電子機器収納ケー
スにおいても、電子機器のための防水、結露対策が必要
である。
従来の、車載電子機器の防水、結露対策を施した収納ケ
ースとしては、電子機器を収納するケースを完全密閉ケ
ースとなしこの内部に窒素ガスを封入したものが知られ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような完全密閉ケース内に窒素ガスを封入した車
載電子機器収納ケースは、窒素ガスを封入するための設
備を必要とし、また一旦窒素ガスを封入してしまうと、
内部の電子機器の保守2点検が不可能であるという問題
がある。
上記の問題点に鑑み、本発明は、窒素ガスのような不活
性ガスの封入設備を要せず、また内部の電子機器の保守
2点検を可能とする車載電子機器収納ケースを提供しよ
うとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の問題点を解決するため、電子機器の収納
ケースを少なくとも2つの部分に分割して必要時に内部
の電子機器を取出すことができるようにし、また収納ケ
ース内部を減圧して結露を生じにくいような構成とする
すなわち、上記の問題点を解決するために講じた本発明
の構成上の特徴は、車載電子機器収納ケースを、電子機
器を取付けた部分とその他の部分との少なくとも2つの
部分に分割し、前記収納ケースの分解時に前記電子機器
を取出せるようになし、また収納ケースは逆止弁を介し
て負圧源に接続し、前記収納ケースの組立て使用時にそ
の内部を減圧できるようにした点にある。
〔作 用〕
本発明は上記のような構成により、これをエンジンルー
ム内の外気にさらされる部位に取付けた後も、必要に応
じてこの収納ケースを分割した2つの部分に分解すれば
、内部に収容されていた電子機器は容易に取出せるので
、その保守点検を行うことが可能となる。また収納ケー
スを組立て使用する場合はその内部を負圧に保持するこ
とができるので、収納ケース内部の水蒸気圧力が減少し
露点温度が降下して結露しにくくなり、内部の電子機器
が湿気にさらされるのを回避する。
〔実施例〕
本発明の実施例について図面を参照して以下に説明する
第1図及び第2図は本発明の第1の実施例を示す。
第1図に示すように、車載電子機器収納ケースは2つの
部分に分割し、蓋部1と収納部4とからなるものとする
。蓋部1には外部との信号の送受信を行なうためのハー
メチックシール2が取付は固定され、またハーメチック
シール2には信号を伝達するためのプリント板3が連結
され、さらにプリント板3上には内蔵する電子機器8と
接続するためのコネクタ6が取付けられる。一方、収納
部4は前記蓋部1と接触する端面に防水機能を有するO
リング5を取付けらるための溝加工51が施され、ねじ
52等により蓋部1と結合される。
また、収納部4内には電子機器8を支持するための支持
体7が挿入固着されており、この支持体7は電気絶縁性
を有し、しかも吸水性を有する木材等の材料を用いる。
この支持体7は収納部4の底部側(第1図の右側)に、
電子機器8の先端板状部81を挟着支持するための47
1が設けられ、また蓋部1の側にはコネクタ6を支持す
るための凹部72が設けられている。また支持体7は収
納部4内の空間を少なくするため厚肉に形成し、その外
周面に接着剤を塗布して収納部4の内壁に固着させる。
なお支持体7の材料は、木材の他に、外周部を樹脂で成
形しその内側表面には多数の孔を設は内部にコルク、シ
リカゲル、和紙等の吸湿材を収容した構造のものを用い
てもよい。
収納部4にはさらに逆止弁11を備えたチェックバルブ
lOが取付けられ、収納部4はこの逆止弁11を介して
エンジンの負圧源に接続され、使用時その内部の気圧を
減圧する。なお、エンジン負圧は一般に一4QQ+nH
gから一600鶴ug程度である。
このように収納ケース内の気圧を減圧するのはその内部
を結露しにくくするためであるが、収納ケース内部を減
圧すると結露しにく(なる理由について説明する。水の
飽和水蒸気圧は気圧に関係なく温度により規定されてい
る。従って、一定温度中で収納ケース内部を減圧すれば
水蒸気圧もそれに比例して減少するが飽和水蒸気圧は一
定であるので水蒸気の結露する温度が下がることになる
例えば、温度20℃で飽和水蒸気状態にある空気はその
状態での露点温度は20℃であるが、この状態で各減圧
すると水蒸気圧は0.02306から0.01153に
減少するため露点温度は約10℃になる。なお10℃の
飽和水蒸気圧は0.01211である(各値は87年度
版理科年表による)。このように、収納ケース内部を減
圧することにより露点温度を下げ、車両走行による急激
な外気温度変化(山間部走行時に多い)でも収納ケース
内部が結露しに(く出来るという優れた効果が得られる
本実施例では収納ケースを2分割出来る構造のものを示
したが、例えば収納部4をさらに分割して収納ケース全
体として3分割したものでも同等の効果が得られること
は明白である。また、信号の送受信にハーメチックシー
ル2を用いたが、防水構造を持つコネクタを用いても良
い。
第2図は本実施例の収納ケースの外観斜視図を示し、カ
バー20はハーメチックシール2及び配線(図示せず)
を防護するため蓋部1とともに収納部4に取付けられる
。また、車体への取付はスティ30が収納部4に取付け
られる。
このように構成された本実施例は、使用時蓋部1と収納
部4とを組立て一体構造となしエンジンルーム内に取付
ける。収納部4は逆止弁11を介してエンジンの負圧源
に接続されているので、エンジンの稼動時収納ケース内
部は負圧となり、そのため収納ケース内の水蒸気圧力が
下がりその露点温度が降下し、そのため山間部等を走行
して外気温が降下しても収納ケース内に結露を生じるこ
とが回避される。この結果、収納ケース内の電子機器は
湿気から防護されるものとなる。
なおこのような収納ケースを長期放置した場合、収納ケ
ースの密閉が完全に行なわれている訳ではないため徐々
に大気圧に戻る。しがし、停車中には結露が生じるよう
な急激な温度差が生じるとは考えられず(もしそうであ
れば、現在車両に装着されている電子制御装置は全て結
露を起し問題となっているはずである)、内蔵電子機器
はRAM等メモリバンクアップ部を除いてほとんど作動
していないため収納ケース内温度は外気温とほぼ等しく
なり、収納ケース内の水蒸気圧は大気の水蒸気圧状態と
等しくなるだけである。
電子機器8の保守1点検の場合には、蓋部1を収納部4
から取りはずし収納ケースを分解すると、電子機器8は
、ハーメチックシール2、プリントvi3、コネクタ6
と共に蓋部1に取付けられた状態で収納部4から外に取
出されるので、電子機器8は容易に保守点検を受けるこ
とができる。
第3図に本発明の第2実施例を示す。
本実施例は負圧源として、第1実施例のエンジン負圧に
代えて、バキュームポンプを用いた点を特徴としている
同図において、モータ式バキュームポンプ100はDC
モータ101の回転運動をギヤ102を介して偏心シャ
フト103に伝える。偏心シャツ目03にはテトラフル
オロエチレン等で作られたベローズ104が取付けられ
、偏心シャフト103の回転運動を往復運動に変換させ
る。ベローズ104の往復運動によりベローズ104内
の空気の圧縮膨張が生じ逆止弁11を介して空気の吸気
排気を行なう。モータ式バキュームポンプ100の吸気
口をゴム管等を用いて収納ケース4に接続すれば収納ケ
ース4内は負圧となる。なお、モータ式バキュームポン
プ100は車両エンジンオン状態で作動を続けさせても
良いし、またエンジンオン時から一定時間の間だけ作動
するようにしても良い。また、収納ケース4内の負圧を
圧力センサ(図示せず)等圧力を検知するセンサまたは
スイッチを用いて制御し収納ケース内を所定の負圧に保
持するようにしても良い。減圧方法としてはその他にも
ソレノイド。
歯車等を用いたバキュームポンプを使用してもよい。
〔発明の効果〕
本発明は以上のような構成2作用を有するものであるか
ら、車両走行時外気の温度が急激に降下しても収納ケー
ス内に結露を生じることが回避され、その内部に収納し
た電子機器を湿気から保護することができる。
また収納ケースは分解組立が可能であって、その分解時
に電子機器を取出すことができるのでその保守点検を容
易に行うことができる。
さらにその使用時においては内部が減圧されるので、外
気との間に圧力差が生じ、分解可能でありながらそのシ
ール性が向上するという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の縦断正面図、第2図は同
上実施例の斜視図、第3図は本発明の第2実施例の要部
の拡大縦断面図である。 ■・・・蓋部、  3・・・プリント板、 4・・・収
納部、5・・・0リング、  6・・・コネクタ、  
7・・・支持体、8・・・電子機器、   10・・・
チェックバルブ、11・・・逆止弁、   20・・・
カバー、30・・・取付はスティ、 100・・・モータ式バキヱームポンプ、lot・・・
DCモータ、104・・・ベローズ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.車載電子機器収納ケースを、電子機器を取付けた部
    分とその他の部分との少なくとも2つの部分に分割し、
    前記収納ケースの分解時に前記電子機器を取出せるよう
    になし、また前記収納ケースは逆止弁を介して負圧源に
    接続し、前記収納ケースの組立て使用時にその内部を減
    圧できるようにしたことを特徴とする車載電子機器収納
    ケース。
  2. 2.前記電子機器を電気絶縁性かつ吸水性の支持部材を
    介して前記収納ケースに固定した特許請求の範囲第1項
    記載の車載電子機器収納ケース。
JP13777287A 1987-06-02 1987-06-02 車載電子機器収納ケ−ス Pending JPS63301143A (ja)

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