JPS6143282Y2 - - Google Patents

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JPS6143282Y2
JPS6143282Y2 JP19069281U JP19069281U JPS6143282Y2 JP S6143282 Y2 JPS6143282 Y2 JP S6143282Y2 JP 19069281 U JP19069281 U JP 19069281U JP 19069281 U JP19069281 U JP 19069281U JP S6143282 Y2 JPS6143282 Y2 JP S6143282Y2
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JP
Japan
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resonator
main body
airtight
microwave
airtight case
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JP19069281U
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English (en)
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JPS5896306U (ja
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はマイクロ波共振器の改良に関するもの
である。
一般に高精度のマイクロ波共振器は、湿度の変
化よつて電気特性が変化し易い。湿度変化による
電気特性の変化を防止する従来の方法としては、
(イ)共振器を完全な気密形にする方法と、(ロ)共振器
を或る程度気密にし乾燥空気を定期的に充填する
方法とがとられていた。しかしながら、前者の方
法では完全な気密構造にするのが非常に困難であ
り、長期的にみると徐々に湿気が浸透してくる欠
点がある。このため後者の方法が一般に採用され
ている。
第1図は前述した(ロ)の方法を採用したマイクロ
波共振器の例を示したものである。このマイクロ
波共振器は、内部に共振室1を有する共振器本体
2の開口部のフランジ3にパツキン4を介して蓋
板5を当接して開口部を塞いで図示しないボルト
及びナツト等の締付けで密封し、蓋板5には共振
周波数を調整するための調整棒6と、入力端子7
と、出力端子8と、共振室1内に乾燥空気を充填
するための充填口9とを設けた構造であつた。
しかしながら、このような構造では共振室1に
乾燥空気を充填すると、その圧力で共振器本体2
が歪んでしまい、電気特性が変化してしまう欠点
があつた。また、このような構造では、例えば手
で持つたりした場合に共振器本体2に外圧がかか
り易く、その外圧によつて共振器本体2が歪み、
電気特性が変化する欠点があつた。
これらの欠点を解決する1つの方法としては、
それらの圧力に耐え得るように共振器本体2の肉
厚を厚くすることが考えられる。しかしながら一
般に共振器は、温度変化の影響も受けにくくする
ため熱膨脹の少ないインバー等の高価な金属で形
成されており、共振器本体2の肉厚を厚くすると
共振器の価格が非常に高くなる欠点がある。ま
た、肉厚を厚くすると、重量が大きくなる欠点が
ある。
本考案の目的は、大幅なコストアツプをまねか
ずに圧力の影響を防止できるマイクロ波共振器を
提供するにある。
本考案に係るマイクロ波共振器は、共振器本体
を気密ケース内に収容し、前記共振器本体内を気
密ケース内とが同圧になるように前記共振器本体
を非気密構造としたものである。
以下本考案の実施例を第2図を参照して詳細に
説明する。図示のように本実施例のマイクロ波共
振器は、内部に共振室1を有する共振器本体2の
開口部側を蓋板5に取付け、共振室1に対応して
蓋板5には調整棒6、入力端子7、出力端子8、
乾燥気体充填口9を取付けている。共振器本体2
の外側にはこの共振器本体2を内蔵するように気
密ケース10を配設し、この気密ケース10の開
口部のフランジ11をパツキン12を介して蓋板
5に当接してその開口部を塞ぎ、図示しないボル
ト及びナツト等の締付けで密封している。共振器
本体2には連通孔13をあけて気密ケース10内
と連通し、共振器本体2の内外が同圧になるよう
にしている。
このようなマイクロ波共振器においては、乾燥
気体充填口9より共振室1内に乾燥空気を充填す
ると、共振器本体2が連通孔13の存在により非
気密構造となつているので、共振器本体2の内外
が同圧になり、従つて共振器本体2は気圧により
歪むことはない。実験によると、周波数にもよる
が10GHz以下の共振器であれば、5mmφ程度の連
通孔13をあけても電気的影響がないことが確認
された。
以上説明したように本考案に係るマイクロ波共
振器は、共振器本体を気密ケース内に収容したの
で、気密ケースが手で持たれたりして外力を受け
ても内部の共振器本体にはその外力が及ばず、従
つて共振器本体が外力で歪んで電気特性が変化す
るのを防止することができる。また、共振器本体
には外力が及ばないので、共振器本体は従来より
更に肉厚を薄くすることができ、コストダウンを
図ることができる。更に、気密ケースは電気的に
無関係なため歪んでも電気特性に影響がなく、材
料も安価で軽量なものが使用できる。かつまた、
本考案によれば、共振器本体の内外が同圧になつ
ているので、共振室に対する乾燥気体の充填で共
振器本体が歪まなくなり、乾燥気体の充填で電気
特性が変化するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマイクロ波共振器の縦断面図、
第2図は本考案に係るマイクロ波共振器の一実施
例を示す縦断面図である。 1……共振室、2……共振器本体、5……蓋
板、9……乾燥気体充填口、10……気密ケー
ス、13……連通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 共振器本体内の共振室内に乾操気体が充填され
    るマイクロ波共振器において、前記共振器本体が
    気密ケース内に収容され、前記気密ケース内で前
    記共振器本体の内外が同圧になるように前記共振
    器本体が非気密構造になつていることを特徴とす
    るマイクロ波共振器。
JP19069281U 1981-12-21 1981-12-21 マイクロ波共振器 Granted JPS5896306U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19069281U JPS5896306U (ja) 1981-12-21 1981-12-21 マイクロ波共振器

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JP19069281U JPS5896306U (ja) 1981-12-21 1981-12-21 マイクロ波共振器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5896306U JPS5896306U (ja) 1983-06-30
JPS6143282Y2 true JPS6143282Y2 (ja) 1986-12-08

Family

ID=30104214

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19069281U Granted JPS5896306U (ja) 1981-12-21 1981-12-21 マイクロ波共振器

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JPS5896306U (ja) 1983-06-30

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