JPS5918387Y2 - 外装構造 - Google Patents

外装構造

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Publication number
JPS5918387Y2
JPS5918387Y2 JP18631882U JP18631882U JPS5918387Y2 JP S5918387 Y2 JPS5918387 Y2 JP S5918387Y2 JP 18631882 U JP18631882 U JP 18631882U JP 18631882 U JP18631882 U JP 18631882U JP S5918387 Y2 JPS5918387 Y2 JP S5918387Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
back cover
exterior
gasket
air
exterior structure
Prior art date
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Expired
Application number
JP18631882U
Other languages
English (en)
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JPS58129186U (ja
Inventor
智彦 阿部
嘉樹 美濃羽
Original Assignee
セイコーエプソン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は時計内部の気圧が、外装裏ブタと胴の係合時に
高くなることを緩和する手段に関する。
従来の防汗・防水を目的とする外装構造は、一般に胴と
裏ブタの間にパツキンを介し、このパツキンをつぶすこ
とによって防汗性・防水性の確保をしているが、このよ
うな構造のものはネジ裏ブタ、バイオネット裏ブタ、ス
ナップ裏ブタを問わず第1図のバイオネット裏ブタ外装
構造例の断面図に示す如く裏ブタ1の組込時に、二点鎖
線で示した裏ブタ1、パツキン3の位置から、実線で示
した裏ブタ1が係合を完了するまでの間に、はぼ裏ブタ
1の面積に△lを乗じた体積の空気が圧縮され、時計内
部の気圧を上げることになる。
この気圧はパツキンのつぶし量、パツキン部の構造、外
装とムーブメントの空隙の量などによって異なるが、従
来の防水時計では1割から5割程度の気圧増があった。
時間内部の気圧増加は例えばブザー付時計においては、
ブザーの振動板が内圧により共振周波数が変化し、ブザ
ーの駆動周波数の設定値とのずれが生じるため音圧が著
しく低下することがある。
外装においても、ガラス4の外径を3cmとし、気圧増
を5割とすれば、はぼ3.5kgの力が外方向に加わる
ことになり、ガラスはずれ等の問題もある。
また、音叉、モーターのローター等、高速で運動するも
のには、空気抵抗の増加により、悪影響を及ぼすことも
ある。
本考案は、かかる欠点を除去するもので、その目的は外
装裏ブタ組込による時計内部の気圧増を緩和する手段を
提供するものである。
以下、実施例に基づいて本考案を詳しく説明する。
第2図は本考案によるバイオネット裏ブタを用いた外装
構造例の断面図で、裏ブタ1の組込過程を示すものであ
る。
従来の外装構造ではこの状態でバッキング3と胴2、裏
ブタ1が時計の径方向で接触し気密を保ちはじめるが、
本例では、裏ブタ1の立上がりリブ部1aの横穴1bを
通じて、まだ完全な気密性のないパツキン3の上部から
空気が逃げる。
従って裏ブタ1と胴2が保合完了する直前の、パツキン
3が裏ブタ1と胴2に上下方向にある程度圧縮された時
点ではじめて気密性を発揮するため、保合完了までに圧
縮される空気の量は、従来に比べて少なく押えることが
できる。
また前記横穴1bの代わりに第3図の10に示すような
スリットを設けても前記と同様な効果が得られることは
言うまでもない。
尚、バイオネット裏ブタで前記例のようにパツキンの上
下、外内側をつぶして気密性を確保する構造の裏ブタで
は、立上がりリブ部の前記横穴1bあるいはスリット1
Cを裏ブタの胴との係合部1dのある方向に設ければ、
裏ブタ1を胴2に押込んで保合部1dが係合していない
状態では、横穴あるいはスリットのある方向のパツキン
の下側には胴の保合部2aがなく、パツキン上下方向の
圧力が比較的少ないため、この状態で内部の空気が横穴
あるいはスリットから逃げやすい。
次に裏ブタ1を回転させld、2aが係合すると、横穴
、スリットのある方向のパツキンは上下、外向とも適度
につぶれた状態ではじめて完全な気密性を保つ。
第4図は本考案による、他の外装構造例の断面図である
本実施例は胴2のパツキンボックス部の外周部に溝2b
を設けたものである。
本構造は前記例と同様にパツキン3が上下方向につぶれ
気密を保ちはじめる以前に、空気がパツキン下部から逃
げやすくするものである。
以上の例ではバイオネット構造のもので説明したが、本
考案によればネジブタ構造、スナップ構造、裏ブタネジ
止め構造等の外装構造についても、同様な効果が得られ
る。
また、前記例の様な裏ブタリブ部に横穴またはスリット
を設けたものと、胴に溝を設けたものを組合わせること
によって効果を増することができることは言うまでもな
い。
本考案は以上の例の様に簡単な形状の変更で、ケーシン
グ時のムーブメントや外装ガラスに加わる空気圧を緩和
し、気圧による悪影響を最少限に押えることができる。
またコスト、外観ともに従来のものとほとんど変わらず
、組込方法も現状どおりでアフターサービス上の問題も
なく、多くの時計に適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の外装構造の断面図、第2図、第4図は本
考案による外装構造断面図、第3図は本発明による裏ブ
タの概観図。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 胴、パツキン、比較的高い立上がりリブ部を有するバイ
    オネット裏ブタあるいは裏ブタあるいはスナップ裏ブタ
    からなる電子時計用外装において、前記裏ブタは前記立
    上がりリブ部に通気用の穴もしくは切欠きを有するとと
    もに、前記穴もしくは切欠きは前記裏ブタが前記側に装
    着されたとき、前記バッキングによって覆われるよう構
    成したことを特徴とする外装構造。
JP18631882U 1982-12-09 1982-12-09 外装構造 Expired JPS5918387Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18631882U JPS5918387Y2 (ja) 1982-12-09 1982-12-09 外装構造

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JP18631882U JPS5918387Y2 (ja) 1982-12-09 1982-12-09 外装構造

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Publication Number Publication Date
JPS58129186U JPS58129186U (ja) 1983-09-01
JPS5918387Y2 true JPS5918387Y2 (ja) 1984-05-28

Family

ID=30102665

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JP18631882U Expired JPS5918387Y2 (ja) 1982-12-09 1982-12-09 外装構造

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JPS58129186U (ja) 1983-09-01

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