JPH0321050Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0321050Y2 JPH0321050Y2 JP1984055333U JP5533384U JPH0321050Y2 JP H0321050 Y2 JPH0321050 Y2 JP H0321050Y2 JP 1984055333 U JP1984055333 U JP 1984055333U JP 5533384 U JP5533384 U JP 5533384U JP H0321050 Y2 JPH0321050 Y2 JP H0321050Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- desiccant
- oscillator
- lid
- storage case
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002274 desiccant Substances 0.000 claims description 58
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 11
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 11
- 230000035699 permeability Effects 0.000 claims description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 9
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 229920006311 Urethane elastomer Polymers 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 考案の技術分野
本考案は、高周波数帯の空胴形発振器内の空気
の乾燥を目的とする乾燥剤収容ケースの構造に係
り、とくに乾燥剤が粉末にならないような螺入規
制手段を施した発振器用乾燥剤収容ケースの構造
に関するものである。
の乾燥を目的とする乾燥剤収容ケースの構造に係
り、とくに乾燥剤が粉末にならないような螺入規
制手段を施した発振器用乾燥剤収容ケースの構造
に関するものである。
(b) 技術の背景
近年、通信装置は周波数が高くなり11GHz,
15GHz帯などに代表される多重無線装置の発振器
は一般に空胴形発振器が使用されており、発振器
の周波数は空胴形発振器内の湿度により大きく変
化する。
15GHz帯などに代表される多重無線装置の発振器
は一般に空胴形発振器が使用されており、発振器
の周波数は空胴形発振器内の湿度により大きく変
化する。
その変化量は:
Δf/f3=(ε2−ε)/(2ε2)
で表される。
ここでεは空気の比誘電率で湿度により大きい
変化を受ける。
変化を受ける。
したがつて空胴形発振器においては、湿度が無
いことが安定した周波数を維持できるので、空胴
形発振器内の湿度の除去あるいは一定に保つため
に発振器の一部に粉末乾燥剤を設置しているが、
この粉末乾燥剤を収容するケースから乾燥剤の粉
末が落下しない構成の発振器用乾燥剤収容ケース
の開発が要望されている。
いことが安定した周波数を維持できるので、空胴
形発振器内の湿度の除去あるいは一定に保つため
に発振器の一部に粉末乾燥剤を設置しているが、
この粉末乾燥剤を収容するケースから乾燥剤の粉
末が落下しない構成の発振器用乾燥剤収容ケース
の開発が要望されている。
(c) 従来技術の問題点
第1図は、従来の発振器用乾燥剤収容ケースを
説明するための断面図である。
説明するための断面図である。
空胴形発振器1には内導体3、共振棒4、調整
ねじ5等を実装して、すべての結合部にはOリン
グ2を介して気密を保持する構造となつている。
そして空胴形発振器1の上蓋6には透明な合成樹
脂成型品からなる乾燥剤収容ケース7を螺着する
雌ねじ61を設け、この上蓋6の雌ねじ61に乾
燥剤収容ケース7の雄ねじ71をOリング2を介
して螺入する構造となつている。ところで乾燥剤
収容ケース7に乾燥剤8を挿入する場合はできる
だけ多くの乾燥剤8を挿入するために、第2図a
の如く、乾燥剤収容ケース7の乾燥剤挿入口を上
にして規定量の乾燥剤8を挿入したるのち、乾燥
剤収容ケース7をゆすつたり、たたいたりして充
填し、第2図bの如く、蓋9を乾燥剤挿入口の雌
ねじ72に螺入するようになつている。ところが
乾燥剤挿入口の雌ねじ72には蓋9の螺入規制手
段が設けてないため、蓋9は締めれば止まらない
ので乾燥剤8は蓋9につぶされて、割れたり、微
粉末になりこのままの状態で乾燥剤収容ケース7
を空胴形発振器1の上蓋6に螺着すると、前記微
粉末が蓋9の孔と空胴形発振器1に設けた貫通孔
10から落下して空胴内11に堆積して、電気的
特性を低下させる原因となり、この乾燥剤8の微
粉末を除去するためには空胴形発振器1を分解し
なければならない等それぞれ問題点があつた。
ねじ5等を実装して、すべての結合部にはOリン
グ2を介して気密を保持する構造となつている。
そして空胴形発振器1の上蓋6には透明な合成樹
脂成型品からなる乾燥剤収容ケース7を螺着する
雌ねじ61を設け、この上蓋6の雌ねじ61に乾
燥剤収容ケース7の雄ねじ71をOリング2を介
して螺入する構造となつている。ところで乾燥剤
収容ケース7に乾燥剤8を挿入する場合はできる
だけ多くの乾燥剤8を挿入するために、第2図a
の如く、乾燥剤収容ケース7の乾燥剤挿入口を上
にして規定量の乾燥剤8を挿入したるのち、乾燥
剤収容ケース7をゆすつたり、たたいたりして充
填し、第2図bの如く、蓋9を乾燥剤挿入口の雌
ねじ72に螺入するようになつている。ところが
乾燥剤挿入口の雌ねじ72には蓋9の螺入規制手
段が設けてないため、蓋9は締めれば止まらない
ので乾燥剤8は蓋9につぶされて、割れたり、微
粉末になりこのままの状態で乾燥剤収容ケース7
を空胴形発振器1の上蓋6に螺着すると、前記微
粉末が蓋9の孔と空胴形発振器1に設けた貫通孔
10から落下して空胴内11に堆積して、電気的
特性を低下させる原因となり、この乾燥剤8の微
粉末を除去するためには空胴形発振器1を分解し
なければならない等それぞれ問題点があつた。
(d) 考案の目的
本考案は上記従来の問題点を解消すべくなされ
たもので、蓋の螺入規制手段を設けることともに
微粉末の落下を防止する通気性の良好な緩衝部材
を乾燥剤と蓋間に介在した新規なる発振器用乾燥
剤収容ケースの構造を提供することを目的とする
ものである。
たもので、蓋の螺入規制手段を設けることともに
微粉末の落下を防止する通気性の良好な緩衝部材
を乾燥剤と蓋間に介在した新規なる発振器用乾燥
剤収容ケースの構造を提供することを目的とする
ものである。
(e) 考案の構成
前述の目的を達成する本考案の発振器用乾燥剤
収容ケースの構造は、乾燥剤の吸湿状態が監視で
きるような透明ケースからなり、該乾燥剤の挿入
口部に開閉自在な複数個の通気孔を有する蓋を具
備して発振器に螺着する発振器用乾燥剤収容ケー
スの構造であつて、前記乾燥剤挿入口部に蓋の螺
入規制手段を設けて前記乾燥剤の損傷を防止する
とともに、前記蓋と乾燥剤間に通気性の良好な緩
衝部材を介在せしめて、前記乾燥剤が前記発振器
内へ落下するのを防止したことを特徴するもので
ある。
収容ケースの構造は、乾燥剤の吸湿状態が監視で
きるような透明ケースからなり、該乾燥剤の挿入
口部に開閉自在な複数個の通気孔を有する蓋を具
備して発振器に螺着する発振器用乾燥剤収容ケー
スの構造であつて、前記乾燥剤挿入口部に蓋の螺
入規制手段を設けて前記乾燥剤の損傷を防止する
とともに、前記蓋と乾燥剤間に通気性の良好な緩
衝部材を介在せしめて、前記乾燥剤が前記発振器
内へ落下するのを防止したことを特徴するもので
ある。
即ち本考案においては、蓋の螺入による乾燥剤
の損傷を防止する螺入規制手段と、乾燥剤の微粉
末の落下防止用の通気性緩衝部材を付設した構造
である。
の損傷を防止する螺入規制手段と、乾燥剤の微粉
末の落下防止用の通気性緩衝部材を付設した構造
である。
(f) 考案の実施例
以下図面を参照しながら本考案に係る発振器用
乾燥剤収容ケースの構造の実施例について詳細に
説明する。
乾燥剤収容ケースの構造の実施例について詳細に
説明する。
第3図は、本考案に係る発振器用乾燥剤収容ケ
ースの構造の一実施例を説明するための要部断面
で、第1図と同等の部分については同一符号を付
している。
ースの構造の一実施例を説明するための要部断面
で、第1図と同等の部分については同一符号を付
している。
透明な合成樹脂成型品からなる乾燥剤収容ケー
ス12の乾燥剤挿入口に、蓋13の螺入規制手段
となる凹部122を設けるとともに蓋13を螺入
する雌ねじ121を形成する。そして蓋13には
雌ねじ121の孔径よりも大径で凹部122の内
径よりも小さい径のストツパ14を付設した構成
としたものである。そして第2図で説明したよう
に乾燥剤収容ケース12の乾燥剤挿入口を上にし
て規定量の乾燥剤8を挿入したるのち、乾燥剤収
容ケース12をゆすつたり、たたいたりして充填
し、蓋13を乾燥剤挿入口の雌ねじ122に螺入
するに先だつて、通気性を有するウレタンゴム等
からなる緩衝部材15を介して螺入するのである
が、蓋13にはストツパ14が付設しているの
で、蓋13は螺入が規制される。
ス12の乾燥剤挿入口に、蓋13の螺入規制手段
となる凹部122を設けるとともに蓋13を螺入
する雌ねじ121を形成する。そして蓋13には
雌ねじ121の孔径よりも大径で凹部122の内
径よりも小さい径のストツパ14を付設した構成
としたものである。そして第2図で説明したよう
に乾燥剤収容ケース12の乾燥剤挿入口を上にし
て規定量の乾燥剤8を挿入したるのち、乾燥剤収
容ケース12をゆすつたり、たたいたりして充填
し、蓋13を乾燥剤挿入口の雌ねじ122に螺入
するに先だつて、通気性を有するウレタンゴム等
からなる緩衝部材15を介して螺入するのである
が、蓋13にはストツパ14が付設しているの
で、蓋13は螺入が規制される。
なお、本実施例では蓋13にストツパ14を付
設した螺入規制手段について説明したが、蓋13
にストツパ14を付設せず、雌ねじ部を段付きと
する手段でも構わない。
設した螺入規制手段について説明したが、蓋13
にストツパ14を付設せず、雌ねじ部を段付きと
する手段でも構わない。
(g) 考案の効果
以上の説明から明らかなように本考案に係る発
振器用乾燥剤収容ケースの構造によれば、乾燥剤
の割れ等が防止できるとともに、微粉末の落下が
防止できるので電気的特性が維持でき、品質の向
上に寄与するところが大である。
振器用乾燥剤収容ケースの構造によれば、乾燥剤
の割れ等が防止できるとともに、微粉末の落下が
防止できるので電気的特性が維持でき、品質の向
上に寄与するところが大である。
第1図は、従来の発振器用乾燥剤収容ケースを
説明するための断面図、第2図は、乾燥剤挿入説
明図、第3図は、本考案に係る発振器用乾燥剤収
容ケースの構造の一実施例を説明するための要部
断面である。 図において、1は空胴形発振器、2はOリン
グ、3は内導体、4は共振棒、5は調整ねじ、6
は上蓋、7,12は乾燥剤収容ケース、8は乾燥
剤、9,13は蓋、10は貫通孔、11は空胴内
部、14はストツパ、15は緩衝部材、61,7
2,121は雌ねじ、71,91は雄ねじ、12
2は凹部をそれぞれ示す。
説明するための断面図、第2図は、乾燥剤挿入説
明図、第3図は、本考案に係る発振器用乾燥剤収
容ケースの構造の一実施例を説明するための要部
断面である。 図において、1は空胴形発振器、2はOリン
グ、3は内導体、4は共振棒、5は調整ねじ、6
は上蓋、7,12は乾燥剤収容ケース、8は乾燥
剤、9,13は蓋、10は貫通孔、11は空胴内
部、14はストツパ、15は緩衝部材、61,7
2,121は雌ねじ、71,91は雄ねじ、12
2は凹部をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 乾燥剤8の吸湿状態が監視できるような透明ケ
ースからなり、該乾燥剤8の挿入口部に開閉自在
な複数個の通気孔を有する蓋13を具備して発振
器1に螺着する発振器用乾燥剤収容ケース12の
構造であつて、 前記乾燥剤挿入口部に蓋の螺入規制手段を設け
て前記乾燥剤8の損傷を防止するとともに、前記
蓋と乾燥剤間に通気性の良好な緩衝部材を介在せ
しめて、前記乾燥剤8が前記発振器1内へ落下す
るのを防止したことを特徴とする発振器用乾燥剤
収容ケースの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5533384U JPS60167412U (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 発振器用乾燥剤収容ケ−スの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5533384U JPS60167412U (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 発振器用乾燥剤収容ケ−スの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60167412U JPS60167412U (ja) | 1985-11-07 |
JPH0321050Y2 true JPH0321050Y2 (ja) | 1991-05-08 |
Family
ID=30577909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5533384U Granted JPS60167412U (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 発振器用乾燥剤収容ケ−スの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60167412U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH041673Y2 (ja) * | 1986-07-14 | 1992-01-21 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5529863B2 (ja) * | 1976-04-21 | 1980-08-06 | ||
JPS5627995A (en) * | 1979-08-15 | 1981-03-18 | Nippon Electric Co | Moistureeproof device for sealed housing |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6230323Y2 (ja) * | 1978-08-18 | 1987-08-04 | ||
JPS55112910U (ja) * | 1979-02-01 | 1980-08-08 |
-
1984
- 1984-04-13 JP JP5533384U patent/JPS60167412U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5529863B2 (ja) * | 1976-04-21 | 1980-08-06 | ||
JPS5627995A (en) * | 1979-08-15 | 1981-03-18 | Nippon Electric Co | Moistureeproof device for sealed housing |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60167412U (ja) | 1985-11-07 |
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