JPS63300856A - 磁気研磨方法及びそれに使用する磁気研磨装置 - Google Patents

磁気研磨方法及びそれに使用する磁気研磨装置

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JPS63300856A
JPS63300856A JP62133306A JP13330687A JPS63300856A JP S63300856 A JPS63300856 A JP S63300856A JP 62133306 A JP62133306 A JP 62133306A JP 13330687 A JP13330687 A JP 13330687A JP S63300856 A JPS63300856 A JP S63300856A
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polished
magnet
polishing
attracted
plate
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JP62133306A
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Takashi Nikaido
二階堂 孝
Yuji Shinpo
新保 雄司
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願発明は、アルミニウム、銅、真ちゅう。
ステンレス鋼、ガラス、セラミックス、等の非磁性材か
らなる被研磨物の面1例えば円筒状体の内面、板状体の
外面、あるいは角筒状体、版状体、凹陥状体等の異形体
の内面を研磨する方法及びそれに使用する研磨装置に関
する。
(従来の技術) 従来、例えば円筒状体の内周面の研磨方法として、例え
ば円筒状体をその軸心線方向に移動させつつ、該円筒状
体内に片持ち軸の先端に取付けた回転研磨ロールを挿入
して内周面に接触させる方法が一般に知られているが、
この従来方法では。
研磨ロールの円筒状体内周面への十分な接触圧が得られ
ないため有効な研磨を行いにくく、又円筒状体が長い場
合は、研磨ロールの片持ち軸にたわみが生じ、円筒状体
全長について均等な接触圧が得られないため研磨が不均
一になるばがりでなく、回転研磨ロールに振れが発生し
て不均一研磨を助長する等の欠点があった。
又、板状体の研磨方法として1例えば板状体を水平に移
動させつつ該板状体面に回転研磨軸を接触させる従来方
法では、研磨軸の板状体への十分な接触圧を得るために
余分の弾性加圧装置が必要となり、又、板状体面にうね
りや凹凸があると研磨軸が振れやバウンドを起こし、未
研磨面や不均一研磨面を生じる等の難点があった。
さらに、版状体の内面の研磨については、瓶口の広いも
のの場合は上記円筒状体内周面の研磨方法に準じた方法
で研磨できるが、瓶口の狭いものの場合は機械的研磨が
ほとんど不可能な状況にあった。
(発明が解決しようとする問題点) 本願第1発明は、非磁性材からなる被研磨物の内面又は
外面について十分な研磨と常に均整な研磨を可能にする
研磨方法を提供することを目的とする。
本願第2発明は、上記第1発明における円筒状被研磨物
の内周面の研磨方法を有効に実施することができる研磨
装置を、本願第3発明は、上記第1発明における板状被
研磨物の外面の研磨方法を有効に実施することができる
研磨装置を、及び本願第4発明は、上記第1発明におけ
る瓶状被研磨物の内面の研磨方法を有効に実施すること
ができる研磨装置をそれぞれ提供することを目的とする
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本願第1発明は磁気吸引力を
利用し、その構成は。
非磁性材の被研磨物をはさんで磁石と磁石に吸引されう
る磁性材からなる被吸引体とを対面させると共に、上記
磁石及び被吸引体のいずれか一方を砥粒を伴う研磨体と
して上記磁石の吸引力により被研磨物に圧接させ、 上記研磨体と被研磨物とを相対的に移動させて研磨を行
う、 ことを特徴とする。本発明における磁石には永久磁石、
電磁石等が使用され、又被吸引体には、鉄。
ニッケル、コバルト、クロム、それらの合金又は化合物
等の磁性材が使用される。
又、上記「砥粒を伴う研磨体」とは、砥粒を磁石又は被
吸引体に一体的に含ませたもの、及び砥粒を磁石又は被
吸引体と別体としてそれに添わせたも亡を含むものであ
る。上記砥粒を磁石又は被吸引体に一体的に含ませたも
のとしては、磁石又は被吸引体の表面に砥粒又はサンド
ペーパーを接着したもの、永久磁石又は被吸引体の粉粒
と砥粒とを結合剤でかため又は焼結したもの、磁石又は
被吸引体の表面にゴム、合成便脂、布、不織布等の弾性
材を被着し、該弾性材の表面に砥粒又はサンドペーパー
を接着したもの、磁石又被吸引体の表面に砥粒を含んだ
上記のような弾性材を被着したもの等その他種々の研磨
体があり、一方、砥粒を磁石又は被吸引体に別体として
添わせたものとしては、砥粒の適量を磁石又は被吸引体
と共に被研磨物面に供給し、研磨体と被研磨体との相対
的移動時に、砥粒が磁石又は被吸引体と被研磨体の間に
介入して研磨を行うものがある。
上記研磨体の形状は、被研磨物の形状、材質、等に応じ
ロール状、板状、異形等があり、さらに1体のもののほ
か、複数の定形又は不定形の分割された研磨体ブロック
群又はチップ群からなるものがある。
本願第1発明の研磨方法においては、 磁石の吸引力により、研磨体を被研磨物に十分な接触圧
で圧接させ、それにより十分な研磨を行うと共に、研磨
体と被研磨物との圧接を常に維持して被研磨物面にうね
りや凹凸があっても研磨体の振れやバウンドを抑制し、
それにより均整な研磨を実現するのである。
本願第2発明は、上記目的を達成するため、台上に、磁
石又はそれに吸引されうる磁性材からなる被吸引体のい
ずれか一方が一直線状に配設され。
上記磁石又は被吸引体の上に、円筒状被研磨物が互に平
行状態でその軸心について回転自在に支持され、 上記円筒状被研磨物の内部に、上記磁石又は被吸引体の
いずれか他方に砥粒を伴わせてなる研磨体が挿入される
と共に上記磁石の吸引力により円筒状被研磨物の内周面
に圧接し、 上記円筒状被研磨物をその軸心について回転させる回転
駆動機構、及び上記研磨体と円筒状被研磨物とを該被研
磨物の軸心方向に相対的に往復移動させる移動駆動機構
が設けられている、構成をとり、 又、本願第3発明は、上記目的を達成するため。
台上に、磁石又はそれに吸引されうる磁性材からなる被
吸引体のいずれか一方が平面状に配設され、 上記磁石又は被吸引体の上に板状被研磨物が平行に載置
され、 と記板状被研磨物の板面に、上記磁石又は被吸引体のい
ずれか他方に砥粒を伴わせてなる研磨体が接すると共に
上記磁石の吸引力により板状被研磨物に圧接し。
上記研磨体と板状被研磨物とを該被研磨物面に沿って相
対的に往復移動させる移動駆動機構が設けられている。
構成をとり、 さらに、本願第4発明は、上記目的を達成するため、 台上に、磁石又はそれに吸引されうる磁性材からなる被
吸引体のいずれか一方が配設され、上記磁石又は被吸引
体の上に瓶状被研磨物がその外周面を台がわに向けた状
態でその軸心について回転自在に支持され、 上記瓶状被研磨物の内部に、上記磁石又は被吸引体のい
ずれか他方の砥粒を伴う多数の研磨体チップ群が挿入さ
れると共に上記磁石の吸引力により瓶状被研磨物の内面
に圧接し、 上記瓶状被研磨物をその軸心について回転させる回転駆
動機構が設けられている、 構成としである。以下図面を参照して本願発明の詳細な
説明する。便宜上まず磁気研磨装置から説明する。
(実施例) 第1.2.3.4図は本願第2発明の実施例で。
フレーム(F)の上面に水平に設けられた前後方向に長
い台板(1)上に、同じく前後方向に長い支持板(2)
を、上記台板(1)上に突設されたスタッドボルト(3
)・・・に調整二重ナツト(4)(4)、・・・により
高さ調整自在に支持し、該支持板(2)の中央部に、多
数の矩形板状の永久磁石(5)・・・を支持バーを介し
て長手方向に小間隔をあけて一直線上に配設すると共に
、上記磁石(5)・・・の左右両側に対をなす被研磨円
筒受はロール(6)、(6)を本例では二対突設しであ
る。
被研磨物の回転駆動機構は次のようである。上記支持板
(2)の鹸後両側に、台板(1)上に固定された軸受は
スタンド(7)、(8)に、それぞれ軸心に通孔(11
)、(12)を有する被研磨円筒支持ブロッーク(9)
、(10)を互に軸心線を一致させてそれぞれ回転自在
に支承させ、そのうちの前部支持ブロック(9)の後部
支持ブロック(10)がわ先端に被研磨円筒(G)を把
持すべきチャック(13)を装備すると共に、他端に軸
心に通孔を有するスプロケット(14)を固定し、該ス
プロケット(14)に、フレーム(F)下部に設置され
たギャードモータ(15)のスプロケット(16)から
チェノ(17)により回転が伝達され、このようにした
前部支持ブロック(9)のチャック(13)に、本例で
は銅製の被研磨円筒(G)の一端部を把持させると共に
、後部支持ブロック(10)先端面の受は穴(18)に
上記被研磨円筒(G)の他端部を嵌入して該円筒(G)
を上記磁石(5)・・・群の上に小間隔をあけて平行状
態に支持する。この状態でモータ(15)からの回転伝
達により支持ブロック(9)が回転すると、上記被研磨
円筒(G)がその軸心について回転することとなる。
研磨体と被研磨物との相対的移動駆動機構は、本例では
研磨体を往復移動させるものを使用し、その構造は次の
ようである。上記軸受はスタンド(7)、(8)の前後
両側において1合板(1)上に固定された前後一対のブ
ラケット(19) (19)、・・・にそれぞれ前後方
向に延長する2本づつの案内ロッド(20) (20)
、・・・を支架し、これら対をなすロッド(20) (
20)、・・・にそれぞれ摺動ブロック(21)、(2
1)を前後方向に摺動自在に支持させ、該ブロック(2
1)、(21)上に、研磨体保持棒(23)、(23)
を把持スヘきチャック(22)、(22)をそれぞれ上
記支持ブロック(9)、(10)の通孔(11)、(1
2)と軸心を一致させて取付け、これら前後一対の摺動
ブロック(21)、(21)の各下面に突設した脚(2
4)、(24)を、台板(1)に開設された長孔(25
)、(25)からフレーム(F)内にそれぞれ突出し、
面突出端を連動棒(26)で連結し、一方フレーム(F
)内にモータ(27)及び減速機(28)を設置し、該
減速機(28)の出力軸に取付けられたクランク(29
)のクランクピン(30)と上記連動棒(26)の中間
部とを連接棒(31)により連結しである0本例の研磨
体は、−例として鉄粉及び砥粒の混合物をエポキシ樹脂
で結合してなる適宜長のロール状分割研脚体ブロック(
32)・・・群を使用し、該研磨体ブロック(32)・
・・を上記被研磨円筒(G)内に軸心を前後方向に向け
て直列状態に挿入する。各研磨体ブロック(32)・・
・は磁石(5)・・・の吸引により上記被研磨円筒(G
)内周の下面に圧接する(第3図)、ついで前、後面チ
ャック(22)。
(22)に把持された保持棒(23)、(23)を上記
支持ブロック(9)、(10)の通孔(11)、(12
)を通して上記円筒(G)の開口両端から上記研磨体ブ
ロック(32)・・・群の前後両端面に押しつけ、それ
により上記各研磨体ブロック(32)・・・が隣り同志
の押圧により自由な回転を抑制される。この状態で、モ
ータ(27)の回転伝達によりクランク(29)が回転
すると、連接棒(31) 、連動棒(26)を介して前
後一対の摺動ブロック(21)、(21)が前後方向へ
同期的に往復移動を行い、それに伴い前後一対の保持棒
(23)、 (23)に前後から保持された研磨体ブロ
ック(32)・・・群が被研磨円筒(G)内で同方向に
往復移動することとなる。
今、上述のモータ(15)の駆動、支持ブロック(9)
の回転による被研磨円筒(G)の回転と、そ−、り(2
7)の駆動、クランク(29)の回転、前後一対の保持
棒(23)、 (23)の往復移動による研磨体ブロッ
ク(32)・・・群の往復移動とを同時に行うと、各脚
体ブロック(32)・・・が磁石(5)・・・の吸引に
より十分な接触圧で被研磨円筒(G)内面に圧接し、十
分な研磨を行うと共に、円筒(G)内面への圧接を維持
し、振れやパウンドの発生を抑制されて均整な研磨を行
い、さらに研磨体ブロック(32)・・・群の2軸方向
の研磨により円筒(G)内面に研磨目がほとんど生じな
い。又、本例の分割研磨体ブロック(32)・・・群は
、被研磨円筒(G)が長いものであっても、たわみ等の
生じた円筒(G)の内面になじんで、全長にわたって均
整な研磨を行うようになる。
上側において、円筒(G)内にさらに砥粒を添加して研
磨を行うこともよい。
(実施例) 第5.6図は本願第3発明の実施例で、ベッド(50)
上に敷設された前後方向に延長するレール(51)、(
51)上に箱形台車(52)を車輪(53)・・・を介
して走行自在にのせ、該台車(52)の平坦上板(54
)上に多数の矩形板状の永久磁石(55)・・・を互に
小間隔をあけてとばん目状に配設すると共に、該上板(
54)の下面に、上記磁石(55)・・・間隔の複数個
所に開口する吸気口(56)・・・を配置し、各吸気口
(56)・・・に、管(57)を介して台車(52)内
に設置したバキューム族[(58)から吸気を与えるよ
うにしである。
上記台車(52)の走行駆動機構は、上記ベッド(50
)上のレール(51)、 (st)間に前後方向に延長
するラック(59)を固定し、一方、台車(52)に上
記ラック(59)とかみ合うピニオン(60)を軸支す
ると共に、該ピニオン(60)に同軸的に取付けられた
スプロケット(61)に、台車(52)内に設置された
正逆回転制御回路つきギャードモータ(62)のスプロ
ケット(63)からチェノ(64)を介して回転が伝達
される構造とし、それによりモータ(62)からの回転
伝達によりピニオン(60)が回転してラック(59)
にそって走行する。モータ(62)の正逆回転切換は、
レール(51)、 (51)の前後両端近くに設置され
た制御回路切換用リミットスイッチを台車(52)で押
すことにより行う、このような台車(52)の磁石(5
5)・・・上に被研磨板(aSO)を平にのせ、バキュ
ーム装置(58)の駆動による吸気口(56)・・・か
らの吸気により吸着させる。
一方、ベッド(50)の中間部に門形フレーム(65)
をレール(51)、 (51)をまたいで起立し、該フ
レーム(65)の横上梓(66)中央部に取付けられた
軸受ブロック(67)に、上端部にスプライン軸部(6
9)を有する軸(68)を垂直に向けて昇降自在に支承
させ、該軸(68)の下端に円板(70)を中心部にお
いて固定し、この円板の下面に、本例では円形鉄板の下
面にゴム板を接着し、該ゴム板に砥粒を塗着してなる円
板状弾性研磨体(71)を取付け、常時は自重により被
研磨板(G 50)上に降下するようにしである。
本例では、上記研磨体(71)を回転させる機構を設け
てあり、それは上記スプライン軸部(69)に、スプラ
インボスを有するスプロケット(72)を被嵌すると共
に該スプロケット(72)に、フレーム(65)に取付
けられたギャードモータ(73)からスプロケット(7
4)、チェノ(75)を介して回転が伝達される構造で
ある。 (76)は上記スプロケット(72)の持ち上
がりを阻止するストッパー枠である。
上記研磨体(71)の押し上げ装置として、上記軸(6
8)の上端に突設されたヘッドつきピン(77)に、L
/ バー(78)の一端に形成されたフォーク(79)
を係合し、該レバー(78)は、その中間部においてフ
レーム横上枠(66)上に突設されたブラケット(80
)に揺動自在に支持されると共に他端部を、フレーム(
65)に取付けられたエアシリンダ(81)のラム(8
2)とリンク(83)を介して連結してあり、それによ
りエアシリンダ(81)を後退駆動すれば、し/<−(
78)が第6図時計方向に揺動してそのフォーク(79
)により軸(68)及び研磨体(71)を引き上げ、シ
リンダ(81)を進出駆動すれば軸(68) 、研磨体
(71)を自重で降下させる。
今、被研磨板(G50)をのせた台車(52)をモータ
(62)の始動によりレール(51)、(51)の一端
から他端へ走行させると共に、モータ(73)の始動に
より回転される研磨体(71)をエアシリンダ(81)
の駆動により上記被研磨板(G 50)上に自重で降下
させると、研磨体(71)が磁石(55)・・・の吸引
により被研磨板(G50)面に十分な接触圧で圧接しつ
つ回転して被研磨板(G50)面の一端部から他端部へ
往復移動して十分な研磨を行っていき、その間被研磨板
(G50)面にうねりや凹凸があっても研磨体(71)
の振れやバウンドを抑制して均整な研磨を行うことがで
きる。
他の実施例として、上側の研磨体(71)を回転させな
い例も得られる。
(実施例) 第7.8.9.10図は本願第4発明の実施例を示し、
座板(100)の左右両側部から起立した支柱(101
)、(toi)の上端に軸受(102)、(102)を
設置し、両軸受に、矩形台板(103)をその左右両側
面から突出された軸(104)、(104)により揺動
自在に支承し、該台板(103)の上面中央に、特に第
10図示のように被研磨瓶(G100)の外周面の母線
に対応する一辺と瓶の底面の半径に対応する他辺からな
るL字状支持バー(ios)を、その母線対応辺を上記
軸(104)と直交方向に向け、半径対応辺を台板(1
03)面から垂直に立ち上げた状態に取付け、該支持バ
ー (105)の内曲面に矩形板状の磁石(106)・
・・を小間隔をあけて取付けである。(107)は上記
軸(104)の端部に固定したウオームホイル、(10
8)は上記ウオームホイル(107)とかみ合うウオー
ム、(109)は上記ウオーム(108)の軸端に固着
した操作ハンドルで、該ハンドルの回し操作によりウオ
ームホイル(107)及び軸(104)を介して台板(
103)を軸(104)、(104)について旋回でき
るようにしである。
被研磨瓶の回転駆動機構は次のようである。第7.8図
において上記台板(103)上の前後両端部に左右対を
なす軸受(110)、(110)、・・・を固定し、こ
れら軸受に支承された左右2本の軸(111)、 (1
11)に2個づつの瓶支持ローラ(112)、(112
)をそれぞれ固着し、これらローラ(112)・・・上
に被研磨瓶(G100)をその外周面を接して支持させ
、その際瓶(G100)は外周面及び底面を上記磁石(
106)・・・に対向させる位置関係をとり、そして上
記一方の軸(111)の端部に固着したプーリ(113
)に、台板(103)に設置されたギャードモータ(1
14)からプーリ(115)、ベルト(116)を介し
て回転が伝達されるようにし、それによりモータ(11
4)からの回転伝達によりプーリ(113)が回転する
と軸(111)及びローラ(112)、(112)が回
転し、瓶(G100)をその軸心について回転させる。
(117)は瓶押えローラで、台板(103)上に起立
した門形フレーム(118)に昇降自在に支持されてい
る。
本例では、研磨体として鉄粉及び砥粒の混合物を焼結し
てなる三角錐状分割研磨体チップ(119)・・・群を
使用し、これを瓶(G100)内に瓶口から投入し、瓶
口を蓋で閉じる。−例としてチップ(119)・・・群
の見かけの量は瓶容量の約半分とした。
今、研磨体チップ(119)・・・を入れた被研磨瓶(
G100)をモータ(114)の始動により回転させる
と、研磨体チップ(119)・・・のうち磁石(106
)・・・の吸引力の及ぶ範囲にあるチップ即ち上記磁石
(106)・・・に対応して瓶のほぼ母線部分及び底面
の半径部分にある一部のチップ(119)・・・が瓶の
その部分に十分な接触圧で圧接し、他の圧接されないチ
ップ群は圧接された個々のチップの自転を抑制し、それ
により研磨体チップ(119)・・・群全体が一団とな
っ−で瓶の内周面を相対的に移動しつつ十分な研磨を行
い、又瓶の内面にうねりや凹凸があっても各チップのパ
ウンド等を抑制して均整な研磨を行うことができる。
ハンドル(109)の回し操作により、例えば、第9図
示のように台板(103)を傾斜させて同様に研磨作動
を行えば、瓶(G100)の内底面の研磨がさらに十分
に行われる。
上記磁石(106)・・・は必要に応じ、瓶底面の直径
に対応する位置まで設けてもよく、又瓶の肩面に対応す
る位置にも設ける場合がある。
なお、必要に応じ、上記研磨体チップ群にさらに砥粒を
添加することもある。
さらに、他の実施例として、砥粒を含まない鉄製チップ
群と適量の砥粒とを瓶内に投入して研磨を行う例もえら
れる。
(発明の効果) 本願第1発明の磁気研磨方法によれば、磁石の吸引力に
より研磨体を被研磨物に十分な接触圧で圧接させ、十分
な研磨を行うことができると共に、研磨体と被研磨物と
の圧接を常に維持して被研磨物面にうねりや凹凸があっ
ても研磨体との振れやバウンドを抑制することができ、
それにより均整な研磨を行うことができのである。
本願第2発明の磁気研磨装置によれば、円筒状被研磨物
の内周面研磨について本願第1発明を有効に実施するこ
とができ、しかも本発明によれば。
円筒状被研磨物の回転と、研磨体と被研磨物との軸心方
向への相対的往復移動により研磨目のほとんど生じない
研磨面をうろことができると共に、長い円筒状被研磨物
の内周面研磨についても同様の研磨効果を果たすことが
できるのである。
本願第3発明の磁気研磨装置によれば、板状被研磨物の
研磨について本願第1発明を有効に実施することができ
るのである6 本願第4発明の磁気研磨装置によれば、瓶状被研磨物の
内面研磨について本願第1発明を有効に実施することが
でき、特に瓶口の小さい瓶状被研磨物についても同様の
有効な研磨を行うことができるもので、その使用価値は
極めて高いのである。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本願第2発明の実施例を示し、第1図は一
部切欠側面図、第2図は正面図、第3図は第1図のm−
m線拡大断面図、第4図は被研磨円筒部分の一部省略縦
断面図、第5,6図は本願第3発明の実施例を示し、第
5図は側面図、第6図は第5図のVl−Vl線断面図、
第7〜10図は本願第4発明の実施例を示し、第7図は
一部切欠側面図、第8図は正面図、第9図は傾斜状態の
一部省略側面図、第10図は磁石支持バーの側面図であ
る。 1・・・台板、5・・・磁石、G・・・被研磨円筒、3
2・・・分割研磨体ブロック、52・・・台車、55・
・・磁石、G50・・・被研磨板、71・・・弾性研磨
体、103・・・台板。 106・・・磁石、G100・・・被研磨瓶、119・
・・分割研磨体チップ・

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性材の被研磨物をはさんで磁石と磁石に吸引
    されうる磁性材からなる被吸引体とを対面させると共に
    、上記磁石及び被吸引体のいずれか一方を砥粒を伴う研
    磨体として上記磁石の吸引力により被研磨物に圧接させ
    、 上記研磨体と被研磨物とを相対的に移動させて研磨を行
    う、 ことを特徴とする磁気研磨方法。
  2. (2)台上に、磁石又はそれに吸引されうる磁性材から
    なる被吸引体のいずれか一方が一直線状に配設され、 上記磁石又は被吸引体の上に、円筒状被研磨物が互に平
    行状態でその軸心について回転自在に支持され、 上記円筒状被研磨物の内部に、上記磁石又は被吸引体の
    いずれか他方に砥粒を伴わせてなる研磨体が挿入される
    と共に上記磁石の吸引力により円筒状被研磨物の内周面
    に圧接し、 上記円筒状被研磨物をその軸心について回転させる回転
    駆動機構、及び上記研磨体と円筒状被研磨物とを該被研
    磨物の軸心方向に相対的に往復移動させる移動駆動機構
    が設けられている、磁気研磨装置。
  3. (3)台上に、磁石又はそれに吸引されうる磁性材から
    なる被吸引体のいずれか一方が平面状に配設され、 上記磁石又は被吸引体の上に板状被研磨物が平行に載置
    され、 上記板状被研磨物の板面に、上記磁石又は被吸引体のい
    ずれか他方に砥粒を伴わせてなる研磨体が接すると共に
    上記磁石の吸引力により板状被研磨物に圧接し、 上記研磨体と板状被研磨物とを該被研磨物面に沿って相
    対的に往復移動させる移動駆動機構が設けられている、 磁気研磨装置。
  4. (4)台上に、磁石又はそれに吸引されうる磁性材から
    なる被吸引体のいずれか一方が配設され、上記磁石又は
    被吸引体の上に瓶状被研磨物がその外周面を台がわに向
    けた状態でその軸心について回転自在に支持され、 上記瓶状被研磨物の内部に、上記磁石又は被吸引体のい
    ずれか他方の砥粒を伴う多数の研磨体チップ群が挿入さ
    れると共に上記磁石の吸引力により瓶状被研磨物の内面
    に圧接し、 上記瓶状被研磨物をその軸心について回転させる回転駆
    動機構が設けられている、 磁気研磨装置。
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