JPS633003A - アニオン重合法 - Google Patents

アニオン重合法

Info

Publication number
JPS633003A
JPS633003A JP62148134A JP14813487A JPS633003A JP S633003 A JPS633003 A JP S633003A JP 62148134 A JP62148134 A JP 62148134A JP 14813487 A JP14813487 A JP 14813487A JP S633003 A JPS633003 A JP S633003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
formula
group
arylcyclobutene
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62148134A
Other languages
English (en)
Inventor
プイ・クワン・ウオング
デイル・リー・ハンドリン・ジユニア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shell Internationale Research Maatschappij BV filed Critical Shell Internationale Research Maatschappij BV
Publication of JPS633003A publication Critical patent/JPS633003A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08CTREATMENT OR CHEMICAL MODIFICATION OF RUBBERS
    • C08C19/00Chemical modification of rubber
    • C08C19/30Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule
    • C08C19/42Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule reacting with metals or metal-containing groups
    • C08C19/44Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule reacting with metals or metal-containing groups of polymers containing metal atoms exclusively at one or both ends of the skeleton
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 まだは共役ジエン類の重合体の製造方法に関する。
近年、ブロック共重合体が急速に開発されており、この
場合一般に出発単量体はたとえば/,3一ブタジエンお
よびインプレンのような共役ジエンとブロック重合した
、たとえばスチレンもしくはα−メチルスチレンのヨウ
ナモノアルケニルアレーン類である。この種の典型的な
ブロック共重合体はポリスチレン−ポリブタンツーポリ
スチレン(SBS)の構造によって示される。モノアル
ケニルアレーンブロックがブロック共重合体の約35重
量%未満を占める場合、この生成物は本質的に工中スト
マである。さらに、その特有の物理的性質によシ、これ
らはより適切には熱可塑性エジストマと呼ぶことができ
る。これは、溶融状態で通常の熱可塑処理装置にて処理
可能であるが固相においては化学的加硫を行なうことな
く化学的加硫ゴムと同様に挙動する重合体を意味する。
この種の重合体は、加硫工程を省略しかつ加硫ゴムから
のスクラップでなく熱可塑性エジストマの加工からのス
クラップを後の用途に循環しうるので極めて有益である
。さらに、この種のブロック共重合体は、水素化して向
上した酸化安定性とその他の向上した性質とを有する重
合体を製造することもできる。
たとえばS−B−Sまたはスチレンーエチン/プチレン
ースチレン( S−EB−S )のよりな3−ブロック
もしくは多重ブロック共重合体は高引張強さと低弾性率
との調和を有して、たとえば接着剤、履物およびその他
の熱可塑性プラスチックおよび熱硬化性プラスチックと
の配合などの用途に対し優れた材料となる。たとえばク
リープ、ヒステレシスおよび引張強度のような性質は、
3−ブロック共重合体につき分子量が増大するにつれて
向上する。
しかしながら、分子量が増大するにつれて製造はますま
す困難となる。何故なら、溶液粘度が分子量と共に顕著
に増大し、重合に要する時間も増大するからである。反
応器中での時間が増加するにつれて、不純物および熱停
止はよシ多くの連鎖を尚早に停止させる。したがって、
重合体をプラント内で仕上げた後に最終分子量の半分(
星型重合体の場合にはそれ以下)のユーブロック分子を
結合させて3−ブロック共重合体および多重ブロック共
重合体を作成するのが有利であろう。さらに、これら重
合体の殆んどは配合用の成分として販売されている。し
たがって、結合のだめの便利な場所は、配合の際の押出
機である。
今回、この種のブロック共重合体をより効率的に製造し
うる新規な方法が見出された。
本発明は、200℃以上の温度で結合しうる重合体を製
造するに際し、 (、)  共役ジエンおよび/またはモノアルケニルア
レーンを一り3℃〜十/タ0℃の温度にて重合条件下で
有機モノリチウム化合物と溶液重合させて、活性高分子
アームを形成させ、 (b)  前記活性高分子アームを含有する溶液を一般
式: %式%() 〔式中、Xはアルキレンもしくはアリーレン基を示し、
2はアリールシクロブテン基を示し、Rは水素原子、ア
リール基、アルキル基、基アルキル基を示す〕 のアリールシクロブテン単量体の有効量と接触させて、
アリールシクロブテンでキャッピングされた高分子アー
ノ・を形成させることを特徴とする重合体の製造方法を
提供する。
好ましくは、得られた重合体を水素化条件下にて−ク左
℃〜+/よ0℃の温度で水素および水素化触媒と接触さ
せて、高分子アームの脂肪族不飽和の少なくともgθ%
を水素化によシ還元すると共に、芳香族不飽和の、20
%未満を還元して水素化高分子アームを形成させる。
本発明には多数の可能な利点が存在する。本発明によれ
ば、向上したクリープ耐性と弾力性と強度と低い永久歪
みと他の重合体に対する向上した配合能力とを有する高
分子量重合体を製造することが可能となる。
さらに本発明によれば、製造プラントの&)ルネツクを
途去しかつ効率を向上させることができる。たとえば、
慣用のカップリング剤を用いる場合、律則因子は結合後
の溶液粘度である。しかしながら、本発明によれば「結
合(カップリング)」は重合体が200℃以上の温度に
加熱されるまで生じない。したがって、重合(カップリ
ング)反応器中にはよシ高レベルの固体を維持すること
ができ、かつ重合体回収(たとえば押出機の場合)まで
或いはその後の時点まで実際の結合全延期することがで
きる。
さらに、アリールシクロブテンで末端化した2−ブロッ
クの場合、押出機の第1帯域でコープロック流動性を得
ることができかつ押出機の出口にて3−ブロック流動性
を得ることができる。この種の組合せは、配合およびネ
ットワーク形成の相互介入に対し極めて有利である。
重合体連鎖P中へ重合させうる好適々種類の非環式共役
ジエン類は、/分子当シク〜g個の炭素原子を有するも
のである。この種のジエン類の例は/、3−ブタジェン
、λ、3−ジメチステ/、3−ブタジェン、ピRリレン
、3−ブチル−/、3−オクタジエン、イングレンおよ
ヒ二−フェニルー/、、3−ブタゾエンである。
ジエン類と一緒に重合させて重合体連鎖Pi影形成せう
るモノアルケニルアレーン類は好ましくはスチレン、メ
チルスチレン、%KZ−メチルスチレン、フロビルスチ
レン、特にグープロピルスチレン、ビニルナフタレン、
特に/−ビニルナフタレン、シクロヘキシルスチレン、
特にグーシクロへキシルスチレン、p−)!Jルスチレ
ンおよび/−ビニル−よ−へキシルナフタレンでアル。
重合体連鎖Pは上記ツエン単量体の単独重合体とするこ
とができ、或いはジエン単量体とモノアルケニル置換さ
れた芳香族単量体との共重合体とすることもできる。こ
れらの共重合体は、ランダムもしくはチー・ンード共重
合体とすることができ、さらにこれらの各種単量体のブ
ロック共重合体とすることもできる。現在好適な単量体
はイソプレン、/、3−ブタジェンおよびスチレンであ
る。本発明で好適な重合体連鎖Pは、共役ジエンが多量
に存在しかつモノビニル置換されたアレーン類が少量で
存在するようなものである。
現在好適な重合体は、/分子量り7〜72個の炭素原子
を有するアルカジエンの単独重合体または/分子量99
〜72個の炭素原子を有する少なくとも7種のジエンの
共重合体である活性リチウム金属−末端重合体を本発明
べよシ末端封鎖することにより得られるものである。
本発明によ)製造される重合体の分子量は広範囲で変化
することができる。結合重合体の通常の用途には、数平
均分子量は4000〜2ooo、oooの範囲である。
重合体連鎖PがA−B−の構造を有してBが本発明の末
端封鎖剤に結合しかつAがモノアルケニルアレーンのブ
ロック、好ましくはポリステレンズロックを示しかつB
が重合体連鎖に対しゴム特性を付与するブロック、たと
えばポリジエンブロッ久ジエンとモノアルケニル置換ア
レーンとの共重合体ブロック、またはこれらブロックの
組合せを示すような重合体が、現在好適な重合体を構成
する。
この種の重合体は、エラストマおよび熱可塑性重合体の
両者の性質を示す。したがって、この種の重合体は、熱
可塑性重合体から物品全製造するために知られた標準法
により物品に成形しうると共に、仕上げ物品はエラスト
マ特性を示す。
さらに、本発明の好適具体例を構成する特定の重合体は
、これら重合体を製造する方法に関する以下の説明で詳
細に開示する反応および方法によって得られる。
本発明の他の具体例によれば、上記重合体の製造方法が
提供される。この方法は基本的に少なくとも2つの工程
を含む。第1工程は、弐P−Liを有する活性重合体を
生成させる工程である。第2工程は、この活性重合体を
さらに下記するようなアリールシクロブテン誘導体と反
応させる工程である。
この方法の第1工程は、−価のリチウム金属開始剤系を
各単量体と反応させて活性重合体連鎖P−Li i生成
させることにより行なわれる。この重合工程は、/工程
で或いは順次の工程で行なうことができる。重合体連鎖
Pが単独重合体或いは2 。
種もしくはそれ以上の単量体のランダムもしくはチーバ
ード共重合体である場合、これら単量体はリチウム金属
開始剤と同時に重合させる。重合体連鎖Pが2種もしく
はそれ以上の単独重合体または共重合体ブロックからな
るブロック共重合体である場合、これら個々のブロック
は順次に単量体の添加を増大させて生ぜしめることがで
きる。
−般に使用される単量体、並びに好適に使用される単量
体は、本発明により製造される重合体に関し上記した通
りでるる。これら単量体が本発明の方法にも好適である
本発明の結合重合体全製造する方法の第1工程で用いら
れるリチウム金属に基づく開始剤系は、−般式R’Li
[ここでR1は/〜コ0伽の炭素原子を有するヒドロカ
ルビル基である]を有するリチウムに基づくものである
。この種のリチウム開始剤の例はメチルリチウム、イン
グロビルリチウム、n−ブチルリチウム、5ee−ブチ
ルリチウム、t−オクチルリチウム、n−ドデシルリチ
ウム、n −アイコシルリチウム、フェニルリチウム、
ナフチルリチウム、p−)!フルリチウム、グーフェニ
ルブチルリチウム、シクロヘキシルリチウムおよびl−
シクロヘキシルジチルリチウムである。使用する有機リ
チウム開始剤の世は、重合体の所望特性、特に所望の分
子量に依存する。−般に、有機モノリチウム開始剤は、
全単量体100y当シ約0、/〜100ミリモルの範囲
で使用される。
重合反応は炭化水素希釈剤もしくは溶剤の存在下で行な
われる。好ましくは、炭化水素希釈剤は・ぞラフイン系
、シクロ・ンラフィン系もしくは芳香族炭化水素であっ
て、/分子当Bp〜10個の炭素原子を有し或いはこれ
ら希釈剤の混合物である。
希釈剤の例はn−へキサン、n−へブタン、2.2.’
!−トリメチルペンタン、シクロヘキサン、ベンゼンお
よびトルエンである。反応は一般に、/よシ大きい希釈
剤対単量体の重量比音用いて行なわれる。好ましくは、
希釈剤は全単量体700重量部当シ約’100〜約/!
r00重量部の量で用いられる。
−具体例においては、少量(0,7〜10容fチ)の極
性化合物を希釈剤に添加する。極性化合物の特定例はツ
メチルエーテル、ジエチルエーテル、エチルメチルエー
テル、エチルメチルエーテル、ノーn−プロピルエーテ
ル、ジ−n−オクチルエーテル、ジエチルエーテル、ノ
フェニルエーテル、アニソール、テトラメチレンオキサ
イド(テトラヒドロフラン)、ムコ−ジメトキシエタン
、ジオキサン、ノ9ラアルデヒド、ジメチルスルフィド
、ジエチルスルフィド、ジ−n−7’口♂ルスルフイド
、ジ−n−ブチルスルフィド、メチルエチルスルフィド
、ジメチルエチルアミン、)ソーn−プロピルアミン、
トリーn−ブチルアミン、トリメチルアミン、トリエチ
ルアミン、N、N−ジメチルアミン、ピリジン、キノリ
ン、N−エチルピペリジン、N−メチル−N−二チルア
ニリンおよびN−メチルモルホリンを包含する。さらに
、これら極性化合物の混合物も本発明の実施に使用しう
ろことを了解すべきである。好適な極性化合物はジエチ
ルエーテルである。重合体連鎖Pが単独重合体或いは2
種もしくはそれ以上の単量体のランダムもしくはチーバ
ード共重合体である場合、これら単量体は有機リチウム
開始剤と同時に重合される。重合体連鎖Pが2種もしく
はそれ以上の単独重合体ブロックもしくは共重合体ブロ
ックからなるブロック共重合体である場合、これら個々
のブロックは増加もしくは順次の単量体添加によって発
生させることができる。
工程/における重合反応は、−般に数分間乃至約6時間
までの範囲内で生ずる。好ましくは、反応は約lO分間
〜約2時間で行なわれる。重合温度は臨界でないが、ア
リールシクロブテンが活性化される温度よシ低くせねば
ならず、好ましくは約り10℃〜約9θ℃の範囲である
−般式HにおいてXで示される好適なアルキレン基およ
び一般式■においてRおよびR1によシ示されるアルキ
ル基は7〜6個の炭素原子を有する。
Xの例はメチレン、エチレン、プロピレンおよびブチレ
ン基であシ、またRおよびR1の例はメチル、エチル、
グロビルおよびブチル基である。好適アリーレン基はフ
ェニレン基であり、また好適アリール基ハフェニル基で
アル。
式!および■における2は任意のアリールシクロブテン
基とすることができる。アリールシクロブテンという用
語は、芳香族環に融合した7個もしくはそれ以上のシク
ロブテン環を有するアリール基を意味する。アリール基
は、上記した任意の芳香族成分を意味する。好適芳香族
成分はベンゼン、ナフタレン、フェナンスレン、アント
ラセ/、パイアリール成分またはアルキルもしくはシク
ロアルキル基により結合された2個もしくはそれ以上の
芳香族成分を包含する。2個もしくはそれ以上の結合し
た芳香族成分の例はジフェニルアルカンおよびジフェニ
ルシクロアルカンである。ベンゼンが特に好適な芳香族
成分である。
アリールシクロブテン基2に関し、芳香族成分環は未置
換でδつでも或いは各種の置換基で置換されていてもよ
い。しかしながら、本発明で使用する場合、この種の置
換基は用いる反応条件に対し安定でなければならず、副
反応を受けてはならない。この種の置換基の例は限定は
しないが低級アルキル、たとえばメチル、エチル、ブチ
ル;アリール、た、!:、tばフェニル、トリル;ノ・
口、タト1−jクロル、ブロモ、イオド:および低級ア
ルコキシ、たとえばメトキシ、エトキシを包含する。
好マシくは、アリールシクロブテンは未置換のシクロブ
テン環および未置換の芳香族成分である。
特に好適なアリールシクロブテン基2の例はベンゾシク
ロブテンである。
一層好適な具体例において、アリールシクロブテン単量
体は式: 〔式中、2はベンゾシクロブテンを示しかツRは水素を
示す〕 を有し、すなわちダーホルミルベンゾシクロプテンであ
る。
使用するベンゾシクロブテン単量体の量は有機リチウム
開始剤7ミリモル当シ/〜3ミリモルである。接触温度
は典型的には重合の場合と同様であり、すなわち−75
℃〜+/左O℃の範囲である。
アリールシクロブテン単量体との接触後(アリールシク
ロブテンで末端封鎖された重合体アームをもたらす)、
重合体は反応混合物をたとえばアルコールもしくは水ま
たは酸水溶液もしくはその混合物のような活性水素原子
を有する停止剤で処理して回収することができる。−般
に、重合体を単離する前に、反応混合物へ酸化防止剤を
添加するのが好適である。
重合体は、たとえば水蒸気ストリッピングまたはたとえ
ばアルコールのような安定な非溶剤での凝集など標準技
術によって反応混合物から分離される。凝集されまたは
ストリッピングされた重合体を、次いで得られた媒体か
らたとえば遠心分離または押出しによって除去する。残
留する溶剤およびその他の揮発成分は、単離した重合体
から、必要に応じ減圧下或いは強制空気流の下で加熱し
て除去することができる。
所望ならば、重合体(P−Li )を回収前に水素化す
ることもできる。
ブロック共重合体の水素化は、好ましくはアルミニウム
ーアルキル化合物とカルボン酸ニッケルもしくはコバル
トまたはアルコキシドとの反応生成物からなる触媒を用
いて、脂肪族二重結合の少なくともgostはぼ完全に
水素化すると共にアルケニルアレーン芳香族二重結合の
、20%以下を水素化するような条件下で行なわれる。
好適なブロック共重合体は、脂肪族二重結合の少なくと
も99チが水素化されかつ芳香族二重結合の3%未満が
水素化されたものである。
一般式(A−B−)−Y[ここでYはアリールシクロブ
テン末端封鎖剤である〕のブロック共重合体に関し、個
々のブロックの平均分子量は所定の範囲内で変化する。
殆んどの場合、モノアルケニルアレーンブロックは!;
、000〜/2!;、000、好ましくは7000〜1
,0.000の程度の数平均分子量を有する一方、共役
ジエンブロックは水素化前または水素化後に10.00
0〜.300,000、好ましくは30,000〜15
a0θ0の程度の平均分子量を有する。ブロック共重合
体の全平均分子量は典型的には2 衣000〜約3 !
r O,000、好ましくは約、3!;、000〜約3
00.000の程度である。これらの分子量はトリチウ
ム計数法或いは浸透圧測定によって最も正確に測定され
る。モノアルケニルアレーンブロックの割合は、ブロッ
ク共重合体の約g−45重量%、好ましくは約70〜4
to重量1の範囲とすべきである。
本発明の重要な面は、アリミルシクロブテンでキャッピ
ングされた重合体を、200℃以上の温度まで加熱する
ことができ、アリールシクロブテンの二重化およびオリ
ゴマー化を活発化させて、よシ高分子量の結合生成物を
生ぜしめうることである。
次の式は、本発明による方法の各種工程並びに回収され
る最終生成物を示している: 以下、実施例によシ本発明をさらに説明する。
本発明の重要な面は、ベンゾシクロブテン単量体を開環
して反応性0−キノジメタ/を生成させることである。
この具体例にお−いて、原ベンゾシクロブテンの半減期
はW、R,ロス等、ケミカル・ベリヒテ、第m巻、第3
g92−390.3頁(/9りg)に記載された活性化
ノ!ラメータに基づいて計算され、これらを下記第1表
に要約する。これらの結果は、シクロブテン環が置換さ
れていないベンゾシクロブテンを含有する反応性オリゴ
マーおよび重合体が長い棚ざらし寿命と、200〜25
0℃における良好な反応性とを有することを示唆してい
る。
第1表 に ベンゾシクロブテン・・・・・・→O−キノジメタン1
0θ   17×10−l/×105/SOデ乙×l0
−7    2×102コ00   14t×10’ 
    14t2!;0  7gx10 ’    ユ
!S×10 ’実施例 この実施例においては、アリールシクロブテン単量体と
してグーホルミルペンゾシクロプテンヲ使用することに
よシ結合重合体を作成する。
弘−ホルミルベンゾシクロブテンの作成ヘキサメチレン
テトラミン(/419)と沃化ナトリウム(/乙l)と
のエタノール/’701/中における熱溶液へ、グーク
ロルメチルベンゾシクロブテン(15,2,li’)を
攪拌しながら添加した、室温にてa〜3時間靜置装た後
、混合物を7!fOmlの水で希釈し、次いで還流下に
コ時間加熱した。
得られた混合物を水蒸気蒸溜し、かつ蒸溜液をエーテル
で3回抽出した。エーテル抽出液を合し、水洗し、硫酸
マグネシウムで脱水し、かつ分溜してy−ホルミルベン
ゾシクロブテンを得た:’HNMR(CDC43)δ、
?、/7(s、4t) 、 7/3 (d、/)。
7、!; / (s、/) 、 ’ZA7 (d、/)
および9. g A ppm(s、/) −ペンゾシク
ロプテ/封鎖されたポリスチレンの作成 シクロヘキサンC!roomt)におけるスチレン(s
oy)の溶液へ、S−ブチルリチウム(,23ミリモル
)を添加した。乙O℃にてグ時間加熱した後、橙色のポ
リスチリルリチウムをシクロヘキサン中のグーホルミル
ベンゾシクロブテンの溶液で8色が消失するまで滴定し
た。この生成物を沈澱によシノープロ・2ノールから単
離し、かつ減圧下に乙3℃で乾燥きせて331の白色粉
末を得た。
この生成物のGPC分析は3つの、d IJスチレンピ
ークを示し、ピーク分子量(MW )とピーク面積%に
つき次の分布を示した:10..300(79%)、/
と700(、!θ%)およびΩ9,000(/%)。高
MWf!リスチレンの形成は、恐らく活性ポリスチリル
リチウムの結合を誘発した末端封鎖溶液における酸素も
しくは未同定不純物の存在によるものと思われる。
上記したように合成したベンゾシクロブテン封鎖された
ポリスチレンの試料を、レオメータ機械スペクトロメー
タにおける等温動的剪断に230℃にて30分間かけた
。GPC分析は、結合したスチレン(二量体、三量体、
四)体など)の量が熱処理後に27%からよg%まで増
加することを示した。
比較実験 上記実施例と同じ水素封鎖されたポリスチレンの熱処理
は、結合ポリスチレンの増加を示さなかった。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)200℃以上の温度で結合しうる重合体を製造す
    るに際し、 (a)共役ジエンおよび/またはモノアルケニルアレー
    ンを、−75℃〜+150℃の温度にて重合条件下で有
    機モノリチウム化合物と溶液重合させて、活性高分子ア
    ームを形成させ、 (b)前記活性高分子アームを含有する溶液を一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) もしくは ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、Xはアルキレンもしくはアリーレン基を示し、
    Zはアリールシクロブテン基を示し、Rは水素原子、ア
    リール基、アルキル基、基▲数式、化学式、表等があり
    ます▼を示し、ここでR^1はアリール基もしくはアル
    キル基を示す〕 のアリールシクロブテン単量体の有効量と接触させて、
    アリールシクロブテンでキャッピングされた高分子アー
    ムを形成させる ことを特徴とする重合体の製造方法。
  2. (2)アリールシクロブテン単量体が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Zはベンゾシクロブテン基を示す〕である特許
    請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)Rが水素原子を示す特許請求の範囲第2項記載の
    方法。
  4. (4)共役ジエンがブタジエン、イソプレンまたはその
    混合物であり、かつモノアルケニルアレーンがスチレン
    である特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか一項に
    記載の方法。
  5. (5)有機モノリチウム化合物1モル当り1〜3モルの
    量のアリールシクロブテン単量体を使用する特許請求の
    範囲第1項〜第4項のいずれか一項に記載の方法。
  6. (6)得られる重合体を水素化条件下にて−75℃〜+
    150℃の温度で水素および水素化触媒と接触させて、
    高分子アームの脂肪族不飽和の少なくとも80%を水素
    化により還元すると共に、芳香族不飽和の20%未満を
    還元しかつ水素化された高分子アームを形成させる特許
    請求の範囲第1項〜第5項のいずれか一項に記載の方法
  7. (7)キャッピングされた高分子アームを、200℃以
    上の温度まで加熱して、結合重合体を生ぜしめる特許請
    求の範囲第1項〜第6項のいずれか一項に記載の方法。
JP62148134A 1986-06-18 1987-06-16 アニオン重合法 Pending JPS633003A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US875823 1986-06-18
US06/875,823 US4708990A (en) 1986-06-18 1986-06-18 Anionic polymerization process

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS633003A true JPS633003A (ja) 1988-01-08

Family

ID=25366416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62148134A Pending JPS633003A (ja) 1986-06-18 1987-06-16 アニオン重合法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4708990A (ja)
EP (1) EP0250015B1 (ja)
JP (1) JPS633003A (ja)
CA (1) CA1283995C (ja)
DE (1) DE3787930T2 (ja)
ES (1) ES2059358T3 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4937287A (en) * 1988-02-17 1990-06-26 Amoco Corporation Elastomeric polyarylate graft copolymers
AU625125B2 (en) * 1989-05-09 1992-07-02 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Functionalized elastomeric polymers
US4988770A (en) * 1989-05-09 1991-01-29 Shell Oil Company Functionalized elastomeric polymer production
US4968754A (en) * 1989-07-28 1990-11-06 Shell Oil Company Functionalized block copolymers
US5079322A (en) * 1990-05-30 1992-01-07 The Dow Chemical Company Multifunctional cyclobutarene peroxide polymerization initiators
US5198527A (en) * 1990-12-24 1993-03-30 The Dow Chemical Company Arylcyclobutene terminated carbonate polymer
US5171824A (en) * 1990-12-24 1992-12-15 The Dow Chemical Company Process for the preparation of arylcyclobutene terminated condensation polymers
EP0564517A1 (en) * 1990-12-24 1993-10-13 The Dow Chemical Company Arylcyclobutene terminated carbonate polymers
US5349095A (en) * 1992-04-01 1994-09-20 The Dow Chemical Company Process for preparing hydroxyalkylbenzocyclobutenes
US5422410A (en) * 1992-10-27 1995-06-06 The Dow Chemical Company Method for increasing the molecular weight of thermoplastic polymers of monoalkenyl arenes
US5310809A (en) * 1993-05-20 1994-05-10 The Dow Chemical Company Arylcyclobutene grafted polyolefins
US6420093B1 (en) 2000-02-02 2002-07-16 The Dow Chemical Company Toughened benzocyclobutene based polymers and their use in building-up printed wiring boards
US6573412B1 (en) 2000-05-12 2003-06-03 Bridgestone Corporation Chain-coupled polymeric alkoxide compounds having controlled viscosity
US8883927B2 (en) * 2007-11-28 2014-11-11 Dynasol Elastómeros, S.A. De C.V. Radial multi-block copolymers

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4340690A (en) * 1980-05-27 1982-07-20 The Goodyear Tire & Rubber Company Cyclic organo carbonate and sulfite coupling agents for living polymers of conjugated dienes
US4588719A (en) * 1984-04-27 1986-05-13 William H. Rorer, Inc. Bicyclic benzenoid aminoalkylene ethers and thioethers, pharmaceutical compositions and use
US4642329A (en) * 1984-08-27 1987-02-10 The Dow Chemical Company Prepolymer processing of arylcyclobutene monomeric compositions
US4540763A (en) * 1984-09-14 1985-09-10 The Dow Chemical Company Polymers derived from poly(arylcyclobutenes)
DE3507879A1 (de) * 1985-03-06 1986-09-11 Hüls AG, 4370 Marl Polyimide und verfahren zu ihrer herstellung

Also Published As

Publication number Publication date
EP0250015A3 (en) 1989-12-13
DE3787930T2 (de) 1994-03-24
EP0250015A2 (en) 1987-12-23
ES2059358T3 (es) 1994-11-16
US4708990A (en) 1987-11-24
DE3787930D1 (de) 1993-12-02
CA1283995C (en) 1991-05-07
EP0250015B1 (en) 1993-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4039633A (en) Coupling of alkali metal-terminated polymers
US4185042A (en) Coupling agent
US4753991A (en) Polymers containing amino groups, and their preparation
US4898914A (en) Modified block copolymers functionalized in the monoalkenyl aromatic or vinylarene block
JPS633003A (ja) アニオン重合法
US4168286A (en) Tetrablock polymers and their hydrogenated analogs
US4182818A (en) Polyfunctional lithium containing initiator
NL8204907A (nl) Multifunctionele anionogene initiators en hun gebruik.
US4427837A (en) Process for preparation of diene-styrene-α-methylstyrene block polymers and polymers therefrom
US4196153A (en) Polyfunctional lithium containing initiator
US3755269A (en) Production of mercaptan-terminated polymers
US4105714A (en) Coupling of alkali metal-terminated polymers
JPH07188359A (ja) 不斉ラジアルポリマーの製造方法
US4256853A (en) Nonlaminating polyphenylene ether blends
JP3427852B2 (ja) グラフト化ブロツクコポリマー類の脱色方法
EP0471999B1 (en) Branched and hydrogenated block copolymer and process for its preparation
US4163765A (en) Polymeric compositions
JPS58215407A (ja) カツプリング方法
US4687815A (en) Hydrogenated block copolymers
US4539136A (en) Process for the preparation of branched polymers
EP0002012A1 (en) Coupled hydrocarbon polymers and process for their preparation
JPH0446966B2 (ja)
KR860001032B1 (ko) 이소프로페닐 방향족 단량체와 비닐 방향족 단량체와의 공중합체의 제조방법
JPS63238107A (ja) 末端酸基により変性された重合体、その製法及び用途
EP3867288B1 (en) Functionalized rubbers