JPS58215407A - カツプリング方法 - Google Patents

カツプリング方法

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JPS58215407A
JPS58215407A JP58091397A JP9139783A JPS58215407A JP S58215407 A JPS58215407 A JP S58215407A JP 58091397 A JP58091397 A JP 58091397A JP 9139783 A JP9139783 A JP 9139783A JP S58215407 A JPS58215407 A JP S58215407A
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reaction
polymer
coupling
coupling agent
group
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08CTREATMENT OR CHEMICAL MODIFICATION OF RUBBERS
    • C08C19/00Chemical modification of rubber
    • C08C19/30Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule
    • C08C19/42Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule reacting with metals or metal-containing groups
    • C08C19/44Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule reacting with metals or metal-containing groups of polymers containing metal atoms exclusively at one or both ends of the skeleton

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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は活性重合体(living polymer)
と或特定のシランカップリング剤とをカップリングさせ
る方法に関するものである。
リチウム金属末端型−重合体のカップリング方法のうち
の1つは当該技術分野で公知である。この公知方法では
、リチウム金属末端型−重合体の炭素−リチウム金属間
結合と反応し得る2個またはそれ以上の反応点(rea
ctive 5ites)を有する2個またはそれ以上
の官能基を含有する化合物で、リチウム金属末端型−重
合体を処理するのである。
多くの場合においてはこの多官能性カップリング剤が、
この反応の結果生ずる生成物の構造の核(nucleu
s)になる。そしてこの核から長い高分子鎖状分枝基が
放射状にのびる。このようなカップリング反応によp生
じた重合体、すなわちカップリング化重合体(coup
led polymers)は独得な性質を有するから
、或種の利用分野において非常に有用である。
線状重合体は、フェニルベンゾエートまたはジハロアル
カンたとえばジブロモエタンの如き反応点を2つ有する
カップリング剤を用いて製造できる。ラジアル重合体す
なわち星状重合体は、反応点を2個よりも多く有するカ
ップリング剤を使用して製造できる。このようなカップ
リング剤の例には次のものがあげられる:5tcz4、
ポリエポキシド、ポリイソシアネート、ポリイミン、ポ
リアルデヒド、yIYリケトン 、15リアンヒドリド
、ポリエステル、ポリハライド、ジエステル、メトキシ
シラン、ジビニルベンゼン、 1,3.5−ベンゼント
リカルボン酸トリクロライド、グリシ12キシ−メトキ
シシラン。
新規なカップリング剤が今回見出された。このカップリ
ング剤の特長は、これを用いて作った重合体がその中の
カップリング剤残基のところに不飽和点(site o
f unaaturation)を有し、そして該不飽
和点がその後の反応または肋導体形成のために利用でき
ることである。
したがって本発明は、次式 %式% (式中、Pは炭素原子を4−12個有する1種またはそ
れ以上のアルカジエンの電合体の高分子鎖、および 炭素原子を4−12個有する1′!4またはそれ以上の
アルカジエンと、炭素原子を8−18個有しかつアレー
ン壌炭素原子に結合したアルケニル基を有する1種まだ
はそれ以上の七ノアルケニルアレーンとの共重合体の高
分子鎖 からなる群から選ばれる) を有するリチウム末端型−活性重合体と、一般式ll (式中、nは0または1−10の整数であり、各Xは水
素、ハロゲン、炭素原子1−10個のアルキル基からな
る群から選ばれ、 6yはハロゲンおよび一01モからなる群から選ばれ、
Rは炭素原子1−10個のアルキル基であシ、aはol
iまたは2でおり、 bは3−aでおる) を有するカップリング剤とを反応させることを特徴とす
る重合体の製造方法に関するものである。
本発明に係るカップリング剤は多くの利点を有する。こ
のカップリング剤を用いるカップリング反応によυ、反
応性のオレフィン結合を有する星状分枝重合体が得られ
、しかしてこの反応性のオレフィン基は、その後の重合
体誘導体の生成のだめに利用できる。好ましいカップリ
ング剤は(ビシクロへブテニル)メチルジクロロシラン
、ビシクロへブテニル−2−トリクロロシランおよびビ
シクロへブテニルトリエトキシシランである。反応性の
珪素−塩素結合または珪素−アルコキシ結合を介しての
カップリング反応の後に、反応性のノルボルネンオレフ
ィン型2重結合が残少、これはその後の反応のために使
用できる。この2重結合ハ、ハロゲン化バナジウム、遷
移金属触媒およびアルキルアルミニウム共触媒(coc
atalyat )を用いるチーグラーナツタ反応によ
ってα−オレフィンとの共重合反応を行うために最適の
、理想的な結合でおる。また、該共重合反応に於いて、
高活性チタン系遷移金属触媒をアルキルアルミニウム共
触媒と共に使用することも可能である。
重合反応により高分子鎖Pを形成し得る好ましい1群の
非環式共役アルカジエンは、炭素原子を4−8個有する
該アルカリエンである。好ましいアルカジエンの例には
1,3−ブタジェン、2,3−ジメチル−1,3−ブタ
ジェン、ピペリレン、3−ブチル−1,3−オクタジエ
ン、イソプレンおよび2−フェニル−1,3−ブタジェ
ンがあげられる。
アルカリエンと一緒に重合させることによって高分子鎖
Pを形成で色るモノアルケニルアレーンは、スチレン、
メチルスチレン特に3−メチルスチレン、プロピルスチ
レン特に4−プロピルスチレン、ビニルナフタレン%1
C1−ビニルナフタレン、シクロへキシルスチレン%に
、4−シクロヘキシルスチレン、P−)IJルスチレン
および1−ビニル−5−ヘキシルナフタレンからなる群
から選ばれることが好ましい。
高分子鎖I)は、既述のアルカジエン単量体のホモ重合
体(同種重合体)の高分子鎖であってもよく、あるいは
アルカジエン単量体と七ノアルケニル置換芳香族単量体
との共重合体の高分子鎖であってもよい。しかして該共
重合体はランダム共重合体またはテーパー(taper
ed)共重合体であってもよく、あるいは前記の柚々の
単量体から構成されたブロック共重合体であってもよい
。好ましい単量体はイソプレン、1,3−ブタジェンお
よびスチレンである。好ましい高分子鎖Pは、共役ジエ
ンが少量存在しそしてモノビニル置換アレーンが多量存
在するような高分子鎖でおる。
本発明のカップリング化の重合体の分子量は広い範囲内
で柚々変化し得る。通常の使用分野で使用されるカップ
リング化重合体の数平均分子量は一般に6,000〜2
,000,000の範囲内の値でおろう。
次式 %式% (式中、人はモノアルケニルアレーンブロック好ましく
はポリスチレンブロックであり、Bは尚該高分子鎖にゴ
ム状性質を付与するブロック、たとえば、19リアルカ
シエンブロツク、またはアルカジエンとモノアルケニル
置換アレーンとの共重合体のブロック、もしくはこのよ
うなブロックの組合わせからなるブロックを表わ[7、
kだしBはカップリング剤に結合したブロックである)
の構造を有する^う)子鎖Pを含む重合体が、本発明に
よる好適なカップリング化重合体である。このような重
合体をまエラストマーとしての性質と、熱可塑性重合体
とし7ての性質との両方の性質を有する。したがって該
重合体は、熱ciT塑性塑性体合体の物品成形のための
僚準的な公知成形方法によって物品に成形でき、しかも
、その結果書られる最終物品はエラストマーとしての性
質を有する。
カップリング剤の使用t (r=性重合体P−1,1の
1を基準と−I゛るHJ、カップリングの度合や、カッ
プリング化重合体に所望される性質に太きく左右されて
種々変わるであろう。好壕しくけ、カップリング剤の使
用量と重合体中に存在するリチウム金属の量とのモル比
が約4=1ないし1:4、一層好ましくは約1=1ない
し1:3となるような使用量でカンプリング剤を使用す
る。
既述の如く本発明のカップリング剤は一般式%式% このカップリング剤は、シクロペンタジェンと、一般式 %式% (式中、n r」、 0または1−10の整数で必り、
各Xは水素、)・ロゲン、または炭素原子1−10個の
アルキル基からなる群から選けれ、各Yはハロゲンおよ
び−ORからなる群から選ばれ、Rは炭x原子1−10
個のアルキル基でsb、aは0.1または2であり、 bid3−aでJ+る)ft有するビニルシランとを接
触させて反応させることにより製造できる。
好ましくは、nはOであシ、ノ・ロゲンは塩素であり、
Rは炭素原子1−2個のアルキル基である。
好ましいビニルシランの例にはビニルトリクロロシラン
、ビニルトリエトキシシランおよびメチルジクロロビニ
ルシランがあげられる。したがって、好ましいカップリ
ング剤の例としてビシクロへブテニル−2−) !J 
/’ IJロシラン、ビシクロへゾテニルトリエ)−?
7シランおよび(ビシクロへブテニル)メチルジクロロ
シランが必げられる。
このカンプリング剤は、たとえばディールス−アルダ−
反応により製造でき、すなわち、前記ビニルシラン(た
とえハヒニルトリクロロシラン、ビニルメチルジクロロ
シラン、ビニルトリエトキシシラン)をシクロペンタジ
ェンと反応させることによp前記のビシクロへゾテニル
シラン誘導体が製造できる。この反応は、シクロペンタ
ジェンを溶媒として使用してアルゴンまたは窒素雰囲気
中で20−100℃好ましくは30−70℃の温度にお
いて実施できる。この反応の1例を次式に示す。
着たこの反応は、ジシクロペンタジェンを還流させて高
還流温度(160−170℃)において該ジシクロペン
タジェンを解離させることによってシクロペンタジェン
を生成させ、これをその後に所望ビニルシランに伺加さ
せることによっても実施できる。今述べた方法は、ビニ
ルトリエトキシシランとの反応のために最も有用な方法
でおる。このビニルトリエトキシシランは、ビニルトリ
クロロ−またはビニルメチルジクロロシランよリモ一層
低い速度でシクロペンタジェンに付加するものである。
このカップリング反応(すなわちP−Liとカンプリン
グ剤との反応)の温度は、広い範囲内で種々変えること
ができるが、前記重合温度と同じ温度であることが便利
である場合が多い。この温度は0−150℃の範囲とい
う広い範囲内で種々変えることができるけれども、該温
度は20−100℃でおることが好ましい。
一般にこのカンプリング反応は、前記カンプリング剤そ
れ自体またはその溶液管前記活性重合体の溶液と混合す
ることによって簡単に実施できる。
反応時間は一般に非常に短かい。このカンプリング反応
の通常の反応時間は1分ないし1時間程にである。ただ
し、このカップリング反応では、反応温度が低いと、一
層長い反応時間が必要であろう。
前記のカップリング反応の後に、反応混合物を活性水素
含有停止剤たとえばアルコール′tた4水もしくは酸の
水溶液またはその混合物で処理することによってカップ
リング化重合体を回収する。
カンプリング化重合体を単離する前に反応混合物に酸化
防止剤を添加するのが一般に好ましい。
このカップリング化重合体は反応混合物から標準的分離
技術たとえばスチームストリッピングによシ、または適
当な非溶媒(たとえにアルコール)を用いる凝固操作に
より分離できる。このス) IJンピングまたは凝固操
作等において使用された媒質が該重合体に付着している
から、たとえば遠心分離または追出操作により該媒質を
該重合体から除去する。単離された重合体中に残存する
溶媒や他の揮発性物質は、該重合体を加熱することによ
り該重合体から除去でキ、シかしてこの加熱は、任意的
に減圧下に、あるいは強制空気流通下に行うことができ
る。
前記の活性重合体の高分子@P−Liは次の方法によっ
て生成させることができ、すなわち、1官能性のリチウ
ム金属含有開始剤系(inltlatorsyatam
)を所定の18’l’cはそれ以上の単量体と反応させ
ることにより活性重合体の高分子鎖P−Llが形成でき
る。この重合操作は1工程縁作として実施でき、あるい
は1連の複数工程を含む操作として実施できる。^分子
鎖Pがホモ重合体の高分子鎖でおるか、または2種また
はそれ以上の単量体から構成されたランダム共重合体t
?cはテーノ9−重合体からなるものである場合には、
これらの単量体はリチウム含有開始剤の作用下に同時に
重合させることがで盲る。高分子鎖Pが、2個またけそ
れ以上のホモ重合体ブロックまたは共重合体ブロックか
ら構成されたブロック共重合体からなるものである場合
には、これらの個々のブロックは、インクレメンタル単
量体付加反応(単量体を少量づつ添加して行う重合反応
、incrementa 1monomer addi
tion )または逐次単量体付加(5equenti
al monomer addition )反応によ
り生成させることができる。
本発明のカンプリング化重合体を製造する方法の第1工
程に使用されるリチウム金属含有開始剤系は、一般式 (式中、R′は炭素原予約1−20個のヒドロカルビル
基である)を有するリチウム系開始剤を含有するもので
おる。このようなリチウム系開始剤の例にはメチルリチ
ウム、イソプロピルリチウム、n−ブチルリチウム、第
2ブチルリチウム、1−オクチルリチウム、n−ドデシ
ルリチウム、n−エイコシルリチウム、フェニルリチウ
ム、ナフチルIJチウム、p−)リルリチウム、4−フ
ェニルブチルリチウム、シクロヘキシルリチウムおよび
4−シクロヘキシルブチルリチウムがあげられる。
リチウム金属含有開始剤の使用量は、重合体生成物に所
望される性質特に所望分子量に応じて種々変わるであろ
う。一般に前記有機モノリチウム系開始剤は0.1−1
00グラムj IJモル(全単量体100V当り)使用
される。
この重合反応は炭化水素希釈剤または溶媒の存在下に実
施できる。好ましい炭化水素希釈剤は炭素原子′1に4
−10個有するパラフィン系、シクロ、Qラフイン系ま
たは芳香族炭化水素、もしくはこのような希釈剤の混合
物である。この希釈剤の例にはn−ヘキサン、n−ペプ
タン、2.2.4− トリメチルペンタン、シクロヘキ
サン、ベンゼンおよびトルエンがあげられる。この反応
は、一般に希釈剤対単量体の比(]fit比)が1を越
える値になるようにして実施される。好ましくは、希釈
剤は約400−1500重量部(全単量体100重量部
肖り)使用される。好ましい具体例においては、該希釈
剤に極性化合物が少量(0,1−10容量チ)添加され
る。この極性化合物の例にはジメチルエーテル、ジエチ
ルエーテル、エチルメチルエーテル、エチルプロピルエ
ーテル、9−n−−jロビルエーテル、9−n−オクチ
ルエーテル、ジベンジルエーテル、ジフェニルエーテル
、アニソール、テトラメチレンオキサイド(テトラヒド
ロフラン)、1、2− ’、’メトキシエタン、ジオキ
サン、/(ラアルデヒド、ジメチルサルファイド、ジエ
チルサルファイド、ジ−n−プロピルサルファイド、ジ
−n−ブチルサルファイド、メチルエチルサルファイド
、ジメチルエチルアミン、トリーn−プロピルアミン、
トリーローブチルアミン、トリメチルアミン、トリエチ
ルアミン、NlN−ジメチルアミン、ピリジン、キノリ
ン、N−エチル−ぎベリジン、N−メチル−N−エチル
ア;リン、N−メチルモルホリンおよびその類似物があ
げられる。本発明の実施の際には極性化合物の混合物も
使用できることが理解されるべきである。好ましい極性
化合物はジエチルエーテルである。
この重合反応は一般に数分ないし6時間までの時間内に
起る。この反応は10分ないし2時間実施するのが好ま
しい。回合温度は臨界条件ではないが、一般に15〜1
50℃、好ましくは40〜90℃である。
重合反応の終了時に、前記カップリング反応工程を実施
するためVCt合反応混合物にカンプリング剤を混合す
る。この混合は、重合反応停止作用や高分子鎖からリチ
ウム金属原子を取去る作用を有するや責合反応混合物に
添加する前に行う。たとえば、活性重合体を失活させる
ために水、酸またはアルコールの如l!物質を添加する
前に、重合反応混合物とカンプリング剤との混合を行う
のである。活性1合体のカシプリング反応工程は既述の
方法に従って実施できる。
リチウム金属系開始剤を用いて行われる重合反応にとっ
て有害であることが知られている物質は多数ある。特に
、有機リチウム系開始剤で開始された重合反応の実施中
は、二酸化炭素、酸累、水およびアルコールの存在は避
けるべきである。したがって、これらの物質を反応体、
開始剤および種々の器具に存在させないようにし、そし
て重合反応t−窒素の如き不活性ガスの存在下に実施す
るのが一般に好ましい。
好ましい具体例では、カンプリング効率は次の如くして
一層改善される;(1)エーテルの如き極性化合物を少
量存在させて重合を行うこと;(2)活性重合体/溶媒
混合物にカップリング剤を徐々にインクレメンタル的に
添加する( incremental additio
n )とと;(3)スチレン重合体の高分子鎖Pが所望
される場合には、好ましくは該ポリスチレン@をキャン
プする(cap)するために少量のブタジェンユニット
を付加させること。上記の3積の手法を全部用いること
により、851を上回るカンプリング効率でカップリン
グ反応が実施できる。
本発明を一層共体的に例示するために、次に実施例を示
す。
例I jの例1でハ次のビニルシラン、すなわちビニルトリク
ロロ7ラン、ビニルトリエトキシシランおよびメチルジ
クロロビニルシランをそれぞれ用いて3種のカップリン
グ剤を製造した。
これらのカップリング剤は、ディールス−アルダ−のシ
クロ(・1加反応(cyclo−addition r
eaction)によりビニルシランとシフ1:Iペン
タジエンlとを反応させることにより製造した。たとえ
V!ビシクロへプテニルトリクロロシランハ、ビニルト
リクロロシラン(0,845モル)を過剰蓋(50L)
のシクロペンタジェンと反応させることにより製造した
〔このシクロペンタジェンは、ジシクロペンタジェンを
分解(クラッキング)させるととにより製造したもので
あった〕。この混合物は70Cにおいて3時間反応させ
た。
未反応のビニルトリクロロシランおよびシクロペンタジ
ェン全分留により除去し、次いでビシクロへブテニルト
リクロロシラ/を分離することによって、ビシクロへブ
テニルトリクロロシラン(b。
p、108−110U、35鴎HII)が収率69%で
得られた。
同様な方法によジメチルジクロロビニルシラン(0,6
6モル)ヲシクロペンタジエンと共に70Cに3−4時
間加熱することによって、ヒ゛シクロヘプテニルメチル
ジクロロシランを製造した。分留によってビシクロへブ
テニルメチルジクロロシラン(0,3モル)を分離し、
すなわちこれは10105−106C135o、9にお
いて受器に集メタ(収率45チ)。
ビシクロへブテニルトリエトキシシランは、ジシクロペ
ンタジェン(150,9)iビニルトリエトキシラン(
325,9)と共に還流することにより製造した。すな
わちこの原料混合物を1ノ容量のフラスコ内で180C
において16時間還流した。分留の結果、洲点1(16
−108C(8mH,!il)のビシクロへプテニルト
リエトギシシラン貿分が1801I得られた(収率41
%)。
例II この測用では、例1において製造されたメチルジクロロ
シリル−ノルボルネンカップリング剤およびトリエトキ
ンシリル−ノルボルネン−カップリング剤を使用して1
合体を製造した。
従来は立体構造上の理由から、高分子鎖とメチルジクロ
ロシリル−ノルボルネンやトリエトキシシリル−ノル1
1セルネンとのカップリング反応は進行し々いでおろう
と推定されていたのである。したがってこの実験では、
カップリング効率に及ばず高分子鎖の末端部の影響につ
いて調べた。すなわち、カップリング反応の実施前に予
じめ少数のブダシエンユニツ)を末端部にキャップして
おいたポリスチレン鎖と、活性ポリスチレン鎖とをその
反応性について相互に比較した。これらのポリスチレン
鎖の末端部と、メチルジクロロシリル−ノルボルネンお
よびトリエトキシシリル−ノルボルネンとのそれぞれの
カップリング反応の反応条件およびカップリング効率を
第1表に示す。
第1表から明らかなように、ポリスチレン録の末端部と
メテルジクロロシリルーノルボルインまたはトリエトキ
シシリル−ノルボルネンとのカップリング反応の効率は
低く、したがってこのカップリング反応では立体障害が
重大な影Wt−与えるように思われる。
第2表は、少量のブタジエンユニツlf付加したポリス
チレン鎖に関する実験データーを示したものである。第
2表から明らかなように、71ゼリステレン仙の末端部
にブタジェンをキャップすることによυカップリング効
率が著しく改善できるのである。このカップリング反応
は、50Uにおいて行う場合よりも6O−70Cにおい
て行う場合の方が反応効率が−J−良好であるように思
われる。
カップリング反応’t60−70Cで行った試料12−
17についてQPC分析を行った結果、ジーおよびトリ
ーカツヅリング化重合体の生成が確認され、全カップリ
ング効率はたとえVf、54%および51%に達した。
試料17では、最初の20時間の反応時間が経過した後
に、追加量のカップリング剤(すなわちトリエトキシシ
リル−ノルポル不ン)全温度70Cにおいて供給した。
この場合には、このトリエトギシシリルーノルボルネン
の追加によってカップリング効率が43%から51優に
上昇した。
活性ホモポリスチレン鎖の木端部tま、メチルジクロロ
シリル−ノルボルネンまたはトリエトキシシリル−ノル
ボルネンのいずれのカップリング剤とも充分にカップリ
ング反応を行わない。しかしながら、このポリスチレン
鎖の末端にブタジエンユニットヲキャップすることによ
pカップリング効率が著しく改善でき、しかしてこのこ
とは、GPC分析値に示されるようにシカツブリング(
1分子録およびトリカップリング化^分子鎖の両者の形
成蓋の顕著な増加として実際に認識できるのである。
メチルジクロロ シリルツノ切ドルネン 1                  月?リステレ
◇−ハ/ブドーカー 91%       9 qIJ
21トリエトキシシリル ノルボルネン 4                        
yf¥りンタデ1/じtツt/ソt−1か−92%  
      8惰d2+fi+反応はすべてシクロヘキ
サン中で行った。
(21このカップリングは、GPC分析のための試料単
離の際に起った酸素−カツブリング反応に起因するもの
と思われる。
第 2 表 (11+21=メテルジクロロシリルノルポルネン(R
Li/121比=2/1) +31= )リエトキシシリルノルボルネン(RLi/
131比=3/1) f41  D=シカツブリング化物 T=トリカップリング化物 例■ この倒置は、カップリング反応をジエチルエーテルの存
在下に行う場合、およびカップリング剤を少しづつ添加
しながら行う場合に得られる効果を具体的に例示したも
のである。最初に、溶媒中にジエチルエーテル全存在さ
せてカップリング反応を行ったが、この場合にはカップ
リング効率がかなり向上することが分った。また、アル
コキシシラン誘導体を使用したときよりもクロロシラ/
誘導体を使用したときの方が、カップリング化生成物の
収率が一層よくなることが認められた。
上記の観察結果をさらに詳細に研究するために、カップ
リング剤としてのトリクロロシリルーノルボルネンの効
米について調べた。この研究の目的は、ブタジェンをキ
ャップしたポリ=(スチレン)−釦の末端部のカップリ
ング反応により、3本の連鎖をもつお伏型合体(thr
ee−armed 5tar polymers )を
製造する方法における最適操作条件を見出すことであっ
た。
ング化生成物の収率の値を示したものである。カップリ
ング剤(4)をインクレメンタル的に添加した場合には
カップリング化生成物の収率が8+、4%および87%
に達することが認められた。しかしながら、ジエチルエ
ーテルの存在下にカップリング反応を行った試料20の
場合には、3官能性の星状重合体が実質的に定量的収率
で祷られた。一方、カップリング化生成物の収率が87
%であった試料19の場合には、GPC分析の結果から
ジカッゾリング生成物の収率が60%であることが分か
った。これらの結果から明らかなように、エーテル系変
性剤はカップリング剤(4)の反応全促進し、かつまた
、該カップリング剤への第3番目の高分子鎖の付加反応
をも促進するものである。
ブタジェンをキャップしたポリ(スチレン)鎖グ化生成
物の収率及0゛トリ力ツプリング反応効率を最大限に向
上させるための効果的な技術である。
エーテルの存在下では、70Cにおいて1時間後に該カ
ップリング反応が完了するよりに思われる。
第3表 エーテル無し;すみやかな   78%=70D+8T
18rJ11(faataddition)エーテル無
し;インクレメ    87%−60D+27T19 
 ンタル的に添加 エーテル使用;インクレメ    81.4%T20 
 ンタル的に添加 1−テ“便丹j:“′悴゛な   73チ=62D+1
1T21  徐加 (11D=シ力ツブリング化重合体 T−4リ力ツブリング化重合体 (2)反応温度ニア0c

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (リ 次式 (式中、Pは、炭素原子を4−12個有する1種または
    それ以上の共役アルカジエンの重合体の高分子鎖、およ
    び 炭素原子を4−12個有する1種またはそれ以上の共役
    アルカジエンと、炭素原子を8−18個有し且つアレー
    ン猿炭素原子に結合したアルケニル基を有する1種また
    はそれ以上の七ノアルケニルアレーンとの共重合体の高
    分子鎖 からなる群から選ばれる) を有するリチウム末端型−活性重合体と、一般式 (式中、nはOまたl−11−10の整数であり、各X
    は水素、ハロゲン、炭素原子1−10個のアルキル基か
    らなる群から選ばれ、 各Yはハロゲンおよび−ORからなる群から選ばれ、R
    は炭素原子1−10個のアルキル基であυ、 aは0、lまたは2であシ、 bは3−aである) を有するカップリング剤とを反応させることを特徴とす
    る重合体の製造方法。 (2)nが0であることを特徴とする特許−求の範門弟
    1項にH【シ載の方法。 (3)  カップリング剤がビシクロへブテニル−2−
    トリクロロシラン、ビシクロへブテニルトリエトキシシ
    ラン゛または(ビシクロ―へブテニル)メチルノクロロ
    シランでおることを特徴とする特許請求の範囲第2′J
    J4に記載の方法。 (4)  カップリング剤がビシクロへブテニル−2−
    トリクロロシランでをJることを特徴とする特許請求の
    範囲第3項に記載の方法。 (5)Pがボリスナレン鎖であることを特徴とする特F
    f藺求の範囲第1項に記載の方法。 (6)Pがポリスチレン−ポリブタジェン重合体でおる
    ことを特徴とする特FF請求の範囲第1項に記載の方法
    。 (7)P−Lilk合体とカップリング剤とを希釈剤お
    よび少量の極性化合物の存在下に接触させることを特徴
    とする特Thr繭求の範囲第1項に記載の方法。 (8)  カップリング剤をインクレメンタル的に添加
    することを特徴とする特許請求の範囲第6項または第7
    項に記載の方法。
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