JPS58215407A - カツプリング方法 - Google Patents
カツプリング方法Info
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- JPS58215407A JPS58215407A JP58091397A JP9139783A JPS58215407A JP S58215407 A JPS58215407 A JP S58215407A JP 58091397 A JP58091397 A JP 58091397A JP 9139783 A JP9139783 A JP 9139783A JP S58215407 A JPS58215407 A JP S58215407A
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- Japan
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- reaction
- polymer
- coupling
- coupling agent
- group
- Prior art date
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08C—TREATMENT OR CHEMICAL MODIFICATION OF RUBBERS
- C08C19/00—Chemical modification of rubber
- C08C19/30—Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule
- C08C19/42—Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule reacting with metals or metal-containing groups
- C08C19/44—Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule reacting with metals or metal-containing groups of polymers containing metal atoms exclusively at one or both ends of the skeleton
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は活性重合体(living polymer)
と或特定のシランカップリング剤とをカップリングさせ
る方法に関するものである。
と或特定のシランカップリング剤とをカップリングさせ
る方法に関するものである。
リチウム金属末端型−重合体のカップリング方法のうち
の1つは当該技術分野で公知である。この公知方法では
、リチウム金属末端型−重合体の炭素−リチウム金属間
結合と反応し得る2個またはそれ以上の反応点(rea
ctive 5ites)を有する2個またはそれ以上
の官能基を含有する化合物で、リチウム金属末端型−重
合体を処理するのである。
の1つは当該技術分野で公知である。この公知方法では
、リチウム金属末端型−重合体の炭素−リチウム金属間
結合と反応し得る2個またはそれ以上の反応点(rea
ctive 5ites)を有する2個またはそれ以上
の官能基を含有する化合物で、リチウム金属末端型−重
合体を処理するのである。
多くの場合においてはこの多官能性カップリング剤が、
この反応の結果生ずる生成物の構造の核(nucleu
s)になる。そしてこの核から長い高分子鎖状分枝基が
放射状にのびる。このようなカップリング反応によp生
じた重合体、すなわちカップリング化重合体(coup
led polymers)は独得な性質を有するから
、或種の利用分野において非常に有用である。
この反応の結果生ずる生成物の構造の核(nucleu
s)になる。そしてこの核から長い高分子鎖状分枝基が
放射状にのびる。このようなカップリング反応によp生
じた重合体、すなわちカップリング化重合体(coup
led polymers)は独得な性質を有するから
、或種の利用分野において非常に有用である。
線状重合体は、フェニルベンゾエートまたはジハロアル
カンたとえばジブロモエタンの如き反応点を2つ有する
カップリング剤を用いて製造できる。ラジアル重合体す
なわち星状重合体は、反応点を2個よりも多く有するカ
ップリング剤を使用して製造できる。このようなカップ
リング剤の例には次のものがあげられる:5tcz4、
ポリエポキシド、ポリイソシアネート、ポリイミン、ポ
リアルデヒド、yIYリケトン 、15リアンヒドリド
、ポリエステル、ポリハライド、ジエステル、メトキシ
シラン、ジビニルベンゼン、 1,3.5−ベンゼント
リカルボン酸トリクロライド、グリシ12キシ−メトキ
シシラン。
カンたとえばジブロモエタンの如き反応点を2つ有する
カップリング剤を用いて製造できる。ラジアル重合体す
なわち星状重合体は、反応点を2個よりも多く有するカ
ップリング剤を使用して製造できる。このようなカップ
リング剤の例には次のものがあげられる:5tcz4、
ポリエポキシド、ポリイソシアネート、ポリイミン、ポ
リアルデヒド、yIYリケトン 、15リアンヒドリド
、ポリエステル、ポリハライド、ジエステル、メトキシ
シラン、ジビニルベンゼン、 1,3.5−ベンゼント
リカルボン酸トリクロライド、グリシ12キシ−メトキ
シシラン。
新規なカップリング剤が今回見出された。このカップリ
ング剤の特長は、これを用いて作った重合体がその中の
カップリング剤残基のところに不飽和点(site o
f unaaturation)を有し、そして該不飽
和点がその後の反応または肋導体形成のために利用でき
ることである。
ング剤の特長は、これを用いて作った重合体がその中の
カップリング剤残基のところに不飽和点(site o
f unaaturation)を有し、そして該不飽
和点がその後の反応または肋導体形成のために利用でき
ることである。
したがって本発明は、次式
%式%
(式中、Pは炭素原子を4−12個有する1種またはそ
れ以上のアルカジエンの電合体の高分子鎖、および 炭素原子を4−12個有する1′!4またはそれ以上の
アルカジエンと、炭素原子を8−18個有しかつアレー
ン壌炭素原子に結合したアルケニル基を有する1種まだ
はそれ以上の七ノアルケニルアレーンとの共重合体の高
分子鎖 からなる群から選ばれる) を有するリチウム末端型−活性重合体と、一般式ll (式中、nは0または1−10の整数であり、各Xは水
素、ハロゲン、炭素原子1−10個のアルキル基からな
る群から選ばれ、 6yはハロゲンおよび一01モからなる群から選ばれ、
Rは炭素原子1−10個のアルキル基であシ、aはol
iまたは2でおり、 bは3−aでおる) を有するカップリング剤とを反応させることを特徴とす
る重合体の製造方法に関するものである。
れ以上のアルカジエンの電合体の高分子鎖、および 炭素原子を4−12個有する1′!4またはそれ以上の
アルカジエンと、炭素原子を8−18個有しかつアレー
ン壌炭素原子に結合したアルケニル基を有する1種まだ
はそれ以上の七ノアルケニルアレーンとの共重合体の高
分子鎖 からなる群から選ばれる) を有するリチウム末端型−活性重合体と、一般式ll (式中、nは0または1−10の整数であり、各Xは水
素、ハロゲン、炭素原子1−10個のアルキル基からな
る群から選ばれ、 6yはハロゲンおよび一01モからなる群から選ばれ、
Rは炭素原子1−10個のアルキル基であシ、aはol
iまたは2でおり、 bは3−aでおる) を有するカップリング剤とを反応させることを特徴とす
る重合体の製造方法に関するものである。
本発明に係るカップリング剤は多くの利点を有する。こ
のカップリング剤を用いるカップリング反応によυ、反
応性のオレフィン結合を有する星状分枝重合体が得られ
、しかしてこの反応性のオレフィン基は、その後の重合
体誘導体の生成のだめに利用できる。好ましいカップリ
ング剤は(ビシクロへブテニル)メチルジクロロシラン
、ビシクロへブテニル−2−トリクロロシランおよびビ
シクロへブテニルトリエトキシシランである。反応性の
珪素−塩素結合または珪素−アルコキシ結合を介しての
カップリング反応の後に、反応性のノルボルネンオレフ
ィン型2重結合が残少、これはその後の反応のために使
用できる。この2重結合ハ、ハロゲン化バナジウム、遷
移金属触媒およびアルキルアルミニウム共触媒(coc
atalyat )を用いるチーグラーナツタ反応によ
ってα−オレフィンとの共重合反応を行うために最適の
、理想的な結合でおる。また、該共重合反応に於いて、
高活性チタン系遷移金属触媒をアルキルアルミニウム共
触媒と共に使用することも可能である。
のカップリング剤を用いるカップリング反応によυ、反
応性のオレフィン結合を有する星状分枝重合体が得られ
、しかしてこの反応性のオレフィン基は、その後の重合
体誘導体の生成のだめに利用できる。好ましいカップリ
ング剤は(ビシクロへブテニル)メチルジクロロシラン
、ビシクロへブテニル−2−トリクロロシランおよびビ
シクロへブテニルトリエトキシシランである。反応性の
珪素−塩素結合または珪素−アルコキシ結合を介しての
カップリング反応の後に、反応性のノルボルネンオレフ
ィン型2重結合が残少、これはその後の反応のために使
用できる。この2重結合ハ、ハロゲン化バナジウム、遷
移金属触媒およびアルキルアルミニウム共触媒(coc
atalyat )を用いるチーグラーナツタ反応によ
ってα−オレフィンとの共重合反応を行うために最適の
、理想的な結合でおる。また、該共重合反応に於いて、
高活性チタン系遷移金属触媒をアルキルアルミニウム共
触媒と共に使用することも可能である。
重合反応により高分子鎖Pを形成し得る好ましい1群の
非環式共役アルカジエンは、炭素原子を4−8個有する
該アルカリエンである。好ましいアルカジエンの例には
1,3−ブタジェン、2,3−ジメチル−1,3−ブタ
ジェン、ピペリレン、3−ブチル−1,3−オクタジエ
ン、イソプレンおよび2−フェニル−1,3−ブタジェ
ンがあげられる。
非環式共役アルカジエンは、炭素原子を4−8個有する
該アルカリエンである。好ましいアルカジエンの例には
1,3−ブタジェン、2,3−ジメチル−1,3−ブタ
ジェン、ピペリレン、3−ブチル−1,3−オクタジエ
ン、イソプレンおよび2−フェニル−1,3−ブタジェ
ンがあげられる。
アルカリエンと一緒に重合させることによって高分子鎖
Pを形成で色るモノアルケニルアレーンは、スチレン、
メチルスチレン特に3−メチルスチレン、プロピルスチ
レン特に4−プロピルスチレン、ビニルナフタレン%1
C1−ビニルナフタレン、シクロへキシルスチレン%に
、4−シクロヘキシルスチレン、P−)IJルスチレン
および1−ビニル−5−ヘキシルナフタレンからなる群
から選ばれることが好ましい。
Pを形成で色るモノアルケニルアレーンは、スチレン、
メチルスチレン特に3−メチルスチレン、プロピルスチ
レン特に4−プロピルスチレン、ビニルナフタレン%1
C1−ビニルナフタレン、シクロへキシルスチレン%に
、4−シクロヘキシルスチレン、P−)IJルスチレン
および1−ビニル−5−ヘキシルナフタレンからなる群
から選ばれることが好ましい。
高分子鎖I)は、既述のアルカジエン単量体のホモ重合
体(同種重合体)の高分子鎖であってもよく、あるいは
アルカジエン単量体と七ノアルケニル置換芳香族単量体
との共重合体の高分子鎖であってもよい。しかして該共
重合体はランダム共重合体またはテーパー(taper
ed)共重合体であってもよく、あるいは前記の柚々の
単量体から構成されたブロック共重合体であってもよい
。好ましい単量体はイソプレン、1,3−ブタジェンお
よびスチレンである。好ましい高分子鎖Pは、共役ジエ
ンが少量存在しそしてモノビニル置換アレーンが多量存
在するような高分子鎖でおる。
体(同種重合体)の高分子鎖であってもよく、あるいは
アルカジエン単量体と七ノアルケニル置換芳香族単量体
との共重合体の高分子鎖であってもよい。しかして該共
重合体はランダム共重合体またはテーパー(taper
ed)共重合体であってもよく、あるいは前記の柚々の
単量体から構成されたブロック共重合体であってもよい
。好ましい単量体はイソプレン、1,3−ブタジェンお
よびスチレンである。好ましい高分子鎖Pは、共役ジエ
ンが少量存在しそしてモノビニル置換アレーンが多量存
在するような高分子鎖でおる。
本発明のカップリング化の重合体の分子量は広い範囲内
で柚々変化し得る。通常の使用分野で使用されるカップ
リング化重合体の数平均分子量は一般に6,000〜2
,000,000の範囲内の値でおろう。
で柚々変化し得る。通常の使用分野で使用されるカップ
リング化重合体の数平均分子量は一般に6,000〜2
,000,000の範囲内の値でおろう。
次式
%式%
(式中、人はモノアルケニルアレーンブロック好ましく
はポリスチレンブロックであり、Bは尚該高分子鎖にゴ
ム状性質を付与するブロック、たとえば、19リアルカ
シエンブロツク、またはアルカジエンとモノアルケニル
置換アレーンとの共重合体のブロック、もしくはこのよ
うなブロックの組合わせからなるブロックを表わ[7、
kだしBはカップリング剤に結合したブロックである)
の構造を有する^う)子鎖Pを含む重合体が、本発明に
よる好適なカップリング化重合体である。このような重
合体をまエラストマーとしての性質と、熱可塑性重合体
とし7ての性質との両方の性質を有する。したがって該
重合体は、熱ciT塑性塑性体合体の物品成形のための
僚準的な公知成形方法によって物品に成形でき、しかも
、その結果書られる最終物品はエラストマーとしての性
質を有する。
はポリスチレンブロックであり、Bは尚該高分子鎖にゴ
ム状性質を付与するブロック、たとえば、19リアルカ
シエンブロツク、またはアルカジエンとモノアルケニル
置換アレーンとの共重合体のブロック、もしくはこのよ
うなブロックの組合わせからなるブロックを表わ[7、
kだしBはカップリング剤に結合したブロックである)
の構造を有する^う)子鎖Pを含む重合体が、本発明に
よる好適なカップリング化重合体である。このような重
合体をまエラストマーとしての性質と、熱可塑性重合体
とし7ての性質との両方の性質を有する。したがって該
重合体は、熱ciT塑性塑性体合体の物品成形のための
僚準的な公知成形方法によって物品に成形でき、しかも
、その結果書られる最終物品はエラストマーとしての性
質を有する。
カップリング剤の使用t (r=性重合体P−1,1の
1を基準と−I゛るHJ、カップリングの度合や、カッ
プリング化重合体に所望される性質に太きく左右されて
種々変わるであろう。好壕しくけ、カップリング剤の使
用量と重合体中に存在するリチウム金属の量とのモル比
が約4=1ないし1:4、一層好ましくは約1=1ない
し1:3となるような使用量でカンプリング剤を使用す
る。
1を基準と−I゛るHJ、カップリングの度合や、カッ
プリング化重合体に所望される性質に太きく左右されて
種々変わるであろう。好壕しくけ、カップリング剤の使
用量と重合体中に存在するリチウム金属の量とのモル比
が約4=1ないし1:4、一層好ましくは約1=1ない
し1:3となるような使用量でカンプリング剤を使用す
る。
既述の如く本発明のカップリング剤は一般式%式%
このカップリング剤は、シクロペンタジェンと、一般式
%式%
(式中、n r」、 0または1−10の整数で必り、
各Xは水素、)・ロゲン、または炭素原子1−10個の
アルキル基からなる群から選けれ、各Yはハロゲンおよ
び−ORからなる群から選ばれ、Rは炭x原子1−10
個のアルキル基でsb、aは0.1または2であり、 bid3−aでJ+る)ft有するビニルシランとを接
触させて反応させることにより製造できる。
各Xは水素、)・ロゲン、または炭素原子1−10個の
アルキル基からなる群から選けれ、各Yはハロゲンおよ
び−ORからなる群から選ばれ、Rは炭x原子1−10
個のアルキル基でsb、aは0.1または2であり、 bid3−aでJ+る)ft有するビニルシランとを接
触させて反応させることにより製造できる。
好ましくは、nはOであシ、ノ・ロゲンは塩素であり、
Rは炭素原子1−2個のアルキル基である。
Rは炭素原子1−2個のアルキル基である。
好ましいビニルシランの例にはビニルトリクロロシラン
、ビニルトリエトキシシランおよびメチルジクロロビニ
ルシランがあげられる。したがって、好ましいカップリ
ング剤の例としてビシクロへブテニル−2−) !J
/’ IJロシラン、ビシクロへゾテニルトリエ)−?
7シランおよび(ビシクロへブテニル)メチルジクロロ
シランが必げられる。
、ビニルトリエトキシシランおよびメチルジクロロビニ
ルシランがあげられる。したがって、好ましいカップリ
ング剤の例としてビシクロへブテニル−2−) !J
/’ IJロシラン、ビシクロへゾテニルトリエ)−?
7シランおよび(ビシクロへブテニル)メチルジクロロ
シランが必げられる。
このカンプリング剤は、たとえばディールス−アルダ−
反応により製造でき、すなわち、前記ビニルシラン(た
とえハヒニルトリクロロシラン、ビニルメチルジクロロ
シラン、ビニルトリエトキシシラン)をシクロペンタジ
ェンと反応させることによp前記のビシクロへゾテニル
シラン誘導体が製造できる。この反応は、シクロペンタ
ジェンを溶媒として使用してアルゴンまたは窒素雰囲気
中で20−100℃好ましくは30−70℃の温度にお
いて実施できる。この反応の1例を次式に示す。
反応により製造でき、すなわち、前記ビニルシラン(た
とえハヒニルトリクロロシラン、ビニルメチルジクロロ
シラン、ビニルトリエトキシシラン)をシクロペンタジ
ェンと反応させることによp前記のビシクロへゾテニル
シラン誘導体が製造できる。この反応は、シクロペンタ
ジェンを溶媒として使用してアルゴンまたは窒素雰囲気
中で20−100℃好ましくは30−70℃の温度にお
いて実施できる。この反応の1例を次式に示す。
着たこの反応は、ジシクロペンタジェンを還流させて高
還流温度(160−170℃)において該ジシクロペン
タジェンを解離させることによってシクロペンタジェン
を生成させ、これをその後に所望ビニルシランに伺加さ
せることによっても実施できる。今述べた方法は、ビニ
ルトリエトキシシランとの反応のために最も有用な方法
でおる。このビニルトリエトキシシランは、ビニルトリ
クロロ−またはビニルメチルジクロロシランよリモ一層
低い速度でシクロペンタジェンに付加するものである。
還流温度(160−170℃)において該ジシクロペン
タジェンを解離させることによってシクロペンタジェン
を生成させ、これをその後に所望ビニルシランに伺加さ
せることによっても実施できる。今述べた方法は、ビニ
ルトリエトキシシランとの反応のために最も有用な方法
でおる。このビニルトリエトキシシランは、ビニルトリ
クロロ−またはビニルメチルジクロロシランよリモ一層
低い速度でシクロペンタジェンに付加するものである。
このカップリング反応(すなわちP−Liとカンプリン
グ剤との反応)の温度は、広い範囲内で種々変えること
ができるが、前記重合温度と同じ温度であることが便利
である場合が多い。この温度は0−150℃の範囲とい
う広い範囲内で種々変えることができるけれども、該温
度は20−100℃でおることが好ましい。
グ剤との反応)の温度は、広い範囲内で種々変えること
ができるが、前記重合温度と同じ温度であることが便利
である場合が多い。この温度は0−150℃の範囲とい
う広い範囲内で種々変えることができるけれども、該温
度は20−100℃でおることが好ましい。
一般にこのカンプリング反応は、前記カンプリング剤そ
れ自体またはその溶液管前記活性重合体の溶液と混合す
ることによって簡単に実施できる。
れ自体またはその溶液管前記活性重合体の溶液と混合す
ることによって簡単に実施できる。
反応時間は一般に非常に短かい。このカンプリング反応
の通常の反応時間は1分ないし1時間程にである。ただ
し、このカップリング反応では、反応温度が低いと、一
層長い反応時間が必要であろう。
の通常の反応時間は1分ないし1時間程にである。ただ
し、このカップリング反応では、反応温度が低いと、一
層長い反応時間が必要であろう。
前記のカップリング反応の後に、反応混合物を活性水素
含有停止剤たとえばアルコール′tた4水もしくは酸の
水溶液またはその混合物で処理することによってカップ
リング化重合体を回収する。
含有停止剤たとえばアルコール′tた4水もしくは酸の
水溶液またはその混合物で処理することによってカップ
リング化重合体を回収する。
カンプリング化重合体を単離する前に反応混合物に酸化
防止剤を添加するのが一般に好ましい。
防止剤を添加するのが一般に好ましい。
このカップリング化重合体は反応混合物から標準的分離
技術たとえばスチームストリッピングによシ、または適
当な非溶媒(たとえにアルコール)を用いる凝固操作に
より分離できる。このス) IJンピングまたは凝固操
作等において使用された媒質が該重合体に付着している
から、たとえば遠心分離または追出操作により該媒質を
該重合体から除去する。単離された重合体中に残存する
溶媒や他の揮発性物質は、該重合体を加熱することによ
り該重合体から除去でキ、シかしてこの加熱は、任意的
に減圧下に、あるいは強制空気流通下に行うことができ
る。
技術たとえばスチームストリッピングによシ、または適
当な非溶媒(たとえにアルコール)を用いる凝固操作に
より分離できる。このス) IJンピングまたは凝固操
作等において使用された媒質が該重合体に付着している
から、たとえば遠心分離または追出操作により該媒質を
該重合体から除去する。単離された重合体中に残存する
溶媒や他の揮発性物質は、該重合体を加熱することによ
り該重合体から除去でキ、シかしてこの加熱は、任意的
に減圧下に、あるいは強制空気流通下に行うことができ
る。
前記の活性重合体の高分子@P−Liは次の方法によっ
て生成させることができ、すなわち、1官能性のリチウ
ム金属含有開始剤系(inltlatorsyatam
)を所定の18’l’cはそれ以上の単量体と反応させ
ることにより活性重合体の高分子鎖P−Llが形成でき
る。この重合操作は1工程縁作として実施でき、あるい
は1連の複数工程を含む操作として実施できる。^分子
鎖Pがホモ重合体の高分子鎖でおるか、または2種また
はそれ以上の単量体から構成されたランダム共重合体t
?cはテーノ9−重合体からなるものである場合には、
これらの単量体はリチウム含有開始剤の作用下に同時に
重合させることがで盲る。高分子鎖Pが、2個またけそ
れ以上のホモ重合体ブロックまたは共重合体ブロックか
ら構成されたブロック共重合体からなるものである場合
には、これらの個々のブロックは、インクレメンタル単
量体付加反応(単量体を少量づつ添加して行う重合反応
、incrementa 1monomer addi
tion )または逐次単量体付加(5equenti
al monomer addition )反応によ
り生成させることができる。
て生成させることができ、すなわち、1官能性のリチウ
ム金属含有開始剤系(inltlatorsyatam
)を所定の18’l’cはそれ以上の単量体と反応させ
ることにより活性重合体の高分子鎖P−Llが形成でき
る。この重合操作は1工程縁作として実施でき、あるい
は1連の複数工程を含む操作として実施できる。^分子
鎖Pがホモ重合体の高分子鎖でおるか、または2種また
はそれ以上の単量体から構成されたランダム共重合体t
?cはテーノ9−重合体からなるものである場合には、
これらの単量体はリチウム含有開始剤の作用下に同時に
重合させることがで盲る。高分子鎖Pが、2個またけそ
れ以上のホモ重合体ブロックまたは共重合体ブロックか
ら構成されたブロック共重合体からなるものである場合
には、これらの個々のブロックは、インクレメンタル単
量体付加反応(単量体を少量づつ添加して行う重合反応
、incrementa 1monomer addi
tion )または逐次単量体付加(5equenti
al monomer addition )反応によ
り生成させることができる。
本発明のカンプリング化重合体を製造する方法の第1工
程に使用されるリチウム金属含有開始剤系は、一般式 (式中、R′は炭素原予約1−20個のヒドロカルビル
基である)を有するリチウム系開始剤を含有するもので
おる。このようなリチウム系開始剤の例にはメチルリチ
ウム、イソプロピルリチウム、n−ブチルリチウム、第
2ブチルリチウム、1−オクチルリチウム、n−ドデシ
ルリチウム、n−エイコシルリチウム、フェニルリチウ
ム、ナフチルIJチウム、p−)リルリチウム、4−フ
ェニルブチルリチウム、シクロヘキシルリチウムおよび
4−シクロヘキシルブチルリチウムがあげられる。
程に使用されるリチウム金属含有開始剤系は、一般式 (式中、R′は炭素原予約1−20個のヒドロカルビル
基である)を有するリチウム系開始剤を含有するもので
おる。このようなリチウム系開始剤の例にはメチルリチ
ウム、イソプロピルリチウム、n−ブチルリチウム、第
2ブチルリチウム、1−オクチルリチウム、n−ドデシ
ルリチウム、n−エイコシルリチウム、フェニルリチウ
ム、ナフチルIJチウム、p−)リルリチウム、4−フ
ェニルブチルリチウム、シクロヘキシルリチウムおよび
4−シクロヘキシルブチルリチウムがあげられる。
リチウム金属含有開始剤の使用量は、重合体生成物に所
望される性質特に所望分子量に応じて種々変わるであろ
う。一般に前記有機モノリチウム系開始剤は0.1−1
00グラムj IJモル(全単量体100V当り)使用
される。
望される性質特に所望分子量に応じて種々変わるであろ
う。一般に前記有機モノリチウム系開始剤は0.1−1
00グラムj IJモル(全単量体100V当り)使用
される。
この重合反応は炭化水素希釈剤または溶媒の存在下に実
施できる。好ましい炭化水素希釈剤は炭素原子′1に4
−10個有するパラフィン系、シクロ、Qラフイン系ま
たは芳香族炭化水素、もしくはこのような希釈剤の混合
物である。この希釈剤の例にはn−ヘキサン、n−ペプ
タン、2.2.4− トリメチルペンタン、シクロヘキ
サン、ベンゼンおよびトルエンがあげられる。この反応
は、一般に希釈剤対単量体の比(]fit比)が1を越
える値になるようにして実施される。好ましくは、希釈
剤は約400−1500重量部(全単量体100重量部
肖り)使用される。好ましい具体例においては、該希釈
剤に極性化合物が少量(0,1−10容量チ)添加され
る。この極性化合物の例にはジメチルエーテル、ジエチ
ルエーテル、エチルメチルエーテル、エチルプロピルエ
ーテル、9−n−−jロビルエーテル、9−n−オクチ
ルエーテル、ジベンジルエーテル、ジフェニルエーテル
、アニソール、テトラメチレンオキサイド(テトラヒド
ロフラン)、1、2− ’、’メトキシエタン、ジオキ
サン、/(ラアルデヒド、ジメチルサルファイド、ジエ
チルサルファイド、ジ−n−プロピルサルファイド、ジ
−n−ブチルサルファイド、メチルエチルサルファイド
、ジメチルエチルアミン、トリーn−プロピルアミン、
トリーローブチルアミン、トリメチルアミン、トリエチ
ルアミン、NlN−ジメチルアミン、ピリジン、キノリ
ン、N−エチル−ぎベリジン、N−メチル−N−エチル
ア;リン、N−メチルモルホリンおよびその類似物があ
げられる。本発明の実施の際には極性化合物の混合物も
使用できることが理解されるべきである。好ましい極性
化合物はジエチルエーテルである。
施できる。好ましい炭化水素希釈剤は炭素原子′1に4
−10個有するパラフィン系、シクロ、Qラフイン系ま
たは芳香族炭化水素、もしくはこのような希釈剤の混合
物である。この希釈剤の例にはn−ヘキサン、n−ペプ
タン、2.2.4− トリメチルペンタン、シクロヘキ
サン、ベンゼンおよびトルエンがあげられる。この反応
は、一般に希釈剤対単量体の比(]fit比)が1を越
える値になるようにして実施される。好ましくは、希釈
剤は約400−1500重量部(全単量体100重量部
肖り)使用される。好ましい具体例においては、該希釈
剤に極性化合物が少量(0,1−10容量チ)添加され
る。この極性化合物の例にはジメチルエーテル、ジエチ
ルエーテル、エチルメチルエーテル、エチルプロピルエ
ーテル、9−n−−jロビルエーテル、9−n−オクチ
ルエーテル、ジベンジルエーテル、ジフェニルエーテル
、アニソール、テトラメチレンオキサイド(テトラヒド
ロフラン)、1、2− ’、’メトキシエタン、ジオキ
サン、/(ラアルデヒド、ジメチルサルファイド、ジエ
チルサルファイド、ジ−n−プロピルサルファイド、ジ
−n−ブチルサルファイド、メチルエチルサルファイド
、ジメチルエチルアミン、トリーn−プロピルアミン、
トリーローブチルアミン、トリメチルアミン、トリエチ
ルアミン、NlN−ジメチルアミン、ピリジン、キノリ
ン、N−エチル−ぎベリジン、N−メチル−N−エチル
ア;リン、N−メチルモルホリンおよびその類似物があ
げられる。本発明の実施の際には極性化合物の混合物も
使用できることが理解されるべきである。好ましい極性
化合物はジエチルエーテルである。
この重合反応は一般に数分ないし6時間までの時間内に
起る。この反応は10分ないし2時間実施するのが好ま
しい。回合温度は臨界条件ではないが、一般に15〜1
50℃、好ましくは40〜90℃である。
起る。この反応は10分ないし2時間実施するのが好ま
しい。回合温度は臨界条件ではないが、一般に15〜1
50℃、好ましくは40〜90℃である。
重合反応の終了時に、前記カップリング反応工程を実施
するためVCt合反応混合物にカンプリング剤を混合す
る。この混合は、重合反応停止作用や高分子鎖からリチ
ウム金属原子を取去る作用を有するや責合反応混合物に
添加する前に行う。たとえば、活性重合体を失活させる
ために水、酸またはアルコールの如l!物質を添加する
前に、重合反応混合物とカンプリング剤との混合を行う
のである。活性1合体のカシプリング反応工程は既述の
方法に従って実施できる。
するためVCt合反応混合物にカンプリング剤を混合す
る。この混合は、重合反応停止作用や高分子鎖からリチ
ウム金属原子を取去る作用を有するや責合反応混合物に
添加する前に行う。たとえば、活性重合体を失活させる
ために水、酸またはアルコールの如l!物質を添加する
前に、重合反応混合物とカンプリング剤との混合を行う
のである。活性1合体のカシプリング反応工程は既述の
方法に従って実施できる。
リチウム金属系開始剤を用いて行われる重合反応にとっ
て有害であることが知られている物質は多数ある。特に
、有機リチウム系開始剤で開始された重合反応の実施中
は、二酸化炭素、酸累、水およびアルコールの存在は避
けるべきである。したがって、これらの物質を反応体、
開始剤および種々の器具に存在させないようにし、そし
て重合反応t−窒素の如き不活性ガスの存在下に実施す
るのが一般に好ましい。
て有害であることが知られている物質は多数ある。特に
、有機リチウム系開始剤で開始された重合反応の実施中
は、二酸化炭素、酸累、水およびアルコールの存在は避
けるべきである。したがって、これらの物質を反応体、
開始剤および種々の器具に存在させないようにし、そし
て重合反応t−窒素の如き不活性ガスの存在下に実施す
るのが一般に好ましい。
好ましい具体例では、カンプリング効率は次の如くして
一層改善される;(1)エーテルの如き極性化合物を少
量存在させて重合を行うこと;(2)活性重合体/溶媒
混合物にカップリング剤を徐々にインクレメンタル的に
添加する( incremental additio
n )とと;(3)スチレン重合体の高分子鎖Pが所望
される場合には、好ましくは該ポリスチレン@をキャン
プする(cap)するために少量のブタジェンユニット
を付加させること。上記の3積の手法を全部用いること
により、851を上回るカンプリング効率でカップリン
グ反応が実施できる。
一層改善される;(1)エーテルの如き極性化合物を少
量存在させて重合を行うこと;(2)活性重合体/溶媒
混合物にカップリング剤を徐々にインクレメンタル的に
添加する( incremental additio
n )とと;(3)スチレン重合体の高分子鎖Pが所望
される場合には、好ましくは該ポリスチレン@をキャン
プする(cap)するために少量のブタジェンユニット
を付加させること。上記の3積の手法を全部用いること
により、851を上回るカンプリング効率でカップリン
グ反応が実施できる。
本発明を一層共体的に例示するために、次に実施例を示
す。
す。
例I
jの例1でハ次のビニルシラン、すなわちビニルトリク
ロロ7ラン、ビニルトリエトキシシランおよびメチルジ
クロロビニルシランをそれぞれ用いて3種のカップリン
グ剤を製造した。
ロロ7ラン、ビニルトリエトキシシランおよびメチルジ
クロロビニルシランをそれぞれ用いて3種のカップリン
グ剤を製造した。
これらのカップリング剤は、ディールス−アルダ−のシ
クロ(・1加反応(cyclo−addition r
eaction)によりビニルシランとシフ1:Iペン
タジエンlとを反応させることにより製造した。たとえ
V!ビシクロへプテニルトリクロロシランハ、ビニルト
リクロロシラン(0,845モル)を過剰蓋(50L)
のシクロペンタジェンと反応させることにより製造した
〔このシクロペンタジェンは、ジシクロペンタジェンを
分解(クラッキング)させるととにより製造したもので
あった〕。この混合物は70Cにおいて3時間反応させ
た。
クロ(・1加反応(cyclo−addition r
eaction)によりビニルシランとシフ1:Iペン
タジエンlとを反応させることにより製造した。たとえ
V!ビシクロへプテニルトリクロロシランハ、ビニルト
リクロロシラン(0,845モル)を過剰蓋(50L)
のシクロペンタジェンと反応させることにより製造した
〔このシクロペンタジェンは、ジシクロペンタジェンを
分解(クラッキング)させるととにより製造したもので
あった〕。この混合物は70Cにおいて3時間反応させ
た。
未反応のビニルトリクロロシランおよびシクロペンタジ
ェン全分留により除去し、次いでビシクロへブテニルト
リクロロシラ/を分離することによって、ビシクロへブ
テニルトリクロロシラン(b。
ェン全分留により除去し、次いでビシクロへブテニルト
リクロロシラ/を分離することによって、ビシクロへブ
テニルトリクロロシラン(b。
p、108−110U、35鴎HII)が収率69%で
得られた。
得られた。
同様な方法によジメチルジクロロビニルシラン(0,6
6モル)ヲシクロペンタジエンと共に70Cに3−4時
間加熱することによって、ヒ゛シクロヘプテニルメチル
ジクロロシランを製造した。分留によってビシクロへブ
テニルメチルジクロロシラン(0,3モル)を分離し、
すなわちこれは10105−106C135o、9にお
いて受器に集メタ(収率45チ)。
6モル)ヲシクロペンタジエンと共に70Cに3−4時
間加熱することによって、ヒ゛シクロヘプテニルメチル
ジクロロシランを製造した。分留によってビシクロへブ
テニルメチルジクロロシラン(0,3モル)を分離し、
すなわちこれは10105−106C135o、9にお
いて受器に集メタ(収率45チ)。
ビシクロへブテニルトリエトキシシランは、ジシクロペ
ンタジェン(150,9)iビニルトリエトキシラン(
325,9)と共に還流することにより製造した。すな
わちこの原料混合物を1ノ容量のフラスコ内で180C
において16時間還流した。分留の結果、洲点1(16
−108C(8mH,!il)のビシクロへプテニルト
リエトギシシラン貿分が1801I得られた(収率41
%)。
ンタジェン(150,9)iビニルトリエトキシラン(
325,9)と共に還流することにより製造した。すな
わちこの原料混合物を1ノ容量のフラスコ内で180C
において16時間還流した。分留の結果、洲点1(16
−108C(8mH,!il)のビシクロへプテニルト
リエトギシシラン貿分が1801I得られた(収率41
%)。
例II
この測用では、例1において製造されたメチルジクロロ
シリル−ノルボルネンカップリング剤およびトリエトキ
ンシリル−ノルボルネン−カップリング剤を使用して1
合体を製造した。
シリル−ノルボルネンカップリング剤およびトリエトキ
ンシリル−ノルボルネン−カップリング剤を使用して1
合体を製造した。
従来は立体構造上の理由から、高分子鎖とメチルジクロ
ロシリル−ノルボルネンやトリエトキシシリル−ノル1
1セルネンとのカップリング反応は進行し々いでおろう
と推定されていたのである。したがってこの実験では、
カップリング効率に及ばず高分子鎖の末端部の影響につ
いて調べた。すなわち、カップリング反応の実施前に予
じめ少数のブダシエンユニツ)を末端部にキャップして
おいたポリスチレン鎖と、活性ポリスチレン鎖とをその
反応性について相互に比較した。これらのポリスチレン
鎖の末端部と、メチルジクロロシリル−ノルボルネンお
よびトリエトキシシリル−ノルボルネンとのそれぞれの
カップリング反応の反応条件およびカップリング効率を
第1表に示す。
ロシリル−ノルボルネンやトリエトキシシリル−ノル1
1セルネンとのカップリング反応は進行し々いでおろう
と推定されていたのである。したがってこの実験では、
カップリング効率に及ばず高分子鎖の末端部の影響につ
いて調べた。すなわち、カップリング反応の実施前に予
じめ少数のブダシエンユニツ)を末端部にキャップして
おいたポリスチレン鎖と、活性ポリスチレン鎖とをその
反応性について相互に比較した。これらのポリスチレン
鎖の末端部と、メチルジクロロシリル−ノルボルネンお
よびトリエトキシシリル−ノルボルネンとのそれぞれの
カップリング反応の反応条件およびカップリング効率を
第1表に示す。
第1表から明らかなように、ポリスチレン録の末端部と
メテルジクロロシリルーノルボルインまたはトリエトキ
シシリル−ノルボルネンとのカップリング反応の効率は
低く、したがってこのカップリング反応では立体障害が
重大な影Wt−与えるように思われる。
メテルジクロロシリルーノルボルインまたはトリエトキ
シシリル−ノルボルネンとのカップリング反応の効率は
低く、したがってこのカップリング反応では立体障害が
重大な影Wt−与えるように思われる。
第2表は、少量のブタジエンユニツlf付加したポリス
チレン鎖に関する実験データーを示したものである。第
2表から明らかなように、71ゼリステレン仙の末端部
にブタジェンをキャップすることによυカップリング効
率が著しく改善できるのである。このカップリング反応
は、50Uにおいて行う場合よりも6O−70Cにおい
て行う場合の方が反応効率が−J−良好であるように思
われる。
チレン鎖に関する実験データーを示したものである。第
2表から明らかなように、71ゼリステレン仙の末端部
にブタジェンをキャップすることによυカップリング効
率が著しく改善できるのである。このカップリング反応
は、50Uにおいて行う場合よりも6O−70Cにおい
て行う場合の方が反応効率が−J−良好であるように思
われる。
カップリング反応’t60−70Cで行った試料12−
17についてQPC分析を行った結果、ジーおよびトリ
ーカツヅリング化重合体の生成が確認され、全カップリ
ング効率はたとえVf、54%および51%に達した。
17についてQPC分析を行った結果、ジーおよびトリ
ーカツヅリング化重合体の生成が確認され、全カップリ
ング効率はたとえVf、54%および51%に達した。
試料17では、最初の20時間の反応時間が経過した後
に、追加量のカップリング剤(すなわちトリエトキシシ
リル−ノルポル不ン)全温度70Cにおいて供給した。
に、追加量のカップリング剤(すなわちトリエトキシシ
リル−ノルポル不ン)全温度70Cにおいて供給した。
この場合には、このトリエトギシシリルーノルボルネン
の追加によってカップリング効率が43%から51優に
上昇した。
の追加によってカップリング効率が43%から51優に
上昇した。
活性ホモポリスチレン鎖の木端部tま、メチルジクロロ
シリル−ノルボルネンまたはトリエトキシシリル−ノル
ボルネンのいずれのカップリング剤とも充分にカップリ
ング反応を行わない。しかしながら、このポリスチレン
鎖の末端にブタジエンユニットヲキャップすることによ
pカップリング効率が著しく改善でき、しかしてこのこ
とは、GPC分析値に示されるようにシカツブリング(
1分子録およびトリカップリング化^分子鎖の両者の形
成蓋の顕著な増加として実際に認識できるのである。
シリル−ノルボルネンまたはトリエトキシシリル−ノル
ボルネンのいずれのカップリング剤とも充分にカップリ
ング反応を行わない。しかしながら、このポリスチレン
鎖の末端にブタジエンユニットヲキャップすることによ
pカップリング効率が著しく改善でき、しかしてこのこ
とは、GPC分析値に示されるようにシカツブリング(
1分子録およびトリカップリング化^分子鎖の両者の形
成蓋の顕著な増加として実際に認識できるのである。
メチルジクロロ
シリルツノ切ドルネン
1 月?リステレ
◇−ハ/ブドーカー 91% 9 qIJ
21トリエトキシシリル ノルボルネン 4
yf¥りンタデ1/じtツt/ソt−1か−92%
8惰d2+fi+反応はすべてシクロヘキ
サン中で行った。
◇−ハ/ブドーカー 91% 9 qIJ
21トリエトキシシリル ノルボルネン 4
yf¥りンタデ1/じtツt/ソt−1か−92%
8惰d2+fi+反応はすべてシクロヘキ
サン中で行った。
(21このカップリングは、GPC分析のための試料単
離の際に起った酸素−カツブリング反応に起因するもの
と思われる。
離の際に起った酸素−カツブリング反応に起因するもの
と思われる。
第 2 表
(11+21=メテルジクロロシリルノルポルネン(R
Li/121比=2/1) +31= )リエトキシシリルノルボルネン(RLi/
131比=3/1) f41 D=シカツブリング化物 T=トリカップリング化物 例■ この倒置は、カップリング反応をジエチルエーテルの存
在下に行う場合、およびカップリング剤を少しづつ添加
しながら行う場合に得られる効果を具体的に例示したも
のである。最初に、溶媒中にジエチルエーテル全存在さ
せてカップリング反応を行ったが、この場合にはカップ
リング効率がかなり向上することが分った。また、アル
コキシシラン誘導体を使用したときよりもクロロシラ/
誘導体を使用したときの方が、カップリング化生成物の
収率が一層よくなることが認められた。
Li/121比=2/1) +31= )リエトキシシリルノルボルネン(RLi/
131比=3/1) f41 D=シカツブリング化物 T=トリカップリング化物 例■ この倒置は、カップリング反応をジエチルエーテルの存
在下に行う場合、およびカップリング剤を少しづつ添加
しながら行う場合に得られる効果を具体的に例示したも
のである。最初に、溶媒中にジエチルエーテル全存在さ
せてカップリング反応を行ったが、この場合にはカップ
リング効率がかなり向上することが分った。また、アル
コキシシラン誘導体を使用したときよりもクロロシラ/
誘導体を使用したときの方が、カップリング化生成物の
収率が一層よくなることが認められた。
上記の観察結果をさらに詳細に研究するために、カップ
リング剤としてのトリクロロシリルーノルボルネンの効
米について調べた。この研究の目的は、ブタジェンをキ
ャップしたポリ=(スチレン)−釦の末端部のカップリ
ング反応により、3本の連鎖をもつお伏型合体(thr
ee−armed 5tar polymers )を
製造する方法における最適操作条件を見出すことであっ
た。
リング剤としてのトリクロロシリルーノルボルネンの効
米について調べた。この研究の目的は、ブタジェンをキ
ャップしたポリ=(スチレン)−釦の末端部のカップリ
ング反応により、3本の連鎖をもつお伏型合体(thr
ee−armed 5tar polymers )を
製造する方法における最適操作条件を見出すことであっ
た。
ング化生成物の収率の値を示したものである。カップリ
ング剤(4)をインクレメンタル的に添加した場合には
カップリング化生成物の収率が8+、4%および87%
に達することが認められた。しかしながら、ジエチルエ
ーテルの存在下にカップリング反応を行った試料20の
場合には、3官能性の星状重合体が実質的に定量的収率
で祷られた。一方、カップリング化生成物の収率が87
%であった試料19の場合には、GPC分析の結果から
ジカッゾリング生成物の収率が60%であることが分か
った。これらの結果から明らかなように、エーテル系変
性剤はカップリング剤(4)の反応全促進し、かつまた
、該カップリング剤への第3番目の高分子鎖の付加反応
をも促進するものである。
ング剤(4)をインクレメンタル的に添加した場合には
カップリング化生成物の収率が8+、4%および87%
に達することが認められた。しかしながら、ジエチルエ
ーテルの存在下にカップリング反応を行った試料20の
場合には、3官能性の星状重合体が実質的に定量的収率
で祷られた。一方、カップリング化生成物の収率が87
%であった試料19の場合には、GPC分析の結果から
ジカッゾリング生成物の収率が60%であることが分か
った。これらの結果から明らかなように、エーテル系変
性剤はカップリング剤(4)の反応全促進し、かつまた
、該カップリング剤への第3番目の高分子鎖の付加反応
をも促進するものである。
ブタジェンをキャップしたポリ(スチレン)鎖グ化生成
物の収率及0゛トリ力ツプリング反応効率を最大限に向
上させるための効果的な技術である。
物の収率及0゛トリ力ツプリング反応効率を最大限に向
上させるための効果的な技術である。
エーテルの存在下では、70Cにおいて1時間後に該カ
ップリング反応が完了するよりに思われる。
ップリング反応が完了するよりに思われる。
第3表
エーテル無し;すみやかな 78%=70D+8T
18rJ11(faataddition)エーテル無
し;インクレメ 87%−60D+27T19
ンタル的に添加 エーテル使用;インクレメ 81.4%T20
ンタル的に添加 1−テ“便丹j:“′悴゛な 73チ=62D+1
1T21 徐加 (11D=シ力ツブリング化重合体 T−4リ力ツブリング化重合体 (2)反応温度ニア0c
18rJ11(faataddition)エーテル無
し;インクレメ 87%−60D+27T19
ンタル的に添加 エーテル使用;インクレメ 81.4%T20
ンタル的に添加 1−テ“便丹j:“′悴゛な 73チ=62D+1
1T21 徐加 (11D=シ力ツブリング化重合体 T−4リ力ツブリング化重合体 (2)反応温度ニア0c
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (リ 次式 (式中、Pは、炭素原子を4−12個有する1種または
それ以上の共役アルカジエンの重合体の高分子鎖、およ
び 炭素原子を4−12個有する1種またはそれ以上の共役
アルカジエンと、炭素原子を8−18個有し且つアレー
ン猿炭素原子に結合したアルケニル基を有する1種また
はそれ以上の七ノアルケニルアレーンとの共重合体の高
分子鎖 からなる群から選ばれる) を有するリチウム末端型−活性重合体と、一般式 (式中、nはOまたl−11−10の整数であり、各X
は水素、ハロゲン、炭素原子1−10個のアルキル基か
らなる群から選ばれ、 各Yはハロゲンおよび−ORからなる群から選ばれ、R
は炭素原子1−10個のアルキル基であυ、 aは0、lまたは2であシ、 bは3−aである) を有するカップリング剤とを反応させることを特徴とす
る重合体の製造方法。 (2)nが0であることを特徴とする特許−求の範門弟
1項にH【シ載の方法。 (3) カップリング剤がビシクロへブテニル−2−
トリクロロシラン、ビシクロへブテニルトリエトキシシ
ラン゛または(ビシクロ―へブテニル)メチルノクロロ
シランでおることを特徴とする特許請求の範囲第2′J
J4に記載の方法。 (4) カップリング剤がビシクロへブテニル−2−
トリクロロシランでをJることを特徴とする特許請求の
範囲第3項に記載の方法。 (5)Pがボリスナレン鎖であることを特徴とする特F
f藺求の範囲第1項に記載の方法。 (6)Pがポリスチレン−ポリブタジェン重合体でおる
ことを特徴とする特FF請求の範囲第1項に記載の方法
。 (7)P−Lilk合体とカップリング剤とを希釈剤お
よび少量の極性化合物の存在下に接触させることを特徴
とする特Thr繭求の範囲第1項に記載の方法。 (8) カップリング剤をインクレメンタル的に添加
することを特徴とする特許請求の範囲第6項または第7
項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/382,019 US4408017A (en) | 1982-05-26 | 1982-05-26 | Coupling process |
US382019 | 1982-05-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58215407A true JPS58215407A (ja) | 1983-12-14 |
JPH0447682B2 JPH0447682B2 (ja) | 1992-08-04 |
Family
ID=23507234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58091397A Granted JPS58215407A (ja) | 1982-05-26 | 1983-05-24 | カツプリング方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4408017A (ja) |
EP (1) | EP0095787B1 (ja) |
JP (1) | JPS58215407A (ja) |
CA (1) | CA1194641A (ja) |
DE (1) | DE3363015D1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01149803A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-06-12 | Shell Internatl Res Maatschappij Bv | 不整ラジアル共重合体の製造方法 |
JP2017523288A (ja) * | 2014-08-01 | 2017-08-17 | コーロン インダストリーズ インク | 硬化可能な石油樹脂およびその製造方法 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61221191A (ja) | 1985-03-26 | 1986-10-01 | Toshiba Silicone Co Ltd | クロロシラン化合物 |
JPH01132591A (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-25 | Toshiba Silicone Co Ltd | 二量体化されたビニルビシクロヘプチル基含有ケイ素化合物およびその製造方法 |
US4933391A (en) * | 1989-02-16 | 1990-06-12 | Eastman Kodak Company | Functionalized polymers |
EP0554439A1 (en) * | 1991-08-23 | 1993-08-11 | Eastman Kodak Company | Reacted composites, organic-inorganic composites, and methods for producing composites |
US5281368A (en) * | 1992-03-31 | 1994-01-25 | Exxon Chemical Patents Inc. | Norbornene polymerization initiators and process for preparing same |
WO1993020117A1 (en) * | 1992-04-07 | 1993-10-14 | Exxon Chemical Patents Inc. | Copolymers of olefins and aromatic olefins and of olefins and polymeric aromatic compounds |
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